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持たない暮らしをしている読者のお便りを紹介します。
内容:
・捨てたものを後悔することについて
・最近私が捨てたもの:電子ピアノと書籍
・買わずにものを使い切る暮らしを始めた
まずチョコクッキーさんのお便りです。
スーツを捨てたことをものすごく後悔したけれど
件名:捨てた物に対する後悔について
7/18の記事で、捨てた後の後悔について書かれていました。
あとで後悔したくない:物を手放すことに対する不安と恐怖(その6)
参考までに、私の体験をお送りします。
もう何年も前ですが,ベージュの春物のパンツスーツを処分しました。
子供の入学式や卒業式で、数回着ただけの物です。
捨てた後(2〜3年後)春にスーツを着る機会があり「あー、あのスーツ、捨てなきゃ良かった!」と激しく後悔しました。
普段それほどスーツを着る機会がなかったので、わざわざ買うのはもったいないし「あのスーツがあれば!」「季節もちょうど良かったのに!」と後悔しまくりました。
ところがです。
ひょんなところから、そのスーツが出てきたのです。クローゼットの奥の方だったと思います。
捨てるつもりだったので見えない場所にしまい込んであり、ハンガーにかけてなかったので気づかなかったようです。
それを出してみて、言葉がありませんでした…。
やはり、捨てようと思ったのには理由があったのだと分かりました。全然良くありませんでした。
捨てたものは手元にないので、美化されてしまったようです。自分のイメージと現物にかなりのギャップがあったのです。
この経験から、捨てたものを後悔しても「それが目の前にあったら、自分が思ってるほど良くないかもしれない」ということを学びました。
それ以降は、ちょっと後悔しても「捨てるのには理由があったんだ」と考えて、気持ちを切り替えるようにしています。
今年の夏は世界各地で異常な暑さを記録しているようです。カナダも例年より暑いかもしれませんね。
どうぞお体に気をつけてお過ごしください♪
チョコクッキーさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
なるほど、捨てたと思ったスーツを実際に目にしたら、自分が思っていたほどよくなかったんですね。
確かに、もう手放してしまったものを美化することはあるかもしれません。
自分が持っていないもの(友人が持っているものなど)は、たいていよく見えるし、思い出も美化されますよね。
捨てたときの自分の判断をもっと信じることができれば、捨てたものに対して、あとから執着することはないかもしれません。
では、チョコクッキーさん、毎日暑いでしょうが、どうぞお元気でお暮らしください。
次はいとまさんのお便りを2通紹介します。5月と7月の終わりにいただいたメールから、断捨離に関係のある部分をシェアしますね。
最近手放したもの
件名:使えなくなった電子ピアノをタダで処分できました
前に、ピアノを習っているけど全然上手くならない云々書き込みましたが、3月にすっぱりとやめました。腱鞘炎の繰り返しかと思っていたらもっと悪い、母指CM関節症という状態の末期でした。
で、使わなくなった電子ピアノをどうするか。
実家の貧乏性の父はもったいないから置いておけという意見だったのですが、私の家族や実家の母は、弾けもしない手で電子ピアノを持っていても仕方がない、どうにかして処分できないか、といっていました。
アコースティックピアノならどんなに古くても日本国内で買い取ってもらえるのですが、電子ピアノはあくまでも家電と同じ扱いで、それこそお金を出して引き取ってもらう業者ばかり。
ネットで探し回って、ようやく完動品なら海外で使ってもらえる、引取り料も取らない、という業者を見つけて、4月中旬に状態を確認してもらって0円で引き取ってもらいました。
件名:家具店はいらない
習い事の断捨離、載せていただきありがとうございます。
他人から見れば「早くやめればいいのに」ということばかりでした。
結局、新聞社の地元の文化センターのボイストレーニングには体験者が集まらず、英語ガイドのほうも妹に「月2回ならバスでも割り切って行ったら? これからは外国人観光客も増えるだろうし」と励まされ、隣りの市の文化センターにそのまま通っています。
また、地元だからと参加した合唱団は、総監督と実行委員会がトップダウンで次々と大きなイベントを入れるので、ついていけず、やめました。
さて、県内に北欧に本社のあるイのつく家具店が今年の秋に出店します。
「家具店見に行きたいなぁ」と呟いたら、夫が「まず、整理整頓をして下さい」と。もっともです。
