ラバーダック

ミニマルな日常

石けんシャンプーのコツを習得:私が湯シャンへ至るまで(6)

筆子が湯シャンをするに至った道のりを書いています。
前回は石けんでシャンプーを始めたら、頭皮のかゆみが消えたことを書きました。

はじめは、石けんシャンプーにも困ったことがありました。石けんカスが頭に残ること、そして、髪がきしきしすることです。

しかし、洗い方を工夫することで改善できました。個人差はあるでしょうが、コツさえつかめばたいがいきれいに洗えます。きょうは石けんシャンプーのコツをお伝えします。



石けんできれいにシャンプーするコツ

洗う前に髪をよく濡らす

こうすると泡立ちやすくなります。
筆子はシャワーをあびながら洗っていたので、いつも髪がひととおり濡れたところで、石けんをこすりつけていました。

しっかり泡立てる

頭にせっけんをこすりつけて、泡立てながら洗います。
髪を洗うというより頭皮を洗う感じ。

合成シャンプーから切り替えてすぐは、髪や頭皮に成分が残っていて泡立ちにくいようです。またパーマや使っているヘアケア製品の影響もあります。しつこく石けんで洗っているうちに泡立ちがよくなってきます。

しっかりすすぐ

すすぎが足りないと石けんカスが残ります。

石けんカスはせっけんが水道水のミネラル(カルシウムやマグネシウム)と反応してできるもの。

シャンプーブラシでとかしながらすすぐといいらしいですが、筆子はやっていませんでした。





髪のきしきしは酸性のリンスでサラサラに

石けんはアルカリ性なので、洗髪後、酸性の何かで中和すれば、さらさらになります。

きしきしするのは髪の表面のキューティクルが開いたままになるから。酸性のものにさらせば、このキューティクルが閉じて、スーッとした指通りに。

筆子はお酢(ホワイトビネガー)をおたふくのお好み焼きソースの空いたチューブに少し入れ、適当にお湯を足して、頭にふりかけていました。

ホワイトビネガーについてはこちらの記事に書いています。
節約したいなら水筒を持て

日本のお風呂なら洗面器にお湯をとって、お酢を少しだけ落として流せばいいでしょう。

お酢の匂いはすぐに消えますが、気になる人は、クエン酸を水にとかしたクエン酸リンスを使えばいいです。

筆子が使っていた石けん

アレッポの石けんの次はアベンヌの石けんを使い、その後は、近所のオーガニックストアで見つけたThe Soapworksというトロントのメーカーの石けんを使っていました。ここの石けんは完全な純石けんではありませんが、添加物は最低限です。

100グラムぐらいの石けんが2ドルほど。低コストを実現するため、よけいな外装はなく、店頭では裸で木の箱に入っています。

メーカーの名前とせっけんの種類は石けん本体に刻印されています。買う時はせっけんをつかんで、そばに置いてあるビニール袋に入れてレジに持って行きました。

石けんが安いだけでなくゴミも増えなくていいです。

いろいろな種類があり、筆子はからだにはオリーブ石けん。それから、シャンプー&コンディショナーという名前の白いせっけんもよく使っていました。

The Soapworksには肌のタイプや用途にあわせて、さまざまな種類の石けんがあったので、いろいろと使ってみましたが、筆子が好きだったのは、オリーブオイル、ティートゥリーあたり。

☆石けんについて詳しく書いています⇒無添加石けんとふつうの石けんの違いとは?~私が湯シャンに至るまで(5)

☆このシリーズを最初から読みたい方はこちらから⇒私が湯シャンにいたるまで(1)~序章

石けんシャンプー時代の終わりは思いのほか早く来た

石けんにはまって、いろいろ試していたものの、筆子が全面的に石けんシャンプーをしていたのはそんなに長くありません。せいぜい3ヶ月ぐらいでしょうか。

合成シャンプーをやめたら、頭皮のかゆみがなくなったので、毎日シャンプーする理由がなくなり、シャンプーそのものの頻度が減りました。

最初は石けんシャンプーは3日に1度。合間はお酢シャンプーや湯洗い(つまり湯シャン)。

次第に石けんで洗う頻度が減っていき、3日に1度から週に1度、そのうち石けんも使わなくなりました。

石けんシャンプーの方法を調べているとき、「世間には合成シャンプー以外で髪を洗っている人もけっこういる」、ということがわかりました。

粘土やハーブで洗ったり、お酢で洗ったり、お湯シャンしたり。そういう人たちの体験談を読んで、筆子は、お湯シャンにしようと思ったのです。

何といっても何も使わないのですから、これほどミニマリストにふさわしい洗い方はありません。

こうして筆子は、2009年の4月半ばから、髪をお湯のみで洗う生活に入りました。

この続きはこちら⇒湯シャンで髪がべたつく問題を解消する洗い方:私が湯シャンに至るまで(7)

