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水を飲むことがいかに身体にいいかというお話をします。
「水を飲むのと片付けと何の関係があるんじゃ」、と思うかもしれませんね。
ですが関係あるのです。これまでこのシリーズをずっと読んできた方は、片付けは、健全な身体と魂を持っていないと、思ったようにすすまない、ということにうすうす気がついていいるのではないでしょうか?
何事もからだが資本。水を飲むと健康にいいのです。
水がからだにいい7つの理由
水を飲むとこんな効果があります。
1.体液のバランスを取りからだの機能がパワーアップ
2.ダイエットになる
3.筋力を最大限に発揮できる
4.疲労回復
5.お通じがよくなる
6.腎臓の機能を助ける
7.肌をきれいにする
1つずつ説明します。
1.体液のバランスを取りからだの機能がパワーアップ
人のからだの60%は水でできているので、水分をしっかりとれば、すべての機能がアップします。
消化吸収、血液の循環、唾液、体温の維持に水は不可欠です。
2.ダイエットになる
水を飲めば、おなかがはるので食べ過ぎを防止できます。これは何も水そのものを飲まなくても、水分の多い食品をとることで同じ効果が得られます。
水分の多い食べ物は果物や野菜など。こうした食品は水が入っている分、かさが増えているので、かむのに時間がかかり、早く満腹になりやすいです。
また、ふだん砂糖がいっぱい入っている清涼飲料水を飲んでいる人は、それを水に替えれば、もちろんカロリーダウンできます。
3.筋力を最大限に発揮できる
筋肉の細胞に水が充分行き渡らないと、筋肉をうまく動かすことができません。からだの動きがいまいち重いな、と感じたときは水を飲んでみることをおすすめします。
また、運動をする1時間か2時間ぐらい前にコップ2杯ぐらい飲んでおくと疲れ方が違います。
☆水を飲む工夫はこちらも書いています⇒水を飲む習慣をつける5つの方法。こうすればたくさん水が飲める。
4.疲労回復
1と3で説明した理由から、からだに水分が足りないと疲れることは自明です。
5.お通じがよくなる
体内に水が足りていないと、大腸は便から水を吸収します。よって便が硬くなってうまく排出されません。
水分をとるだけで便秘が解消されるのはよくあることです。
6.腎臓の機能を助ける
腎臓は尿をつくるところ。血液の中にある老廃物を水と一緒に尿として外に出すのが、腎臓の役割ですから、水分が足りないと腎臓が仕事をすることができません。
慢性的な水不足の状態が続くと、腎臓に結石ができやすくなります。
7.肌をきれいにする
健康な肌にはたくさんの水分が含まれています。水が足りないと、肌はカサついたりツヤがなくなります。
私が水を飲み始めたきっかけ
私が意識して水を飲み始めたそもそものきっかけは、フライレレディです。
家の中の片付けを加速するために、50歳になろうとしていた筆子は、アメリカのお片付けお助けサイト、フライレディネットから届くメールをもとに、毎日ガンガン掃除したり、運動したりしていました。
フライトプランはこんな感じです。
今から6年前の6月8日のメールです。
この日は月曜日なので、丁寧掃除の日です。
詳しくは⇒家事の週間プランで綺麗部屋の住人へ~ミニマリストへの道(29)
この週の掃除をする場所は台所、今月の習慣は「水を飲むこと」です。
前回書いたように、毎月、日々のルーティンを1つずつマスターするようになっています。3月は、朝、身支度するときにひも靴をはくこと、4月はベッドメーキング、5月は1日15分の運動でした。
前の記事⇒50歳の私が運動習慣を身につけたきっかけとは?~ミニマリストへの道(31)
6月は「水を飲む習慣」を身につけるように努力する月です。
毎日2リットルの水を飲めと言われたが飲めなかった私
フライレディはできれば、毎日64オンス飲め、と言いました。
オンス(ounce)はここでは体積の単位で、およそ29.57ミリリットルです。30ミリリットルですね。
30ミリリットルの64倍は1リットル920ミリリットルなので約2リットルです。
なぜ、1日に2リットル飲む必要があるのでしょうか?
その人の体質、環境によって必要な水の量は違うけれど、64オンスは毎日体外へ出される水分の量(およそ3リットル)のうち、食事から摂取する分をのぞいた量なのです。
ですが、飲めと言われてもいきなりそんなには飲めませんでした。
実は、当時紅茶をたくさん飲んでいたので、紅茶ならそのぐらいは平気で飲んでいたかもしれません。
しかし、紅茶を飲んでいたので水の入る余地はなかったのです。
そこで、生活習慣の指示を勝手に自分の都合のいいように変えて、毎朝水をマグに1杯飲むことを目標にしました。
紅茶や緑茶をすべて水に替えれば飲めたと思いますが、当時はお茶が大好きで、おいしいからやめられない、と思い込み、紅茶を飲む量を減らさなかったのです。
ちなみに、今はカフェインをやめたのと、西式甲田療法をベースにした食事をしているので、毎日水を1.5リットル前後飲んでいます。
カフェインをやめた話⇒カフェインの本当の恐ろしさにせまる~私がカフェインをやめた理由とは?
西式甲田療法の話⇒西式甲田療法で健康とダイエットのために朝食を抜くはずが夕食を抜く日々
ミニマリストの道シリーズを最初から読む方はこちらへ⇒何度も失敗したけど、今も前を見て進んでいます~「ミニマリストへの道」のまとめ(1)
西式甲田療法では生水を毎日2リットル飲めと言います。飲み方は、1度に飲むのではなく、30分ごとに30ミリリットルの水をちびちび飲むのが理想です。
起きたときと、午前、午後はコップ1杯ずつ。青汁や柿の葉茶も入れて2リットルと計算します。
紅茶や緑茶をたくさん飲んでも水分補給になりますが、カフェインが入っているので身体にはよくないですね。ましてやミルクや砂糖を入れていたらもっとよくありません。
今は、水とノンカフェインの柿の葉茶、ハーブティを主体にしています。夏場なので、水を飲む量が増えています。飲む水は、生水とミネラルウォーター半々ぐらいです。
ウォーターサーバーがほしいけれど、ぜいたくなので、水道水を飲む時は、1日おいて塩素を抜いて飲んでいます。
ミネラルウォーターのほうが味がまろやかでおいしい気がしますが、西式甲田療法の本に、生水に含まれている酵素が腸内細菌をうまいぐあいに成長させると書いてありますので、生水も飲むわけです。
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水を充分とらないと体調が悪くなります。ふだんあまり水を飲まない人は、それがいつもの自分の調子なんだと思ってしまいがち。一度水をたっぷり飲んでみると、体調がよくなることを実感するはずです。
これから暑くなるので水が飲みやすい季節です。ぜひ水を飲む習慣を身につけてください。
栄養ドリンクより、水を飲むほうがずっと効きますよ。
ミニマリストへの道、この続きはこちらから⇒断捨離に非協力的な夫にはこう対処した~ミニマリストへの道(33)
☆後書き
夏場は水をたくさん飲めますが、冬はつらいです。それでも西式甲田療法を始めたころは、震えながら毎朝水を飲んでいました。
柿の葉茶を導入して、温かいものが飲めるようになったときは、本当にほっとしました。
水を飲む習慣をつけるのは、夏がいいですね。
生きていく上で大事なものはたくさんありますが、お金より健康のほうがよっぽど大切です。
お金がいくらあったところで、体調が悪いとブルーになってしまいますから。