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iPhoneを買って生活がどう変わりましたか、という質問をいただきました。
Androidを持っているお嬢さんが、iPhoneに機種変更したいそうです。
この記事で回答しますね。ついでに、AndroidとiPhoneの決定的な違いやそれぞれのメリットを簡単にお知らせします。
まず、質問メールをシェアします。hanさんからです。
娘がiPhoneを欲しがっています
件名:もしよろしかったら教えて下さい。
以前の記事「買わない暮しをするために、節約系ミニマリスト主婦が心がけている10のこと」の中で、「買ったもので、暮らしがちょっと変わったな、と思う物はiPhoneです」と書いておられたのですが、どういう所が変わりましたか?
良かった所を手短でいいので教えて頂けないでしょうか?
娘が最近しきりに「AndroidからiPhoneに変えたい」と言うのですが、メリットがいまいち分からないのです。
周囲に実際に使っている人もいません。
お忙しい所に個人的な質問をして申し訳ありません。
筆子さんのご活躍をいつも応援しています(^^)
hanさん、お便りありがとうございます。
こちらの記事を読んでいただいたのですね⇒買わない暮しをするために、節約系ミニマリスト主婦が心がけている10のこと
私はiPhoneユーザーですが、その理由は
・初に買ったのがiPhoneだった(娘に支給するついでに自分のも買いました)
・シンプルで使いやすい
・スマホのヘビーユーザーではない
・スマホについてあれこれ悩むことに時間をかけなくない
こんなところです。
本人にしっかり理由を聞くのがいいと思う
まずは、本人に、なぜiPhoneに変えたいのか、その理由を聞いてはどうでしょうか?
iPhoneでいったい何をしたいのか、それはいまのAndroidではできないことなのか?
もう聞いているのかもしれませんが。 お嬢さんの提示する理由に、納得できなければ、Androidのままでいいんじゃないですか?
AndroidもiPhoneもスマホですから、たいていのことはどちらでもできます。
いまは、Androidのほうが性能のいいものが出ていますし。
私とお嬢さんではiPhoneに求めるものも、使い方も違うので、私の利用方法を聞いても、たいして意味がないと思います。聞かれたから一応、答えますけれど。
それと、お嬢さん、おいくつなんでしょうか? 高校生ぐらいでしょうか?
18歳すぎていたら、本人の好きにさせればいいと思います。iPhoneを買うお金は本人に持たせ、通信費が割増になったらそれも本人に持たせればいいでしょう。
自腹を切るとなれば、別の考え方をするかもしれません。iPhoneは価格が高いですから。
iPhoneを買って生活が変わったところ
私がiPhoneを買ったのは2014年の4月のことです。それまでは、携帯電話はいっさい使っていませんでした。
固定電話しかない状態から、持ち歩ける電話を持つようになったので、生活が変わったのです。
当事、もうたいていの人が携帯電話を持っていました。
それまで街中から家に電話するときは、公衆電話を使っていたし、家族に緊急で連絡しなければならないとき、タクシーの運転手に携帯を借りたこともあります。
電話を持ち歩くようになれば、誰でも多少は生活が変わると思います。たとえ、私のようにめったに通話をしない人でも。
iPhoneを買ったきっかけ
うちはずっとシングルインカムだったので、生活が苦しかったし、私はいつも家にいたし、電話好きでもないので、携帯電話なんていらないと思っていました。
しかし、娘が高校生になり、友達と連絡し合うのに、携帯電話がないと不便な局面がいろいろ出てきました。
詳しいことは忘れてしまったのですが、学校関係の連絡などもインターネットをよく使っていて、学業にもさしさわる状態がでてきていました。
それまで娘は、夜間、友達の家に、グループワークをしにいくときなど、1人で出かけるときは、夫の携帯電話を借りていってました。
また、当事、私は通訳のアルバイトをしようと思っていて、書類審査にはとおったのですが、携帯電話を持っている必要があったので、結局、そのアルバイトはしませんでした。
そんなこんなで、そろそろ娘に携帯電話を支給する潮時だ、と思ったのです。本人がiPhoneを欲しがっていたので、Androidのことなど考えず、自分と娘にiPhoneを1台ずつ購入しました。
