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読者のお便り紹介。今回も、先週に引き続いて着物の処分に関するものを2通シェアします。
内容:
・こんなふうに、自分と母の着物を処分した
。着物を買い取ってもらった
まずあかねさんのお便りです(名前が2つ書いてあったので、どちらを採用すべきか迷いましたが、こちらにしました。)
母親を説得して自分と母親の着物を処分した
件名:着物の処分
着物の処分の記事も拝見しました。
着物ってただでさえ着物人口が少なくなっているところにコロナ禍でみんなが断捨離して古着屋さんでもダブダブ状態で、二束三文での引取りですよね…
お友達も母親のしつけのついた状態の泥大島も含めて30着が5,000円だったと嘆いていました。
私の母親もそうでしたが、親たちの世代は呉服屋さんが家に出入りしてて月賦で常に何かを買っていたと思います。そして着ないでしつけのついたまま保管してある…着ないから買うなよと思うのですが(笑)
着ない着物は手放した
私は40代の頃、着物熱に浮かされ5~6年間毎週末着物で過ごしました。
今は更年期障害で汗が酷くて、着物に汗染みが出来るのも嫌で着ていません。
着物で過ごし始めた頃は母が仕立ててくれた物や古着屋で買った物など、かなりの枚数がありましたが、更年期になってからは訪問着~付け下げ、普段着と一通りだけ残して処分しました。
残した分も一度どこかで見直しが必要かもしれません。
着道楽の母親はもの凄い枚数を持っていましたが、私とは背丈が違いすぎるので母親の物を私が着ることは不可能なので処分しました。この時も神経が磨り減るくらいバトルして大変でした。
自分も足が悪くて着られないくせに、「もったいない」「取っておく」「あんたが着ればいい」とさんざん言われましたが、
泣きながら「自分が要らない物を私に押し付けないで!」「あなたが死んだあとはこっちも齢をとっていてこの頃には片づける体力もないんだわ!!!!」「今なら貰い手もあるし活用してもらった方が着物も喜ぶわ!!!!」とかなり言い合いました。
思えばここで断捨離に踏み切れたような気がします。
幸い着こなし教室で一緒だったメンバーに声をかけたらかなり貰っていただけて、それでも貰い手がないのはWORLD GIFTへ寄付しました。
少ないもので暮らすほうがいい
着物もそうですし使ってもいない物や過剰にるあるものを、将来自分が居なくなった後に片づける子どものことを思うと、少ないもので暮らす方がいいなとつくづく思います。
筆子さんのブログを読み始めて、使い切ること、過剰なストックを持たない、代用、兼用する方法を考える、など心がけるようになったら買い物欲が格段になくなりました。
我慢しているという感覚ではなく、今ある物で充分満足できるので服も毛玉を取りながら着て最後まで使い切ってます。エシカルな暮らしが心を満たしてくれるというか…
今はモーニングノートの30日間チャレンジ中です。
以前は少しやって辞めてを繰り返していましたが、今日で7日目です。ボールペンもノートも随分使い切ってしまっていたので、モーニングノートは裏紙に書いています。
これも使い切りのエコですね
筆子さんはお引越しの後ですが、まだまだ慌ただしいでしょうか。
そんな中毎日更新してくださりありがとうございます。
お体をご自愛くださいませ。さようなら
あかねさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
ねぎらいの言葉、ありがとうございます。
お母さんとバトルして着物を処分したんですね。
お疲れさまでした。
まあ、断捨離やシンプルライフのコンセプトを知らないと、捨てるのは「もったいない」と思うでしょうね。
でも、そうやって着物をはじめ、いろいろなものを持ち続けた結果、今、多くの人が、実家の片づけや、遺品整理に苦労しているわけです。
この背景には、大量消費社会、収納スペースの拡大(効率のいい住宅設計の開発や収納力のある家具や小物の登場)、高齢化、核家族化といった社会的要因があります。
人はますます長生きし、それぞれが「自分のもの」としていろいろ持ってしまうんですよね。
最近はエコロジーの意識が高まり、若い人はあまりものを持たないみたいですけど、私の親世代は、高度経済成長期を体験していますから、「消費は美徳」と思って、ものをいっぱい買ってしまってますよね。
