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『PHPからだスマイル』という生活情報誌に、筆子のエッセイを掲載していただきました。
きのう見本誌が届いたので、掲載の告知と、雑誌を読んだ感想をお伝えします。
PHPからだスマイルとは?
PHPからだスマイルは、PHP研究所が発行している健康に関する情報が掲載されている月刊誌です。
編集者の方によると、40代以上の主に女性を対象とした雑誌だそうです。
同じ出版社の『PHPくらしラク~る♪』と同じサイズの小さな本です。
こちらはラジオ講座のテキスト(A5)と大きさを比べたところです。
7月号は136ページ。小さくて軽いので携帯するのに便利です。
毎月10日発売です。定価420円。
私の健康法を書きました
筆子の記事は書き下ろしのエッセイです。タイトルは「ミニマリスト的健康術」
一番最後の記事です。
健康でいるために、私がふだんやっていることを、食事、睡眠、運動、日々のちょっとした健康習慣、考え方(ポジティブ思考)の5つに分けて紹介しました。
ジャンクな物は食べない、夜はしっかり寝ている、毎日スロージョギングやスクワットをしている、といったことです。
まあ、それほど特殊なことはしていません。
文字数の関係で、書かなかったこともあります。
たとえば、オイルプリングのことは書いていません。それと数ヶ月前から、朝の運動メニューに、クランチと足上げを追加しました。それぞれ10回しかやらないので、ふたつ合わせても2分ぐらいでしょうか。
オイルプリングについてはこちらの記事に書いています⇒朝のルーティン、50代ミニマリスト主婦の場合。書くことに時間を使っています。
PHPからだスマイルを読んだ感想
からだスマイル、はじめて読みましたが、こんな印象を持ちました。
1.ほどんど広告がない
まっさきに気づいたのは広告がないことです。
裏表紙の裏に、気のトレーニングをする学校の広告がありますが、広告らしい広告はこれだけです。
PHPの出版物と『PHPくらしラク~る♪』の紹介がそれぞれ1ページ、バックナンバーの紹介が1ページあります。
広告がないので、本文を読むことに集中できるでしょう。
2.読みやすい
巻頭の8ページは、グラビアというか、つるつるした紙でカラー印刷ですが、そのほかは、白地に黒文字の印刷のみで、読みやすいです。
漫画やイラスト、チャートも適度に入っているので、難しげな健康情報もとっつきやすく編集されています。
カラフルさには欠けますが、読みやすいのは、なんといっても白地に黒文字です。
しかも、老眼鏡をかけずに、裸眼でふつうに読めました。きっとフォントが大きいのでしょう。
若者向けの雑誌だと、全体的にカラフルで、活字の組みも、縦になったり、斜めになったり、ときには円を描いたりと、変化がめまぐるしく、
ものすごく活字の小さい部分があったり、文字の色が薄かったり、目立たせるためのラインマーカーやら赤い矢印のせいで、かえって読みにくかったりすることがあります。
こういう体裁は、読みやすいようでいて、実は読みにくいと私は思います。
みんなふつうに読んでいるとは思いますが、脳は疲れるんじゃないでしょうか?
まあ、私はシンプルなものが好きなので、そう感じるのかもしれません。
3.すべて健康に関する記事である
健康情報誌なので、健康に関係した記事しかありません。とはいえ、いろいろな話題がのっており、母(85歳)は「おもいしろいし、勉強になる」と言っていました。
7月号の第1特集は、健康は「見た目」が9割、というものです。
見た目が若い人はたいてい健康である、という話です。確かに、体調が悪いとふつう顔色も悪くなり、なんとなく目もどんよりしてくるから、そうなのかもしれません。
「若見え健康法」という記事の中に、ボディソープは使わないほうがいいとありますが、これは本当です。
私、ずいぶん前にボディソープの使用をやめ、石けんもあまり使いますが、冬でも肌が乾燥しなくなりました。
第2特集は、夏に気をつけたい食中毒対策、で、食中毒をおこす菌が6種類イラストつきでのっています。菌によって生態が違い、煮沸しても死なない菌がいます。
残りは、連載で、扱っている話題はさまざまですが、すべて、健康がテーマです。
私の文章を掲載していただいたエッセイのコーナーは、毎号違う人が書いているようです。
4.表紙のイラストは上田三根子さんのもの
上田三根子さんは、ライオンの「キレイキレイ」というハンドソープのイラストを描いている方です。
この方、私が若い頃から雑誌にイラストを描かれていて、よく目にしていました。確か、雑誌「Olive(オリーブ)」の表紙も描いていたと思います。
オリーブについて⇒2015年、断捨離してよかったもの(古いもの編)~捨てるからこそよみがえる思い出
上田三根子さんは、私より10歳年上のはずなので、いま70歳ぐらいだと思いますが、相変わらず活躍しているのですね。
上田三根子さんよりさらに年上の大橋歩さんも、ふつうに仕事をしています。イラストレーターやクリエーターといった仕事は定年がなくていいですね。自己管理能力が求められますが。
印象に残った記事
私は健康おたくではありません。しかし、どちらかというと健康でいることに関心をもっています。
よって、すべての記事が興味深かったのですが、特に印象に残った記事を3つ紹介します。
「壁立ちエクササイズ」で姿勢から若返る!
