母親とティーンエージャーの息子

ミニマルな日常

自分の子育てが正しいのか、間違っているのか考えて悩みます←質問の回答

高校生をお持ちの読者からの、子育てに関する質問に回答します。

自分の子育てが正しいのか、間違っているのか悩んでいるそうです。まずメールをシェアしますね。

Y子さんからです。



私は子離れできていないのか?

件名:何が正しいか分からない時

こんにちは。

ハーフの高校生2人の母で、現在は日本在住ですが、海外在住経験あり、来年、ヨーロッパへ引っ越し予定です。断捨離全般に、筆子さんの記事はとてもためになり、読ませていただいております。

断捨離、私の友達関係や必要でないものの処分には全く問題なく手放すことは出来るのですが、子供達のことが絡んでくると、物事の判断に、優柔不断、何が正しいのか、私の子育ては間違っていたのではないかと、悩み過ぎて眠れない日もあります。

アメリカ人の旦那は、子供を早くから自立させるカルチャーからなのか、私は子供達の世話、例えは、毎日お弁当を作るとか、私事、彼氏との事などに、やりすぎ、関わり過ぎているといいます。

私の子育て方が正しいのか、間違っていて、子離れが出来ていないのか、わかなくて悩んでいます。高校生の時期は、子供から大人への狭間というか、体も心も成長してきて、母親として心配ばかりです。

筆子さんは娘さんがいらっしゃるようですが、どのように関わっていますか?

自分だけでは分からなくなって来ると、占い師さんに何が正しいか聞きたいと考えしまいますが、どう思いますか? ただ自分の判断が信じられないので、誰かに頼っているだけなのでしょうか?

心のモヤモヤの断捨離が出来るようになりたく、メールさせていただきました。

お忙しい中、返信いただけたら、幸いです。





Y子さん、こんにちは。メールありがとうございます。

いつもブログをご愛読いただき、感謝します。

来年、ヨーロッパに引っ越しされるのですね。

新しい土地へ行けば、その土地の流儀にしたがって、お子さんとかかわるようになるでしょうから、いまの悩みは自然に解消されるかもしれません。

まずは、あまり悩みすぎないことをおすすめします。

いくら悩んでも何も解決しませんので。

必要なのは、自分の考えや行動を客観的に振り返り、よい方向に向かうように、日々、具体的な行動を積み重ねていくことです。

「筆子さんは娘さんがいらっしゃるようですが、どのように関わっていますか?」まずこの質問に回答します。

私の子育てについて

私には1998年生まれの娘がいますが、過去記事に何度か書いているように、かなりの放任です。

もうちょっとかまってやればよかった、と思うことすらあります。私はY子さんとは真逆のタイプだと思います。

乳幼児のころは、近所に親戚縁者がいないため、私は毎日娘とべったり暮していました。

小学生のときは、いつも昼ごはんを作り(家に食べに帰っていた)、遠足があれば弁当を作って、ボランティアでついていき、むずかしい算数の文章題の宿題を毎週一緒に解いていました。

しかし、娘は、遠足に私がついていくと、バスで隣同士に座るのをいやがるタイプです。子供たちがグループワークをするときも、娘は私に、「自分のグループに来るな、ほかのグループの付添いをしろ」と言いました。

そこで、娘の意向を尊重し、好きなようにさせていました。

娘が中学生になってからは、弁当らしきものは作っていましたが、それ以外は、まったくかまっていません。

大学に進学するときも、全部娘が一人で手続きをし(オンラインでアプリケーションを出します)、私はお金を出しただけです。

大学1年の終わり頃から、娘は一人暮らしをしています。

来年か再来年、娘には就職という大きなステップが控えていますが、一応つきたい仕事はあり(しかし、成績がちょっと足りないらしい)、自分で決めて勝手に就職するのでしょう。

本人のためを考えるなら、世話をしすぎないほうががいいとは思います。そのほうが自立を促せますから。高校生なら、信頼して本人に任せるケースも増えてきます。

ですが、先にも書いたように、お子さんの性格によります。みながみな、うちの娘のような性格ではないでしょう。

いま、お子さんとの関係がうまくいっているのなら、そんなに心配しなくてもいいんじゃないでしょうか?

