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贈り物に関するしがらみを手放す5つのステップを紹介します。
バレンタインが近づいてきました。
最近は職場での義理チョコが減り、友人同士で交換する友チョコや自分へのごほうびとして買うごほうびチョコが主流になっているそうです。
形は変わっても、「何を選ぼう」「お返しはどうしよう」と悩んでいるなら、気持ちの負担になっている証拠かもしれません。
イベントに振り回されず、無理のない感謝の伝え方を考えていきましょう。
ステップ1:贈り物習慣の棚卸しをする
まずは、自分がどんな贈り物習慣を持っているか、可視化することから始めます。
過去1年を振り返って、誰に何をあげたか思い出してみてください。
家計簿をつけているなら、ざっと見返してみましょう。
通販の購入履歴をチェックするのもおすすめです。
バレンタインやホワイトデー、母の日、父の日、お中元、お歳暮、クリスマス。
職場の異動や退職の際の餞別、友人の誕生日プレゼント。
考えてみると贈り物をする機会は本当に多いですよね。
入園祝い、卒業祝い、就職祝いなど、時期的にこれから控えているものもリストアップしてください。
自分が贈ったものだけでなく、もらったものについても考えてみましょう。
習慣になっていて気づかないこともあるので、じっくり考えてみてください。
学生時代からの習慣や、子どもが小さかったときのママ友との付き合いで始まった交換が、今も続いているかもしれません。
紙に書き出すと、「こんなにたくさんあったんだ」と驚くかもしれません。
ステップ2:贈る意図は何か考えてみる
次に、それぞれの贈り物の意図を考えてみましょう。
自分の気持ちを観察してみるんです。
ここは自分に正直になることが大切です。
あなたの贈り物は、以下のどれに当たるでしょうか?
感謝:本当にお世話になった人への心からの気持ち。
愛情:家族や親しい人への自然な思い。
義理:「あげないと失礼」「去年もらったから」という重圧。
見栄・自慢:SNS映えや「いいものをあげる私」のアピール。
完全にお返し:もらったから返さなければという義務。
ちょっとした心遣い:相手を喜ばせたい純粋な気持ち。
関係維持のため:疎遠にならないための保険。
たとえば、バレンタインの友チョコは愛情やちょっとした心遣いから始まったかもしれません。でも、何年も続けるうちに単なる義理や、関係維持のための作業に変わっていることがあります。
職場のお土産は、ちょっとした心遣いのつもりでも、実は「いい人だと思われたい」という見栄が混じっているかもしれません。
義実家へのお中元やお歳暮は、義理や関係維持という意図が大きいかもしれません。
贈り物の交換をするとき、いつものクセで自分の本音にフタをしているかもしれません。この機会に自分の気持ちをしっかり観察してみましょう。
「私のあれは見栄だったかも」「これは義務感だけでやってた」と気づくかもしれません。
負担になっている習慣を手放すとき、本音に気づくことが大切です。
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ステップ3:やめる贈り物を決める
棚卸しと意図の確認ができたら、次はやめる贈り物を決めます。
まずは時期的に近いバレンタインのギフトから見直してみましょう。
「一生贈らない」と決める必要はありません。
「今年だけお休みする」というスタンスがおすすめです。
一度やめてみて、自分の気持ちや相手の反応を確かめてみましょう
「やめにくいな」と思ったら、他人の顔色をうかがっているせいかもしれません。
「いい人のラベル」をはがしてみる
私たちは「いい人でいたい」と思うあまり、自分の気持ちよりも「周りからどう見られるか」を優先してしまいます。
その結果、気持ちの負担になっている贈り物習慣をずるずると続けてしまいます。
いい人でいたいという気持ちは、承認欲求から来ています。
この場合、自分で自分を認めてしまえば、外からの承認はそんなに必要ありません。
全員にいい顔をするより、自分のためにお金、時間、エネルギーを使いましょう。
贈り物をするのをやめても、あなたの価値は変わらないし、本当の絆は壊れません。
贈り物をやめたからといって、あなたが「悪い人」になるわけではないんです。
ステップ4:実際にやめてみる
やめる贈り物を決めたら、次は実行です。
一方的に贈っているものなら、今年は贈らないと決めましょう。完全にやめたい場合は「これからは~」と伝えます。
