手袋とスカーフ

断捨離テクニック

最終更新日: 2020.03.5

たまりにたまった冬小物を捨てるすすめ:プチ断捨離45

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きょうは2月の最終日。家の中にたくさんある冬小物や防寒グッズから、1つ、2つ、もういらない物を捨ててみてはどうでしょう?

余分なものがたくさんありそうな、冬用のアイテムを10個、リストアップしますね。

「持ちすぎている…」とか、「これはもう使わない」と思うものは、もう手放して、きょう、リサイクル用の袋やゴミ袋に入れましょう。



1.手袋

手袋は小さくてかわいいので、ギフトによく使われ、余剰品が出やすいアイテムです。

日本はどうかわかりませんが、カナダでは、手袋はクリスマスプレゼントによく使われます。

秋冬生まれの人は、やたらと手袋をプレゼントでもらいます。

私がカナダに来た、1996年の3月、日本の薄手の手袋では、とても冬をしのげなかったため、デパートで厚手の手袋(ミトン)を買いました。

そのときは、2つしか手袋を持っていなかったのに、気づくと1つずつ増え、最盛期には、5つほど持っていました。

衣類と同じで、手袋も使うものは決まってくるので、この冬、あまり出番がなかったものは、もう捨ててください。





2.スカーフ、マフラー、ストール

手袋以上に私がたくさん持っていたのはマフラーです。

昔はわりと利用していましたが、首に巻いていると、だんだんほどけてきて邪魔ですし、ダウンジャケットの上ですべって、うっとうしかったので、次第に使わなくなりました。

いまは、ジョギングの服装に関する記事の写真にのせた、ネックウォーマーを愛用しています⇒スロージョギングやウォーキングなど運動に関する質問とお便り特集。

つまり、マフラーは1本も持っていないのですが、それで問題ありません。

ふだんの自分の服装を考えてみて、あまりマフラーを使わないなら、捨ててしまってもいいと思います。

車で移動する人も、マフラーはいらないでしょう。

3.冬の帽子

ニットの帽子など、冬専用の帽子も数が増えがちです(日本では、そういうことはないでしょうか?)

私は、ほぼ1年中、外出するときは帽子をかぶっています。

帽子について⇒実用性重視で選んだ4つの帽子~非おしゃれ系ミニマリストの持ち物公開

しかし、あまり帽子をしない人もたくさんいるでしょう。

それなのに、ニットの帽子や、ヘアバンドみたいなものをやたらと持ってはいないでしょうか?

頭は1つだということを思い出し、めったに使わない帽子やヘッドバンドは、処分します。

4.厚手の靴下、タイツ

冬用のニットのソックス、ハイソックス、タイツ、レッグウォーマー、フットウォーマーなど、あれこれたくさん持っている人もいますが、これらもそんなに数は必要ありません。

去年の誕生日に友達から、厚手の5本指靴下をもらい、この冬、大変重宝しました。

筆子は5本指靴下を愛用⇒知らないと損する5本指靴下の健康効果~履き心地の良さには理由あり

あまりに履きすぎて、大きな穴があいてしまったので、自分なりに修繕して履き続けました。足首などほかの部分は、まだまだきれいでしたから。

しかし、つくろい方が素人すぎたのか、さらに大きな穴があいたので、結局先日、捨てました。足首の部分ははさみで切って、アンクルウォーマーとして使用しています。

このように、多少難があるけれど、そっくりそのまま捨てるのはもったいないと思ったら、部分的に使えるよう、細工をほどこしてもいいと思います。

しかし、数が多すぎたら、少し手放すべきです。

私は、ギリギリの数しか持っていないので、できるだけ長持ちさせる工夫をしていますが。

5.冬用の下着

私、下着は通年でいつも一緒ですが、冬場にしか着ない肌着を持っている人もいるかと思います。

下着はなんとなく持ち続けてしまうものの1つです。この冬使わなかったものや、来年の冬、使う見込みのないものは捨ててください。

下着の見直し時⇒捨て時の下着、見逃していませんか?:プチ断捨離25

6.冬靴、ブーツ

冬専用の靴も見直します。

室内用としては、もこもこしたスリッパや室内履きがあり、屋外用としては、ファーサンダルやファーのついたスリッポン、ブーツなどがあります。

手持ちの靴下や、足につける小物と照らし合わせて、用途がかぶっていないか検討すると、余分なものを発見できます。

さほど寒くならない家に住んでいる人は、室内履きがあると、同じ用途である、厚手の靴下の出番が減ると思います(私はそうです)。

これらの小物を使う目的は、足をあたためることですから、足があたたまれば、べつに靴下、室内履き、レッグウォーマー、フットウォーマーと、各種使い分けなくてもよいのです。

似たような製品をたくさん持って、無理に使い分けようとするより、それを使う目的をもっとも達成しやすいものを1つか2つだけ所持したほうが、生活はシンプルになります。

現代人の家に物がたまってしまうのは、使う機会や用途を、細かく区分して、さまざまな製品を使い分けようとするからではないでしょうか?