そんなわけで、わりと若いうちから、意識的に所持品を持ちすぎない生活をしたほうが自分にも周りのためにもいいと思います。
シンプルに暮らそうと思っていても、ふつうにものは増えますから。
お母さんにも、シンプルに暮らす情報を少しずつ提供していくといいかもしれません。
それでは、あかねさん、これからもお元気でお過ごしください。
モーニングページ⇒ネガティブ思考改善にモーニングページがいい~今月の30日間チャレンジ
次はずえさんのお便りです。
私も着物を買い取ってもらった
件名:私も着物を処分しました
御無沙汰になりましたが、私は元気です。その後も毎日のジャーナルを愛読し続けています。
最近のできごと
今年1月から両親の家の物を断捨離しようと一念発起。
下の子が入学したこのタイミングしかない! とやり始めた途端に、母の緊急入院→ショートステイ入居、父の受診…私も離れて住む親の介護にどっぷりつかりはじめました。
「もう先は長くない」と感じています。
最終的なゴールは家の居間で両親、私、子どもらで楽しくお茶を飲むことです。
親との関係はいまが一番良好だと感じます。
強烈な体験もしましたが、マカロンさんからの「着物の処分について」の記事を読んで投稿しようと思います。
ちょうど私も処分したので(なんてタイムリー!)何かの参考になればとメールさせていただきます。読んでから処分すればよかった!と思ったほどです。
着物を買い取ってもらった
母の着物10着と母が勝手につくった私の振袖1着(成人式に一度着た)。
比較などせずにインターネットで最初に出てきた買取専門店「ザ・ゴールド」(梅沢富美男さんがCMしているところです)に来てもらいました。
着物専門に鑑定している方ではなく、品物はなんでもいいから売れるかどうかを見極めにやって来たという印象でした。
喪服は扱わないとのことでしたが、興味も関心もない私はその区別もよくわかりません。
とにかく全部出して見てもらいました。結果3,000円。いま外国の方が買っていくので着丈は長ければ長いほどよいとのことでした。つまりつくってもらった着物は高値では売れないということ。
帯は丈関係ないので着物より売れる(これはあくまでもゴールドの考えです)
日本舞踏をしている叔母から「中には着物作家の久保田一竹氏が監修?のものもあったのに、譲ってくれればよかった!」と後で言われました。
陰干しもせずにそのまんま箱に入ってタンスに何十年とあった状態。「こんないいものをどうしてこんな管理しておくの!」と言われるのは目に見えていたので、何も考えずに査定してもらったんだ、と伝えました。
言い方きつかったですが、それを伝えた点ではスッキリしました。
いいものであるのならいっぱい着倒してあげればよかったのに。手に余るようなら寄付して、誰かにきれいに着てもらう方が着物も喜ぶだろうな~とつくづく思いました。
人生一度きり。
「人の振り見て我が振り直せ」だなーと自分の家についてもがんばろうと思った次第です。
着物買取のことで急ぎメールしました。親の物の断捨離に向き合って…はまたメール差し上げたいと思います。
いつも配信ありがとうございます。引っ越しお疲れ様でした!
ずえさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
いつも、ブログをご愛読いただき、うれしいです。
介護生活が始まったんですね。
「もう先は長くない」って、ずえさんの寿命のことですか? まだまだありますよ。
お子さん、小学校に入学したんですよね?
着物の処分ができてよかったです。
なるほど、古い着物は外国の人が買うんですね。それは思いつきませんでした。
これからご両親のものを片付けるんですね。マイペースでがんばってください。
ずえさん、これからもお元気で、ご家族仲良くお暮らしください。
■着物を処分する話
実家にたくさんある着物、どう処分する? 読者の質問にお答えします。
いらない着物、どうしてる? 読者のリアルな処分体験談を紹介します。
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着物を処分した読者のお便りを紹介しました。
よほどいいものでない限り、処分価格がぐーんと下がってしまうのは、避けられないようです。
では、あなたも近況や感想、伝えたいことがありましたら、お気軽にメールください。
お待ちしています。