☆後書き
この時期、周囲で手作り石けんが流行っていました。

私も日本に里帰りするときは、よくバンクーバーのロッキーマウンテン・ソープ・カンパニーの石けんをおみやげにしました。

娘の学校のクラスの友だちのお母さんで、手作り石けんを作るのが好きな方がいて、一度学校で手作り石鹸を作る授業がありました。

娘はそのクラスで茶色い石けんを作ってバスルームに設置。しかし、なぜか全然使わないのですよね。だんだんひからびてきたので、小さく切ってとろとろ石けんにして使いきりました。





オレンジジュースダイエットの春は、脂肪の断捨離ノートと禁ナッツの誓いから前のページ

シンプルライフの秘密は、ズボラ主婦の超お手軽料理にある次のページフライドチキン

ピックアップ記事

  1. いつか使うかもしれない、と思うものを本当に使う方法、あるいは見切りをつける方法。…
  2. 筆子の新刊『買わない暮らし。』(6月16日発売)著者による内容紹介。現在予約受付…
  3. 新刊「50歳からのミニマリスト宣言!」3月14日発売のお知らせ(現在予約受け付け…
  4. ムック本・第2弾『8割捨てれば、お金が貯まる』発売のお知らせ:11月15日です。…
  5. 筆子の新刊『書いて、捨てる! 』3月11日発売。著者による内容紹介。

関連記事

  1. スッキリした人

    ミニマルな日常

    気持ちのもやもやを片付けて心の中をスッキリさせよう。

    読者のおすすめ記事を紹介しています。今回は、心の断捨離に関する記事を3…

  2. 段ボール箱

    ミニマルな日常

    まとめ買いの誘惑に打ち勝つには?

    まとめ買いの誘惑に打ち勝つためのアドバイスを教えてほしい。この…

  3. ファングッズのうちわ

    ミニマルな日常

    オタクに断捨離は無理でしょうか? くじけそうです。

    アイドルやアニメ関連のグッズが部屋にたくさんあって倉庫のよう。片付け始…

  4. モップ

    ミニマルな日常

    筆子の夫はどの程度家事をするのか?

    私の夫はどの程度家事ができるのか知りたいという質問に回答します。…

  5. ピーナッツ

    健康・アンチエイジング

    ナッツを食べ始めると止まらない病

    小さい頃からナッツが大好物。大昔、サザエさんのまんがに、南京豆…

  6. ネイルカラー

    健康・アンチエイジング

    爪の縦すじは老化の印。爪でわかる健康状態と元気なネイルを取り戻す方法

    指先の爪の様子から健康状態を推し量ることができます。よくある爪の異常(…

新刊「50歳からのミニマリスト宣言!」

ムック・8割捨てればお金が貯まる

書店かセブンイレブンで買ってね。

 

8割捨てればお金が貯まる・バナー

ムック本・8割捨てればお金が貯まる、発売のお知らせ

「本当に心地いい部屋」

「買わない暮らし。」売れてます(第7刷)

筆子のムック(第5刷)

筆子の本、『書いて、捨てる!』

更新をメールで受け取る

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

1,797人の購読者に加わりましょう

新しく書いた記事を読む

  1. 食器を取り出している人
  2. 会話している2人
  3. お気に入りのカップ
  4. Eリーダー
  5. ノートに何か書いている人
  6. いろいろなもの
  7. ネットで何か買おうとしている人
  8. 悩んでいる人
  9. 悪い親
  10. 買い取りサービスを利用する人。

筆子の本・10刷決定です

オーディオブック(Audible版)も出ました♪ 捨てられない人は要チェック

 

1週間で8割捨てる技術
 
⇒筆子の本が出ます!「1週間で8割捨てる技術」本日より予約開始

 

実物の写真つき紹介はこちら⇒「1週間で8割捨てる技術」筆子著、本日発売です(写真あり)

大好評・特集記事

小舟バナー

 

お金を貯める・バナー

 

実家の片付けバナー

 

ファッションバナー

 

フライレディバナー

 

湯シャンバナー

 

ブックレビューバナー

 

TEDバナー

 

歯の治療バナー

今日のおすすめ記事

  1. ラジカセ
  2. シンプルな皿
  3. スーパーマーケット
  4. 心機一転した人
  5. 葉
  6. 絵を描く道具
  7. ウォーキング
  8. サランラップ
  9. 畳の部屋
  10. ゴミ出し

過去記事、たくさんあります♪

PAGE TOP