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災害にそなえて、あれこれ買いそろえているが、不安が大きくて、いくら買ってもきりがない。
こんな読者の質問とその回答の記事に対して、3通、感想メールをいただいたので紹介します。
まず、あやさんのメールです。
我が家の備蓄事情
件名:災害用備蓄について
自分と同じような心配性な方の記事を読んで、自分のやり方が役に立てないかなと思いメールをさせていただきました。
災害用備蓄についてですが、我が家も近くに親戚もなく乳幼児もいるためかなり心配して備蓄しています。
アルファ米や長期保存水、ビスコとパスタや素麺は2週間分。
缶詰やトイレットペーパーは1ヶ月分ストックしてあります。
電気が来なくて掃除機が使えない時のためには、ウエスを45Lゴミ袋1袋分。
裁縫セットはボタンが取れたときなどに使うものがあり、ガスも電気も使えない時のためには、カセットコンロとガスボンベが1ヶ月分あります。
その全てがローリングストックとして稼働しています。
トイレットペーパーは1ヶ月分を切ればまた1ヶ月分まとめて注文。
ノンオイルのツナ缶やフルーツの缶詰は普段の料理に使い、減ってきたらまた注文。
子供のおやつやベビーフードは1ヶ月分買い置きをして、古い順に食べています。
ウエスは普段の掃除に使い、少なくなってくる頃には普段着やタオルがよれているので、まるっと買い替えて古いものをまたウエスに。
カセットコンロは鍋料理で冬場は大活躍です。
また、普段のお米は真空パック米を購入すると便利です。
6ヶ月は美味しく食べられるので、ストックが20キロあります。
サトウのごはんも60パックあるのですが、ご飯を炊き忘れたときに気軽に利用しています。
生理用品や非常用トイレも1か月分用意してあり、心の拠り所になっています。
完全とは言えませんが、最低限の備えはできているつもりです。
心配事があるというのはとても辛いものです。
私も以前あれこれクヨクヨ考えていたのですが、思い切って自分の家の在庫を総チェックし、消費するペースを調べてローリングストックするようにしたら、心のモヤが晴れてのびのび暮らせるようになりました。
あれこれ心配するよりも、自分が何を怖がっているのか分析して、必要なものを必要なだけ備えるやり方が私にはあっていました。
この考え方は筆子さんの「問題を細分化して1つずつこなしていく」というのを参考にして始めたものですが、漠然とした不安がなくなるのはとても気持ちがいいので気に入っています。
状況など違うと思いますが、同じ心配性仲間として我が家の例をあげてみました。
参考になれば幸いです。
あやさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
細分化の記事が役立ってよかったです。
あやさんは、うまくローリングストックを回しているのですね。
(ローリングストックは、非常食を日常的に食べて、食べ終わったら、新たに買い、常に新しいものをストックすること)。
正直言って、ストックの量の多さに驚きました。
とても、最低限の備えには思えません。きっと大きな家にお住まいなのでしょう。
私には多すぎるストックですが、重要なのは、あやさんが、「これでいい!」と思って、安心して暮らせるか、どうかですよね。
これからも、お元気でお暮らしください。
細分化が初耳の方は、この記事を読んでください⇒面倒くさくて、つらい断捨離を楽しく簡単にする6つのアイデア
次は、あんかさんのお便りです。
私も心配性だけど
若いときに家族と死別したせいかとても心配性です。
備蓄や今後について悩んでいます。
ですが究極のところ思うことは身一つ守れればマシということです。
テレビやSNSなど見ても煽りや通販しかありません。
今後も筆子様のブログをチェックしていきたいと思います。
あんかさん、こんにちは。
記事を読んでいただき、ありがとうございます。
あんかさんも心配性なんですね。
心配しても仕方がないことを心配しても、何も結果は変わりません。なので、あまり悩まないでください。
私はテレビは見ませんが、昨年から、インスタグラムで、人の塗り絵や、フランス語の勉強になりそうな動画を見ています。
フェイスブックはもともと苦手だし、Twitterは、匿名で投稿者を非難することが簡単にできる荒れやすいプラットフォームなので、ほとんど見ていません。
その点、インスタグラムは、同じ趣味の人同士、なごやかに集うことができると聞いて、使い始めましたが、インスタグラムも、SNSに違いがないので、ノイズが多いですね。
たくさんある投稿の中には、楽しくて、自分にとって役立つ投稿もありますが、ノイズが多すぎて、せっかくの投稿が埋もれています。
私のタイムラインには、Sponsoredと書かれた投稿(広告)が出てきます。
このような投稿は昔はなかったと思います。娘に、「Sponsoredと書いてある投稿をミュートする方法ある?」と聞いたら、「ないと思う」と言われました。