お子さんのほうで嫌がっているのなら、少し干渉を控えたほうがいいかもしれませんが。

弁当の話に戻りますが、娘が中高生のとき私が作っていた弁当は、日本のゴージャスな弁当にくらべると、本当に簡素なものです。

一般に日本の弁当は豪華です。インスタグラムで、「粗食」のハッシュタグで検索すると、筆子的には、「え、これのどこが粗食なの?」と思う写真が並んでいます。

当時、我が家は、貧乏すぎて、まともに食べるものがなかったこともあり、適当なものを適当に弁当箱に入れていました。

アメリカの弁当は、サンドイッチにジュースパック、りんご、みたいな感じなので、ティーンエイジャーでも自分で用意できます。

日本式の手のこんだ弁当を本人が作るのは負担が大きいかもしれません。週に数回だけ、簡易弁当の日を作り、本人に作らせてもいいかもしれませんね。

自分の正しさにこだわりすぎない

Y子さんは、自分が正しいこと(あるいは他人に、あなたの子育ては正しいよ、と太鼓判を押してもらうこと)を求めてすぎている印象です。

ですが、他人のいうことなんてどうでもいいんです。自分の子供の母親は自分ですから。

子育てに正解も不正解もありません。愛情をもって、ごくふつうにお子さんの世話をしていたら、それでいいと思います。

ないものを探し求めているから疲れるんじゃないですか?

自分の子育てが正しかったとか、間違っていたとか、そういう二元論の評価を、自分にしないほうがいいです。

何が正しくて、何が間違っているかなんて、それを見る立場や時期によって、いかようにも変わります。

Y子さんは、黒白はっきりつけたがるタイプなのでしょうか?

黒と白のあいだに、たくさんのグラデーションのグレーがあります⇒なんでも白黒つける考え方をやめるススメ。思い込みを手放して可能性を広げるには?

そもそも、子育ての正しさなんて、いったいどうやって評価したらいいんでしょう?

子供が有名大学に入ったら正解なんですか? いつも言うことを聞く素直な子に育ったら正解なんですか?

確かに、親は子供を育てますが、子供は1人の人間だから、ある程度大きくなったら、自分自身で判断しながら、生きていきます。

母親との関係が子供の人格形成に大きな影響を与えるでしょうが、子供の意思決定に影響を与えるものはそれだけではありません。

成績抜群で有名大学に進学し、将来の日本をになうような人材だった人たちが、オウム真理教に入って、地下鉄にサリンをまきました。

こういう事件があったとき、当事者の親に、どこまで責任があると思いますか?

正解・不正解でばっさり切れないと思いますよ。

たとえ、自分のやっていることが他人に認められなくても、本当に子供のためになっていると思えば、そうすればいいのです。

大事なことは、お子さんのためにとっていいか、どうかです。自分が正しいかどうかではなく。

自分に自信を持つこと

Y子さん、もっと自信を持って、自分の信じる道をすすんでください。

子育てでもっとも求められるのは愛情(いっしょに過ごす時間)ですが、親に自信があるかどうかも重要です。

愛情が大事な話⇒子供のおもちゃが増えすぎて片付かない?極論を言えば買ったおもちゃは必要なし  フリードリヒ2世の乳児の実験の箇所をごらんください。

親が自分に自信がなく、気持ちがふらふらしていると、子供が気を使って、自分の思ったことを発言できなくなります(当人が意識しているかどうかは別にして)。

こんなこと言ういと、お母さん、機嫌悪くなるかも/泣くかも/怒るかも/ヒステリーおこすかも/お父さんとけんかするかもetc、と子供は気を使うようになります。

これが極端になると、自分の考えや希望を正直に言えなくなり、親の期待している子供像を過剰に演じるようになります。

自分を出せない子供の心の中には、少しずつ澱(おり)がたまり、何かのときに爆発したり、将来、親子関係がゆがんだりすると思います。

自分に自信をもつことは、「自分は何があっても動じないし、いつも正しい答えを出せる、間違いをしない」ということではありません。

人間はミスをするし、感情的にもなります。

そうではなく、子どもに、「私は、いつもあんたたちの味方だよ。サポートするよ。答えがわからないときは一緒に考えるからね」という姿勢を見せることです。

自分に自信がない?自信を持つことはスキルの1つ(TED)

