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ミニマリストの持ち物シリーズ。今回は手帳です。
私の持っているスケジュール帳と、その活用法など書いてみます。
30代、40代あたりのミニマリストさんたちは、日々のスケジュールはiPhoneやiPadなどのデジタル機器のアプリで管理されているかもしれませんね。
これはこれでいいアイデアだと思います。
手帳1冊分、物が減りますから。しかし私はアナログの手帳を使っています。それはこんな理由からです。
私がふつうの紙の手帳を使うワケ
1.iPhoneは小さすぎるから
2.iPhoneの入力が苦手
3.手書きは手軽
4.手書きは創造力をはぐくむ
5.付箋をよく手帳に貼るから
1つずつ説明します。
1.iPhoneは小さすぎるから
これは自明ですね。私のiPhoneは5だと思います。老眼には文字が小さすぎます。老眼鏡をかければいいのかもしれませんが、メガネは顔の上で邪魔ですから、どうしても必要がない限りかけません。ふだんはあまりよく見えないまま、裸眼で過ごしています。
老眼の話⇒老眼鏡がないとモノが見えない、そんな時私は1番年を感じます
2.iPhoneの入力が苦手
iPhoneに文字を入力するのを大変に苦手としております。私がiPhoneで入力するのは、ほぼ娘へのテキストだけです。英語のフルキーボードを使用。私の入力の仕方は、両手で持って、親指を使ってタイピング(?)します。全くもって目当ての文字を打つことができません。
何度も失敗しています。ただ、アイメッセージの入力画面では、ミスタイプしても、正しいスペルの入った吹き出しが出て、そのまま確定すれば正しいつづりで入力されるのでこれは便利です。
なぜ両手持ち、親指入力なのかというと、娘がそうやって入力しており、これが驚くべき早さだからです。
この入力方法をマスターすれば、娘のように早くできるのではないか、と思って続けていますが、なかなか上達しません。
とにかくすごく入力が遅いので、とてもこんなものでタスク管理などできません。
3.手書きは手軽
手書きはペンと紙さえあればすぐにできるのが魅力です。デジタル機器だと、電池が切れたら何もできません。
4.手書きは創造力をはぐくむ
手書きは、考えをめぐらすのにいいと思います。紙に自分の手で何か書くことによって、脳を刺激している感覚があります。
この感覚はこうしてブログの記事をパタパタとキーボードで入力しているときは全く感じません。
それにデジタルだといろいろな考えをランダムに残すことができません。雑多な考えをだーっとタイプしても、何が何だかわからなくなるだけ。
ところが、紙の上では、思いつきをそのへんに書き散らしても違和感がありません。落書きもできます。
アイデア出しや思考を深めるには手書きのほうがいいのではないでしょうか?
5.付箋をよく手帳に貼るから
実は私は付箋のヘビーユーザーで、日々のTo-doや、プロジェクトの管理に必要なこと、思いついたことはまず付箋に書いて、机の上に貼っています。
すべて付箋に書き出し、必要に応じて、スケジュールに関係のあることなら手帳に貼り、語学に関係のあることなら、語学のノート(というか、雑多なことを何でも書いているノート)に貼り、ブログの運営に関することなら、専用のノートに貼っています。
そのため、私のスケジュール帳は付箋を貼ることができるものでなければなりません。
私の手帳~日付入りA5ツイン手帳
日々のスケジュールはこれで管理しています。メーカーは学研ステイフルです。値段は1540円。これを使い始めて3年目です。
A5サイズなので、手帳というより、単にスケジュール帳と呼んだほうがいいですね。ふだん、出先に手帳を持って行かないので、A5がちょうどいい大きさです。
この手帳の最大の特徴は、ページが真ん中で切れていて、マンスリーとウィークリーを一覧できるところです。
これは便利ですよ。ダブルリングなので、ページもきれいに開きます。このリングも、マンスリーとウィークリーで別れているので、切り離せば2冊の手帳になります。そんなことはしませんが。
似たようなツインタイプの手帳をコクヨも2年ほど前に発売して、学研ステイフルのより500円安いです。でも、糸綴じなので、ページがうまく開かないとか、めくるとき上と下のページが重なってめくりづらいというレビューを見ました。糸綴じだとそうなってしまうでしょうね。
マンスリーのほうに、その日の予定(ゴミの日とか)を入れ、ウィークリーには、前の晩に簡単に予定を書いています。とはいえ、毎日ほとんど同じなので、特に書くこともありません。時間が入っていますが、これはらんが小さすぎるので、活用できず。
タスク管理と言っても、べつに分刻みの仕事をしているわけではないので、時間も罫線も別になくてもいいのですが。
やることもできるだけミニマムになるよう努力しているから、手帳のスケジュールがびっしりになることはまずありません。
この手帳のマンスリーは10月始まりで、翌々年の3月まであります。ウィークリーのほうとページ数をあわせるためだと思います。
しかし、翌年もまた10月始まりのしかないので(たぶん)、こんなにマンスリーはいりません。その分ただのメモのページでいいのに、と思います。すでに、メモのページは50ページぐらいありますが。
表紙はこうなっています(写真は購入したばかりのとき)。私にしてはかわいいピンク色です。下半分の縞模様はビニールのポケットにはいった紙です。買ってすぐにはずしました。ここに付箋など、ちょっとしたものをはさみこめます。
私はこのツイン手帳を、わざわざ日本で買っています。カナダには日本ほど手帳の種類がありません。システム手帳と、あとふつうのおじさんが使うような黒や青が表紙のなんの変哲もない手帳や、もう少し大きめのプランナーみたいなノートが販売されています。
ノートには主婦向けのカラフルなものもありますが、私には大きすぎる…。
手帳は日本の文具ほど、細部までこだわって作られておらず、作りが雑です。
日本では3月や12月になると、ありとあらゆる手帳が売り場に並びます。手帳の老舗メーカーのものや、有名人がプロデュースしたもの、無印良品と多種多様。
雑誌やネットでもおすすめ品が紹介されます。こちらではあまりそういうことはありません。日本人は袋物も好きだけど、手帳やスケジュール帳も好きだな、と感じています。
ほぼ日手帳など人気のようですが、私は余計なことが書いてないごくシンプルな手帳らしい手帳が好きです。
またモレスキンやクオバディスのように、値段が高いのも使いたくありません。
以前は、味の素の赤い手帳を2年ぐらい、その後、能率手帳を数年使い、5年ぐらいアーティミスというメーカーのB6のブロックタイプの手帳を使っていました。
どれもシンプルで書きやすいごくふつうの手帳で、値段もリーズナブルです。
外出先に手帳を持って行きたいときは、ツイストリングノートのバイブルサイズを使います。
こちらに画像あり⇒カバンの中身を公開~50代海外暮し節約系主婦ミニマリストの場合
※2016/09/05追記:ツイストリングノートはすべて使い切ったので、今は使っていません。
雑多なメモはノートに書いています。
ノートやメモ帳のストックが多すぎたので、去年少し断捨離しました。
ゆくゆくはすべてのノートのサイズをレターサイズに揃えるつもりです。現在、そうじゃないサイズのノートを順番に消費しているところ。
レターサイズは北米標準の紙のサイズで、8.5×11インチ(21.59×27.94cm)。これはA4サイズ(21cm×29.7cm)より少し幅があり、縦が短いです。
紙やノートは、このサイズの3つ穴のルーズリーフやバインダーだけにするのが目標です。自分の規格を決めてしまえば、収納もすっきりします。そのときスケジュール帳も見直すことになるでしょう。