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よく人生相談をいただくので、あまり悩みすぎない方法を7つ紹介します。
お悩み相談のお便りを拝見していると、悩んでいることはわかるし、きっとすごく心を痛めているのだろうとも思います。
けれども、客観的に見ると、恵まれている人が多いとも感じます。
本当にお金がなくて、今日この日を生きるのに精一杯、なんて人は、たぶん私のブログは読んでいないでしょう。余命を宣告された人も、「コスメを買うのがやめられない」なんて悩みをかかえたりしないでしょう。
ようは、どこに意識を向けるかです。
悩みの中にどっぷりひたらず、悩んでいる自分を一段階上から見てください(これをメタ認知といいます)。そして、自分にこんなふうに言ってみてください。
1.その悩み、悩み続ければいつかは解決するの?
まず、自分の悩みは悩む意義があるのかどうか考えます。
あれこれ悩んだり心配するのは決して悪いことではありません。ただし、悩むことによって、何らかのポジティブな結果が得られそうな時だけです。
自分の生存をおびやかす何かに気づいたから、どうやってこれを回避するかあれこれ考える。
これは悩みがいのある問題だと言えます。
何も手を打たないと、大変な目にあいます。アリとキリギリスの話のキリギリスのようになってしまうのは避けたほうがいいです。
ですが、どんなに悩んでも解決しない問題を、ああでもない、こうでもない、とぐるぐる考える人が少なくありません。
自分の悩みを検証し、悩みつづけるに足ることなのかどうか調べてください。
悩むに足る問題のとき
「私の悩みはよりよい生活を送るために必要なもの、建設的なものである」とわかったら、実際にその問題を解決するよう努力します。
具体的なやり方はこちら⇒この先どうしたらいいのかわからないと悩んだらこれを読んでください。
悩んでも何も解決しない悩みのとき
いくら悩んでも誰にも答えなんて出せない、という悩みのときは、ほどほどのところで悩むのをやめ、ほかのことをしてください。
答えの見つからない問題をぐるぐる考えすぎると、ストレスがたまりに、どんどんネガティブになっていきます。
ネガティブ思考に傾くと、ストレスが増え、体調が悪くなります。免疫も落ちるので病気になりやすくなるでしょう。おまけに被害妄想的になり、内にこもったり、周囲の人に当たり散らしたりします。
人はネガティブになりやすい話⇒人はネガティブ思考を引きずるようにできている話と、そこから抜け出す方法(TED)
どうしても、悩まないではいられない人は、1日30分から1時間、思いきり悩む時間を作るといいでしょう。
ノートに、悩み、問題点、うらみ、つらみ、その他いろいろ思うことを1時間書き続ければすっきりします。
ストレスノートをつける要領です⇒買い物はやめられる。お金を使わないシンプルなストレス解消法
2.根本的な問題は何?
本質的な問題を見つけると、ぐるぐる悩むことから解放されます。
悩み相談のメールをもらって返事を書くと、それに対して、「なるほどそうですね。でも、そうすると、こういう問題があるのですが」と別の悩みを書いてくる人がいます。
1人や2人ではありません。
次から次へと悩みごとや心配ごとを思いつく人は、根本的な問題の解決にあたっていないのです。
化粧品や服を買うのをやめられないとか、ネットショップやオークションサイトを見るのが止まらない、といった悩みの裏には、本質的な問題が隠されています。
嫌いな仕事を無理にやっているから、不満がたまっている、とか。
このようなときは、仕事に関する問題を解決すればいいのです。
いろいろ悩む人は、今の自分がもっとも不満を感じている、根っこにあるものを明らかにしてください。
現実に直面する、ということです。時にそれは、勇気のいることかもしれませんが、本当の問題を見つけない限り、悩みのループから抜け出せません。
本当の問題を見つけても、それを解決することはできないかもしれません。
ですが、何が問題なのか、しっかりと見極め、解決に向かって、0.4ミリでも前進するほうが、ごまかしながら生きているより、充実します。
3.暇すぎるんじゃないの?
忙しすぎてもまずいのですが、あまりに暇すぎると、ささいなことを考えすぎてしまいます。
脳は1つのことしか考えられないので、ほかに、もっと考えるべきことがあるときは、不毛な悩みに占拠されません。
小人閑居して不善をなす、とうことわざのようになるわけです。
仕事が暇すぎて、ついつまらないこと考えてしまう、同じ服ばかり着てると同僚に思われているんじゃないかしら、なんて悩む人は、いま自分がやっている仕事の質をあげるにはどうしたらいいだろうか、と考えるようにしてください。
パフォーマンスをあげるために、小さな目標を作り、30日間チャレンジをしてみてはどうでしょうか?
そうすれば、つまらない考えに脳を占拠されることは少なくなると思います。
30日間チャレンジのいろいろ⇒人生を変えたいあなたに。30日間チャレンジのアイデア88選。
4.とにかく行動してみたら?
