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シンプルで心豊かな暮らしをしている読者のお便りを紹介します。
今回は、やや長いお便りを2通選びました。1月の終わりから2月のはじめてにかけていただいたものです。小見出しは私が入れました。
内容:
・リバウンドを繰り返していたが、失業をきっかけにしっかり断捨離したら、人生が変わった。
・足りないマインドで生きてきたが、50代になって、物より、もっと大事なものに気づいた。
・(告知/2回め)エッセオンラインに記事を書きました by 筆子
最初は、まこさんのお便りです。
断捨離がきっかけで暮らしが変わった
件名:筆子さんに感謝しています
ブログは初期の頃から愛読させていただいています。
ずっとお礼のメールを送りたい、お礼の文面なのだからきちんとした文章で書きたい、だけどまとまらない、と思いながら先延ばしにしていたのをようやく送ります。
私は40代女性です。
元々10年ほど前に断捨離を始めましたが、リバウンドを繰り返していました。
5,6年前に筆子さんのブログに出会って、またやる気になって、リバウンドしそうな時は、何度も記事を読み返し、ブレーキをかける事ができました。
断捨離をしたらいいことがいっぱい
断捨離をしてよかった事は山ほどあります。
・嫌な人間関係を一掃できた。
・優しい主人に出会い、結婚できた。
・お金の問題が、気付いたらクリアできていた。
断捨離をやると運気が上がる、と言いますが、片付け=心の片づけにもなって、何が自分にとって必要なのか、何が足かせになっているのか、今すべきことは何か? などが明確になるからだと思います。
片づけが進むほど、それまでは「昔はよく使ってたし捨てるのはなんだか悪い → もう何年も使っていないのなら今の私には不要」という考えが浸透し、人間関係にも応用されていったのだと思います。
いい出会いもあった
主人とも、人間関係を整理した後、新しく出会った方からの紹介でした。
断捨離をしていなければ出会わなかった縁です。
お金の問題は、(結婚前に)不運にも突然解雇になり、それまでろくに貯金をしていなかったので、一時はものすごく落ち込み不安になったのですが、失業して時間が空いたことで、これは人生をリスタートするチャンス! と思い断捨離を加速させました。
そのうちに主人と出会い、主人はお金持ちでしたので、今は何不自由ない暮らしをしています。
資産家でもあり倹約家でもある主人とは、私も「不要なものは持たない・買わない」を実践しているので、以前の私なら「お金があるんだから買ってよ」と不満に思っていたところが、「主人も無駄遣いしない人で良かった~!」とプラスに思えています。
主人も「結婚したらもっとお金がかかると思っていたけど、そんなことないね。」とご機嫌です。
筆子さんにはいろいろな気付きを与えていただき本当に感謝しています。
TEDの動画もとても参考にさせていただいています。
今の心豊かな生活があるのは筆子ジャーナルのおかげです。
今後も筆子さんのご活躍をお祈りしております。
まこさん、はじめまして。お礼のメール、ありがとうございます。
片付けがきっかけで、人生がよい方向に進んでよかったです。
ブログを長くご愛読いただき、重ねてお礼申し上げます。このブログが何かのお役に立ったのなら、とてもうれしく思います。
確かに、せっせと不用品を捨てていると、だんだん捨てるのがうまくなりますよね。
物を片付けると、気持ちの整理ができるのも本当だと思います。
物がたくさんあると、どうしても、それらを管理しなければならないし、使っていなくても、失う恐怖にさいなまれます。
すると、もっと大事なはずの自分の生活や人生について考える余裕がなくなってしまいますね。
今、まこさんは、お金の心配もなく、幸せに暮らしているのですね。
これからも、ご主人と仲良くお暮らしください。
次は、Kさんのお便りです。
のろのろペースの片付けだけど、心が軽くなってきた
件名:NAOじろうさんの投書を読んで(1月29日)
こんなに役立つ情報をたくさん公開してくださって、どうもありがとうございます。
古い日記帳を捨てた時は、筆子さんの記事のおかげで頭がクリアになり、捨てることができました。この時の記事は、自分のブログでもよく読まれています。
昔、足りないマインドで生きていた
昨日のNAOじろうさんの投書を読んで、昔、「ないマインド」で過ごしていた独身時代を思い出しました。
フリーランス、または学生、いつどれだけお金が入るかわからない状態で、かなり長い年月を過ごしました。
