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どこまでも幸せになるシリーズ。今回は、幸せな生活をするために捨てたほうがいいものを3つ紹介します。
プラスするより、マイナスするほうが幸せに近づける
最近、物の捨て方の相談より、人生相談のメールをたくさんいただきます。それぞれ事情は違えど、結局のところ、私の返事はいつも以下のようになります。
2.自分が求めている生活はどんなものなのか?理想やゴールを意識して、それに近づく行動を選択する。
3.脳内をネガティブな思考でいっぱいにしても、楽しくないし、ろくなことは起きない。意識的にマイナス感情を捨てるべきである。
こんなことを意識すると、今より毎日が楽しくなります。
何をどうしても、ネガティブな気持は湧き上がってくるので、無理にこうした感情を抑えることはありません。
けれでも、ずっとマイナス感情にさいなまれているのは、あまり健康的な生活ではないですよね。
体の健康だけでなく、心の健康にも気を配り、悩むだけ悩んだら、気持を切り替えてほしいと思います。
こちらで、時間を区切って悩むことをおすすめしています⇒考えすぎて行動できない、その無駄な考えを捨てる3つの方法。 「2.考えごとをするときはタイムリミットをもうける」をお読みください。
悩みは鬱屈を抱え込んで、ああでもない、こうでもないとぐるぐる考えるのではなく、マイナス感情を手放すことを検討してください。
幸せになるために捨てたほうがいい3つのもの
今回は、こんなものは脳内から捨てたほうが幸せになる、そんな感情を3つ紹介します。
1.とにかく金持ちになりたいと思う気持
お金ばかり追い求めていると、あまり幸せにはなれない気がします。「もっと、お金があったらな」と思うことは、「自分には足りないものがある」と考えてしまうことだからです。
四六時中、「お金、お金」と目の色を変えることは、「足りない、足りない」と自分に言い聞かせるようなもの。
「お金持ちになりたい」と思えば思うほど、心が貧しくなってしまうのです。
そうすると、必要以上にお金に関するストレスが増えます。
詳しくはこちら⇒こんな考え方が貧乏を引き寄せる。お金がたまらない恐怖のマインドとは?
事業を成功させて、お金持ちになりたい、と思っているのなら、お金が入ってくることではなく、その事業をうまくいくためには、どうしたらいいのか、自分のプロジェクトの成功に向けて、思考、時間、その他のリソースを投下したほうがいいのではないでしょうか?
仕事がうまくいけば、結果的にお金が入ってきます。
関連記事もどうぞ⇒「お金があれば幸せだ」という考え方を捨てると、より幸せになれる
2.他人のことを批判すること
他人の生活について、あれこれ口出ししたり、口出ししないまでも、心の中で、批判することは、あまり人を幸せにしません。
このさい他人のことは、ほっておいたらどうでしょうか?
人は人、自分は自分です。
これができるようになると、家族(特に義理の両親)とのトラブルや、職場の人間関係によるストレスが格段に減ります。
あまりに他人が気になる人は、自分軸がぐらついているか、セルフエスティームが低下していると思われます。
セルフエスティームとは?⇒セルフエスティーム(自分を愛する気持ち)が高い人の12の特徴
人間は社会的な動物なので、誰でも、周囲のできごとと、自分の中の気持とバランスを取りながら生きています。
ただ、いつも他人のあら捜しばかりするのは、不健康なこと。これまた、その人の「足りないところ」ばかりに目を向ける行為です。
それに、他人に対して、「ああするべき、こうするべき」と考えることは、脳内のリソースの無駄遣いではないでしょうか?
他人のことが気になる人は、意識して、自分のことに集中するようにしてください。
私も、夜、パソコンに向かってもくもくと仕事をしているとき、背後で、夫が高いびきかいて寝ていると、「まったく、サラリーマンは、ラクでいいよね」と思うことがあります。
しかし、すぐに、「人のことを考える時間とエネルギーがあったら、自分のことに使おう」と考え直すようにしています。
3.過剰気味の自意識
自意識が過剰な人は、あまり幸せではありません。
自意識が過剰とは、自分の姿や行動が人の目にどんなふうに映っているか、必要以上に気にする状態です。
2番で書いたように、人間は外界と自分の心の中のバランスをとりながら生きているので、誰でも自意識はあります。
これがないと生きていけません。
けれどもあまりに自意識が過剰だと、今、自分がやっていることに集中できないのです。たとえば、散歩しているときに、人の目を気にしすぎていると、散歩に集中できません。
「散歩に集中して、何をするのか?」という疑問が出るかもしれませんが、散歩中は、周囲の四季折々の景観を見たり、鳥の声や、木の葉が風にそよぐ音を聞いたりして、とても心が豊かになる至福の時間なのです。
こんなときに、私の恰好、年相応かしら、化粧が濃すぎないかしら、歩き方がおかしいかしら、なんて気にしていると、散歩を楽しめないのです。
人と話をしているときも同じです。自分の姿や、自分が相手に与える印象ばかり気にしていると、会話に集中できません。
人は、今自分がやっていることに没頭きると幸せを感じます⇒セルフエスティーム(自分を愛する気持ち)が高い人の12の特徴
実のところ、他人はそんなに人のことは気にしていません。目の前の現実は、自分の思考が作っているのです。
さて、当ブログでは、すでに幸せにあるために捨てたほうがいいものを9つ紹介しています。改めて、ここにまとめておきますね。
もっと幸せになるために捨てたほうがいい9つのもの
すでに、捨てたほうがいいとお伝えしたものにはこんなものがあります。
●過去に囚われている気持
●自分へのダメ出し
●他人と自分を比較すること
●感謝できない気持
●人から与えてもらうことばかり考えること
詳しくはこちらの記事をごらんください⇒もっと幸せになるために今すぐ捨てたい5つのもの(心の断捨離)。
●周囲をコントロールしようとする気持
●完璧主義
●忙しい状態
●他人への恨みつらみ
こちらの記事に詳しく書いています⇒幸せになりたいなら捨てたほうがいい4つのゴミのような思考。
特に、過去にあったできごとをいつまでもひきずっていて、今現在、すごく悩んでいたり、うつうつとしている人が多いのですが、過去は変えられないのです。
変えられるのは今の自分の考え方だけです。
過去に起こったことは今さら誰にもどうしようもできません。
もちろん、過去に起きたことで、何かすごい痛みを感じていたら、それはそのままにせず、癒やしたり、解消する必要はあるでしょう。
けれども、過去起きたことに対して、うじうじ考えていても、自分の気持は癒やされません。かえって傷口に塩を塗るようなものです。
記憶は思い出すたびに強化されるので、嫌なことばかり考えないほうがいいです。
自分の痛みを人に話したり、ノートに書いたり、相手に手紙を書いて(実際には出さない手紙です)、前向きに、外に解放するといいのではないでしょうか?
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悩んでいる人は、それこそ、頭がはげるほど、本気で悩んで苦しんでいるとは思います。けれども、その悩みはすべて、自分の頭が作りだしているものなのです。
誰もあなたに、悩むことを強要したりはしていません。自分でうじうじ悩むことを選択しているのです。
また、あまり「幸せにならなくちゃ」と思いつめないほうがいいです。とにかく自分がやりたいことをやれば、心が晴れるんじゃないでしょうか?