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2020年も、あと3週間で終わります。
新年になる前に、捨ててしまったほうがいいものを紹介しますね。
あなたの、「捨てるものリスト」に、書き加えていただき、できるだけ早く捨ててください。
1.今年も捨てなかった物
ず~っと前から、「捨てようかな…」と思いつつ、今年も捨てられなかった物に別れを告げましょう。
そういう物、いろいろあると思いますが、この記事では、2種類だけ紹介します。
1)死蔵品
ほとんど使ってなくて、ほぼ新品(オークション・フリマでは新古品と呼ばれるもの)、それなりに質もいい、値段も高かった気がする、だけど、自分の生活では活かしきれず、ずっと棚や押入れに入っている。
こんな物を捨てます。
たとえば、家電やちょっと大きな調理ツール。
ジューサー、ミキサー、フードプロセッサー、布団乾燥機、ホームベーカリー、パスタマシーン、コーヒーメーカーなど、箱に入ったまま眠っていませんか?
「いつか、メルカリに出すから」という言葉を免罪符に、長年、持っている方もいるでしょう。
ですが、「いつか」は来ませんよ。
いつか使うかもしれない物をそこに置いておいても誰も使わないよ。
2)捨て時がわかりにくいもの
使い終わったのか、まだ使えるのかわかりにくいものってありますよね? そういう物を捨てます。
下着やソックスは、毛玉があっても、穴があいても、まだ使えるから、そのまま使い続けると思います(私はそうです)。
私がよく使うもので、使い終わったかどうかわかりにくいものが2つあります。
ソックスと水性のサインペンです。
ソックス
私、朝、散歩したり(最近は、路面がつるつるして危険なので、歩くことが多い)、スロージョギングしたりしているから、わりとすぐ、ソックスに穴があきます。
右足の裏、親指の付け根の下のぷっくりしたところに、穴があきますが、1つあいたぐらいだと捨てません。この時点では、左足用のソックスは穴があいていませんから。
「両足そろって、大きな穴があいたら、ウエスにして捨てたい」と思うのです。
その頃になれば、かかとなど、ほかの部分も、かなりすり減っているから、「もう寿命だ。お世話になりました。さようなら」と言えるわけです。
しかし左足用に穴があくのを待っていると、右足用にどんどん穴があき、冬場は、足が寒いから、結局、左足の穴を待たずして、月が変わったときに、「もう捨てよう」と思って捨てる(ウエスにする)ことが多いです。
水性のサインペン
油性のボールペンは、インクがなくなると全く書けなくなるので、使い終わったことがわかります。
鉛筆も、芯が削れなくなったら、「終わった」と思います。
ですが、水性のサインペンは、色が薄くなってからが長いです。
以前も書きましたが、きょう何かを書いていて、「ああ、これ、もうインクが薄くなったねえ。そろそろ寿命かねえ」と思っても、翌日なると、色味が復活しています。
消滅と復活を繰り返しながら、全体的にだんだん色が薄くなるけれど、それでも、完全に書けないわけではない。
まだ書けるから、捨てることはない、まだ終わっていない。と思って、なかなか捨てません。
特にモーニングページは、書いたものを読み返さないから、極端な話、インクが出なくてもいいし。
しかし、To-doリストは読めないと支障が出るから、モーニングページを書く時は、死にかけたペンを使い、To-doリストは、インクが出るふつうのペンを使うこともあります。
終わりがわかりにくいペンを、私は、日曜日によく捨てます。
ふだん使っているスケジュール帳が、月曜始まりだから、日曜日の分を書き終えたら、「これは今週で終わりにして、来週から新しいのにしよう」と思うのです。
このように、終わったのか、まだ使えるのかよくわからないからずーっと持っている物、今が捨て時です。年末ですからね。
捨てるきっかけがつかめないあなたへ。手放すタイミングはこれだ(前編)
2.最近つきつつある悪い習慣
きのう、夜ふかしの習慣をやめたいという方のメールに回答しました⇒夜ふかしをやめるコツ~夜遅くまでSNSをするのをやめて、生活時間を立て直す。
このような生活上の、自分としては望ましくない習慣を手放します。
夜ふかしのほかは、食べすぎ、飲みすぎ、喫煙、YouTubeの見すぎ、ドラマの見すぎ、買い物のしすぎ、残業のやりすぎ、化粧のしすぎ(厚塗り)、ネットのやりすぎ、ゲームのしすぎ、スマホのさわりすぎなど。
習慣は、1日でいきなりできるわけではなく、毎日同じことを繰り返しているうち、その行動がどんどん強化され、最終的に、自動的な行動になります。
