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ミニマリストとは「最小限の物を持つことで、最大限に自分の人生を生きている人」。
これ、筆子の定義です。
筆子は暮しをシンプルにしたくて、ずっと断捨離してきました。ふと気づくと、無駄使いをしなくなり、結果的に前より節約できるようになりました。
それは、「切り詰めなくちゃ」と自分に強いる節約ではありません。「持たない暮し」を心がけていて、知らないうちに、あんまり何も買いたいとは思わなくなったのです。
ミニマルライフはお金を使わない暮し
なぜミニマルライフを送ると節約できるのでしょうか?
これは簡単です。
物を買わなくなったからです。
人が買い物をする理由は2つあります。
1.それが必要だから
2.それがほしいから
ミニマリストの家には、物はあんまりありません。つまり必要なものが少ないので、買い物も減ります。
実際、暮しをミニマルにするために、いろいろ断捨離していると、「これが必要」と思うより「こんなものはいらないわね」と思うほうがずっと多いのです。
「暮しに必要なものはもう全部揃っているな~」という気分になってきました。べつに無理をして「足るを知る」というふうに考えているわけではありません。
人の暮しに必要なものってもともとそんなに多くはないのです。
物欲もなくなってきた
物をほしいと思うことも少なくなりました。
2014年の10月の終わりに、それまで半分以下のスペースのアパートに引っ越しました。引越し前に、「これはいる」「これはいらない」「迷い中」といつも、自分の物の存在意義を問いただしていました。
これは思いのほかしんどい作業です。
「もういっそ全部捨ててしまいたい」という気持ちと、「とりあえずこれは全部荷造りしてしまおう」という気持ちの中で日々揺れていました。
最初から物がなければ、こんなことを考える必要はなかったのです。もう昔のような、物がいっぱいの暮しには戻りたくありません。
お店で、ちょっとかわいいもの、便利そうなものを見つけて手に取ることはあります。でも、まず買いません。
昔からキャラクターグッズが大好きでしたが、もう卒業しました。こんなふうにやりましたよ⇒いかにして私はキャラクターグッズを卒業したか~大量の「かわいい物」を断捨離して得た境地とは?
「これって本当に必要なんだろうか。これは私の暮しに何らかの形で貢献してくれるのだろうか、これは私を幸せにしてくれるのだろうか? これはミニマリスト筆子が持つのにふさわしいものなのだろうか?」
このように考えると、なかなか「イエス!」と言えるようなものには出会わないのです。
物をほしいと思わなくなったのは、テレビや雑誌を見ない、つまり広告を見ないせいもあるかもしれません。
昔は、雑誌、テレビ、周囲の人の言うことに惑わされて、「他の人が持っているから、自分もこれを持っておくべきなんじゃないか」という理由で買ったものがたくさんありました。
でも今は、「私はミニマリストで行く」と決めたので、人の言うことなんてさほど気にしなくなりました。かなり自分軸が確立してきたと思います。
私は、いつも同じ服を着ているので、娘に「ホームレスの人みたい」と言われますが、全然平気です。
自分を幸せにしてくれるのは、人の評価ではありません。
こんなふうに考えられるようになったのも、シンプルライフを心がけて、持ち物をミニマムにしてきたせいだと思うのです。
物が少ないと結局節約になる
所有する物が少ないと、結局お金の節約になります。その理由はこちら⇒節約ではお金はたまらない。お金持ちになりたいなら、買わない暮らしが1番いい
自分の暮しに存分に活躍している物だけを持っていると、物は少ないのに、気持ちはだんだん豊かになってきます。
あまり「節約している」という気分ではありません。けれども、物を買わなくなったので、結果的に、節約してしまっているのです。
ミニマリストになってよかったことの1つです。