そして、いまもiPhoneを使っているわけです。
私がよく使っているアプリ
私がよく使っているアプリ(機能)を7つあげます。どれもAndroidでできることばかりだと思いますよ。
1)通話
電話はめったにかけないのですが、現在、家には固定電話がないため、歯医者の予約などは、iPhoneを使って行っています。まれに、夫や娘から電話がかかってくることもあります。
その日から効果を実感、電話機を断捨離したら生活が3倍シンプルに
2)iMessage、Snapchat
iMessageとは、iPhoneについているSMS(ショートメッセージサービス)です。相手の電話番号を打ち込めば、メッセージをやりとりできます。
インターネットの回線(Wi-Fi)を利用しているので、メッセージのやりとりをしても料金はかかりません(データは使用しますが)。
家族間の連絡は、このiMessageを使っています。私はテキストと写真ぐらいしか送りませんが、iMessageは高機能で便利です。
相手がiPhone、iPadであれば完全無料です。夫はiPhoneではないので、写真を送るときは、3Gを使う必要があります。
Snapchatは、写真、その他をやりとりする、マルチメディアメッセージアプリです。私は、娘とだけ友達になり、毎朝、スナップ写真を交換しています。
このアプリでは、友達の現在位置を確認できる機能があるので(地図上にアバターが表示されます。知られたくないときは、オフにもできます)、いま、娘がどこにいるのか、見ることができます。
たいてい、自宅、大学、バイト先、ジムにいます。
スナップチャットで、ときどき娘の所在地を確認し、なおかつ、娘のお金の動き(娘の銀行の口座は私の口座とひもづいているため、使用状況がわかる。娘は現金ではなくデビットカードをメインに使用)を確認しておけば、おおまかに生活ぶりが把握できます。
3)カメラ
カメラは捨てたので、ブログにのせる写真はiPhoneを使って撮影しています。毎日使うわけではありませんが。
4)Podcast、Audible
Audibleはオーディオブックのアプリです。朝、ジョギングするときや、皿をふいているときなどに、どちらかを聞いています。
50歳の私がスロージョギングを始めたらみるみる健康に~そのメリットとは?
5)Fitbit
fitbit charge HRという、リストバンドタイプの心拍計/万歩計を使っているので、アプリと同期させて、ログをとっています。
睡眠時間は、アプリにしか出ないので、「どれぐらい寝たかな?」とチェックしたりします。
fitbit charge HRの説明はこちら⇒ウォーキングを開始して楽しく歩く4つの工夫:メリットとコツを知り継続する
6)銀行のアプリ
銀行口座はカナダに2つ、日本に2つ持っていますが、クレジットカードを持っていて、お金がよく動いているカナダの口座の残高は、毎日のようにチェックしています。
各種支払いも、スマホから行っています。
7)sportify
音楽はsportifyを利用して聞いています。ほぼ毎日使います。
ほかにも天気予報を見たり、メールチェックしたり、ちょっとした調べ物をしたりもします。
辞書や語学系アプリも入っていますが、入力が必要な作業は、パソコンでやっています。自分のブログがスマホでどう見えるか、確認することにも使っています。
AndroidとiPhoneの違い
最後にAndroidとiPhoneの違いを簡単に書いておきます。
細かい仕様や機能の違いは、専門のサイトを見ていただくとして、もっとも大きな違いだけを書きます。
iPhoneは、アップル社がOSを開発し、電話機を製造し、販売しています。それに対して、AndroidはGoogleが開発したOSですが、オープンソースなので、いろいろなメーカーが電話機を作っています。
そのせいで、以下のような違いが生まれます。
iPhone
・アップルストアでしか買えない
・アップルの作った機種だけ(機種が少ない)
・安全性が高い
アップル社がすべてを牛耳っているので、すべてにおいてコントロールがきき、ハードウエアとソフトウエアの相性などもしっかり考えて製造できるし、アプリの審査もきびしいので、Androidよりセキュリティは上です。
・情報が多い
日本ではiPhoneのユーザーが圧倒的に多いので、使い方やら、トラブルシューティングなどの情報が多いです。こわれたら近くのアップルストアに行けば直してくれます。
・使いやすい
