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新型コロナウイルスの流行のせいで、突然、自宅待機になってしまった人のために、断捨離したほうがいい場所や物を31日分、ピックアップします。
今回は、前半の2週間分です。
家にいる時間が増えた今こと、片付けのチャンスです。
1日分の片付けの所要時間は15分から30分程度をおすすめします。1日中やっていると疲れてしまい、翌日からは何もやらなくなる恐れがあります。
1.くすり箱
初日は薬やお薬手帳をチェックします。
期限が切れたまま忘れていた薬はもう捨てます。私も、きのう、引き出しの奥で転がっていたエッセンシャルオイルの小瓶を捨てました。
万が一、感染したとき、医者に、既往症を聞かれますから、自分が使っている薬や、病歴がわかるものは整理しておいたほうがいいです。
人によって薬が置いてある場所は違いますが、それが洗面所なら、ついでにコスメのサンプルや、使いかけたまま放置していた虫よけスプレーなども処分するといいでしょう。
2.枕元にあるもの
感染したあと、入院できればよいですが、感染者が増えると自宅で療養しろと言われるかもしれません。
そんなとき、枕元がぐしゃぐしゃだったら、ゆっくり休むこともできません。
枕元やふとんを敷くまわりにある物を片付けてしまいましょう。
若いころ、私は、枕元にあるワゴンに、本を積み重ねていました。本は置いても1~2冊にしたほうがいいです。
病気のときはひたすら寝るだけです。
寝室の断捨離について⇒寝室にあるごちゃごちゃした物を捨てて快眠を得る:プチ断捨離22
3.大事な書類入れ
入院することを考えて、保険証やその他、必要になりそうな証明書はちゃんとひとところにまとめておきます。
大事な書類も、どうでもいい紙もぐしゃぐしゃになっている人は、早めに紙ものの整理をしておくといいでしょう。
紙ゴミの断捨離について⇒大事な書類もどうでもいい紙も床の上で堆積しているときの片付け方(汚部屋改善)
4.下着
入院するとき、着替えの下着を2~3セット持っていくことになると思います。
一応心づもりしておき、ついでに、数が多すぎるものや、穴があいているものは、処分します。
私のように、あまり下着を持っていない人は、ソックスのストックをチェックしてください。
5.パジャマと上にはおるもの
病院ではパジャマ姿でいると思うので、パジャマと上にはおるものも、どれにするか決めておくといいでしょう。
ヨーロッパの報道を見ていると、病院から支給されたらしい寝間着を着ている人が多いです。
ですが、一応チェックして、もう着ないパジャマは捨てます。
私はこれまで入院したことは1度もありませんが、出産したとき、病院に一泊しました。
このとき、パジャマとハウスコート(ガウンみたいなもの)を持ってくるよう紙に書いてありましたが、持っていなかったので、パジャマだけ持っていきました。
ふつうに出産するだけならハウスコートはいらなかったと思います。
ですが、出産した翌日、友人から電話がかかってきたため、ベッドから起き出し電話のあるところまで行く必要があり(携帯電話のない時代の話)、看護婦に、「ハウスコート、持ってこなかったの?」と聞かれました。
数日間の入院になるときは、ハウスコートでなくても何かはおるものがあったほうがいいです。
6.お風呂場まわり
初日に洗面所を片付けたので、お風呂場まわりはすっきりしている、という人もいるかもしれませんが、今一度見直して、不用なシャンプーや、もう使っていないたわしや洗面器、多すぎる石けん入れなどを捨てます。
そして、入院中に使う歯ブラシなどを見つくろっておきます。
7.手ぬぐい・タオル
病院にタオルを持っていく必要があるかどうか? 不用かもしれません。
感染者の使ったタオルにはウイルスがついているので、使うとしても病院備え付けのペーパータオルになると思います。
ですが、私は、もし入院を言い渡されて、所持品に関して何の指示もなかった場合、いつも体をふくのに使っているリネンのディッシュクロスを持っていくつもりでいます。
リネンのクロスについて⇒ミニマリストが教えるワンランク上のふきん~リネンのキッチンクロスの使いやすさの秘密
さて、ここまでの最初の1週間は、入院する可能性を考えて片付けたほうがいいものを提案しました。
1週間片付けを続けたら、入院するときの手荷物について心づもりをしておくといいと思います。
「自分は感染しない、入院しない」と思っているかもしれませんが、誰でもその可能性はあります。
必要になりそうな、印鑑や洗面道具をさっと取り出せるようにしておいたほうがいいです。
なお、どの病院でも、入院前は、「持ち物は最小限にしてください」と指示するはずです。
これ以降の片付けプランは、入院は関係ないので、順番は入れ替えてもOKです。
8.衣類
たいていの女性は必要以上に洋服を持っているので、まめに見直してください。
自分では、「徹底的に断捨離した」と思っていても、まだまだたくさん持っていたりします。
9.手袋・帽子・スカーフ
3週間ほど前に、冬小物を捨てることをおすすめする記事を書きました⇒たまりにたまった冬小物を捨てるすすめ:プチ断捨離45
このときに、捨てずにとっておいたものを再度見直してください。
手袋も帽子もマフラーも、そんなにたくさんは要りません。
10.居間にあるガラクタ
健康なのに、会社に行けなくなってしまった人は、居間にいることが多いでしょう。
そこで、リビングルームを片付けます。
リビングルームにある不用品の例⇒散らかった居間を断捨離~今すぐリビングルームから捨てられるものリスト
11.飾り物
居間を片付けた翌日は、飾り物を見直してみましょう。
壁にかけたまま、何年もたっているものはありませんか?
