サボテン

ミニマルな日常

最終更新日: 2019.09.7

すぐにできる! 人生をシンプルにする10の方法(その2)

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もっと単純な生活をするために、誰でもすぐにできるアイデアを紹介しています。初回は以下の3つを紹介しました。

1.SNSの見直し
2.買い物リストの導入
3.人の話を聞く

2回めは

4.自分から選択肢を減らす
5.夜の過ごし方を変える
6.複数買いをやめる

この3つです。



4.選択肢を減らす

時間をかけて迷う価値がないことについては、迷わなくてすむように、選択肢を減らます。

選択肢がたくさんあるということは、より自由であるということです。

しかし、オプションがたくさんあると、決めなければならないことが増えて、迷って、頭が疲れ、どうでもよくなって、まずい選択をしたり、決められなくて、身動きできない弊害があります。

選択肢が多すぎる弊害⇒バリー・シュワルツに学ぶ『選択のパラドックス』(TED)~所持品をミニマムにすると生きやすくなる理由とは?

決断疲れについて⇒決断疲れを回避する方法。ミニマリストになるのが1番です

具体的には、以下のことをするといいでしょう。

1)同じものを使う(定番を決める)

日常使っている物は数をしぼって、同じ物を何度も使います。

たとえば、洋服。

日替わりで服をコーディネートしようとするから、衣料品やアクセサリー、バッグの数が増え、管理が大変になり、しまい場所がなくなり、たくさん持っているのに、「着るものがない」というジレンマを感じてしまいます。

ある程度パターンを決めれば迷いません。

制服化のすすめ⇒自分のユニフォームを決める12のヒント。おしゃれミニマリストになる道もある

シャンプー、化粧品なども数をしぼれば、使いたいものにさっと手を伸ばせます。





2)ルーティンの導入

毎日、やることを決めて、ルーティンにします。

すると、「次、何をやろうかな?」と迷わなくてすみます。

会社勤めをしている方は、勤務時間帯は、ルーティン化できているでしょう。休日や、自宅にいるときも、ルーティンを取り入れてみるといいです。

私は、毎日ブログを更新していますが、そういうルーティンになっているからです。

ルーティンのいいところ⇒ルーティン:習慣、練習、儀式の思いがけないパワー(TED)

3)迷わなくてすむ工夫をする

「これをするとき、毎回迷っているよね? それで知らないうちに時間がたっているよね?」と思うことがあるなら、迷わなくてすむ工夫をほどこします。

すでに、何回かブログに書いていますが、ちょっと前まで、私は、Netflixなどのストリーミングサービスのサイトにアクセスしては、「何を見よう」と迷うことがありました。

それがいやだったので、7月のはじめに、見る映画や動画のテーマを決めました。「2019年の後半は、◯◯に関する映画のみを見て、感想を書いていこう」と決めたので、必然的に、見るべき映画が絞られたのです。

読む本に迷うなら、自分と趣味が合う読書ブロガーやYouTuberのおすすめを参考にして選んではどうでしょうか?

方法は何でもいいのです。とにかく、間口を狭くすることを意識します。

あえて品数の少ない店で買い物をするのも、迷わない工夫の1つです。

5.夜の過ごし方を変える

朝、ギリギリまで寝ていて、起きたら起きたで、着ていく服に大迷いし、バタバタと家事をして駅まで走る。こんな生活はあまりシンプルとは言えません。

時間にも心にも余裕がないから、忘れ物をして、よけいな仕事が増えます。

朝の過ごし方を決めるのは、前の晩の過ごし方なので、朝、余裕のない人は、夜の過ごし方を変えてください。

たとえばこんなことをします。

1)早く寝る(夜ふかしをしない)

遅く寝れば、朝起きるのが遅くなるし、早く寝れば、早起きできる、というのは小学生でも知っているごく当たり前の法則です。

こういう当たり前のことをできるかどうかが、人生を決めるんじゃないでしょうか?

睡眠不足は、体によくないので、早く寝るのはコストパフォーマンスのいい健康法の1つでもあります⇒睡眠不足はとっても危ない。寝足りないと起きる5つの弊害

2)翌日の準備をする

次の日の朝やることで、夜のうちにできることはすべてやってしまいます。

たとえば、お弁当のメニューを考える、お弁当を作ってしまう、持ち物をすべてそろえる、着ていくものを決めてレイアウトしておく、など。

前の晩に翌日着るものを決める話⇒汚家脱出計画。31日でものにする小さな片付け習慣(2)

