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50代で貯金のない主婦が、老後のためにできる3つのこと

私のように50代になってもろくに貯金がない主婦が、今、老後のためにすべき3つのことをお伝えします。これが成功への道かどうかはわかりません。なぜなら、私もこのプランにそって亀の歩みで進んでいるところだからです。



今、貯金がないからといって絶望することはない

ちなみに、このプランは、ご主人がご自身がいい仕事についていて、貯金や不動産などの金融資産を持っており、このまま行けば、先の心配はない主婦は対象ではありません。

以前、30代の主婦の方に「50代は、子育ても終わり、お金もあって、自分の好きなことができるイメージです」と言われたことがあります。

まあ、そういう50代の人もいるでしょう。

しかし、私は違います。そもそも貯金はたいしてなし。夫は相変わらず低収入。娘はこの9月から大学進学。

賃貸暮らしで、不動産はもちろん保険などの金融資産もなし、しかも、30代半ばで日本を出たので、年金も積んでいません。おまけに歯が悪くて、今後もどんどん治療代が出ていきそうです。

1度虫歯になると、お金が出ていく悪循環にはまる話はこちら⇒虫歯で泣かないために。歯磨きの目的と正しい歯磨きの仕方

ですが、以上は悪い条件をあげた場合。いい条件もあります。

低収入ながら、夫は一応フルタイムの会社員。

娘も高校2年のクリスマスからアルバイトを始め、身の回りのものは自分で購入。

時給12ドル75セントで、週に20時間は働いているので、月1000ドルぐらいは稼いでいます(しかし、化粧品やネイル、服、ファーストフード、おやつに使ってろくに残らない)。

ちなみに、このところずっとカナダドルが安く、現在1カナダドル、83円ぐらいです。

娘は、働いているので、50ドル稼ぐのがどれだけ大変か、よくわかっています。うちはずっと貧乏だったので、娘は「え、こんなものが30ドルもするの、え、40ドルなの?」とわりあいお金にシビアです。服には無駄使いしていますが。

私も一応、ほそぼそと在宅ワークをしています。そして、3人とも今のところ健康です。甘いものとポテトチップスの好きな夫は、限りなく、生活習慣病になる候補だとは思いますが。

一口に50代でお金がないと言っても、生活環境はさまざまでしょう。自分では、「最悪だ」と思っても、よく考えてみると、「いや、ここはそんなに悪くないよ」という点もあると思います。

私は今年57歳ですが、50代の人はまだ、7年~15年ほどリタイヤするまでに時間があります。この期間は「チャンス」であり、「チャレンジ」の時なのです。

「お金の貯め方」で検索すると、30代、40代、50代と出てきます。まだチャンスはあるのです。

いずれにせよ、50代でお金がない主婦には、あきらめるという選択肢はありません。老後は誰にでもやってきます。

では、私のように、20代~40代にお金を貯めそこなった人はどうしたらいいのでしょうか?

1.今すぐお金を貯め始める

どんなに少なくても、とにかく、老後の資金のために貯金をすることが大切です。

国民年金の保険料も払っておいたほうがいいでしょう。

私も遅まきながら年金準備を始めました。

需要はないと思いますが、カナダの年金についてちょっと書いておくと、おもなものは2つあります。

OAS(Old Age Security 老齢年金)と、CPP(Canada Pension Plan カナダ年金制度)です。

OASは財源が税金の年金で、保険料を積み立てる必要なし。だから、とっても少額です。今のところ、満額で500ドルぐらいです。この先、金額が変わる可能性はあります。

40年以上カナダに居住している人は、満額もらえます。年数が少なくなるにつれて、減っていきます。65歳以上になると申請できます。私は、20年前カナダに来ましたから、65歳のときは、居住28年。

500x28÷40=350ドル。

少なすぎます。

CPPは日本の厚生年金と国民年金に似ていて、60歳から申請できます。働いている人は、ほぼ強制加入。会社員は保険料を雇用主と折半できますが、私のような自営の人は、保険料全額負担です。

私は、まさか自分がこんなものの保険料を払う必要があるとは思っていなかったのですが、2014年の税金を申告した時、審査した人に、500ドルぐらい払いなさい、と言われ払いました。

2015年の税金では、老後が心配になったので、もうちょっと払ってみました。まだ確定申告の審査が終わっていないので、これでよかったのかどうかはわかりません。

この年金の支給額は計算していませんが、満額が900ドルぐらいです。これは、大学卒業してからすぐに就職し、ずっと会社に勤めていたような人がもらう金額です。私は子供のお小遣いにも満たない額かもしれません。

OASとCPPを満額もらったとしても1400ドル足らずだから、足りないですよね。まあ、日本の年金も似たり寄ったりでしょうが。

そんなわけで、公的年金はまったくあてにしていません。あてにしていませんが、たとえ雀の涙でも、もらえそうな年金の保険料は払うことにしました。

さらに、今週、銀行に言って、RRSP( Registered Retirement Savings Plan)の口座も開きました。これは個人年金のようなものです。この年金に支払ったお金は所得税の控除に使えます。税率が、0.2%とかで、あまりに少ないので、3000ドルだけ入れました。

