お雑煮

ミニマルな日常

正月に子供を連れて実家に帰りたくない←質問の回答。

お正月に、子どもたちを連れて実家に帰りたくありません。どうしたらいいですか?

この質問に回答します。

片付けとは関係ない質問ですが、年末年始は、イベントが重なり、ストレスが増える人も多いので、ストレス対策という意味で、取り上げることにしました。

記事の最後に、掲載誌の告知をしますので、最後まで読んでください。

まず、メールをシェアしますね。いとまさんからいただきました。



正月の憂うつ

件名:正月に子供を連れて実家へ行きたくない

筆子さん、こんにちは。

63歳の夫、26歳の息子、24歳の娘と暮らす50代の主婦です。

夫は公園の管理の嘱託職員をしています。(動物園担当なので、年末年始も関係なし)私はいろいろ病気をしている専業主婦です。

問題は私の両親です。

結婚は「私が嫁に行く」のではなく「夫が婿に入る」と言う、かなりレアな形で、初めの3年ほどは親と私たちは同居していたものの、父と夫がうまくいかず、私は精神的に参ってしまい半年入院し、結局2000年10月から私の実家の近くに中古住宅を買ってリフォームして住んでいます。

夫は毎年、元日にしか私の実家に顔を出しません。居づらいのか、毎年さっさと帰りたそうです。

さらに今回は、大学院を出て公務員になったものの、鬱病になり半年で退職して、高校を出てから7年ぶりに家に帰ってきた息子と、

3年前に東京の女子大を出たもののなかなか仕事が続かず、大学のカウンセリングルームから紹介された東京の心療内科では「発達障害」と診断され、大学にも呼ばれて卒業はさせるけど、就職の面倒は見られない、と言われて卒業後の目処も立たないまま帰ってきた娘。

娘の方はあちこち病院を変わった挙句「発達障害のグレーゾーン。一般就労は今は難しいから障害者就労で始めたらどうか」とドクターに勧められ、11月から10時−15時ですが、ほぼカレンダー通りに働いています。

まだ始まったところなのでどこかの会社の下請けの検品、部品の組み立てといった仕事と聞いています。

そのうち慣れたらパソコンのデータ入力とかオークション代行といったことをするそうです。

息子も病院にかかっていますが、娘より深刻で、「寝るのが下手になった」と言っています。

そういう孫のことを、親戚にこぼしているのを、私が実家へ行った時に耳にしてしまいました。

「大学へやったのは無駄だった」とか、「一生、障害者の烙印を押される」とか。

親も80近いですから私は割と頻繁に実家に顔を出すようにしていますが、「跡取り娘」の責任かなあと思って行っています。

でも、私の両親が子供たちのことを理解する可能性は1ミリもないでしょう。

夫は元日は出勤です。初詣も実家への挨拶も、好きにしてくれといっています。

もう、どうすべきでしょうか。





いとまさん、こんにちは。お便りありがとうございます。

簡単な答え:1人で行けばよい

いとまさんの質問は、

「正月に、家のすぐ近くにある実家に、子供を連れて年始に行きたくないが、私は跡取り娘だから行かねばならない。どうしたらいいですか?」

これですよね?

子供と一緒に行きたくないなら、1人で帰ればいいだけです。

悩むポイントなんて何もありません。

お子さんは2人とも、もう二十歳を過ぎているのだから、「連れて帰る」対象ではありません。

小中学生じゃないんですから。

上のお子さんは、体調が悪い、下のお子さんは仕事が忙しい、という理由で、正月の集いに欠席すればいいんじゃないですか?

私は親戚の集まりが嫌いなので、高校生のときは、他の家族(母と弟)が年始に行っても、自分は家で留守番して、こたつでみかん食べながらテレビを見ていました。

中学生のときもそうだったかもしれません。

小学生のときは、正月に父方の家に行った記憶があります。ここでは、百人一首のかるたを使って、源平合戦をやるのが恒例で、大人は盛り上がっていましたが、和歌を1つも知らなかった私には全くおもしろくありませんでした。

さすがに今は、どの歌も味わい深いと思っていますが。

正月に親戚の家に行かないと、お年玉をもらうことができませんが、お金より、自由な時間のほうを選んでいました。

もし、ご両親が孫の顔を見たがっているか、お子さんたちのほうが、おじいさん、おばあさんにすごく会いたがっていて、一緒に帰るしかないなら、次の回答に進んでください。

なぜ、嫌なのか? 嫌なポイントを考える

なぜ、実家に帰るのが嫌なのか、その理由を考えてください。

メールから察するに、いとまさんのご両親が、いとまさんのお子さんのことをあまりよく思っていないから、いとまさんは、帰りたくないと感じているようです。

しかし、帰ろうと、帰るまいと、ご両親のお子さんたちに対する考えは変わらないから、ここは、切り離して考えてはどうですか?

