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不用品を捨て、買い物を控え、シンプルに暮らすために役立ったことを書いています。
今回は、片付けに関する本を読んだ話です。
本を読んでインスパイヤされたのも、暮らしをミニマルにするのに役立ちました。
同じ本を繰り返し読んだ
今は、片付けやシンプルライフ、ミニマリストの本は、くさるほど出ています。
まあ、私も本を出していますが。
だから、読む本はいくらでもありますが、個人的には、同じ本をしつこく何度も読んだほうがいいと思います。
マニュアル本に類するものは、読む⇒実践⇒いろいろ気づく⇒また読む⇒また実践⇒また気づく、というサイクルを繰り返したほうが、内容が身につきます。
それに、本も物の一種なので、片付け本ばかり買っていると、物が増えます。
図書館から借りてきて読むか、電子書籍にすればいいかもしれませんが。
では、これから私が読んだ数少ないシンプルライフにするのに役立った本を紹介します。
過去記事にも何回も書いているので、何年もこのブログを読んでいる人は、よくご存知の本ばかりです。
吉本由美 一人暮し術―ネコはいいなア
1986年9月30日に出版された本で、私が、「シンプルライフっていいなあ」と思うきっかけになった本です。
詳しい内容については、過去記事に書いています⇒吉本由美の「一人暮し」術が、シンプルライフの参考書として威力を発揮した
出版されてからわりとすぐに手に入れたので、私は20代後半でした。
この頃、会社をやめて、所持品をがーっと捨て始めたのですが、多分にこの本の影響があったと思います。
ただ、当時はまだ、物に対するこだわりは捨てきれていませんでした。というか、まだまだ物を買うことが好きでした。
この本に、吉本さんが使っているという応量器(塗りもののお椀のセット)の写真がのっていて、本気で、「欲しいなあ」と思っていました。
でも、どこに売っているのかわからなかったので、買いませんでした。
今のように、アマゾンや楽天で何でもすぐに手に入る状況だったら、買っていたと思います。
買って、少し使って、そのうち飽きて、断捨離していたことでしょう。
この本、絶版になっていると思うので、読みたいなら、図書館で探すといいでしょう。
ただ、内容が古いし、物の捨て方が書いてあるわけでもないし、単に、当時の吉本さんの暮らしや、本人の考えていたことが書いてあるだけです。
この本を読んだからといって、捨てられない服を捨てられるようにはならないでしょう。
「収納」するより「捨て」なさい
2000年の11月1日発売の本ですが、2004年の10月に、日本のアマゾンで古本を買いました。
詳しい内容は過去記事に書いています⇒断捨離生活のモットーは『収納』するより『捨て』なさい:ミニマリストへの道(12)
当時よく読んでいた、物を捨てている人のブログで、この本が紹介されているのを見て、買いました。
タイトルどおり、「物を収納するのは何の解決にもならず、捨てるしかないんだ」という内容です。捨て方も書いてあります。
著者の名前はなく、複数のライターが参考図書を見ながら書いたと思われる本です。上でリンクした記事に参考図書のページの写真も入れています。
「収納してはいけない、捨てろ」というのは、持たない暮らしをするときの大原則です。
今、こんなに片付け本が出ているのは、捨てることや片付けに苦労している人がたくさんいるからだと思いますが、不用品を捨てないから苦労するのです。
かかえこんでいる物を捨てずに、なんとか、シンプルに暮らしたいと思っても無理です。不可能です。
不可能なことをしようとするから、多大なる努力と苦労を強いられ、もちろん結果も出ません。
いらない物を捨てれば、そんなに苦労をしなくても、すっきり暮らせます。
ガラクタ捨てれば自分が見える―風水整理術入門
カレン・キングストンの Clear Your Clutter with Feng Shui の翻訳本です。文庫本で、2002年の4月1日に発売され、ベストセラーになっていました。
私が手に入れたのは、先週の記事でも書きましたが⇒すべてをブログに記録した~シンプルな生活にするために役立ったこと(その3)
発売から3年たった2005年の春(46歳になる頃)です。
この本を読んで気に入ったので、オリジナルの英語の本を買い、読みました。
表紙の写真をのせています⇒あなたはどれを選ぶ?ガラクタを処分する3つの方法~カレン・キングストンに学ぶ
その後、電子書籍とオーディオブックも買いました。電子書籍、オーディオブックとも、それぞれ版が違い、時代に合わせて改定されています。
オーディオブックは、カレン自身が朗読しています。
文庫本は捨てましたが、紙の原書、電子書籍、オーディオブックはまだ持っています。
最近はあまりこの本のことを書いていませんが、過去記事にたくさん書いているので、興味のある方は、こちらから探してお読みください⇒カレン・キングストンに関する記事一覧
今、手に入れるならば、こちらになります。
「新」とついているけれど、2013年の10月発売でけっこう古いです。
その他、参考にした本や文章
ほかにも参考にしたものがあります。代表的なものを3種類紹介します。
日本のブログ・メルマガ
2004年頃、物を捨てる生活をしている人のブログを読んでいました。今みたいに、数はたくさんなくて、探しだしてようやく1つだけ、自分に合っていそうなのを見つけました。
ブログのタイトルは忘れました。このブログはそんなに長く続かず、途中で更新されなくなりました。
それから、片付けのトレーニングのサイトと、そのサイトが出していたメルマガも購読していました。
フライレディのメルマガ
2009年の2月の終わりから、1年と少し、フライレディのメルマガを購読していて、それを見ながら掃除したりしていました。フライレディの本も古本で購入しました。
フライレディは、家事を助ける自助グループみたいなものです。
アメリカのサイトで、今もあります⇒FlyLady.net: Your personal online coach to help you gain control of your house and home
毎日メールが来て、きょうはここを掃除しろ、こんなことをやってみろと、指示されるので、その指示に従って、片付けていると家がきれいになります。
すべて無料です。
詳しくは、過去記事に書いています⇒アメリカのお片づけ指南サイト、フライレディに関する記事のまとめ
フライレディはミニマリストではないので、捨て方が甘い面はあります(一般的なアメリカ人の生活が規範になっているようです)。また、アメリカ人向けのサイトなので、日本人の生活にはなじまないところもあるでしょう。
たとえば、室内で靴を履け、とか。
ミニマリストのブログ
2010年ごろ、Leo Babauta や、The minimalists など、アメリカのミニマリストのブログをよく読んでいました。
アメリカのミニマリストの話も過去記事に書いています。
意外に簡単、シンプルライフブログの第1人者、レオ・バボータに学ぶ、ガラクタをゼロにする方法
『minimalism 〜30歳からはじめるミニマル・ライフ』の感想~50歳のおばさんにも使える方法
■この続きはこちら⇒不用意に物を家に入れない~シンプルライフにするのに役立ったこと(その5)
■このシリーズを最初から読む方はこちら⇒シンプルな生活にするために役立ったこと(その1)~不用品を捨てる。
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近藤麻理恵さんや、やましたひでこさんの著書も読みましたが、このブログを開設したあとのことです。
読者の方が、メールに、よくこの2人の本を読んだと書いていたので、「読んでおいたほうがいいかも」と思って読みました。
最近は、書くほうに忙しく、シンプルライフ系のブログや本はあまり読んでいません。
でも、まだ、カレン・キングストンの本と、『「収納」するより「捨て」なさい』は持っていて、時々目を通しています。
今は、YouTubeの動画やポッドキャストなど、参考にできるコンテンツはたくさんありますね。