毎朝、着るものに迷っている人は、前の晩に決めれば即、問題解決です。

翌日の準備を、前夜することを、家族ぐるみで習慣づければ、朝、子供に、学校であれがいるとか、この書類にサインしてよとか、給食費くれ、などと言われずにすみます。

3)1日を完了させる

その日やるべきことは、その日に終えて、「今日の仕事や今日やるべきことは、すべて終わりました。今日も1日充実していました。また明日もがんばりましょう」という気分で終われるようにします。

長期的なプロジェクトをやっていたとしても、とりあえず、今日の分はちゃんと終わった、と思えるようにするのです。

1日を完了させるために、日記を書いたり、家計簿をつけたり、きょう自分がやったことを書き出してみたりするといいでしょう。

同じことをやっていても、「ああ、まだまだやり残したことがたくさんある」と思うのと、「今日は、あんなことも、こんなこともできたな」と思うのとでは、気分が大きく違います。

できたことに目を向けるのは、たりないマインド解消にも役立ちます⇒なぜ私ばかりが(怒)、と思う人は『足りないマインド』を『たっぷりあるマインド』に変えればよい。

日々を完結させることについて⇒梅雨で気分がスッキリしないあなたに~毎日5つだけ捨てて暮しを変える

毎晩、部屋を片付ける(リセットする)のも、「1日を終えた」と感じることができる行動です。

4)明日やることを心づもりする

明日は何をやるのか、前の晩に考えたり、ざっと、To-doリストを書いたり、頭の中で1度シミュレーションしたりすれば、翌朝、スムーズに動けます。

ほんの少し、先のことを考えるだけです。

3.複数買いをやめる

物が部屋にあふれていると、シンプルライフにならないので、これ以上増やさないようにします。

別に必要ないのに、なんとなく買ってしまう行動を長年積み重ねた結果、物が多いのです。

「なんとなく買い」をやめるために、前回は、買い物リストの導入をおすすめしましたが⇒今日からやってみたい、人生をシンプルにする10の方法(その1)。

今回は、複数買いをやめることを提案します。

買い物が好きな人は、いきなり買わない挑戦なんてやらなくてもいいですから(やっていただいてもいいですが)、1つだけ買う練習をしてはどうでしょうか?

衣類の通販サイトのレビューを見ていると、複数買いをしている人がたくさんいます。

同じアイテムを色違いで買ったり、サイズ違いで買ったりしています。

そうする理由は

・シチュエーションに合わせて、使い分けたい

・1着だけを選ぶことができない

・どちらがより自分にしっくり来るのか、着てみないとわからないからとりあえず両方買う

・送料無料の注文額にするため余分に買う

・3着買うと割安になるから余分に買う

・せっかく買い物するんだから、まとめて買っておいたほうが手間が省ける

こんなところでしょうか?

リアル店舗でも、複数買いする人が多いと思います。

今後は、すべて、単数買いに変えます。

いま、2ヶ月に1回服を買っているなら、複数買いをやめれば、買う回数は変わらなくても、増える服の数は格段に減ります。

服だけでなく、すべての物を1つだけ買ってみるといいでしょう。スーパーで食料品を買うときは、単数買いするのはあまり現実的ではありませんが、それでも、必要な分だけを買うようにすれば、食品は余りません。

多くの人は、「節約したい」といいながら、当たり前のように、複数買いを続けています。

使う用と鑑賞用、使う用と、大事にしまっておく用、など。

複数買いは買い物のクセなので、意識すれば単数買いに切り替えることができます。まずは、1ヶ月だけやってみるといいでしょう。

買い物に対する意識が変わります。

「2つ買うと安くなる」というプロモーションにのる必要はありません。必要なのは1つだけであり、たとえ定価で買っても、必要な分だけを買ったほうが、長い目で見るとコストがかかりません。

断捨離する手間がも省けます。

まとめ買いの弊害⇒まとめ買いが節約にならない4つの理由。むしろガラクタを増やす危険な買い方。

シンプルライフにする工夫、過去記事もどうぞ

考え方を変えれば、もっとシンプルに生きられる。

ミニマルライフを始めるために、今すぐできる7つのこと。

30日間ミニマリストチャレンジのススメ。1ヶ月だけミニマル思考で暮してみよう

誰でもできる持たない暮らしの始め方。人間らしい生活に戻るだけ。

持たない暮らしを実現する7つの方法。物に振り回されずやりたいことができる人生へ

*****

シンプルに暮らしをするために、すぐにできることを3つ紹介しました。

私も以前はなんとなく買ったり、送料無料ラインまで余分に注文したりということをしばしば行っていました。

その結果、何が起こったかというと、ガラクタが増えただけです。

「1つだけ買うのは損する」と思うかもしれませんが、余分に買うほうが損します。

「値段が安いから買う」というクセも改まっていきますから、ぜひ、単数買いチャレンジをしてみてください。





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