私のような機械が苦手な人間でも、何の説明もなくても、なんとなく使いこなせます(直感的に操作できる)し、動作も安定しています。
・iCloudにバックアップできる
バックアップしたり復元したりが簡単です。
また、古い機種から新しい機種に移行するのも簡単です。iOS11以上だと、古い電話機を新しい電話機のそばに置くだけで移行できてしまいます。
アップル社のほかの製品(Macのパソコン、iPadなど)を使っているなら、同期が簡単なので、パソコンがMacなら、iPhoneのほうがいいです。
・値段が高い
アップルの言い値なので、どんどん高くなっています。まあ、ぜいたくな電話機と言えましょう。
iPhoneにくっつけて使うもの(アクセサリー)も、純正だと高く、また「純正を使わないとだめ」と電話機が言うことがあります。
先日、iPhoneにくっつけて、ヘッドフォンをつなげて使う短いコード(正式な名称は、Lightning – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ)がこわれたので、アマゾンで、自分のiPhoneに使えるはずの安いアダプタを買って、使ってみたら、
最初の数分はふつうに聞けたのに、そのうち This accessory is not supported by this iphone (このアクセサリ=はこのiPhoneではサポートされていない)と出て、止まってしまいました。
何度やり直して、数分後には止まるので、あきらめて、買ったアダプタは返品し、アップルストアで純正品を買いましたが、10ドルもしました。
Android
・機種が豊富で入手経路もいろいろ
いろいろなメーカーが作っているので、さまざまな機種があり、大きさや機能もいろいろあり、価格もいろいろです。
つまりバリエーションが豊富です(それだけ迷うことにもなりますが)。
機種がバラバラなら、設定法もバラバラで、情報を探すのに苦労するかもしれません。
しかし、ニーズに合わせて、好きなものを選べますし、カスタマイズ性も高く、容量も増やせます。
・高機能のものもある
機能的には、いまはAndroidのほうが上だと言われています。
いくらアップル社の人が優秀でも、1つの会社で作っているのと、世界中にあるメーカー(特に中国のメーカー)が競争しながら作っているのと比べれば、時間がたてばたつほど、Androidのほうが機能性があがるでしょう。
しかし、すでに市場に出ているスマホは、もう十分、高機能なので、これ以上機能があがっても仕方がない気がします。
・iPhoneに比べて安全性が低い
iPhoneに比べてアプリの審査が甘いので、セキュリティ面に多少の不安があります。ゴミのようなアプリも存在するので注意が必要。
・値段がリーズナブル
iPhoneに比べて、値段は安いです(iPhoneが高すぎるも言えます)。
世界的にみると、Androidのほうがずっとシェアが多く、iPhoneが人気なのは、金持ちの多い先進国です。
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iPhoneはAndroidより機種が少ないし、値段が高い、だけどとてもシンプルで、安全で簡単に使え、見栄えもスマートなスマホと言えます。
日本であれば、「みなが使っているスマホ」と言ってもいいかもしれません。
たとえて言えば、iPhoneはすべてアップル社におまかせのパッケージ旅行、Androidは個人旅行でしょうか。
スマホに対してこだわりが強く、色々カスタマイズしたい、特定のことをしたい、とにかく安くあげたいと思うならAndroidが向いているし、
スマホのことなんかであれこれ悩みたくない、とにかくシンプルなのがいいんだ、と思っていて、かつiPhoneを買うお金がある人はiPhoneと言えそうです。もちろん、パソコンがMacの人もiPhoneのほうが便利です。
まあ、シンプルと言っても、パソコンやインターネットの概念にあまりふれたことがない人(私の母)がいきなりiPhoneを使うのは難しいかもしれません。
その場合は、Androidを搭載している、シニア向けモデルのほうがいいでしょう。
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私の場合は、娘と同じ機種を使っていると何かと便利なので、そうしている部分もあります。
家族でバラバラの機種を使っているよりは連携しやすいですから。わからなかったら、娘に聞けばいいですし。