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ストレスでいっぱいなら、今日から捨て始めよう。「持たない暮らし」が自分らしい生き方を実現する理由とは?

物を減らすことは、どんな人にも恩恵がありますが、特に毎日強いストレスにさらされている人に有効な手段だと思います。

なぜ「持たない暮らし」がストレスを減らし、自分らしい生き方につながるのか、ストレスの原因から解き明かしてみます。

ストレスを放置しておくと、人生の質が下がります。今日から捨て始めることをおすすめします。



ストレスが健康に及ぼす害

ストレスは外的刺激によっておこる精神的な緊張やからだの防衛反応です。ストレスがさまざまな病気を引き起こすのは、もはや常識となっていますね。

ストレスがいつも悪いほうにばかり働くとは限りませんが、強いストレスにさらされ続けると、心身ともに不調になります。

眠れなくなったり、不安でいっぱいになったり、疲労を感じたり、首こりや肩こりまでおこります。

なぜ肩までこってしまうかというと、ストレスを感じると身体はストレスの元から逃げるか、それと戦うためにストレスホルモンを出すからです。交感神経が活発になり、アドレナリンやらが血液中に放出されます。

身体全体がお休みモードから戦闘モードになるのです。心拍数が増え、血管が収縮して血圧があがります。そして筋肉も硬くなります。

いつもそんなふうだと、筋肉が慢性疲労になるし、血行も悪くなります。そこで肩こりになってしまうのです。

肩こりぐらいですめばいいですが、もっと恐ろしい病気を併発する可能性があります。いつも眠れないと、うつ病などの心身症にかかる恐れがあります。

眠れない状態が続くとうつ病になる話はこちらに書いています⇒なぜ人は眠るのか?睡眠の大切さを忘れていませんか?(TED)

年をとってきて、ただでさえ高血圧になっているところに、ストレスまでかかえてしまったら、動脈硬化や脳卒中の心配もでてきますね。

具体的にストレスがどんなふうに病気を引き起こすのか、こちらで詳しく書いています⇒ストレスのせいで頭痛がしたり太ってしまう理由とは?

ストレスいっぱい

なぜ現代はストレスが多いのか?

たくさんの情報を早く処理しなければならない

今は昔より経済的に豊かになり、技術もずいぶん進歩しました。より快適な生活を送れるはずなのにストレスをかかえる人が増えています。

現代がストレス社会と言われる理由はいろいろあります。コンピュータやインターネットのせいで、日々処理すべき情報が格段に増えたのも理由の1つです。しかも何でもスピードが早いです。

私は古い映画が好きでよく見ているのですが、昔のサラリーマンはすごくのんびりしています。机の上でばちばちそろばんで計算したり。

表ものんびり手書きで書いていて、そろばんを入れ間違えたらまた最初から計算し直し。スプレッドシート1つ作るのに数日かけています。

現在このような表はエクセルで一瞬でできます。

パソコンは何でも処理速度が早いありがたい存在です。しかし、コンピュータは人間のもつ「曖昧さ」を全く受け入れません。

こんなのをずっと相手に、怒涛のように仕事をしていたらストレスがたまるのも無理はないですね。

しかも、今やデジタル機器はお茶の間まで侵入してきています。

管理社会と競争社会

「管理社会」と「競争社会」もストレスの原因としてよくあげられます。

管理社会とは、生活のあらゆる側面が、機械的に組織化された社会です。1人1人が社会の歯車になっているような社会と言えるでしょうか。

競争社会は経済的成功などを競争する社会です。受験、就職、出世など競争することはいろいろあります。

ただ、ジョージ・オーウェルが「1984年」という小説で描いたような管理社会ではありません。この小説では思想も言葉も管理され、結婚も勝手にできません。

競争社会にしても、学校のテストの席次のような競争はありますが、人生全体の競争はありえません。というのも、そこに明確なルールがないし、ゴールすらないからです。

それなのに、私たちは勝手に何か決まった規格の中で生きなければいけないと思ったり、見えないルールにしばられて競争をしてしまうのです。

これはいったいなぜでしょうか?

自分を大事にしないからだと思います。





物に頼りすぎる暮らしが、自分を見失わせる

人が自分らしく生きていないとき、「外側から押し付けられた規格に合わせて生きなければならない」と思いがちです。

自分の価値観があいまいなので、社会的な常識にしばられてしまうのです。

なぜ自分らしく生きることができないのでしょうか?

自分のしたいことがわかっていないか、自分のしたいことを押さえつけているからです。

どうして自分のしたいことがわからないのか?

「それは物が多すぎるから」とあえて私は言います。

これまでずっと、「物」は豊かさの象徴でした。

確かに昔は、物を持っていた人のほうがより豊かな人間らしい暮らしをしていたでしょう。ところが、本当は人間を幸せにしてくれるはずの経済の発展が、一部の人の金儲けのための技術になるという事態になってきました。

人が幸せなのは、「ちょうどいい量の物を持っているとき」なのに、物を売りたい人が「もっと物を持たないと幸せになれません」と、私たちに執拗にメッセージを送ってくるようになったのです。その結果、私たちはどんどん物を買ってしまいました。

買ったあと、使わなくても捨てません。なぜなら「物は多ければ多いほどよい」と信じているからです。日本の住居は小さいので、そのうち物の管理に時間を取られるようになりました。物が多すぎて生活しにくくなってきたのです。こうして、物に支配される暮らしが始まったのです。

物を管理するのに時間を取られるし、新しい物を買うのにお金は必要だし、相変わらず情報はどんどん押し寄せてきます。

じっくり、自分の願いなど考えている余裕はありません。自分を見失ってしまうのも無理はないですね。

「持たない暮らし」で自分発見の旅に出る

ストレスが多い人は、1度この悪循環を断ち切るべきです。いったいどれだけの物があれば充分なのか、自分自身で知ることが大切です。

そのためには、暮らしをシンプルにするのが1番有効だと思うのです。

毎日忙しいでしょうが、休みの日などに時間をとって不用品を捨てることから始めて下さい。どれが必要でどれが不要なのか考えることは、自分が人生や生活に何を求めているのか、考えるヒントになります。

物を減らしながら、情報も少し遮断しましょう。テレビやスマホやパソコンを意識的に切ります。どんどん流れてくる情報はそれだけで大きなストレスの元になっているのです。

仕事がストレスの元だとしても、すぐにやめることはなかなかできません。しかし、家にある物を減らすことは、今すぐにでもできます。

「持たない暮らし」は何もかも捨てる生き方ではないし、何かをがまんする生活でもありません。

自分のライフスタイルや価値観を見直して、生活に必要なものを探し求める暮らしなのです。

1つ、また1つと不用なものが減っていくごとに、自分自身の望みが見えてきます。そうすればもう管理社会や競争社会の見えない掟にしばられることもないでしょう。

自分を大事にして生きられるようになるのです。





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