ニッチな需要を満たした、特殊な商品がたくさん販売されていますが、目的だけ達成できれば、細かい区分はどうでもよいと考えてください。

使い分けしすぎないのが、持たない暮らしをするコツです。

7.湯たんぽなど

湯たんぽ、電気あんか、足をつっこんであたためるもの(フィットインクッションという名前らしいです)など、小さな防寒具を持っている人もいるでしょう。

私も昔、湯たんぽを使っていたことがあります(友達の贈り物)。ですが、湯たんぽにお湯を入れるのが面倒になり、使わなくなりました。

確かに、湯たんぽを布団の中に入れておくと、暖かいのですが、湯たんぽがなくても、ふつうに眠れるので、どうしても必要というわけではありません。

それに、今、私が寝ている部屋は狭いせいか、家の中でも、お風呂場に続いて、2番目に暖かいので(私の体感ですが)、この手の防寒具はいっさい使っていません。

私の娘は、やはり半地下の部屋を借りていますが、ここはとても寒いので、娘は湯たんぽを使っています。

娘が使っている湯たんぽは、2014年の秋に日本に里帰りしたとき、私がおみやげに買った充電式湯たんぽです。

こちらは新しいモデルですが、こうした商品はカナダにはありません。

娘は、毛皮やぬいぐるみふうの、もふもふした手触りのものが好きなので、本人に確認したうえで、買って帰りました。

このように、冬の夜、寝る時にさほど寒いと感じない人(私)もいれば、寒いと感じる人(娘)もいるので、「自分は本当に寒いのかな?」と客観的に考えてみるのも必要です。

そんなに寒くないのに、単に「冬だから」「他の人が買っているから」「流行しているから」という理由で、防寒グッズを買いすぎてしまうことがあるからです。

8.ひざかけ、毛布

ひざかけや毛布も、見直してください。

フリースのひざかけは、わりと安価で手に入るので、買いすぎ、もらいすぎが起こります。

ともに、1枚の布なので、さほどかさばらないし、収納しやすいものです。しかし、こうした布モノをいたずらに増やすとほこりも増えます。

ほこりについて⇒部屋のほこりを簡単に減らす9つの方法。まずほこりの元を断て。

使うものだけ残せば、部屋の空気もきれいになります。

9.秋冬用のバッグ

秋冬にしか使わないバッグを持っている方もいるかもしれませんね。

ニットやフェイクファーのバッグです。

もう10年以上前に、ネットの雑貨屋さんで買った福袋に、茶色いフェイクレザーとファーのトートバッグが入っていたことがあります。

なかなかおしゃれなバッグで、人にほめられたりもしましたが、「冬場しか使えない」というのがネックで手放しました。まあ、カナダは寒い時期が長いので、春や秋にも使えますが、さすがに夏場は持っていると暑いです。

「かわいいけど、使わない」。そんなバッグを見つけたら、迷わず捨てましょう。

10.毛糸・編みかけの何か

毛糸がたくさん余っていたり、作りかけの編み物があったりするなら、こちらも見直します。

「本当に最後まで編むのか?」 自分に聞いてみてください。

最近、フランスのニュースで、いま、男性の間で編み物をするのが流行っている、というのを見ました。リラックスできるから人気みたいです。

編み物は、目数や段数を数えたりする理数系の楽しみもありますね。

私はそういうところ、まったく、楽しめませんが。

だから、趣味を手放せとは言いません。

しかし、材料を集めることではなく、本当に編むことに意識を向けたほうがいいです。

大物を編もうとすると、それなりに時間もかかるため、いま、ほかのことで忙しいなら、小さい物をちょこちょこ編むほうにシフトしてもいいかと思います。

編み物関係のグッズが増えている人はこちらもお読みください⇒もう作る時間なんてない。趣味の物や材料を捨てるススメ:プチ断捨離24

次のプチ断捨離の記事⇒箱の中を15分だけ片付けるすすめ(実例つき):プチ断捨離46

もっとプチ断捨離の記事を読みたいときは、目次をどうぞ⇒これで捨てまくる。「プチ断捨離シリーズ」記事の目次。

******

以上、きょう捨てたほうがいい冬小物を紹介しました。

「捨てたほうがいいけど、捨てられない」ともんもんとするなら、こちらの記事をごらんください⇒油断禁物。うっかり物を家にいれるといつまでも居座る:ミニマリストへの道(111・終)

今回、衣類はあげませんでしたが、もちろん、もう着ない服は捨てたほうがいいです。

まだ若いうちはいいかもしれませんが、年をとって、物をたくさん持ち続けるのはしんどいことばかりだ、と私は考えています。





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