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不用品を確実に捨てるコツを紹介します。
1月1日に、「今年こそ汚部屋をきれいにするんだ!」そんな決意をした人を応援する記事を書きました。
それから10日ほどたちましたが、調子はどうでしょうか?
記事を読んだときはモチベーションがあがったけれど、なんやかんやで、スタートすらできていない。スタートできたけど、数日やっただけで、そんな決意をしたこともすっかり忘れていた。初売りのセール品や福袋を購入したからかえっって物が増えた。
そんな人もたくさんいると思います。
そこで今回は、汚部屋を片付けるために紹介した7つの生活習慣のうちの1番、「不用品をしっかり捨てる」。これをフォローアップする記事を書きます。
確実に不用品を捨てるために、以下をやってください。
1.片付けのゴールを書く
汚部屋をきれいにするためには、これからたくさん片付けプロジェクトをしなければなりません。
漫然と、行き当たりばったりに捨てても、それなりに片付きますが、その都度ゴールを考えて、1つずつ達成していったたほうが、作業が進みます
「プロジェクト」や「ゴール」と言う言葉に怖気づくかもしれませんが、そのゴールは、大げさなものではありません。たとえば、
・リビングルームの角に積んである雑誌の山を撤去する
・床に落ちている物を全部拾って袋に入れる
・たくさんあるマグを少し整理する
・筆記具を使い切る
・ためこんだ新聞のスクラップを整理する
・家中に散っている洋服を一箇所にまとめる
こんなことです。最近の私の例をあげれば、不用なメールとデジタル画像を削除するのがゴールです。
このように、これから断捨離したいものを考えて、その都度、書き出してください。
アナログで書き出す必要はありません。デジタルのほうがやりやすい人は、スマホでメモしてもOKです。
ゴールを書き出すといろいろなメリットがあります。
ゴールを書くメリット
・あとで参照できる、だから思い出せる
書き出す最大のメリットは、「忘れても思い出せる」ことにあります。
・断捨離に、より意識が向く
・頭の中を整理できる
⇒ 自分が行きたい方向、手に入れたいものがより明確になる
⇒ 捨てたほうがいいもの、片付けたほうがいいものをどんどん思いつく
⇒ より効率的に作業できる
・やる気になる、やる気が継続する
・ゴールを達成すると、達成感が生まれるので自信がつく
このようにゴールを書き出すと、書き出さないよりは、部屋の片付けがはかどります(信じられないときは、実際に書き出して検証してください)。
いつも、心の中だけで、「今月は、机周りを掃除したいな~」と思っていて、いっこうに実現しないときは、ぜひ、あなたのやりたいことを、書き出してみましょう。
月に1度はゴールを見返して、進捗状況を調べましょう。書くだけでも、書かないよりましですが、ゴールを参照しながら進めるとより効果的です。
ちゃんとできたら、チェックを入れたり、シールを貼ったり、「終わった!」と記入したりします。
2.いつまでにやるか、を心積もりする
筆子がいつも、「紙に書き出せ」としつこく言うので、手帳にゴールを書くのは、すっかり習慣になっている。だけど、できないのよのね~。
そんな人は、そのゴールをいつまでに達成するか、おおまかでいいので、タイムフレームを決めてください。
締め切りがないと仕事が終わらない、ということはよくあります。
締め切りを決めなくても終わる仕事は、すっかり習慣になっている仕事か、自分が好きな作業で、言われなくてもやってしまうことだと思います。
片付けが好きなら、汚部屋になってはいないはずなので、汚部屋脱出を目指す人は、片付けに苦手意識があり、できれば、やりたくないはずです。
よって、締め切りが必要です。
ものすごく大きなタスク(実家の片付けなど)は、細分化して、1つずつ締め切りを決めて、クリアしていきましょう。
3.部屋の片付けの優先順位をあげる
現代人は忙しいので、部屋の片付けだけをしているわけにはいきません。
汚部屋でも、とりあえず生活できるので、尚更、片付けは後回しにされるでしょう。
しかし、「今年は、汚部屋を脱出するんだ!」と決めたら、部屋の片付け作業は、優先順位の上のほうに持ってこないと、なかなか達成できません。
1日15分ぐらいでいいので、汚部屋の片付けや掃除を、毎日するタスクの仲間に入れましょう。
朝起きて身支度したら、すぐに15分ぐらい片付けるようにすると、やり忘れがありません。
いつも在宅の人は、家事や仕事の気分転換に物を捨ててもいいでしょう。
4.終わりを想像しながら楽しんで作業する
「部屋が汚いから、掃除するしかないんだよね。あ~、いやだ、いやだ」とネガティブな気持ちで片付けをするのはやめましょう。
確かに、汚部屋の片付けは、過去の不始末の片をつけることだと言えますが、理想の部屋や暮らし、未来のために、一歩ずつ駒を進めることでもあります。
ここを片付ければ、こんな場所になるな、そうしたら、そこで、こんなことをして楽しもう、
床に隙間ができたらヨガマットを敷いて運動しよう、
ある程度、汚部屋が片付いたら、友達を呼んでプチパーティをしよう、
などなど、片付いたあと手に入る環境や生活を想像しながら、明るい気持ちで作業することをおすすめします。
人間、つらいことや、やっていて気分が重くなることは続きません。部屋をどれだけきれいにしたところで、給料が入るわけではないので、自分で楽しめるポイントを見つけることが重要です。
修行や禊(みそぎ)として、物を捨てる人もいますが、私は、楽しくやったほうがゴールに近づくと思います。
片付けたあとの状態が何も想像できないときは、どんな気分になるか考えてみるといいでしょう。
肩の荷が降りた、軽やかな気分、心地いい、すがすがしい、充実感に満たされている、などなど、片付けをすると、さまざまなポジティブ感情を感じることができます。
5.ハードルを下げる
「片付けたい!」と切実に思っていて、そうすることについてよく考えているのに、何も始められないときや、やってみたけど、三日坊主に終わったときは、やろうとしていることが難しすぎる可能性があります。
ゴールやタスクのハードルをぐんと下げてください。
「汚部屋脱出」や、「部屋をスッキリさせてミニマリストになる」という目標は、もしかしたら、今のあなたには、心理的にも、物理的にも遠すぎるのかもしれません。
汚部屋をクリアすることは、「いつかこうなったらいいな」ぐらいの夢として位置づけて、もう少し、実現可能な目標を立てるといいでしょう。
たとえば、ダイニングテーブルやキッチンのカウンターをすぐに使えるようにする(いちいち、物をよけたり、寄せたりせずに)、朝起きて、すぐに目に入るところには、物がない状態にする、洋服の目録を作る(今は、何がどこにどれだけあるのかわからない)など。
日々のタスクも、難しすぎるものにせず、今の自分がちょっとがんばればできることにします。
現実を無視して、志の高すぎる目標を立てると、失敗します。
さらに、目標は絞ったほうがいいです。汚部屋の片付け以外にも、あれこれ生活目標があると、虻蜂取らずになります。
「ああもしたい、こうもしたい」と思うかもしれませんが、今、1番大事だと思うことを無理のない形でやってください。
汚部屋を脱出したい人におすすめの過去記事
汚部屋すぎてちっとも片付かない、とあきらめる前に考え方を変えよう。
今度こそ物を減らすコツ(何度も失敗した人向け):行動開始編。
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不用品を捨てる行動を確実に行うコツを紹介しました。
汚部屋を作らない生活習慣を身につけると、生活のほかの部分も好転するので、当面はこの目標にじっくり取り組んでください。
応援しています。