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引っ越してすぐに、自分の服や所持品をクローゼットに入れてみたら、思いのほかいっぱいで、見た目もぐしゃぐしゃでした。
この現実をなんとかするために、私はクローゼットスッキリプロジェクトに着手しました。
まず、奥行き130センチあるクローゼット(日本的には収納スペース)をちまちまと片付けることにしました。
クローゼットの中の収納の問題を解決する一番いい方法は不用品を捨てることです。
ちまちまとクローゼットを片付けたときの手順
この日はこんなふうに片付けを進めました。
1)目障りなものを捨てる
クローゼットの中がくしゃくしゃで、一気に運気がさがりそうだったため、目障りな物から捨てることにしました。
くしゃくしゃな様子は、前回の記事の最後から2枚めの写真で確認できます⇒引っ越してすぐはミニマルじゃなかったクローゼット:ミニマリストへの道(97)
2)雑貨と書類を捨てる
私のガラクタの元凶は以下の3つ。
●本
●書類
●雑貨
この日は、まず書類をファイリングしてから、雑貨を捨てることにしました。
本は本箱に入れていたので、別の日に断捨離しています。
捨てる物の決め方
捨て方のガイドラインは以下を採用しました。
●使わない物は捨てる、つまり使う物だけ残す
●ダブっている物は捨てる
そして
●迷ったら捨てる
●迷っているのに捨てられないときは、なぜ捨てられないのか考える
●さらに、実際に使ってみたりして、必要度を確認する
こんなふうにして、捨てるものをピックアップすることにしました。
引っ越し前も、「とにかく、今使っていない物、もう使わない物は捨てよう」と思い、実際捨てていましたが、引っ越し間際は、引っ越しのストレスのせいで、捨てられなかったものもたくさんあったのです。
引っ越しのストレスの話はこちら⇒ゼロになって引っ越したいと思ったけれど叶わず:ミニマリストへの道(94)
では、捨てた物を紹介しますね。
捨て忘れていた小引き出し
まず、15年ぐらい使っていた小引き出しを捨てました。
クローゼットの中でいちばん目障りだったのは、掛け布団でしたが、これは毎晩使っているため、捨てるわけにはいきません。
その隣にあった、この小引き出しを捨てることにしました。
この引き出しは、服の入っている箱の向こう側にころがっており、はしっこが掛け布団に接触していました。
いかにも民芸品ふうのこの引き出し、いただきものです。
お香、電池、スーツケース用の鍵などを入れてました。
引っ越してから、以前夫が使っていたデスクを使うようになり、それに引き出しがあるため、この引き出しの出番はありません。
引き出し、そんなにいくつもいりませんから。
この小引き出し、考えてみると、そんなに大活躍していたわけでもありません。上はティッシュボックスを入れるようになっていますが、そもそも私、ティッシュは使いません。
雑貨もかなり捨てたので、この引き出しに入れるものもそんなにないのです。小さなものしか入らないし。
いま、改めて写真を見ると、自分の持ち物としてはあきらかに異質なテイストをかもしだしており、なぜこんなにいつまでも持っていたのか、不思議です。
やなり、「プレゼントだから」という気持ちがあったのでしょう。
今は、プレゼントでも、わりとあっさり手放しています。
もう使わない雑貨
この後、ちょっとだけ書類の整理をしました。
散らばっていた書類をファイルしたのです。
私の書類の整理の仕方はこうです⇒書類を捨てるために必要なたった1つのこととは?~情報デブはもう卒業
ファイリングしていたときに出た紙ゴミを捨てました。
●紙ゴミ
●ホルダーなど
とっておく書類はほぼファイリングしたので、書類を入れていたものを断捨離しました。これはすべてA5サイズです。
バインダーはレターサイズ(A4に近い)に揃えることにしたので、A5サイズのバインダーは処分しました。
ノートやバインダーは規格を統一すると整理しやすいです。詳しくはこちらをどうぞ⇒ボールペン1本生活をめざして。文房具を効果的に断捨離する7つのステップ。
●カード入れ
カード入れは2つあるので1つ捨てました。
デパート専用のクレジットカードや図書館のカードが入っていました。
デパートのクレジットカードは全然使っていませんでした。そもそもデパートなんてめったに行かないのです。
後日、住所が変わったことを伝えるため、カード会社に電話をしたら、すでにカードの有効期限は切れていました。
ダブっている物を捨てるのは、効果のある断捨離法の1つです。考え方はこちらに書いています⇒年末こそ断捨離に決着を。私が物を捨てられた4つの判断基準とは? 「2.私はこれと同じものや似たようなものを持っていないか?」のところです。
