物が多すぎる

ミニマルな日常

どんどんしまい込むくせ、ありませんか? 部屋に不用品がいっぱいある理由(その2)

あなたの部屋にいらない物がどっさりある理由を考察しています。

前回は、おもに買い方について考えました。

1.たくさんあったほうがいいと思っている

2.買い方に問題がある

今回は、しまうことに目を向けてみましょう。

3.とりあえずしまい込む

4.入れっぱなしで放置する

この2つです。



3.無自覚にしまい込む

家に物が入ると、とりあえず、押入れ、引き出し、その他の収納スペースに、しまい込む。

これを何度もしていると、物が増えます。いったんしまい込むと忘れてしまいますから。

私の母がこのタイプで、カタログやDM、サンプル、サービス券・クーポン券などなど、雑多な小物が家に入ると、使わないで、すぐにどこかにしまいます。

しまう先はたいてい、押入れ、ドレッサーの引き出し、洗面所の引き出さい、食器棚の引き出しです。

「使わない物は手放す」という選択肢は、最初からないようです。

これは自動的な行動(習慣)なので、習慣を変えれば、しまい込みや抱え込みが減ります。





しまい込むクセを直すには?

1)自分の行動に気づく

どんな習慣も、まず自覚することから始まります。

やたらとしまい込んでいないか、振り返ってください。

物をしまうとき、ちゃんと考えて決断しているかどうかも、調べてみます。

しまいたいからしまっているのか、何も考えずにしまっているのか?

しまう決断や選択はどこから来ているのか?

単なるクセか、目的意識があってやっていることか?

自分の行動に気づくために、以下のことをするといいでしょう。

・意識して客観的に振り返る

・日記やメモに自分の収納哲学について書き出してみる

・しまってある物がどこから来たのか、なぜそこにあるのか、目視しながら考える

2)しまった結果を考える

物を押入れや洗面所の引き出しにしまったあと、何が起きたか考えてください。

・どんどん量とかさが増えている

・どんどんほこりが積もっている

・扉やふたがしまらなくなってきている

・何がなんだかわからなくなってきている

・ごちゃごちゃしている

・うんざりするほど物があって、見るのもさわるのもいやだ

・かびがはえているようだ

もしこんなふうになっていたら、しまった意味がありません。

次に使うとき、取り出しやすい場所に入れることが収納ですから。

しまうことで、どんな結果を得たいか、考えてみるといいでしょう。

そのゴールは、いまのしまい方(何も考えず、なんでもかんでも入れてしまうやり方)で、実現するでしょうか?

3)行動を変える

何も考えずにしまうのではなく、目的意識をもって、しまうよう、行動を変えます。

その目的とは、「今後使うものだけを、取り出しやすい場所にしまうこと」になるでしょう。

そのために、しまう前に、いったん止まって、それは、後で使うものか、使わないものか分別してください。

使わない物までしまうから、物の数が増えます。人1人暮らすのに、そんなにたくさんの物はいりません。

長年の習慣を変えるのは、そんなに簡単ではないので、30日間チャレンジなどを利用して、習慣づけるといいでしょう。

30日間チャレンジとは⇒マット・カッツに学ぶ30日間で人生を変える方法~30日間チャレンジのススメ(TED)

4)ときどきチェックする

むやみやたらとしまうクセが直っているか、ときどきチェックします。

押入れや引き出しなどを見れば一目瞭然です。

相変わらず、よくわからない物がいっぱい入っていたら、何も考えずしまっているのです。

家に入る物が多いと、心と時間の余裕がなくなり、「とりあえずしまう」という前のパターンに戻ります。

余裕をもてるように

・ゆったりめのスケジュールにする

・よけいな物が入ってこないようにする(買い物、もらいものに気をつける)

この2つを心がけるといいでしょう。

片付かない理由は、収納という名の「決断の先延ばし」をするから

4.入れっぱなしで放置する

物を買ったあと、たんすやクローゼットにしまって、そのまま放置して忘れる。

こうした行動が多いと、やはり物が増えます。

しまっても別にいいのです。しかし、忘れてしまうのは問題です。

忘れてしまったら、持っていないのと同じです。

人間1人が管理できる物の数には限界がありますし、いま、大抵の人が毎日忙しいので冷蔵庫の中やたんすの中をじっくり見ることはないでしょう。

見るとしたら、物があふれるか、異臭がして、切羽詰まった時や、大掃除の時ぐらいだと思います。

以前、ベッド下に収納していた物に虫がたかっていた、というお便りをいただいたことがあります⇒ベッド下にあった収納ケース10箱を一気に捨てたきっかけ。

ベッドの下は、庭にあるお蔵や納屋と違って、毎日自分が使っている部屋にあります。それは、日常生活にとても近い場所です。自分は、ベッド下の収納ケースと、寝食をともにしている、とも言えます。