それからカナダには、Tax-Free Savings Account (TFSA) というのが6年ぐらい前にできました。その名のとおり、利息に税金がかかりません。これは、利率が今のところ、0.55%なので、今後はこの口座にせっせとお金を積み立てていくことにします。

一応、今月から毎月50ドル積み立てることにしました。

私はこれまで、こういう口座はまったく持っていなかったのです。驚くべきことです。ふつうの人は、20代で開設するような口座だと思います。しかし、どっちみちお金がなかったので、口座を持っていても意味はなかったと思います。

とにかく、今すぐ少額でも「貯める行動」に出るのが、第一にやるべきことです。





2.暮らしをダウンサイズする

次にすることは暮らしのダウンサイズです。現在の貯金や収入が少なければ、支出を減らせばいいのです。そうすれば、貯金に回せるお金が増えます。

やたら大きな家に住んでいる人は、家を売って、賃貸にするのも1つの手です。「老後に家賃を払うなんていやだ」という考え方もあります。

私が、今週、RRSPの口座やらを開設するために、話をした銀行の人も、家賃を払うより、住宅ローンを払うべきだ、としきりに言っていました。

しかし、住宅ローンは借金です。

年をとって、老人ホームのようなところに入るのだったら、持ち家を持っていてもしかたないのではないでしょうか?それより、流動資産であるお金を持っていたほうがいいような気がします。

私はマイホームを持たない派です⇒家を持たない暮しがあってもいい、筆子が持ち家に住まず賃貸生活を続ける理由とは?

まあ、このあたりは、個人によって考え方が違いますが。

家を売るのが無理なら、車の台数を減らしたり、大型車から小さい車に変えたりします。車を手放すのもいいと思います。

住んでる場所によっては車は必要かもしれません。しかし、そんなに乗らないなら、車を持たない暮らしに変えるのはとても効果的なダウンサイジングです。

車を持たないメリット⇒車を持たない生活、その5つのメリットとは?

また、スポーツクラブの会費や、ケーブル料金、雑誌や新聞の購読費など、少額でも毎月出て行くお金を払うのもやめます。つまり、キャンセルするわけです。

あとは、外食を控えるとか。

「生活の質を落とすのがいやだ」と言う人もいますが、貯金がないなら、ぜいたくなことは言っていられません。今からつつましい生活に慣れておいたほうが、老後が楽しくなります。

それに、ダウンサイジングするために物を減らしたほうが、いろいろ暮らしやすくなるのは、このブログで再三お伝えしている通りです。

3.人より長く働く、たくさん働く

これはどういうことかと言うと、遅くリタイヤするということです。65歳でリタイヤするのではなく、70歳になるまで働くわけです。

そうすれば、当然、老後に向けての貯金が増えます。今、「アーリーリタイヤ」という言葉が流行っていますが、これは私たち、貯金のない人間には関係のない言葉です。

長く働くのは大変そうに思えるかもしれませんが、仕事が好きな人は、仕事を続けたほうが楽しいものです。

この点に関しては、私はまだ57歳なので、67歳あたりで働くというのはどういう感じなのかは、よくわかりません。しかし、できるだけ長く働こうと思っています。

たくさん働く、というのは、たとえば、副業などをすることです。

いずれにしても、健康でないと長く、たくさん働けないので、健康には気をつけてください。

番外:ファイナンシャルプランナーなどに相談する

私は今週、銀行に行って、いろいろ話を聞いてきました。老後資金の貯め方を教わったわけではありませんが。

「老後のお金が全然ないんですけどぉ」と言ったら、「まだまだ大丈夫」と私より二回りぐらい若い銀行の女性に、励まされました。単純な私は、それでかなり前向きになり、「よし、これからがんばって貯めよう」という気持ちになりました。

ふだんは、銀行の口座のお金のチェックなどほとんどしないのですが、スマホにアプリもダウンロードして、スマホからまめに金額をチェックするようにもしました。

商工会議所や区役所などで無料の年金相談や、ファイナンシャルプランナーの無料相談などがあったら、利用するのもいいでしょうね。

人と話すと気分転換にもなります。

雑誌にのっているお金の貯め方などは、20代~40代向けです。読んでいるとかえってうつうつとしてきますので、読まないほうがいいでしょう。
* * * * *
老後貧乏、下流老人、老後破産といった言葉を聞くと不安になりますよね。でも、正直、先のことなど誰にもわかりません。

貯金をしてこなかった過去を嘆くのではなく、今後の生活のために前向きにお金をためることが大事だと思います。

それと、3つの中に入れませんでしたが、自分に投資するのもいいと思います。50代、60代でも人は成長できます。語学なんかいいのではないでしょうか?

貯めるのは大事ですけど、今の生活を楽しむのも必要ですね。





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