風景の1つになっていると思いますが、取り去ってみると、とてもスッキリしますよ。
飾り立てることではなく、余白を作ることを意識したほうが、生活の質があがります。
シンプルに暮らすために余白を取ることを意識したい7つのもの。
12.文具・事務用品
かつての私のように、こまごまとした文具をたくさん持っている人もいるでしょう。
「まだ使えるから」という理由で捨てないことを選択するなら、1本ずつターゲットを決めて、確実に使い切ってください。
持たない暮しをめざすなら、ぜひマスターしておきたいボールペンを使い切るコツ
ボールペンに限らず、何かを使いきるコツは、ほかのものはいったんどこかにしまって、同じものばかり、徹底的に使うことです。
ボールペンを50本持っていて、家のあちこちに散乱させ、気ままに使っていると、いつまでたっても使い切りません。
1本使い切ったところで、どれぐらい日数がかかったか調べてください。
私が以前、ボールペンを使い切る生活をしていたときは、製品によって違いますが、だいたい1週間~10日で1本使い切りました。
残りが49本なら、あと49週間、つまり、1年ぐらいで使い切る計算です。
私はモーニングページを書いているし⇒ネガティブ思考改善にモーニングページがいい~今月の30日間チャレンジ、ほかにもよく手書きをしているから、ボールペンの消費は早いほうだと思います。
しかし、人によってはそんなに使わないかもしれません。
自分の消費ペースをつかむと、よけいなストックを買わなくなるし、景品のボールペンも断ることができます。
13.古いPC、ガジェット
捨てるのを先延ばしにして、ずっと持っていた、もう使わないPCや携帯電話を捨てます。
持ち続ければ持ち続けるほど、捨てるのが難しくなります。
「何かのときに使うかもしれない」と思うなら、時間のある今のうちに使ってみてください。
使いみちがまったく思いつかないときは、もう使いません。
14.玄関にあるガラクタ
げた箱の上やげた箱の中、たたきなどに、置きっぱなしになっている物を一掃します。
靴、スポーツ用品、傘など。
玄関にある不用品の例⇒玄関は物置ではない~今すぐ捨てられるこんなもの、あんなもの
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この続きはこちら⇒外出できないときは不用品を捨てよう。:31日間片付けプラン(後半2週間分)
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急に自宅にいる時間が増えた人のために片付けプランを紹介しました。
プランといっても、いらない物を捨てるだけです。
自分でプランを作ってもいいですね。
私はよく個人的なプロジェクトをやったり、プランをたてたりします。
プロジェクトを成功させるコツは、ゆるめにすることです。あとは、いきなりガーッとやらないこと(小さなことからやり始める)。
私の住む州では、保育園から高校まで、学校が休みになり、子どもたちに自宅で何をやらせるか、プランニングしているお母さんたちもいます。時間割を作っても、そんなにうまくいかないと思います。
相手は子どもだし、自分だって仕事があるし、自分はプロの教師ではないですから。
あまりきっちりやろうとすると、お互いストレスがたまるだけです。片付けもそれと同じです。