両者で交換しているものは、相手に伝える必要があります。
「最近、物を減らしてシンプルな暮らしを目指しているので、今後はお気遣いなく」と伝えるのがスムーズでしょう。
「気持ちだけで十分嬉しいから」と付け加えると、相手も安心します。
自分の好みやライフスタイルを理由にするといいと思います。
もらう方を控えるのも一つの方法です。
「今、ものを減らす生活をしているので、お気持ちだけで嬉しいです」と先に伝えておくと、相手も気を使わずに済みます。
シチュエーション別、贈り物をしない方法
職場の場合:「今年から部署全体で廃止しませんか?」と提案してみましょう。
案外、みんな負担に思っていて、誰かが言い出すのを待っていたということがあります。
友人の場合:「お互い負担にならないよう、今年は気持ちだけにしない?」と提案します。
「どこかで一緒にご飯食べない?」と、ものではなく時間を共有することを提案するのもいいでしょう。
義実家の場合:「今、暮らしをシンプルにする実験中なんです」と伝えます。
「実験中」という言葉を使うと、柔らかくカジュアルな印象になると思います。
やめたり、断ったりする理由を長々と説明する必要はありません。シンプルに「感謝+辞退」を伝えるのがコツです。
ほしくないプレゼントの上手な断り方。これ以上余計な物を家に入れないために。
「嫌われるかも」と思ったら
長年続けてきた贈り物をやめたら、相手を傷つけてしまうかもしれないと心配する人もいるでしょう。
でも、本当の意味で相手を傷つけているのは、贈り物の習慣をやめることではありません。
負担になる贈り物を無理に贈り続けたり、もらった後に影で文句を言ったり、しまい込んだりするほうが、相手にも自分にも不誠実な態度だと考えましょう。
贈り物をやめたら関係が壊れる。そんな心配をするかもしれませんが、本当に大切な関係ならそんなことでは壊れません。
みんな、ものは十分過ぎるほど持っているし、最近物価が高いので、余計なことにお金を使いたくないと思っています。
「私も実は負担だったの」と相手から感謝されるんじゃないでしょうか。
本当に大切な関係は、チョコの有無では揺らぎません。
形式的な贈り物より、本音で話せる関係のほうがずっと価値がありますよ。
ステップ5:ものを使わず気持ちを表す
贈り物の習慣を手放すついでに、関係をよくするためにものを使いすぎる習慣も見直しましょう。
ものをあげるより、時間をともに過ごすことを考えてください。
ものより体験です。
一緒にお茶を飲みながらおしゃべりする。
散歩に出かける。
オンラインで近況を報告し合う。
こうした時間は、チョコレートよりも記憶に残ります。
もしくは、デジタルなカードなどライトに交換するのもいいでしょう。
LINEスタンプ、Amazonのギフト券、音楽のギフトコード、ライブ配信のチケット(一緒に楽しめるもの)などを贈ってみるのはどうでしょう?
こうしたデジタルギフトは、物理的に残らないので管理する必要がないし、押入れのスペースを奪いません。
私自身はミニマリストとして発信しているので、友人のほうが向こうから気を使って何もくれません。
ただ、私はクリスマスカードだけは送ります。
それと、日本に里帰りしたときに、カナダでしか買えないお菓子などをお土産として友人に渡します。
お菓子にするのは、友人に会いそびれたとき、自分や家族が消費できるからです。
こんなふうに、「これは、はずさない」という贈り物習慣を1つだけ決めるのもいいかもしれません。
自分にとって無理のない、心から楽しめる贈り物だけを残すんです。
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おわりに:まずはバレンタインから見直してみよう
贈り物の習慣を見直すことは、ギフトをすべて廃止することではありません。
今より規模を小さくすること、そして、自分に正直な形にすることを考えてほしいのです。
贈り物の習慣を整理すると、お金も時間も心のエネルギーも節約できます。
そして何より、「いい人でいなければ」という呪縛から解放されます。
まずは、今年のバレンタインで義理チョコや友チョコを1つ減らしてみてはどうでしょうか。
そこから少しずつ、自分にとって心地よい贈り物の形を見つけていってください。
立春を過ぎた今、心の中に新しい風が吹き込むような、軽やかな人間関係を作っていきましょう。














