習慣になりつつあるな、と思ったところで、バッサリ切ったほうが、あとで苦しまなくてすみます。
習慣のループ
習慣を手放すときは、3つのループを意識するとうまくいきます。
どんな行動も、きっかけ⇒行動(習慣になること)⇒報酬、という道筋をたどります。
習慣のループを知れば、どんな習慣も変えることができる(TED)
SNSのきっかけは、「ピン!」という通知音でしょうか? 「新しい何かが入りましたよ」というお知らせを受けて、スマホを手に取る人が多いでしょう。
人によっては、「なんとなく手持ち無沙汰だな」「脳が暇だな」と思うことが、きっかけかもしれません。
きっかけを受けて、アプリを開くと、友達から、「元気?」とかなんとか、コメントが入っていて、それに対して、「元気だよ」と答えて、そこで終われば、やりすぎることはないでしょう。
しかし、いったんアプリを開けると、つい、タイムラインをスクロールしちゃったり、別のタイムラインを開けて読んだりして、どんどん時間を使います。
スマホ上でスクロールするタイムラインは、スロットマシンと同じだ、とよく言われます。次に何が出てくるか、知りたい、わくわく、と思うから、どんどんスクロールするのです。
脳は、新しいものが好きですから。
私は、スマホで何かを読みふけることはありませんが、PCで、あれこれ、ニュースを読んでしまって、気づくと、30分たっていたということが、かつてよくありました。
だから、今は、日本語のニュースは読まない、読むとしても見出しだけにとどめる(チラ見のみ)、と決めています。
どうしても気になるニュースがあるときは、英語かフランス語で読むことにしています。
日本語は、自由に読めるから、たいしておもしろくない内容でも、どんどん読んでしまうのです。その点、英語やフランス語は読むハードルがあがるので、つまらないニュースや、重要度の低いものは、すぐに読みたくなくなります。
このように、きっかけについて考えたり、その行動のハードルをあげると、手放しやすいです。
毎日、確認するとうまくいく(と思う)
毎日、その習慣を別の習慣に置き換えようとしていることを確認して、忘れないようにしてください。
私は、いま、「ナッツをどんどん食べる習慣」を修正するために、日々、努めていますが(42日間チャレンジ中)、毎朝、必ず、食事の内容を記録するノートに、手書きで、
・間食しない
・ジャンクフードを食べない
・満腹になるまで食べない
と書いています。
さらに、きょうは、42日間チャレンジの何日目かも書いて、3つの目標をクリアしたら、目標と数字の横にチェック印を入れています。
昔も、ナッツの食べすぎをやめるために、いろいろやってみたのですが、ことごとく失敗しました。
今回は、今のところ3週間続いています。たぶん、間食をやめたのと、毎朝、3つの目標をノートに書いているからでしょう。
間食として、ナッツを口にして、つい食べすぎていたので、間食そのものをやめました。
いまも、毎日、ナッツを食べていますが、食事の一部、またはデザートとして、少量だけ食べています。
さらに、先に書いたように、毎朝、食に関する目標を書いて、きのうはできたかどうか、チェックしています。
この3つの目標、簡単だから、私の頭に完全に入っています。
ですが、わざわざ朝、手で書いて、脳に思い出させ、翌日、ほんの数秒ですが、ちゃんとできたかどうか振り返り、自分で自分のことを評価する(セルフ・エバリュエーション)しているから、今回は続いていると思います。
依存症や禁煙などを、カウンセラーについて治療するとき、カウンセラーに、その週のことを報告しますよね?
自分ひとりでやるときも、振り返りや自己評価をする時間をもうけるよいです。私のように、ナッツの食べすぎや、お菓子の食べすぎに悩んでいる人は試してください。
☆この続きはこちら⇒年末だからもう手放す。今年中に捨ててしまうもの(後編)
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今年中に、お別れしたほうがいいものを2つ紹介しました。
使ってないけど、捨てるのもいや、と思うものは、使い始めてください。
今年、私は死蔵品を使うチャレンジをしていて⇒死蔵品を作らないために、すでに家にある物を使う4つの戦略。
筆記に使えるサインペンは使い終わり、ジェルペンの使い切りに入りました。
ジェルペンは、サインペンと違って、減りが早いですね。スラスラ書けるし、減りが早いし、あっという間に使ってしまいそうです。