家計を犠牲にしても手に入れたいものがあり、それは手に入ったので、無鉄砲だったけどまったく後悔はありません。
あの時は本当にお金がなくて、しかも先の見通しも立っていなかったので、もらえる物はもらい、なるべく買わないようにし、病気にならないようにと、どこか緊張して暮らしていました。
あの頃はインターネットも普及していなかったので、資料の類は本当に捨てられませんでした。
夫と交際を経て結婚し、財布を共有するようになって、経済的な不安が消えてからも、ないマインドはなかなか消えませんでした。
とは言え、二人とも物が多すぎるのは好きではないので、あきらかに不要だとわかる物は中古で売ったり、人にあげたりしていましたが。
50代になって断捨離しやすくなった
断捨離がしやすくなったのは、住む場所が決まり、50代になって、職業ももう変わらないだろうし、暮らしにこれ以上大きな変動はないだろうと予測がついてからです。
それに、年齢を考えると、これから一番貴重なのは時間とエネルギー(健康)です(私は筆子さんより若干年下なくらいです)。
それでも、反射神経的に物を捨てるのに抵抗感があり、断捨離ペースは本当に遅々としたものです。
でも、方向は決まっているので、無理はしません。
余白ができるとうれしい
今まで本棚がぎっしり詰まっていて、仕事で新しい教材が必要になっても、スペースがなくて買うのをためらっていたのですが、今は徐々に隙間ができ始めました。
見た目には他の人にはたぶんわからないだろうと思います。
それだけでもとても嬉しいし、心が軽くなりました。
微々たるものですが、自分で捨ててみて初めて、身軽になると心も軽くなって気分も軽くなることを実感しました。
今朝は思い立って、朝起きてすぐヨガをして身体を動かしてみたら、とても気分が良くて、身も心も軽く感じます。
スロージョギングも気になっているので、やってみたいと思います。
昨日は、突然ある曲が弾きたくなり、楽譜を探しましたが、古いコピー譜だったので断捨離してしまってありませんでした。
でも、今はインターネットで無料でダウンロードできるので、ダウンロードして弾きたい部分だけ印刷して事足りました。
もし、インターネットがない時代だったら、ちょっと後悔したかもしれません。
捨てるペースがマイペースでない時は、自分で納得がいっていないから後悔するのかもしれませんね。
自分が心地よくなるために捨てるのだから、自分さえ納得できればよいのだと思います。
ハードロックダウンでおうち時間が長くなって、筆子さんのブログも以前よりよく開くようになりました。
考え方のヒントになるものが多く、読むと心が晴れます。
筆子さんもどうぞお元気で、記事を読むのを楽しみにしています。
Kさん、記事の感想、ありがとうございます。
NAOじろうさんの記事⇒手放したものを手放してよかったと思える魔法の呪文を教えて←質問の回答。
確かにお金がなさすぎると足りないマインドになりますね。
貧乏だと、まずい決断をしてしまうと、こちらのTEDでも言っています⇒貧困は人格の問題ではなく、現金がないだけの話:ルトガー・ブレグマン(TED)
ですが、お金が充分にあっても、足りないマインドでいる人は、わりといます。
足りないマインドでいる限り、本当の意味で幸せだとは思えないでしょうね。
Kさんは、足りないマインドを解消できてよかったです。
お便りから思うに、Kさんはピアノの先生でしょうか。
教師をしていると、紙ものがたまるみたいですね。
たくさんある仕事の書類をどうしても捨てられなくて困っています←質問の回答。
今はインターネットがあるし、ミニマリストの先生もいるし、ほどほどに持てば大丈夫だと思います。
Kさん、これからも、シンプルライフを楽しんでください。
足りないマインドとは?⇒こんな考え方が貧乏を引き寄せる。お金がたまらない恐怖のマインドとは?
日記帳を捨てる話⇒古い日記帳は捨てるべきか、残すべきか?:ミニマリストへの道(71)
エッセオンラインに記事を書きました
4月15日木曜日の記事にも書きましたが、エッセオンラインに記事を掲載していただいたでお知らせします。
⇒50代から厳選すべき7つのキッチングッズ。捨てると家事も気持ちも楽に | ESSEonline(エッセ オンライン)
興味がありましたら、読んでください。
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いつもいろいろなお便りをありがとうございます。
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