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ミニマリストのように極端に物を減らすつもりはないけれど、なるべく「持たない暮し」をしたい、断捨離初心者で何から始めたらいいのかわからない、そんな人のために、ハードルの低いプチ断捨離のやり方を10個紹介します。
いろいろなミニマリストの体験談をブログで読んでいると、わりと短期間に大量の物を捨てている人が多いです。
しかし、これは主婦にはやりにくいと思います。
やはり毎日少しずつ断捨離するのが現実的ではないでしょうか。タイマーを10分、15分、20分あたりにセットして、すきま時間に片付けをしてみてください。
数ヶ月すると、少しずつガラクタの山が減り、それがモチベーションになって、さらに物を減らしたくなることでしょう。
1.賞味期限を過ぎているものをすべて捨てる
台所の調味料や乾物を入れてあるスペースをチェックしてください。賞味期限切れのものはないでしょうか?
冷蔵庫の中にもありそうです。
さらに、薬や使用期限の書いてある化粧品もチェック。期限切れで忘れてしまっているものは捨てましょう。
化粧品の使用期限の目安はこちらに書いています⇒口紅を最後まで使い切る方法。化粧品の使用期限も確認しておこう
2.サンプルをすべて捨てる
ドレッサーや洗面所に化粧品屋さんやドラッグストアでもらったサンプルはたまっていませんか?コンスタントに使っているのならいいのですが、使わずにためているだけなら、捨てましょう。
液体の化粧品が入っているパウチは、製品のボトルに比べて、中身が変質しやすいです。もらったらすぐに使うべき。使うタイミングをのがしたものは捨てます。
3.着ない服チェックを習慣に
いきなり服を捨てられない人は、自分がどの服をよく着て、どの服を着ないのか、あぶりだすシステムを作りましょう。
クローゼットを使っている人は、着用した服をいつも左側にさげるようにすると、着ない服は右側にたまっていきます。
あるいは、1度着たものをハンガーにかけるとき、ハンガーをほかのものとは逆向きにしてそれを目印にしてもいいです。
やり方はこちらに書いています⇒洋服を少しずつ確実に減らす5つの方法~近藤麻理恵方式ができないあなたへ ハンガー作戦のところを読んでください。
昔、私は、娘のTシャツをたんすにしまうとき、着て洗濯したものは常に手前に入れるようにしました。すると着ない服は後ろにたまるので、時々そこから断捨離したのです。
4.毎日レシートを財布やバッグから出す
買い物したとき、レシートをもらっているなら、毎日財布やバッグから出す習慣をつけましょう。
私はパソコンで記録をつけたらレシートは即捨てします。
記録のやり方はこちら⇒家計簿がつけられないズボラ主婦が行き着いたお手軽な支出の記録法とは?
あとで必要になりそうなレシートだけこの封筒に入れてます。歯医者の明細はレターサイズなのでマニラファイルにはさみこみます。
すぐに捨てられないなら、レシート置き場みたいなものを作って、財布からそこに移動させておくといいです。
5.床の上だけはきれいに
リビングルームの床に物が散らかるなら、床にのっているものだけは拾っておきましょう。
すでに大量にのっているのなら、スペースを区切ってやります。
床はモノ置き場ではありません。物が床の上に侵入し始めると、次第に手に負えなくなって行きます。
どんなことも、始まりはほんの小さなこと。それがだんだんエスカレートしていくものです。汚部屋になりたくないのなら、床の上だけは阻止しましょう。
6.空き箱、空き瓶、空き缶、空き袋を捨てる
中身はとうの昔に使ったのに、「何かに使えそう」と思って取っておいたものを捨てます。
そもそもパッケージがほしくて買ったわけではないのですから、そんなに簡単に使い道は見つかりません。
明確な使い道があり、90日以内に使う見込みがあるものを除いて、すべて断捨離です。
容器や箱は、中身がなくなったら、使命を終えています。つまり限りなくゴミに近いものなのです。
7.パソコンのデスクトップをきれいにする
部屋を片付ける気になれないのなら、パソコンの世界を断捨離してみます。
まずはデスクトップに着手。デスクトップがきれいな人というのは、たいてい部屋もきれいなはずです。
デスクトップは、アナログでいえば机の上。ここがごちゃごちゃだと、知らず知らずのうちにストレスを感じてしまいます。
ちなみに私はごみ箱だけ置いています。よく使うプログラムは全部タスクバーに入れています。
白地だからわかりにくいかもしれませんね。
私のデスクトップ:
8.いらないものにマスキングテープで目印を
「今はまだ捨てないけど、これはいらないかもね」と思うものには、とりあえず、目印のマスキングテープを貼ってみましょう。
我が家では引っ越し前にこれをやりました。リビングルームに出した家具で、寄付するものと、引っ越し先に持っていくものに、それぞれ違う色のガムテープを貼ったのです。
こうやって、1つ1つの物の存在意義を確認するのは、何もやらないより、大きな前進です。調子がよければ1つ2つは断捨離できるかもしれません。
また、以前こちらの記事に書きましたが⇒上手な不用品の処分の方法~譲る、売る、捨てる、風間茂子さんは、いらなくなった食器に色付きのテープを貼っておき、友だちが来たとき、任意で持って帰ってもらったそうです。
これもいいアイデアだと思います。
9.自分の理想の部屋を思い描いてみる
目的地がわからないと、そこにたどりつくことはできません。
片付けもこれと同じです。どんな部屋にしたいのか、ノートにイラストを描いたり、捨てたいものをリストアップしてみると有効です。
私は去年たくさん物を断捨離できました。「引っ越しがあったから」という理由もありますが、毎日捨てたものをブログに記録していたのも大きいです。
自分の現在地点、理想の場所、日々の断捨離の記録をノートに書いてみましょう。その日の気づきや、なぜ捨てられなかったのか、どうしたら買い物を減らせるか記録することは、思いのほか威力を発揮します。
10.無料のものを捨てる
2番に書いた「サンプル捨て」と似ていますが、今度は無料で手に入れたものを意識的に断捨離してみてください。
ただの物とはもらい物です。プレゼントや粗品など向こうからくれた物もあれば、商店街の福引や雑誌の懸賞で当てたものもあるでしょう。
映画館や美術館に行ったとき、もらってしまったチラシやパンフレット、うっかり自分で持ち帰った小冊子。
こまごまとした物を入れている引き出しを開けてみると、思いのほか「ただでもらった物」が見つかると思います。
財布の中にあるポイントカードもそうですね。
一度じっくり自分の持ち物を調べて、自分が望んで買ったもの以外は断捨離できないか考えてみてください。無理して使っていることはないでしょうか?
好きで使っているのならいいのです。しかし、義理だてして持っているのなら、捨てます。
「せっかくもらったから」と思いながら、無理やり使っていると、そこから貴重なエネルギーがもれて行きます。
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10個の小さな断捨離、いかがでしょうか?
特に10番の無料のものを捨てる、あるいは選別するのは特におすすめです。人はよく「好きなものだけに囲まれて暮らしたい」と言います。
しかしそう言いながら、何かのおまけでついてきたものや、粗品でもらったものを家の中にたくさんためこんでいます。
好きなものだけに囲まれたいのなら、望んで家の中にいれたもの以外は、削ぎ落とすべきなのです。