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無趣味な私ですが語学はわりと好きで今はフランス語を勉強しています。きょうはそのお話です。
フランス語へのあこがれ
フランス語は、1人でコツコツ独学してます。
日本人でフランス語に潜在的にあこがれている人は多いでしょう。
私もそのうちの1人でした。短大では英語を学んでいて、第2外国語もあったのですが、スペイン語とドイツ語しか選択肢がありませんでした。
そこで、皆が簡単だというスペイン語をとりました。スペイン語に興味など全然なかったのですが。
始めてみたら、名詞に性別はあるわ、活用は大変だわ、ですぐにいやになりました。
当時は、英語もあまりできなかったので、もう一つ外国語をやるなんて負担が重すぎたのでしょう。
スペイン語はいやになりながらも、フランス語ならやってみたいと思っていました。
古本屋で小さな仏和辞書まで買ったことがあります。
しかし、辞書を買っただけで実際に学習はしませんでした。テレビやラジオのフランス語講座も見なかったし、フランス語の教材を手に取ることもありませんでした。
なんというか、「フランス語がわかったり、話せるといいな」とは思うものの、そこへ至るまでの勉強をする気はさらさらなかったのです。
50歳になってまたフランス語に興味を持つ
学校を卒業してから、フランス語のことはすっかり忘れていたのですが、数年前から、またフランス語に興味が出てきました。
一時期、ペーパーバック(英語)でよく小説を読んでいました。たまに出てくるフランス語がちんぷんかんぷん。これが少しでもわかれば、さぞや楽しかろうぞ、と思ったのです。
それでも、まだ勉強は始めませんでした。本当に勉強を開始したのには2つのきっかけがあります。
1.小学校4年になった娘が学校でフランス語の授業を始めたこと。
2.ラジオ講座のフランス語講座がストリーミングで聞けるようになったこと。
まず1の現象が起こり、半年ぐらいして、2の現象が起きました。
私はフランス語は本当に何も知らなかったので、娘の宿題を見てもさっぱりわからず。助けてやることができませんでした。
そこで娘は、裏に住むTという同い年の女の子に教えてもらってました。Tは幼稚園のときから、フレンチエマージョンというのですが、すべての授業をフランス語で行う学校に通っていたのです。
Tは人形遊びをしながら、ときどきフランス語で何やらしゃべっていました。
娘は宿題のたびにTを呼ぶのも面倒だし、屈辱的に感じているようでもありました。そこで、私が、「かねてからやりたいと思っていたフランス語をラジオ講座で学び、娘の宿題をみてやろうじゃないか」と決意したのです。
初めてのラジオ講座の放送では、アルファベを聞いただけで挫折しそうでした。ですが、「テキストがあればなんとかなるかもしれない」と思い、わざわざ日本からテキストを取り寄せました。
こうして、私のフランス語の学習が始まったのです。
ほそぼそと独学中
もう5年ぐらいだらだらやってますが、やはり難しいですね。難しいのですが、簡単な作文はできるようになりました。辞書や、Googleの翻訳ツールなどを駆使すれば。
しゃべるほうは全然練習していませんから、これからです。
やる気のあるときはシャドーイングをやります⇒50歳の手習いでフランス語のシャドーイングに挑戦
スマホのアプリで勉強したことも⇒小さな習慣を積み上げる~30日間チャレンジの成功の秘訣はこれだ
実用レベルになるにはまだまだだけど、「ゼロの知識でも、ラジオ講座を頼りに、毎日コツコツ勉強しているとなんとなくわかってくるものなんだ」ということがわかりました。
ゼロの知識と言っても、フランス語は英語と似ているし、アルファベットを使うので、たとえばアラビア語などに比べたら、ゼロではありません。
それに1度英語の学習で苦労している経験があるので、その体験も多少は役立っているでしょう。
とりあえず、きょうまで続いたので、まだまだ続けようと思っています。当面の目標はフランス語の本を英語と同じぐらいのスピードと理解度で読めるようになることです。
今はまだ、フランス語がみっしり並んでいると怖気づきますので。
50代を過ぎますと、日常生活では、なかなか自分の進歩を感じる機会はありません。後退している部分にはよく気づきますが。しかし、語学をやっていると、少しずつわかってきて、向上している、という実感がもてます。
独学ならさしてお金もかからりません。道具もそんなにいらないし、語学はいい趣味ではないでしょうか。