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部屋の中が散らかってしまうのは、ただなんとなく持っているものが多いからです。
今回は、こうした「なんとなく持ってしまっているもの」と改めて向き合い、不用品を見つけていくプロセスを紹介します。
特に使っていないけれど、ずっとそこに置いたままのものは意外とたくさんあります。どれも使おうと思えば使えるし、すごく邪魔というわけでもありません。
だから、処分する理由が見つからず、なんとなく持ち続けてしまいます。
そうしたものをひとつずつ見つけて、今の自分に必要なのかどうか、問い直していきましょう。
もちろん、「もういらない」とわかったら潔く手放してください。
1. そこにある理由を、言葉にできるか
それが、今そこにある理由を言葉にしてみましょう。理由をはっきり説明できないものは、惰性で持ち続けている可能性があります。
長い間同じ場所に置かれているものは、景色の一部になります。
必要かどうかは関係なく、そこにあるのが当たり前になり、視界に入っていても、実際には見ていません。
手にとって改めてじっくり見てみましょう。
意図があってそこに置いているのか、それとも、置いてあるだけなのか考えてください。
人はとりあえず置いたものを、ずっとそのまま場所も変えずに置きっぱなしにします。光景の一部になると、その存在を疑うこともありません。
私は去年の11月から12月にかけて、何回か小さな模様替えをしました。
1年半前に引っ越したときに決めた家具やものの配置を改めて見直したんです。
その時、「なんでもっと早くこういう風にしなかったんだろう」と思うことがしばしばありました。
最初に決めた位置が、そのままデフォルトになっていて、もっと使いやすい形があることに気づいていませんでした。
ものについても同じことが言えます。
そこにあるのが当然だけど、本当はない方が暮らしがラクになるものは、意外とたくさんあります。
2. どんな役割を果たしているか
そのアイテムが暮らしの中でどんな役割を果たしているか、考えてみましょう。
今の自分には全然関係のないものでも、「何かの役に立つかも」と思って持っていることがあります。
ものが果たす役割は大きく分けて2つあります。
・実用をサポート
ひとつは、日常で果たす役割です。
喉がかわいた時に水を飲むため、寒さをしのぐため、書類を保管するためといった、生活を回すための機能を担っている商品は必要なものです。
・精神的なサポート
使わないものであっても、自分の人生に必要なものはあります。
見ると気分が上がる、あると安心する、大切な思い出があるといったアイテムは心を豊かにしてくれますよね。
それは、精神的な役割を果たしています。
どちらも重要な役割ですが、大事なのは、今本当にそういう役割を果たしているかどうかです。
以前はよく使っていたけれど、ライフスタイルが変わって出番がなくなったものは、もう何の役割も果たしていないかもしれません。
たとえば、仕事のやり方や勉強の仕方が変わったせいで、使わなくなった道具があるかもしれません。
こういうものはわりといつまでも棚や引き出しの中に残っています。
私の趣味は語学ですが、学生の時に比べたら、使う道具はかなり変わりました。
昔はカセットテープを使っていたけれど、今はiPadを使うので、もうテープデッキのようなものは必要ありません。
また、紙の本よりも電子書籍を使う方が圧倒的に多いです。
精神的な役割についても同じことが言えます。「これがあると安心だ」と思っているものでも、自分の考え方や価値観が変わって、実はもう必要のないものがあるかもしれません。
3. 自分で選んだか、たまたま持ってしまったか
ものがどんな風にして家に入ってきたのか、振り返ってみましょう。
それは自分で吟味して選んで、お金を払って手に入れたものでしょうか。それとも気づいたら手元にあったものでしょうか。
この違いを意識してみると、不要品を見つけやすくなります。
自分で選ぶとき、必要性を感じて、あれこれ比較して、納得した上で家に迎え入れますよね。そうしたものは長く活躍してくれるでしょう。
でも、無料の粗品、本当は断りたかったけど断れなかったお下がり、ポストに入っていたチラシや試供品などは、自分の意思とは関係なく流れてきたものです。
こうしたものは、もともと持つ必要がなかったと言えます。
自分で選ばなくても、一旦家に入ってしまうと、私たちは捨てることをためらいます。
特に困らなければ、そのまま持ち続けてしまうのです。
愛着があるわけでも、役に立っているわけでもないのに、「もう持っているから」という理由だけで、その品物は今日も明日もそこにあり続けます。
4. 有料レンタルだったら、いくら払って使うか
ここで少し視点を変えて、そのものの価値を「お金」で考えてみましょう。
ものは普通、買い切りで手に入れます。
でも、それが有料レンタルやサブスクだったとしたら、あなたはいくら払って使い続けるでしょうか。
それとも、お金を払ってまで使いたいとは思わないでしょうか。
長く持っているものは、「持っている」という理由だけで、捨てる気になれません。でも、「使用するのにお金がかかるんだ」と考えてみると、今の自分にとってどの程度必要なのか見えてきます。
実際、不要品を持ち続けることはコストがかかります。
家の中のスペースには、家賃や住宅ローン、固定資産税、光熱費がかかっています。また、ものの管理や掃除にも時間と労力を使っています。
つまり、私たちは何もしなくても、持っているものすべてに対して保管料を払い続けているんです。
その上でさらにお金を払って使いたいかどうか考えてみてください。
使っていないものにこれ以上コストをかけたいのか考えてみると、なんとなく置いてあるものを手放す気になれます。
5. どこかにしまい込んで、使えない状態にしてみる
ここまで考えてもよくわからないものは、一度使えない状態にしてみましょう。
必要なのかどうか迷うものを箱に入れ、押し入れや物置など、普段は開けない収納スペースに移動させます。ポイントは、見えない場所に置くことと、取り出すのが難しい状態にすることです。
捨てるわけではなく、一時的に距離を取るだけなので、捨てることが苦手な人でもできます。
そのまま数日、もしくは数週間、生活してください。その間にしまったものの存在を思い出したか、実際に取りに行って使ったか観察しましょう。
もし一度も思い出さず、普通に生活できたのなら、それはなくても困らないものだった可能性が高いです。
逆に、しまった途端に不便を感じたり、あれがないと困ると何度も思い出したり、実際に取りに行ったりしたなら、それは今の生活に必要なものです。
この方法は頭で考えるのではなく、実生活で確認することなので、不要品を見つけやすいと思います。
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なんとなく持っているものをひとつずつ見直すことをお勧めしました。
持ち物全部でやろうとすると大変な作業になるので、特にぐちゃぐちゃになっている場所にあるものをチェックするようにするといいでしょう。
おすすめは、キッチンの引き出しや棚にあるものを調べることです。
キッチンは毎日使う場所ですし、細かいものが多くて、とりあえずものを置きっぱなしにしやすいです。
調味料やキッチンツール、食器は「いつか使うかも」と思ってしまい、手放す判断が後回しになりがちですよね。
洗い物のついでに1個だけ手放す、料理の前に引き出しの中をちょっとだけ見直す。こんな行動を試してください。
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エッセオンラインに新しい記事がアップされたのでお知らせします。
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