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朝、余裕を持って1日のスタートをするために、前の晩にできることを7つお伝えします。
毎朝バタバタと出かける準備に追われれていると、それだけでぐったりしてしまいますよね。今のように暑い時期は尚更です。
でも、ほんの少しだけ前夜に準備するだけで、翌朝、ずっとストレス少なく、過ごすことができます。
朝の過ごし方は、その日一日の心の状態や行動の質に影響を与えます。余裕を持って過ごすようにすると、暮らしの質があがりますよ。
記事を読んでいただき、早速、今夜から試してください。
1. キッチンをリセットする
キッチンがきれいだと、朝食やお弁当づくりが手早く進み、出かける準備に時間を取られません。
逆に前夜にリセットできていないと、汚れた食器や散らかった作業台の片付けから始まり、それだけで時間が押してしまいますよね。
朝起きて、いきなり散らかったキッチンを見ると、気分が重くなるので、見た目を整えておいたほうが気分的にもラクです。
とはいえ、夕食後は疲れていて「後でいいや」と先延ばししてしまう人は多いかもしれません。
その場合はタイマーを5分にセットして、この時間に集中して片付けましょう。キッチンを完璧にきれいにする必要はなく、カウンターだけでもきれいにしておくと、翌朝、焦らずにすみます。
もっとも重要な場所をきれいにしておくことを意識してください。
2. 翌日の服を選び、セットする
出かける前にその日着る服で迷うことは多いと思います。
前夜に天気予報をチェックして、ある程度選んで準備しておけば、朝は着替えるだけです。
ただ、服はその日の気分や予定で選びたいと思うかもしれません。
そんなときでも、明日はどんな予定があるか、また、どんなふうに過ごしたいか、前の晩にある程度決めてしまえばいいのです。
どんな1日にするか、自分で決めることで、もっと主体的に生きることができます。
服を選ぶために、予定を確認することになるので、ここでも朝の準備の時短が期待できます。
ちなみに、寒暖差は、ジャケットなどで対応することにし、メインの服だけ決めて、ジャケットを着るかどうかは朝決めるようにするのもいいですね。
私自身は、毎日同じような服を着ているので、服選びに迷うこと1年中はありません。
ミニマリスト主婦、筆子の14着の服を公開、写真つき(2020年夏版)
3. 持ち物をまとめておく
出かける準備で意外と時間を取られるのが、バッグやポケットに入れるものを探すことです。
前夜に財布やスマホ、家や車の鍵、交通系ICカードなど、翌日持っていくものをまとめておくと、出発までに余裕ができます。スマホは充電まですませておくといいでしょう。
ついでに、スマホやバッグの中身を整理するとベター。ゴミは捨て、入れておく必要のないものは、取り出しましょう。
気をつけたいのは、持っていくものを選ぶときに完璧主義に陥らないこと。
何を持っていくのが正解なのか? みたいなことで、迷いすぎないようにしましょう。
夜にあれこれ準備するのが面倒なら、玄関や自室の決まった場所にトレーを用意し、いつも持ち歩くものはそこに入れておけばいいでしょう。
ものが散らかったり、なくしたりすることを防げます。
なんでもかんでも持ち歩くのはもうやめる:バッグの中身の減らし方。
4. 朝食や弁当を軽く準備する
前夜に翌日食べるものをちょっと準備しておくだけで、朝食や弁当作りの時間を短縮できます。
少なくとも何を食べるか、何を弁当に詰めるかの心づもりはしましょう。
そうすれば「弁当に入れるつもりだった冷凍食品が切れていた」とか「ご飯を炊き忘れた」というミスを防げます。
果物を切って保存容器に入れておいたり、ヨーグルトやパンを手に取りやすい位置に出しておいたりするだけでも違います。
私は外に働きには行っていませんが、家事の時短をするため、朝のメニューは356日固定、昼に食べるお弁当は日曜に1週間分まとめて作って冷凍しています。
5. 玄関まわりを整える
前の晩、玄関をざっと片付けて、明日履いていく靴だけを出しておきます。
いつも持っていくものを玄関にまとめておくのもいいですね。
玄関にものがありすぎると、片付けるのが大変なので、ふだんから余計なものは置かないようにするのがおすすめです。
私が今使っている出入り口には、下駄箱みたいなものいっさい置いていません。
いつも履いている靴だけが置いてあります。
6. 翌日やるべきことを3つだけ書き出す
翌日、自分がすべきことで重要なものを3つだけ書き出します。
手帳やアプリ、ノート、カレンダー、使うものはなんでもいいです。
重要なことを先に心づもりしておけば、ぐるぐる考えたり不安を抱えたりしたまま眠らなくてすむので、睡眠の質があがります。
その結果、朝、スッキリ起きられるし、意図を持ってスタートできます。
方針をたてずに寝ると、朝一からぼーっと考えたり迷ったりする時間が増えてしまいます。
重要なことを3つだけ選ぶことは、重要でないタスクを手放す練習にもなりますよ。
7. 5分でいいのでリラックスする
前夜にしっかりリラックスできると、翌朝の心身の状態が大きく変わります。
寝る前に5分間の瞑想や深呼吸を行うと、ストレスホルモンの分泌が抑えられ、自律神経が整いやすくなると言われています。その結果、睡眠の質が向上し、翌朝、スッキリ目覚められるのです。
当然、朝のパフォーマンスが上がるでしょう。
寝る前にリラックスする習慣があると、思考の暴走が止まり、翌朝、高い集中力や判断力を得られるという研究もあります。
スマホやタブレットのブルーライトは睡眠を妨げるので、寝る前はデジタルデトックスタイムにするといいかもしれません。
私も寝る1時間前は、デジタル機器、テレビ、Kindleはいっさい使いません。
代わりに、10年日記を書いたり、テレビもインターネットもなかった頃に書かれた小説を読んだり、塗り絵をしたりしています。
スマホ疲れしてませんか?~簡単デジタルデトックスで心の余裕をとりもどす
番外:早く寝る
翌朝、余裕を持ってすごすのに一番効果的なのは、前の晩、早く寝ることです。
これは、翌朝、落ち着いて過ごすための最もシンプルで効果的な習慣ではないでしょうか?
夜ふかしが続くと、睡眠の質が下がり、朝のスタートがバタバタになりがち。疲労もたまります。
夜遅い時間に、いろいろやりたい人は、早く寝るのが苦手かもしれません。ですが、早く寝ることは、翌朝への自分へのプレゼントですし、自分を大事にするセルフケアの一つだと思います。
早起きして、今のスケジュールを少しずつ前倒しにしていくと、夜遅くまで起きている必要がなくなると思います。
不本意ながら夜ふかしが続いている人は、一度、スケジュールを見直してください。
夜ふかしをやめるコツ~夜遅くまでSNSをするのをやめて、生活時間を立て直す。
寝る前が大事。家事上手の主婦が身につけている小さな習慣~ミニマリストへの道(37)
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朝、気持ちの余裕を持つために、前の晩にできることを7つ紹介しました。
朝は、脳のゴールデンタイムと呼ばれる時間帯。この時間、集中力・判断力・創造性が最も高まると言われています。
実際、私は夕方になると明らかに疲れを感じるので、大事なことはなるべく朝早めに済ませるようにしています。
朝の時間をどう使うかで、1日の流れだけでなく、人生全体も決まると私は考えています。
この記事で紹介したことを全部1度にやる必要はありません。まずは、朝のバタバタや焦りを取り除くのにもっとも効果的だと思うものを一つだけ選び取り組んでみてください。
朝の時間が整ってくると、自分がやりたいことを入れ込む余裕も生まれますよ。