ボーナス

お金を貯める

夏のボーナスで余計なものを買わない4つの方法。買い物にメリハリをつける。

ボーナスが出るとうれしいし、気が大きくなって余計な買い物をしがちです。あとで後悔しないように、ボーナスを無駄遣いしない方法を4つ紹介します。



ふつうの給料よりボーナスのほうが無駄遣いが増える

そろそろ夏のボーナスが支給されます。公務員のボーナスの支給日は決まっていて6月30日(冬は12月10日)。一般企業は、7月初旬あたり。

この時期、ボーナスが出ない前から、賞与をあてこんで財布のひもがゆるくなる人がいます。

実は、多くの人にとって、毎月の給料より、賞与や、税金の還付金、転がり込んだ遺産などの臨時収入のほうが、よりうれしく感じられ、無計画に散財されがちです。

お金はお金に違いがないのですが。

メディアも、「ボーナスで何買いますか?」「ほかの人のボーナスの使い道はこれです」なんて、それこそ余計な情報を流し、国民の「物を買う気」をそそります。

すると、ボーナスのない人まで、不用なものを買ってしまうのです。

以下のことをやってみると、余計なものを買うことも、ガラクタをためこむことも防げます。

1.家の中にある物の数を調べてみる

ボーナスの使い道で多いのは、貯金、各種ローンの返済、投資、教育費などですが、もちろん家電や洋服など物を買う人もたくさんいます。

半年がんばった「自分へのご褒美」というわけです。

でも、ちょっと待ってください。まずは、すでに自分がどれだけ持っているのか在庫を洗い出してみましょう。

洋服をたくさん持っている人は、ろくに着ていないすてきな服があるのをすっかり忘れていたりします。

ボーナスが出る前に、自宅の棚卸しをおすすめします。

家にあるもので、数えやすいものは

●家具
●家電製品
●洋服(トップス、スカートなど種類ごとにリストアップするのがおすすめ)
●靴
●バッグ
●本
●食器(私も数えてみました⇒ミニマリストの食器の数は?~50代節約系かつ粗食系の主婦の場合
●趣味のグッズ
●コレクション
●子供のおもちゃ
●子供の服
など。

雨で、外に行かない休日は、持ち物調べをしてください。いろいろな気付きが得られます。

所持品すべてをリストアップするのは大変なので、特に自分がたくさん持っているもの、余計な物がありすぎると思うものを数えてください。

断捨離した物の数を数えている人が多いのですが、残っている物の数を数えたほうが、より物を減らすことができると思います。





2.考えながら不用品を断捨離する

持ち物リストを作りながら、「これはもういらないな」と思うものがあったら捨ててください。

捨てるとき、どうしてこれを買ってしまったのか、なぜ不用になったのか、考えながら捨てることをおすすめします。

暮らしをよくしてくれると思って買ったものが、なぜ不用品になってしまったのか、その理由を自分なりに追求してみると、自分の買い物パターンが見えてきます。

たとえば、
●毎日の買い物が習慣になっている。

●ひまだと、すぐに100均に行ってしまう。

●友達の影響を受けて、「後追い買い物」(私が作った言葉です)をすることが多い。

●ショッピングという刺激がないと、退屈で生きていけない。

●見栄で買っているものが多い。

こんなふうにいろいろ気づくでしょう。気づいたら、ノートや手帳にその気付きを買いておいてください。

捨てるとき、こうなるに至った原因を考えることによって、今後は余計な物を買わない自分になります。物を捨てることは、自分の行動を振り返るよい機会であり、失敗から学ぶチャンスなのです。

自分の行動を深く掘り下げないと、またたいして必要でもない物にお金を使ってしまうことになります。もう何年も断捨離をしているのに、あまり改善が見られない場合は、何も考えずに捨てている怖れがあります。

衝動捨てはおすすめしません⇒いくらミニマリストになりたくても衝動捨てはするべからず

断捨離の目的の1つは、「今後は、過不足ない物を持ち、できるだけ捨てない生活をする」ことです。

捨てるとき、「捨ててまた新しいものを買えばよい」と思ってはだめ。

「クローゼットをきれいにすれば、また新しい服が買えるね」という考え方はすべきではないのです。

どんなに安い物でも、1つの物ができあがるまでずいぶんコストがかかっています。

このようなことを考えつつ、粛々と断捨離してください。

3.誘惑を断つ

ボーナスのシーズンでも、ボーナスのない人だっているし、額がそんなに多くなく、ローンの支払いをしたらそれで終わる人もいます。

そういう人は、何もこの時期、新しい物を買う必要性なんて全然ないわけです。けれども、企業がボーナス商戦を繰り広げ、国全体が、「さあ、ボーナス出ました。何を買いましょうか?」というムードになります。

