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買い物を繰り返すうちにものが増え、気がつけば家計や心に負担が増大。
そんな経験をする人は、意外にたくさんいます。
今回ご紹介するのは、30代後半の読者、めぐさんからのお便りです。
めぐさんも、かつては趣味のグッズや洋服をたくさん買い込んでいました。
でも、ある時我に返って、片付けを開始。その結果、どんなこと起こったか、詳しく教えてくれました。
たくさんものを買ったけど結局手放した
件名:質問とかではないのですが…
30代後半のめぐと申します。
以前から筆子さんのブログを読ませていただいております。参考になることなどたくさんあり、モーニングページや断捨離など少しずつですが続けています。
今回お便りしたのは前々からお便り出してみようかなと思っていたのと、色々と気づけたこともあったり、これからまた頑張りたいと思ったので思い切ってお便りしました。
買い物が好きでいっぱい買った
私は子どもの頃から買い物が大好きで、もらったお小遣いは全て使ってしまうタイプでした。
そして20代になりお給料がもらえるようになると、そこからはものすごくたくさん買い物をしました。
主に洋服やバッグ、好きなアーティストのCDやライブグッズ、マンガやアニメグッズなどなど。
当時手にしたもので手元に残っているものはほとんどありません。
いったいいくらのお金を無駄にしたのか…本当にもったいない。ドブに捨てたようなものです。
数年前から筆子さんのブログを見つけ、記事を読みながら物を減らしたり、マインドを変えるようやってみたり、色々と真似をしてみたりしていたのですが、実は買い物グセは完全に抜け出せずにいました。
ついこの間まで好きなアニメのグッズなど買い物を繰り返していたので、そのせいでクレカなどの借金がまだたくさんあります。
改めて書いていると、だんだん恥ずかしくなってきました。
気づくのが本当に遅すぎますが、何してるんだろう私は、とふと我に返ったのがキッカケです。
今のままでいいの? いい訳がない、と。
もうすぐ40代になるし、父も歳を取り働けなくなるので、私が頑張らないといけないのに、自分のことばっかり、趣味にお金を使って。本当に情けないです。
何年か前から比べるとずいぶん物を捨てたとは思っていましたが(実際に減っているとは思います)けれどもまだまだたくさんあります。
部屋を片付けてわかったこと
今年の夏場は虫に悩まされまして、とても小さい虫でしたが私は虫が大嫌いなので退治したいと思い、くん煙タイプの殺虫剤を使いました。
その時に部屋を片付けたのですが、新たな気づきがたくさんありました。
ソファーに何も置いてないととても気持ちがよくて、どこにでも座れるし疲れたら寝転がれるし、何もないって本当に良いなと実感しました。
荷物を移動する時もとても重くて、靴下もタオルもすごいあるし、まだ物が多すぎる!と改めて思いましたし、それからまたコツコツと物を減らしてます。
クッションやディズニーグッズ、アニメグッズなど売れそうなものはどんどん売って、すぐ捨てられるものは捨てて、どんなに小さなものでも少し捨てたら気分はスッキリしますね。
グッズや洋服などは使っているものや、気に入ったものだけを残して減らせたらどんどん減らそうと思います。
本当の意味でまだまだ始まったばかりだと思いますが、これからも気を緩めないよう気をつけて、たとえまた失敗しても、めげずに片付けを進めていきたいと思います。
ここまで長々とすみません。
読んでくださりありがとうございます。
これからもブログ更新を楽しみにしております。
めぐさん、はじめまして。お便りありがとうございます。
今、少しずつ不用品を捨てているのですね。
何もない部屋のよさに気づけてよかったです。
買い物しすぎた過去に折り合いをつける
過去記事に書いていますが、私も20代のときはものをいっぱい買っていました。
なぜ私はあんなに物を買ってしまったのか~ミニマリストへの道(3)
でも、今は必要なもの以外はほとんど買わないし、部屋もわりとすっきりしているので、めぐさんもそんなふうに暮らせる日がすぐに来ると思います。
捨ててしまったものにたくさんお金を使ったことを考えると自己嫌悪に陥りますよね。
でも、今さらどうしようもないので、自己卑下するのはほどほどにして、そこに使うエネルギーを部屋の片付け等に使ってください。
買ったものを、それなりに楽しんで使ったのなら、支払ったお金も無駄になっていません。
何より、その体験から学びを得られたからよかったです。
40歳になる前は、「ああ、もう40歳(人生終わった)」みたいな感覚かもしれませんが、私から見ると、40歳はまだまだ若いです。
推しグッズとの付き合い方
めぐさんのお便りを見ていて思ったのですが、最近の若い人は、推しグッズを買うのにお金を使うことが多いですね。
私が若いときは、そういうグッズは売っていなかったので、推しグッズを販売するビジネスモデルはわりと最近できたのだと思います。
いわゆる推し活は自然発生的に生まれたかもしれませんが、SNSの発展もあって、現在の推しグッズをどんどん発売するビジネスは、戦略的に行われています。
つまり、売り手側の都合優先でグッズが販売されているだけなので、それに付き合って、いろいろ買う必要はないし、買わなくても応援はできます。
応援したいアーティストや、そのアーティストの事務所や運営側にお金を出したい気持ちは誰でもあるだろうし、そうすること自体が悪いわけではありません。
ですが、買ったものが、ほとんどゴミになるのであれば、以前も書いたと思いますが、適宜、現金で寄付したほうがいいでしょう。
そのほうが、環境にいいし、自分も無駄な仕事をしなくてすみます。
欲しいと思ったグッズが100個あるなら、そのうちの1つだけ買って、それを大事にすれば、たくさんのグッズをガラクタのように放置している生活より満足度が高いはずです。
推しグッズを買いすぎるのをやめるコツはそのうちまたブログに書きますね。
いずれにしろ、めぐさんは、グッズをたくさん買う生活は卒業したと思いますので、これからは、本当の意味で自分のためになるお金の使い方をしてください。
部屋は少しずつ片付ければOK
殺虫剤を使うために、部屋を片付けたら、快適なことを実感できたのはいい体験でしたね。
ものが多すぎると、視覚的ノイズになって疲れるので、少なめのほうがリラックスできます。
今もまだものがいっぱいあるそうですが、毎日少しずつ片付けていれば、思ったより早く終わりますので、コツコツ作業してください。
これから片付けるべきものではなく、どれだけ作業が進んだかに目を向けるとモチベーションが続くでしょう。
尚、片付けているときは、ものは意識して家に入れないようにしてください。
それではめぐさん、これからもお元気でお暮らしください。
モーニングページとは?⇒ネガティブ思考改善にモーニングページがいい~今月の30日間チャレンジ
今週のノートの更新
今週、noteにアップした記事をリンクします。
エッセオンラインにも新しい記事がアップされました。
今回は服の見直しのすすめです⇒50代こそ自分に合った「洋服」を見直すタイミング。着ない服への罪悪感からも解放される | ESSEonline(エッセ オンライン)
興味のある方はごらんください。
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読者のお便りを紹介しました。
私も若いときは、通販で本当にたくさんの衣料品や雑貨を買ったんです。
海外に引っ越したせいもあり、今も手元に残っているものはほとんどありません。
先日、引っ越しの記事を書きましたが⇒狭い家で暮らす7つのメリット – コンパクトな暮らしを楽しむために。
引っ越しをするつもりで、所持品を見てみると、大事なものだけ残すことができます。
それでは、あなたも、質問や感想、近況、その他伝えたいことがありましたら、お気軽にメールください。
こちらからどうぞ⇒お問い合わせフォーム | 筆子ジャーナル
お待ちしています。