小さな行動に出ると、悩みが消えることがあります。
悩みすぎる人は行動することを先延ばしにしていることが多いからです。
「捨てる・捨てない」でいつまでも悩んでいる人は、捨てる行動をしたくないので、悩むほうを選んでいます。
悩んでいる間は、とりあえず行動しなくてすみますからね。
「これ捨てたらあとで困るかも」「だって高かったしね」「友達の◯◯さんが欲しがるかもしれないし」「自分の判断に自信ないし」
「あとで後悔するの嫌だし」「捨て方よくわからないし」「どうせなら、一気に片付けたほうがいいよね」「新品同様でもったいないし」
「そのうち、こういうの、また流行るかもしれないしね」「メルカリで高く売れるかもしれないし」「何でもかんでも捨てるのもよくないよ」
行動しない理由はいくらでも出てきます。というのも、人間は慣れ親しんだ環境、つまり現状にとどまるほうがラクだからです。
まあ、そうやって悩み続けるのは本人の自由です。しかし、自分で悩むほうを選んでいるので、「捨てられません」ともんもんとするのは、誰のせいでもなく、自分のせいなのです。
人の反応を気にしすぎて、行動に出られないこともよくあります。
「貰い物を断ると、薄情な人に思われるんじゃないか」と悩み続け、もらい続ける人です。
悩んでいる間は、断らなくてすみます。しかし、不用品をもらい続けるという苦痛は続きます。
このような場合は、一度、思い切って断ってみる、つまり行動してみるといいのです。「断ってみたら、意外と何ともなかった、もっと早く断ればよかった」と連絡してくれる読者がたくさんいます。
5.生産的な別の行動をしてみよう
自分は行動が足りないのがわかった、でもいきなり行動的になんてなれない、という人もいるかもしれません。
その場合は、問題解決には関係ないが、わりと生産的な行動をしてみてください。
例をあげます。
目の前にある仕事になかなか取りかかれず、先延ばししているとします。
仕事をやりたくないので、悩むことに時間を使っています。悩んでいる間は仕事をしなくてすむからです。
「やり方わからないし」「どの程度やったらいいのかわからないし」「うまくできなかったらどうしよう」「もっと効率的なやり方があるんじゃないのかな?」「そもそも私がやるべき仕事なの?」などなど。
こうした悩みの中には建設的なものもあるかもしれません。ですが、うじうじ悩んでいるだけで、何も進まないなら、悩んでいるだけ時間の無駄です。
一番いいのは、やるべきことを細分化して、いますぐできることからどんどんやっていくこと。
それができず、悩むことに時間を使っているなら、別の行動を起こしたほうがいいと思います。
目の前にある仕事ではないけれど、ほかの生産的な行動をするわけです。
たとえば、とりあえず机の上を片付けるとか、資料を読んでみるとか、別のもっと簡単な仕事を片付けるとか。あるいは、先に夕食の下ごしらえをしておくとか。
どんな小さなことでも行動すれば、うじうじ悩むことから解放されます。
煮詰まったときは身体を動かしたほうがいいので、掃除や洗濯などの軽作業をもおすすめです。
みな、生産的な行動なので、たとえ仕事が全然進まなくても、全体的にみると、多少生活の質があがっています。ただし、仕事から逃避するために、ほかのことをやりすぎないようにしてください。
6.ほどほどでいいじゃない
完璧主義に囚われていると悩みが増えます。
人生の大半のことはグレーゾーンにあるからです⇒なんでも白黒つける考え方をやめるススメ。思い込みを手放して可能性を広げるには?
どんなできごとも、見方しだいで、よいことにも悪いことにもなります。また、その中間の考え方もたくさんあるわけです。
私はモーニングページを書くことをおすすめしていますが、意外とやり方にこだわる人がいます。
モーニングページとは? ⇒モーニングページの書き方、やり方を教えてほしいという質問の回答。
提唱者のジュリア・キャメロンは、「毎朝3ページ、何を書いてもよい」と言っており、私もそう書いているのに、ある一定のことを書かなければならない、と思う人が多いのです。
「モーニングページを書いてみたけど、ネガティブなことが出てこず、効果を感じられません」、というメールをもらったことがあります。
べつにネガティブなことを書く必要はないのに。
「筆子さんの言うようにやってみたけど、うまくいきませんでした」というメールをもらうこともあります。
その人と私は別の人間なので、同じ結果が出なくても当然です。
「こうあるべきだ」という理想像を勝手に作って、そうならないことに対して悩んでいるケースがとても多いと感じます。
自分で枠を作ってしまいがちな人は、気をつけてください。
7.コントロールできないことは、ほっておこう
自分でどうしようもできないことをどうにかしようとして、悩む人もたくさんいます。
もう終わった過去のこと、何が起こるのかわからない未来のこと、自分以外の人の考えること、感じること、行動。天候。自分の見た目や生まれた場所、体質。世の中が不公平にできていること、など。
こうしたことは、自分ではコントロールできません。
影響を与えることはできますが、自分の考えと行動を変えることにフォーカスしたほうが有意義です。
自分では変えることができないことに、不満を感じたり、悩むのは時間がもったいないのでやめたほうがいいです。
関連記事もお読みください⇒いろいろ考えすぎて不安がいっぱいの人へ。心配性を治す7つの習慣。
こちらもどうぞ⇒悩みの8割はこれで解決。他人の目を気にしすぎるのを今すぐやめるすすめ。
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今回は悩みすぎない方法を紹介しました。
欲張りな人も悩みが深いと思います。
Aという選択をとったら、もうそれ以外はないのに、BやCの選択のほうがよかったんじゃないかと、いつまでもうじうじ悩む人です。
悩むのは勝手ですが、自分で悩むことに時間を使うほうを選んでいることを忘れるべきではないでしょう。