床に物を置かないことから始めます。今日は読まなくなった本を27冊、市内の図書館に寄贈してきました。
蔵書にしても、リサイクル本にしてもいいとカウンターの人に言ってきました。
手が痛くなってきたのでこの辺で失礼します。筆子さんもお元気で。
いとまさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
その後手の調子はどうですか? どうぞお大事に。
電子ピアノも書籍もスムーズに手放すことができてよかったです。
床にものを置かないようにするのは、スッキリ生活の基本ですね。
床置きしない人になるには?~スッキリした部屋を作るために(1)
近々、IKEAが出店するんですね。IKEAは、人が物を買いたくなる場所なので、衝動買いする癖があるうちは、行かないほうがいいと思います。
行くとしても、買うべきものを先にネットで調べて、買い物リストを作ってから行ったほうがいいですよ。
合唱団をやめたということは、来年の東京公演や海外の公演に出ることはあきらめたのでしょうか。
「絶対行きたい!」と書いていましたよね?⇒長年のコレクションを思い切って断捨離したが、何の不自由もない。
まあ、いとまさんの自由にすればいいのですが、歩くのは続けてください。
暑いから無理ですかね~。秋になったら再開してください。
それではいとまさん、これからもお元気で、片付けに励んでくださいね。
最後はきょうこさんのお便りです。
買わない暮らし・使い切る暮らしを始めた
以前、高齢の母親に無駄な買い物をやめさせる3つの方法で相談に乗っていただいたきょうこです。
自分は医療従事者で、コロナ禍で最前線にいました。
行動制限が一般の方よりもきつく、第五類になるまでは外食もせず、旅行も観劇もいっさいしておりませんでした。
家族とも別の部屋で食事・睡眠を行って部屋で隔離生活を行っておりました。
ところが、第五類になってタガが外れ、家庭内隔離生活も終わりにしたのもあり、物欲が大爆発して買い物ばかりするようになってしまったのです。
ふと、シンプルライフを目指していたはずでは? と我に返ったのですが、ここで一気に処分して新しいものを購入するのは、また同じことなのではないかと思い
買わない暮らし・使いきる暮らし
にシフトすることにしました。
一気に処分してまた買いなおせば、結局は己を振り返ることができないと思ったからです。
パントリーチャレンジもはじめました。
自分は物質的にも精神的にも満たされていることを、使い切る生活で実感しております。そして、日々の生活がいかに恵まれていたか、ということもです。
日本は酷暑という言葉がぴったりの夏です。筆子さんもご自愛くださいませ。
きょうこさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
以前、メールをいただいたのは、2016年の5月ですね。長くブログを読んでいただきありがとうございます。
その後、お母さんはお元気でしょうか。
新型コロナウイルスで緊急事態制限が出ていたころは、本当に大変でしたね。
お疲れだと思うのでよく休んでください。
確かに、せっかく不用品を捨てて、スペースを作ったのに、また新しいものを買って満たしていたら、本質的には前と何も変わっていませんよね。
これまでのパターンを変えるのは、簡単ではないので、何も意識していないと、元通りになりがちです。
今回、買わない暮らしにシフトしたのは、いいことだと思います。
買わないと言っても、必要なものは買うわけですから、どちらかと言うと、「そうあるべきだった暮らし」になるだけのことです。
ものを使い切る暮らしは、楽しいですよね。
きょうこさん、これからもお元気でシンプルライフを楽しんでください。
パントリーチャレンジとは?⇒パントリーチャレンジのススメ~ズボラ主婦だからできる究極の節約方法
買わない暮らし⇒必要な物しか買わない暮らしがもたらす5つのメリット。
使い切るコツ⇒しまいっぱなしの物を使うために、今すぐすべきこと~死蔵品活用プロジェクト2023
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読者のお便りを紹介しました。
最近メールを下さる多くの人が、「ものすごく暑いです」と書いています。
よっぽど暑いんでしょう。
私が住んでいるところは、今はそこまで暑くありません。むしろ涼しいです。
夏が終わった感じすらします(あくまで名古屋人の感覚です)。
猛暑の中で仕事をし、日常生活を送るのは本当に大変だと思いますが、健康で楽しい夏を過ごしてください。
お便りもお待ちしています。