見たい投稿を1つ見るために、5つぐらいSponsoredと書かれた投稿を目にしなければなりません(実際の割合ではなく、あくまで私の体感です)。
そのため、結局、インスタそのものも、めったに見ないのです。
あんかさんも、余計なノイズはシャットアウトして、お元気にお暮らしください。
最後は、ひばりさんのお便りです。
普段も使う物をストックしています
件名:備蓄についての考え方
何度かメールをご紹介いただいている都内在住のひばりです。
少し前に、災害の心配をされている方のお便り紹介を拝見しました。
私も同じように、心配性なところがあります。
直近ではコロナウイルス感染拡大でトイレットペーパーやマスクが店頭から消えた時、非常に焦りました。
その前の東日本大震災がきっかけで、備蓄を意識するようになったように思います。
防災バッグを用意したり、缶詰めやカンパンを買ってみたり。
ですが色々とやってみて気づいたのは、物にも消費期限があるという当たり前の事です。
いくら防災用といっても普段使わない物を家にあふれさせておくのは、私にはストレスでした。
大量の備蓄を上手にローリングストックしている方もいるようですが、私には出来ませんでした。
アルファ米やカンパンは平常時に食べようという気になれず、最後は嫌々食べていました。
そこで備蓄を管理し、うまく消費していくにはどうすればいいのか、自分なりに考えて、普段の生活でも消費できる物を備蓄とする事にしました。
我が家ではトイレットペーパー、水、普段の料理にも使う種類の缶詰をストックしています。
1つ使ったら1つ買って補充するので、備蓄がなくて不安! という事もありません。
更にどのご家庭もパントリーがあると思うので、米やお菓子や乾麺やインスタント食品など常に何かしら家にはありますからね。
例外として、うちはマンション住まいなので、災害時にトイレが使えなくなるのが困ると思い、簡易トイレは用意しました。
もし田舎に住んでいて周りに土があれば買わなかったです。穴掘って埋めればいいですから。
家がどんな災害リスクがあるのかによっても、用意する物はかわってきますね。
例えば海に近い家なら、家に備蓄をしておくよりもすぐに逃げられる用意をしておく方が重要でしょうし。地震だけでなく津波や洪水や火災や土砂崩れもありますからね。
災害時でも常にきれいにしておきたいの! という方は衛生用品を揃えるでしょうし、災害時だろうが毎日読書したいという方は本を用意するし、その人によって優先順位も違ってきますね。
私の場合は「普段も使う物」でした。
ルールや優先順位を決めておけば、無闇に不安にならず、物を増やしすぎることも避けられそうです。
どこに住んでいようと自然災害は避けられませんが、まずは命を第一に、そして普段は不安を手放して平穏な日常を大切に過ごしたいです。
長くなりましたが、以上です。またブログ楽しみにしています。
ひばりさん、こんにちは。
備蓄事情を教えていただき、ありがとうございます。
そうですね。どこに住んでいるか、何を優先するかで、備えるものは変わりますね。
ふだんから、自分がどんな生活をしたいのか考えておくと、うまく備蓄できそうです。
はじめに紹介したあやさんのように、家にある物を全部把握しておくと、効率よく備蓄できますね。
それでは、ひばりさん、今後も、穏やかにお暮らしください。
元の記事はこちらで紹介⇒先の心配をしだすといろいろ揃えなければならないと思ってしまう。
防災関連の過去記事
防災用品や非常時持ち出し袋のミニマリスト基準はどれぐらい?質問にお答えしました
パンデミックで世の中が騒然としているときに、心の平安を保つ方法。私の7つの対策
気候変動はもう止められない、こう感じたときにすべきこと(TED)
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防災に関する悩みを紹介した記事の感想をお届けしました。
私は、備蓄はいっさいしてません。
食べ物は、2週間に1回買って、毎回食べきっています。
もちろん、米やだし昆布、オートミールのように、袋にたくさん入っているものは、2週間では食べきれないので、食べきっていても、家に何らかの食べ物はあります。
しかも、我が家は、夫が缶詰を持っています。
今、夫専用のパントリーを見たら、非常食になりそうなものとして、缶詰(11個)と、クラッカーの箱が1つありました。缶詰のうち1つは、トマトペーストなので、そのまま食べるわけにはいきませんが、何も食べ物がないときは、ペーストをお湯か水でのばして、塩をちょっと入れれば、食料になるでしょう。
災害にあったとき、私は、自分の身の安全だけを確保すればいいので、そんなに準備も必要ありません。
お子さんや、高齢の親がいるときは、そういうわけにはいきませんね。
それでは、あなたも感想や質問、近況、思ったことなどありましたら、お気軽にメールをお寄せください。お待ちしています。