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最終更新日: 2017.08.28

靴の断捨離の方法。適量を決めると簡単に捨てられる

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靴の断捨離の方法、捨てる判断基準についてお伝えします。

靴は自分の適量を考えておくと捨てやすいです。



靴は何足持つべきか?

靴の適正量は、その人のライフスタイルによって違ってきます。

たとえば、会社勤めのOLは以下の7種類で事足りるのではないでしょうか。

1.通勤用の靴
2.運動用の靴
3.結婚式などに履くおしゃれな靴
4.レインシューズ
5.ブーツ
6.夏用の靴(サンダル)
7.家事用(つっかけ)

さらに通勤用の靴が1足だけだと、すぐに痛むからいや、という場合は、2足。冬場はブーツも会社に履いて行くから替えがほしいということならブーツも2足。これで9足。3番のドレスシューズも、ヒールの高さを替えて持ちたいなら2足用意して10足。

どんなにたくさんあっても10足ぐらいでいいと思います。

個人的には、最近温かい日本は寒冷地でもない限り、ブーツはいらないと思いますので、これはカットしてもいいです。

参考までに私の靴の所持数をお伝えします。去年の夏に3足捨てて、さらに実家に1足置いてきて(母にあげた)、現在4足です。

こちらに画像あり⇒靴は4足持っています~非おしゃれ系ミニマリストの持ち物公開

その内訳は
●ふつうの革靴
●運動用の靴
●夏の靴(クロックス)
●冬の靴(アンクルブーツ)
です。

私は通勤はしないので、上のOL向け1番と3番の靴はふつうの革靴で対応し、レインシューズも不用、家事用の靴はクロックスで兼用しています。

だから4足でいいのです。

さらに、替えを持つのではなく1足1足はきつぶすやり方をしています。なぜそうしているかというと、そのほうが数が少なくてすむからです。

このように靴を手放す前に、ふだんの生活やライフスタイルを考えあわせ、自分にとっての適正量を考えてみるといいです。

洋服は種類が多すぎて、適正量を考えるのが難しいのですが、靴は洋服に比べて、かなり用途が限られているので適量を考えやすいのです。

自分の理想の数を決めたら、そこを目指して断捨離してみましょう。





靴の断捨離の方法

ステップ1:すべての靴を一箇所に集める

こんまりメソッドですべての靴を一箇所に出します(全出し)。

ふつうは玄関のたたきでしょうか。

こんまり先生を知らない方はこちらを⇒近藤麻理恵の「人生がときめく片づけの魔法」の英語版の感想~ベストセラーの秘密は東洋の神秘にある?

ステップ2:明らかにもういらない靴を捨てる

以下のような靴はすぐに捨てられます。

●片方しかない靴
「そんな馬鹿な」と思うかもしれませんが、たくさん持っていると「片方どこかに紛れて見つからない」ということはあるのです。

その場合、もう片方が出てくるのを待つ必要はなく、すぐに捨てます。片方なくすということは、その靴に対して、全く愛情を持っていない証拠です。

●はきつぶした靴

●かかとが擦り切れた靴

●デザインが古すぎて、履くと昭和の時代からタイムトラベルしてきたように見える靴。

流行は繰り返すので、ものによっては、おしゃれに見えるかもしれません。

ちなみに、ファッションの流行は40年毎に繰り返すそうです。しかし、もちろん前と全く同じではなく、ちょっとずつデザインや素材が変わっています。

私がOLになったとき、ハマトラというのが流行っていて、会社の先輩が全員ミハマの靴(あるいはそれもどき)と、キタムラのバッグを持って通勤していました。

ハマトラは要するにアイビー・ルックですが、大人なのに、高校生みたいな、子供みたいな感じのファッションで私は全然好きになれませんでした。

しかしこうしたトラッドファッションは流行がないそうですから、もし今後も履くのであればそういう靴を取っておいてもいいかもしれません。

●履くと足が痛い靴

●履くと足がやたら疲れる靴

●重い靴

●危険な靴
靴に鋲やら大きなプラスチックの飾りがついていて、自分で自分の足をひっかけたり、バッグのストラップをひっかけたりしたことがあるか、その可能性のある靴

また、かかとの素材によってコンクリートの上ですべりやすい靴も危険です。大昔、セシールですごく安い靴を買ったのですが、スーパーやデパートの中を歩くとつるつるすべり、転びそうでどきどきしたので、すぐに断捨離しました。

●健康に悪い靴
足先がとがっている靴は外反母趾の原因になります。ヒールが4センチ以上ある靴は、人間の足で長時間歩くのに向きません。

●デザインが嫌いな靴

●色が気に入らない靴
「気に入らない靴を何で持ってるの?」と思うかもしれませんが、通販で靴を買うとイメージ違いがあったりします。その時すぐに捨てないとストックになってしまうのです。