壁に背中を向けて1分間まっすぐ立つ運動(?)は、姿勢をただし、心も身体も若返るそうです。
さっそくやってみたところ、背筋がのびて気持ちがいいです。
このエクササイズをやると、胸郭が開いて呼吸が深くなり、血の流れがよくなるそうです。寝る前に1分行うといいそうなので、今晩からやることにしました。
気分転換にもいいと思います。
私、猫背ぎみなので姿勢を改善できたらいいなあと思います。
猫背の話⇒猫背でパソコンに向かう弊害は腰痛や肩こりだけではない。
気づかず危険な「隠れ脳梗塞」
脳梗塞(のうこうそく)は、脳の血管が詰まって、そこから先の血管に血がいかなくなって細胞が壊死(えし)し、機能しなくなることです。
本格的な脳梗塞の症状が出るまえに、数ミリ程度の脳梗塞が脳のあちこちで起こっています。そういう小さな脳梗塞を隠れ脳梗塞と呼ぶそうです。
これは老化現象だから、50代では5割の人、60代では8割以上の人に見られるとのこと。
この記事には、隠れ脳梗塞があるかどうかわかる自分でできる簡単なチェックと、脳梗塞を防ぐ簡単な運動が紹介されています。
全部やってみましたが、私はまだ大丈夫みたいです。
脳の働きに役立つ運動をしておくと、小さな脳梗塞が起きても、周辺の細胞が死んだ細胞の働きを補い、機能を回復させます。
そういえば、アルツハイマー病の予防法がテーマのTEDトークで、脳の形状はアルツハイマーなのに症状が出ていなかった修道女のことを紹介していました⇒アルツハイマー病を予防するためにできること(TED)
この修道女にはシナプス(神経細胞の接合部分)がたくさんあったのです。
脳にいい運動をして鍛えておくと、脳梗塞も予防できるのです。
見た目は脳で変えられる
脳科学者の茂木健一郎さんの書かれた記事です。
見た目(表情などの外見)と脳はお互いに影響しあっているので、見た目を若くするためには、考え方を変えるとよい、という内容です。
若いという印象を持ってもらうための脳(考え方)が4つ紹介されています。
1つ目は、誰でも想像がつく楽観脳。若い人ほど考え方がポジティブだそうです。
そのほかの3つも、わりとふだんの私の脳の状態だなあ、と思ったのは、私が楽観的すぎるからでしょうか?
ある文章を読むさいに、笑顔でいるときと、不機嫌な顔でいるときとでは、その文章の受け取り方が変わるそうです。笑顔で読むときのほうが内容を楽観的にとらえる傾向があるのです。
背中を丸めると暗い気持ちになるという実験もありますし⇒2分で人生を変える方法「ボディランゲージが人を作る」(TED)、楽観的な気分でいたい人は、無理やりにでも笑顔を作るといいですね。
ほかにも、階段を降りるときにできるトレーニングなど、やってみたいことがいくつかありました。
『PHPからだスマイル』7月号、興味のある方は、本屋やコンビニでチェックしてください。
アマゾンにもあります。
合わせ買い対象商品です。
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この春、私は60歳になりました。若い頃に比べると見かけはしっかり老いましたが、まだあまり体力や機能の衰えは感じていません。
自覚があるのは老眼ぐらいです。
肩こりがなくなってむしろ元気になったのではないかと思うほどです。
ミニマリストになってから、考え方はずいぶん変わりましたが、気持ちは26歳ぐらいからあまり変わっていないような。
ある日、突然がたっとくるのかもしれません。そのあたり、ブログで実況中継していこうと思っています。