ベッドの下なので、かがんだり、はいつくばらないと、チェックできませんが、そういう身近な場所にある物も、いったんしまうと、何日も放置してしまうのです。

しまった物をそのままにしないで、たまには中身を調べてください。

月に1度の持ち物しらべ

持っている物を調べる時間を、生活に組み込むと、物の増殖がおさまります。

物や収納スペースが多い人は、調べるのもままならないかもしれないので、今月は本箱、来月はクローゼット、再来月は食器棚、というように、調べる物やスペースをローテーションさせるといいでしょう。

特に増殖をおさえたい物をターゲットにして毎月調べてもいいです。

以前、洋服を減らしていたとき、毎月、1度、ワードローブの内容をしらべて、もういらない衣類を捨てていました。

ある程度、数が減ってしまうと、調べる必要はなくなるから、そうなったら次の物やスペースに着手すればいいです。

もっとも増殖問題に悩まされているものから始めると、ほかの物の増殖もおさまっていきます。

5年前に、パレートの法則について書きましたが⇒これで簡単に捨てられる、洋服を捨てる7つのルール~あなたの服の8割はいらない服です

増殖問題を100としたとき、その問題のうちの80に関しては、自分が持っている2割の物のせいで起きている、と考えていいと思います。

書類、衣類、食器、本など、人によって、ガラクタが多い分野は違います。

特に、無駄なものがたくさんあると思う分野の物しらべをコンスタントに行い、不用品をまびいていけば、ほかはさわらなくても、全体的にスッキリします。

いまの、新型コロナウィルスの感染防止にしても同じです。

特にあぶない場所や、職種だけ、休業して、あとはふつうに経済活動をする、とか、特にあぶない行動だけ控えて、あとはふつうに生活する、という方法を取れば、全体的によくなります。

まあ、実際は、政治的な要因があって、そのゴールに向かって突き進みにくいわけですが。

カナダでは、外国人の入国を制限していますが、他の国の人は制限しても、アメリカ人の入国に制限をかけるまで、少し時間がありました。

その理由はいろいろありますが、もし、トルドー首相が、さっさとアメリカ人の入国を制限したら、それは、トルドー首相が、「トランプ大統領は、自分の国の感染をコントロールできていない」と考えている、と言うようなものだからできなかった、という理由があったそうです。

アメリカとカナダは相互に密接な関係があるので、できるだけ友好関係を保たねばなりません。

まずは意識を向けよう

政治の舞台では、考えることが増えますが、自分の家のガラクタ増殖問題を解決することは、自分の裁量でばりばりできます。

自分で選んだり決めたりできるのに、「これはこういうもんだ」「私にはどうすることもできない」と思い込んでいると、物は減りません。

新しい物を家に入れることに、意識やエネルギーを使いすぎていると、家に不用品がたまります。

外にばかり向けていた目を、内側に、つまりすでに家にある物に向け、自分で決めていけば、物の増殖をコントロールできます。

「捨てよう」と思っていなくても、見れば、「いや、これはなんぼ何でも多すぎる」と気がついて、ごく自然に捨てられますよ。

意識を向けるか向けないか。

これ、重要です。

当面使わない物をどんどんほうりこんでいる開かずの間や、魔窟みたいなスペースがあったら、心の中で、ないことにしていないで、思い切って直面したほうがいいです。

見るだけなので、怖くもなんともありません。

しっかり見ることが改善への第一歩です。

前回の記事はこちら⇒部屋にいらない物がいっぱいある理由、考えたことありますか?(その1)

この続きはこちら⇒物をもらうのをやめる方法:部屋に物がいっぱいある理由(その3)。

*****

家に不用品がたくさんある理由、その2、いかがでしたか?

「ある程度、物がたまったら、一気に断捨離する」というやり方をしても、生活できますが、最初からためこまないほうが、あとでいろいろ考えたり、捨てたりする手間をはぶけます。

何事も、ためるとしんどいですからね。

自分の物のしまい方、ぜひ一度、ふりかえってください。





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