私たちは、社会や他人の影響を受けてしまうので、この影響を最小限にしてください。

そのためにできること:

できるだけテレビを見ない

コマーシャルを見ないのはもちろんのこと、テレビ番組の内容自体に影響を受けて、よけいな物を買わないように、見る番組は厳選してください。

納豆、酢玉ねぎ、古代米、ごぼう茶。テレビで紹介されるたびに、買ってしまう人は、かなり影響を受けやすい人です。

こういう人は、テレビを捨てるなど、思い切ったことをしない限り、影響を受け続けるかもしれません。

テレビが人々の消費活動に与える影響はとても大きいです⇒テレビを見ると「買わない暮し」からどんどん遠ざかる理由

SNSの利用は最小限にする

友達が買ったもの、人のものが欲しくなる人は、SNSに時間を投資するのをやめましょう。きょうから7月いっぱいだけでも、見る時間を少なくすると、ボーナスの無駄遣いがだいぶ減るのではないでしょうか。

友達と買い物に関する情報交換をしない

流行に敏感で、いち早く生活に取り入れるおしゃれな友達がいても、「最近買った物」の話はしないでください。

自分が友達とふだん話している内容が、「買った物の話」に偏っていたら注意が必要です。

「買った物」の話になりそうになったら、「最近捨てた物」「手放したもの」「最近読んだ本」「これからやりたいこと」などに話題を変えてください。

テレビとSNSに使っていた時間に、断捨離を進め、セルフエスティームをあげる努力をしてください⇒セルフエスティームを高めて自信を取り戻す10の方法

セルフエスティームがあがり、自分軸が定まってくると、自分の生活に必要なものを自分で決めることができるようになってきます。

4.物を買う頻度をさげる

自分の買い物の頻度を考えて、日用雑貨や服を買う頻度が極端に多いなら、少し頻度をさげてください。

週に7日、お金を使っているのなら、週に5日にする。3日にする。または、1日おき、2日おき、3日おきと間隔を開けていきます。

人々がこんなにも頻繁に、日用雑貨を買うようになったのは、歴史的に見て、ごく最近のことです。

私が子供のころは、両親はたまにしか買い物をしていませんでした。母は八百屋には平日、毎日のように行っていたかもしれませんが、家電や服を買うのは3ヶ月に1度、デパートに行ったときだけです。

それでも、家に物が足りないということはなく、ごく普通に暮らしていました。私は何不自由のない子供時代を送っていたのです。

父がテレビなど新しい家電を買うことは、その1年の10代ニュースの1つになるほど、大きなできごとだったし、家族の暮らしにかなり影響を与えました。

導入前と導入以後に大きな変化があったのです。

ところが、今の人は、あまりに頻繁に家電を買いすぎているので、生活そのものにそこまで大きな変化がありません。

「ちょっと便利になったかな」ぐらいです。

今は、用もないのに100均に行って、「何かおもしろいものはないかしら?」「何か便利な物はないかしら?」と買う物を探す人が少なくありません。

コンビニで売っているスイーツにしても、食べたいから買うというより、「話題になっているから買う」「ちょっと変わったものを味わってみたい」「可愛いから」「ひまだから」。こんな動機で買っている人がたくさんいます。

家の中に物が増えてしまう原因の1つは、必要な物を必要な時に買う、という買い物の基本原則からはずれたショッピングが増えているから。

特に必要じゃないけど、買ってみたいから買う。こんなことを繰り返しているから、不用品がたまるのです。

もちろん、人の生活には適度な無駄も必要。だから、たまには、「特に必要でもないもの」を買ってみるのも楽しいし、いいことです。

ですが、いつもいつもそんなことをしていたら、お金はどんどん無駄な物に消費されてしまうのです。

ボーナス商戦が繰り広げられているこの時期こそ、どんなに少額のものでも、「本当に必要な物」を吟味して買ってください。

そのために、買い物の頻度をさげるのは、とても有効だと思います。毎日のように買い物している人は、「買い物をしない日」を作ってみましょう。
~~~~~~
日本でボーナス制度がはじまったのは、明治21年だそうです。

夏のボーナス、冬のボーナス、お正月の初売り。ちょっと前の日本人は、こういうときに買い物をして、ふだんはめったに買い物をしなかったのではないでしょうか?

ボーナスのある人もない人も、買い物にメリハリをつけると、無駄遣いをしない生活になりそうです。





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