また、人から靴をプレゼントされることもあるでしょう。たとえば、母親や親戚、あるいは姉妹から、「この靴、履かないんだけど、履く?」という具合に。

私は母と足のサイズが似ているので、母にあげることがよくあります。厳密にはあげるわけではありません。捨てようとしていると「捨てるなら、私にちょうだい」と言われるのです。

●自分の持っている服のどれにも合わない靴

●過去1年はかなかった靴(半年でもいいです)。

以上が、明らかに不用な靴。

☆洋服を捨てたい方はこちらをどうぞ⇒夏のうちに断捨離したいもの、それは洋服~衣類を一気捨てする7つの方法

☆バッグの断捨離はこちら⇒ついつい集めがちなバッグの減らし方、捨てどきはいつ?今です
靴

ステップ3:「よく考えるとやっぱりいらない靴」を捨てる

まだたくさんある場合は、このような靴を捨ててください。

●ダブっている靴
おしゃれな人は同じ靴を何足も持っているそうですが、そういう理由からではなく、知らないうちに似たような靴をたくさん持っていたら1つだけ残してあとは捨てます。

たとえば、冠婚葬祭用の靴として、黒いヒールの靴を持っているけれど、ほかにも似たようなデザインで、かかとの高さが少しずつ違う靴がある場合、自分が1番好きで1番よく履いている靴を残します。

●用途が1つしかない靴
たとえ、お呼ばれ用のおしゃれ靴でも、結婚式だけでなく、ふだんのお出かけにも使えるような靴を持っていたほうが、靴の総量が増えません。

たった1つの用途しかない靴は捨てます。

●自分には似合わない靴、しっくりこない靴
ここまでの段階で、まだまだたくさん靴を持っていたら、実際に履いて、「ときめかない靴」をどんどん捨てていきます。

できれば靴を履いて鏡の前に立ってみてください。下に段ボールなどを敷けば大丈夫です。

「昔は好きだったけど、今の自分の気分でない靴」があるはずです。また、足のサイズも一定ではなく変わるので、「履いてみたら、意外にきつかった」、ということもあります。

違和感のある靴はこのさい全部捨てます。

●ジッパーがすんなりあがらない靴
これはブーツの捨て基準ですが、短靴でもジッパーがついていたらチェックしてください。

●着脱しにくい靴
長いブーツやストラップがいっぱいついていて、履く時、いちいちボタンをはめなければならないような靴は捨てます。

サトラップの穴に留め金を通すものは、穴がいつのまにか大きくなっていたり、留め金が曲がってしまっていることがあります。

また、ストラップが全体的にゆるいこともありますね。かかとに回るストラップが歩くたびにずり落ちてくるのもうっとうしいものです。

ちょっとでも着脱にストレスを感じたら捨てます。

●ベルクロにゴミがいっぱいついてる靴。
掃除してもいいですが、掃除するのが面倒だと思いませんか?

●手入れが面倒な靴
白い靴は汚れやすいのでメンテナンスに手がかかります。本革の靴も同様。

もちろん修理しながら大切に履くつもりで買った靴を捨てろとは言いませんが、そのようなメンテナンスを今後もする気持ちがあるのか自分の胸に聞いて下さい。

「オーダーメイドの靴を持つのが大人の女のおしゃれの真髄」みたいなことを雑誌で読んで、うっかり買ってしまったのかもしれませんから。

●収納がしにくい靴
たとえばブーツ。長いブーツって収納しにくいですね。私が長いブーツを持たないのは、着脱がしにくいのと玄関で場所をとるからです。

きれいに収納できる自信があったら持っていてください。

●収納場所(げた箱)からあふれる靴
手持ちの靴を活かすためには、常に自分の目に見えるところに靴を置いておくべきです(靴の見える化)。

高度な収納テクニックを用いて、手持ちの靴がさっと見えないように置いたり、わざわざ靴の収納グッズを買うのはやめておきます。

10足程度なら、べつに収納グッズは不用です。

自宅の靴の収納場所からあふれるものは捨てましょう。

*******

このように段階的に判別していけば、靴も意外と簡単に断捨離できます。

お気に入りだけど傷んでいる靴は修理屋さんでちょっと直してまた履くこともできますね。

そういう靴はできるだけ早く修理してもらい、自分のラインナップに加えましょう。

「いつか時間ができたときに持って行こう」と思っていると、そのままデッドストックになってしまうので注意して下さい。

おしゃれな人というのは、洋服、シューズ、バッグとトータルコーディネートするので、先に靴とバッグを捨てたほうがいいという考え方もあります。

たとえ洋服、靴、バッグに貴重な家のスペースと時間と体力を取られても、「それでも私はおしゃれがしたい、いろいろ持っていたい」という場合は、無理に捨てなくてもいいです。

しかし、そこまでおしゃれに信念を持っているわけでもなく、ふだん何となく同じような服ばかり着ている人は、靴も一緒に断捨離しておくとあとがラクです。





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