●バスタオル
ずいぶん前、娘用に買ったもの。かなり古いものです。ウエスにすることにしました。
ウエスの作り方はこちら⇒ウエスの作り方と使い方~拭き掃除だけが好きな主婦のおすすめの掃除道具
ウエスがあると掃除が便利になります。人によっては、「ウエスにしよう」と思って、古い服やタオルを溜め込むので、気をつけてください。
●鍋敷きとコースター
シリコンの鍋敷きを持っているので、こちらは全然出番がありませんでした。なんとなく持っていたコースターも捨てました。
後日、シリコンの鍋敷きも捨てました。
以前は、ランチョンマットなども使っていたのですが、引っ越してからは、こういう敷物系は使わなくなりました。
マットはいらない話⇒その玄関マット、本当に必要? マットを捨てると手に入るもの。
●本
ムーミンの本がまだあったので捨てました。
ほかのムーミン本はすでに捨てています⇒思い出系の本と絵手紙の断捨離をする:ミニマリストへの道(96)
娘も少し断捨離した
私がちまちまと片付けていたら、娘も自発的に、「これ、もう捨てて」と物を持ってきました。
おもしろいもので、自分が片付けていると、断捨離モードが家族に伝染します。
夫にはあまり伝染してないように見えますが、もし私がタメコミアンだったら、いま、家中は物だらけだったはずです。
人は、ほかの人が楽しそうに何かをやっていると、自分も真似したくなるのです。特に子供は親の真似をします。
ポイントは、「楽しそうにやる」というところ。
修行や苦行のように、つらそうにやっていると、真似されません。
といっても、べつに小躍りしたり、スキップしながら、捨てる必要はありません。
私は、いつも淡々と捨てていますが、どちらかというと、好きで捨てているので、ハッピーなエネルギーが出ていると思われます。
●キャノピー
これはベッドの上にぶらさげる天蓋(てんがい)です。
実は、以前、すでに1つ捨てています⇒大物を捨てると断捨離に加速がつく(写真あり):ミニマリストへの道(72)
娘が愛着をもって使っていたのは、手作りのキャノピーのほうでした。
こちらは新品同様。
たぶん、義理母(娘からみたら祖母)からもらったのでしょう。
義理母は買い物が好きで、娘に何かを買ってあげたいと思っているため、しばしば、娘がほしがっているわけではない物を娘にプレゼントします。
●オルゴール
これも義理母の贈り物だと思います。
たぶんウイナーズ(Winners)で買ったのでしょう。
ウイナーズはアウトレットショップみたいなところで、いろいろな物が定価より安く売っています。
●服
●手袋
この手袋は夫が娘にあげたものです。きっと、ダラーストア(100均)で買ったのでしょう。
夫と義理母は親子でセール品を買うのが好きなのです。よく「こんなに安く買えた」とお互いに自慢しあっています。
安く買うことにもっともフォーカスしているので、買ったものを使うことは二の次です。つまり、もともとそこまで必要ではない物を買っているのです。
自分用に買うだけでは飽き足らず、親族、友人、知人にも買ってプレゼントします。
こういうものが、後日、すべてガラクタになるのです。そんなお金があったら、寄付したほうがよいと思います。
以前書いたと思いますが、あるとき夫はドラッグストアで女性用のコスメのセットを買ったことがあります。あまりに安くなっていたので、買わずに家に帰ることができなかったのです。
あいにく私は化粧をしませんし、いったいどうするつもりだったのでしょう?
そのコスメの箱は長らく、階下に放置されていましたが、結局私が、夫に断って捨てました。
今は、置き場所がないため、こういう無駄な買い物は多少は減りました。
寄付袋を作った
ゴミ以外は寄付することにし、袋に入れました。
以前は、まだ使えるものは寄付箱に入れていましたが、新しい住まいには箱を置いておく場所がありません。
とりあえず大きなビニール袋に入れて、廊下に置きました。
クローゼットスッキリプロジェクト、まだまだ続きます。
☆次の「ミニマリストへの道」はこちら⇒安物買いの銭失いな夫の悩み:ミニマリストへの道(99)
☆クローゼットを片付ける話の続きはこちら⇒誰も知らないクローゼットをスッキリさせる秘訣:ミニマリストへの道(103)
☆このシリーズを最初から読む方はこちらから⇒何度も失敗したけど、今も前を見て進んでいます~「ミニマリストへの道」のまとめ(1)
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この日捨てたものは、引越し前に捨てられたと思います。
特に杉の小引き出しは、長く持ちすぎてしまったと反省しました。