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シンプルライフを楽しんでいる読者のお便り紹介です。
今回はノートや手帳の使い方に関するメールを2通シェアしますね。
まず、先日書いた、ノート術の感想をいただきました。
差出人は睡蓮さんです。
美しいノートにするために買い物が増えた話
件名:美しいノートも良し悪し
いつも興味深く拝見しています。
「衝動買いを防ぐ3つの簡単ノート術」を読ませていただきました。
「人の常で〜美しいノートを作ることにフォーカスしがち」の一文がまさに2カ月ほど前までの自分そのもので、思わず苦笑してしまいました。
私はデイリーログ(というか、なんでもノート)でそれをしていました。
美しく作ること、デコることに段々拍車がかかり、多くの色のボールペン、多くの種類のシールを買い込みました。
ネットから画像を引いてきてプリントして、両面テープでダイカットシール状にして貼りました。
家にプリンターがないのでコンビニのコピー機でプリントします。当然、有料です。
興味深い新聞記事もノートに貼りました。きれいに貼るために、両面テープを各種サイズ取り揃えました。
元々コレクター気質なので、ノートも同じシリーズで揃え、表紙の新柄が出れば買い求めました。冗談ではなく、一生かかっても使いきれない数のノートを溜め込んでしまいました。
私の作ったノートはまさしく「作品」でした。
楽しかったけれど、気持ち的にも金銭的にも、かなりの負担でした。
買い込んだノートを消費するために、貼り込むためのシールやかわいい包み紙の菓子類を買うという本末転倒(包み紙を貼り込むのです)。
それでも、やめられませんでした。
2ヶ月ほど前、筆子さんの「アイデンティティを保つため〜」の記事で憑き物が落ちたような気分になり、ゆうに120〜130冊のノートを処分しました。(他にもついに処分したものもありますが、それはまた別の話)
アイデンティティを保つためにものをいっぱい持っているなら、その信念を疑ってみよう。
過去1年分だけ残しました。淡々と客観的な事実だけ記録しておくログは続けることにしました。本来に戻ったということです。
大量の未使用ノートやボールペン、シール類は寄付に出しました。
美しくノートを作る方に気持ちが向けば、確かに買い物を抑止できることでしょう。
けれど私のように、変な凝り性の人には、かえって逆効果なような気もします。
今私は、ノート作りに関するモノを買うことにも使うことにも煩わされることがなくなりました。
精神的にも経済的にも、とても軽々と晴れ晴れとした気持ちでいっぱいです。
ノートを作る(消費する)ネタのためではなく、本当に行きたくて展覧会や映画やカフェに行く幸せ。
半券やショップカードを手に入れ持ち帰ることに汲々としなくてもいい気楽さ。
ありがとうございました。
長々と失礼いたしました。
今後の益々のご活躍をお祈りいたします。
睡蓮さん、こんにちは。お便りありがとうございます。
たくさんあったノートやシールを処分し、ノート作りに振り回されなくなったのですね。
よかったです。
なるほど、ノート作りに凝ってしまうと今度は別の買い物が増える可能性があるということですね。
正直、そこまでは全く考えていませんでした。
私は自分がノート作りをしないので、「きれいなノート」って、せいぜい文字を丁寧に書き、手持ちのペンで色をつけるぐらいだと思っていたんです。
でも、言われてみれば、今は、美しいノートを作る素材やツールがたくさん売られているので、買ってしまうこともあるかもしれません。
目的と手段がすり替わることはよくあることですから。
私の「ノート作りにエネルギーを投下せよ」という言葉は、きれいなノートを作るためにものを買いなさいという意味ではなく、手持ちのリソース(時間、体力、意識)を買い物ではなく、ノートを書くことに向けなさいという意味でした。
30日間待つノートは、欲しいものをビジュアルで表すと楽しいだろうと思ったのです。
ノート作りに凝ってしまう危険性があったとしても、自分と向き合うために、ノートに言葉を書きつけることはとても有効だと思っています。
ノートを作るというより、書くことに意義があります。
ノート術の記事は、言葉足らずだったかもしれませんね。少し検討して、必要を感じたら、後ほど、内容を修正いたします。
では睡蓮さん、これからもお元気でお過ごしください。
次は、しばいぬさんのお便りです。
年末に向けて目標を決めた
件名:お盆休みに年末への目標設定
noteの記事も拝読いたしました。
セルフラブ、まさに私に足りていないものだと思って、記事をスマホのホーム画面に追加して事あるごとに読んでいたところでした。
あなたは十分ではないと言うこの世界で、いかに自分を愛するか(TED)
さて今日は、実家へ帰省してのんびりしているので、筆子さんの記事を読み漁っていました。
12月にどうありたいかを設定してから、毎月目標を設定すると良いとYouTubeなどで見たことがあり、手帳にざっくり書いてみました。
ただ、目標設定や具体的なアクションプランを立てることが苦手なんだとも気付きました。
そこで、
・三日坊主卒業プラン
手帳を活用して、上手にタスクを管理するコツ。三日坊主卒業プラン。
・主婦の家事手帳
主婦の家事手帳(コントロールジャーナル)の作り方。情報の一元化で家事を効率化
の記事あたりが今の自分の興味にぴったりなのかなと思いました。
両親のものはたくさんありますが、幸い昨年のお盆に、実家の私物をほぼ全捨てしていたので、今年はのんびりできそうです。
今度こそ汚家と決別。31日かけて身につける小さな片付け習慣(3)
の記事も、帰省中に読んでしまおうかなとワクワクしています。
読んでいただきありがとうございました。
しばいぬさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
いつも記事を楽しみにしていただき、とてもうれしいです。セルフラブの記事を何度も読んでいただいているのですね。
お盆はご実家でのんびりできたようで、よかったです。
過去記事をいろいろ読んでいただき、感謝いたします。
具体的な行動目標(アクションプランを作らないと、目標に向かって動けませんよね。
でも、そもそも何のゴールも意識せず、暮らしている人も多いし、それでも生きていけるから、しばいぬさんは、日々、成長していると思います。
目標を立てる記事でおすすめなのは、一連の30日間チャレンジの記事です。
1ヶ月だけなので、取り組みやすいです。
よかったらごらんください。
人生を変えたいあなたに。30日間チャレンジのアイデア88選。
30日間ミニマリストチャレンジのススメ。1ヶ月だけミニマル思考で暮してみよう
マット・カッツに学ぶ30日間で人生を変える方法~30日間チャレンジのススメ(TED)
まとめ記事もあります⇒読者の1年の目標(新年の抱負)と、目標達成に関する記事のまとめ。
それでは、しばいぬさんの人生がますますよくなりますように。どうぞお元気でお過ごしください。
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日常生活において、目標と手段がすり替わることは思いのほか多いものです。
ノートに自分の気持ちを書き留めるつもりが、いつの間にか美しいノートを作ることに夢中になってしまったり、断捨離で物を減らして身軽に暮らすはずが、減らすこと自体が目的になって所持品の数にばかりこだわってしまったり。
目標を設定して行動するときも、目標達成にばかりこだわって、本末転倒になることがあります。目標に向かって走るのはいいことですが、どんな人生を送りたいかという根本的なビジョンを見失わないことが重要ですね。
それではあなたも、質問、感想、近況、その他、伝えたいことがありましたら、お気軽にメールください。
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