直接会って、話をすれば、ご両親のお子さんに対する誤解がとけるかもしれません。

いとまさんのご両親は、お子さんに面と向かって、「おまえは、一生、障害者だ」とか、「大学にやって損をした」なんて言わないでしょう?

あくまで、陰口として、第3者に、本音を言ってるだけですよね?

だったら、そういう陰口を、スルーしてしまえば、何の問題もありません。

いとまさんにとっての事実は、「子供を大学にやったことは無駄ではなかった」し、「今は2人ともたまたま病気だけど、一生、障害者の烙印を押されるわけではない」、ですよね?

自分がそうわかっているなら、他人がどう思おうと関係ないですよ。

たとえ、その他人が自分の親でも。

お互いの意見が食い違っているのは残念かもしれませんが、親といえど、他人なので、自分とは違う考え方をしても何ら不思議はありません。

親は親の好きなように、自分は自分の好きなように思いながら、一緒に正月を祝えばいいと思います。

それとも、「子供のことをそんな目で見る親とは、いっときも一緒にいたくない」と思うから帰りたくないのでしょうか?

その場合は、そう正直に、ご両親に伝えてください。

すると、お父さんやお母さんは、「いや、あれは、ついうっかりもののはずみで言ってしまっただけだ。すまない」と言うかもしれません。

いずれにしろ、ご両親は親戚にぐちをこぼしていただけで、直接、いとまさんに言ったわけではないので、気にする必要はありません。

ご両親は、高齢だから、この先何度会えるかわかりません。

親が、多少わけのわからないことを言ったとしても、私なら会いに行きます。せっかく会える距離にお住まいなんだし。

悪口は言っている人間の問題

私なら、人に自分や自分の家族のことを悪く言われても、あまり気にしません。

以前紹介したTEDでも言っていましたが、悪口や陰口は、言っている人間の自信のなさや、不安や恐怖の現れにすぎないのです。

それは、言われた側の問題ではなく、言っている当人が処理すべき問題です。

拒絶された、傷つけられた、人生って不公平。そんな気持ちを克服する方法(TED)

その悪口に思い当たるふしがあったら、反省して、行動を改めればいいし、まったく根拠がないなら、完全スルーでOKです。

まあ、お子さんのことを悪く言っているのが、いとまさんのご両親なので、多少は、子どもたちのことを理解してほしいというい気持ちがいとまさんにあるかもしれません。それなら、「わかってもらえるはずはない」と決めつけず、話し合ってみるといいでしょう。

この記事を、プリントアウトして、ご両親に見せると手間がかからないと思います。

子供と自分を切り離す

いとまさん以外にも、すでに成人したお子さんのことで悩んでメールをくださる方がいらっしゃいますが、もうお子さんは大人なのだから、ほっとけばいいと思います。

助けが必要と言われたら、適宜サポートするだけで充分です。

子供は自分の作品でも、付属品(アクセサリー)でも、所有物でもありません。

血はつながっていても、まったくべつの人格を持つ自分ではない人間です。

誰かが子供の悪口を言ったからって、そのことについて、くよくよ悩む必要はありません。

「子供がつらい思いをしないように、子供の本当のよさをみんなにわかってもらえるように、子供がみんなに暖かい目で見てもらえるように」私がいろいろ尽力したい」。

そんなふうに思うかもしれませんが、そういう思いや行動が、かえって子供にプレッシャーを与えます。

先月も書きましたが、素のままのお子さんをまるごと受け入れるようにすると、所々の悩みから解放されます。

この記事です⇒すでに大人の私に、母親が勝手に服を買ってくる記事を読んで。

こちらもおすすめ⇒子離れする方法。成人した子供にあれこれ口出しするのは害でしかない。

年末年始のストレス対策

年末年始が大嫌いな主婦のための7つのストレス対策。

時間もお金もない! 年末年始によくあるストレスとその対策(その1)

人の集まりが苦手ならこうしよう:年末年始のストレス対策その2

正月に食べ過ぎた(飲み過ぎ、買いすぎ、寝すぎetc)罪悪感:年末年始のストレス対策その3

忙しいというストレスを減らして安らかな年末年始を過ごす10の方法。

扶桑社ムックにのっています

掲載誌のお知らせです。

12月7日発売の、『ゆとりある日々を過ごしている人の素敵なお金の使い方』のどこかに4ページ、筆子のことがのっているので、興味のある方はごらんください。

日常生活に関してZOOMで取材を受け、その内容をライターの方がまとめた記事です。

「心豊かに暮らすシニアのためのヒント集」と説明に書いてあるから、シニア向けなんでしょう。

それでは、あなたも、記事の感想や質問、近況などありましたら、お気軽にメールください。

お待ちしています。





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