信念があったら、他人(ご主人)の言うことなんて、気にならないものです。

少なくとも、夜も眠れないほど悩んだりはしないでしょう。

ただ、子育ては両親いっしょにやるものだから、ご主人と話し合って、妥協点を見つけるのは必要かもしれません。

子育てについて、両親の意見が完全に一致していることなんてありませんから。

通常、父親と母親は役割が違います。父親はきびしいけど、お母さんが甘やかすからちょうどバランスが取れる、ということもあります。

こういう役割分担は、その家庭によって違うから、ご主人と話し合って方針を決めてください。

娘が小さいときは、私より、夫になついていて、買い物に行く時も、娘は、私ではなく、夫と行っていました。

しかし、夫は書類の管理や、手続き関係は苦手だし、お金もなかったので、そちらの面倒は私がみていました。

それと、占い師に聞く件ですが、「どう思いますか?」と書かれているので、答えますが、占い師に聞くなんてばかげている、と思います。

いま、平安時代じゃありません。21世紀です。

占い師の方、読んでいたらすみません。

占い師が悪いというのではなく、自分に自信が持てない状態のままで、何かのお告げを聞いても、根本的な解決にはならない、と言いたいのです。

占い師に相談する前に、Y子さんのことをよく知っているご家族、仲のよい友だち、もしくは、心の悩みの解消を手伝ってくれるセラピストに相談したほうがいいです。

それと、毎回書いて恐縮ですが、紙に自分の考えていることを書く、というのをやってください。

ネガティブ思考改善にモーニングページがいい~今月の30日間チャレンジ

関連記事もどうぞ⇒子育てで後悔していることと、やっておいてよかったこと。

*******

たまに子育てに関する質問をいただくのですが、娘はすでに21歳だし、昔のことはもうあまり覚えていません。

夫に言わせると、私はあまり母親らしくないそうですし、現役で子育てをしているお母さんたちに聞いたほうがいいと思います。





ピックアップ記事

  1. 筆子の新刊「それって、必要?」7月20日発売のお知らせ。著者による内容紹介です。…

関連記事

  1. 買い物する女性

    ミニマルな日常

    買い物が止まらないし、ひどい汚部屋だし、どうしていいかわからない←質問に回答。

    買い物が止まりません。ほかにも問題がたくさんあります。私はいったいどう…

  2. 台所(昭和風)

    ミニマルな日常

    実家にあった自分の物をコツコツ捨てるうちにとても楽になった。

    持たない暮しをしている読者のお便り紹介コーナーです。2018年8月~9…

  3. 高齢者の世話

    ミニマルな日常

    断捨離したいと思うのに、介護用品が増えて、どうしてもできない。

    母親の遺品、父親の介護用品、ペット用品など、物があふれた家で悩む読者の…

  4. シンプルにいけた花

    ミニマルな日常

    なぜ人はミニマリストを目指すのか?  ミニマルライフが人気を集める理由。

    ここ数年、先進国ではミニマルなライフスタイルが人気を集めています。…

  5. ぐしゃぐしゃの机

    ミニマルな日常

    職場に片付けない人がいて困っています←質問の回答。

    一緒に働いている人が、片付けないのでイライラします、というメールをいた…

  6. 贈り物の青い箱

    ミニマルな日常

    もらい物を断れない性格を直せば、シンプルライフが加速する。その方法とは?

    着々と断捨離が進んでいたのに、人から物をもらってしまいガラクタが増えた…

「お気に入り」に登録する

ブックマークしてまた遊びに来てね。

Ctrl+D 同時押しで登録できます。

更新をメールで受け取る

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

984人の購読者に加わりましょう

新しく書いた記事を読む

  1. 緑色の葉っぱ
  2. 白い机
  3. 持ち物
  4. ワイングラスのコレクション
  5. ラップトップとフィットビット
  6. サンキューカード
  7. いらない物はもう捨てます。
  8. 疲れた人
  9. 深緑のソファ
  10. チョコレート

筆子の本・10刷決定です

オーディオブック(Audible版)も出ました♪ 捨てられない人は要チェック

 

1週間で8割捨てる技術
 
⇒筆子の本が出ます!「1週間で8割捨てる技術」本日より予約開始

 

実物の写真つき紹介はこちら⇒「1週間で8割捨てる技術」筆子著、本日発売です(写真あり)

大好評・特集記事

小舟バナー

 

お金を貯める・バナー

 

実家の片付けバナー

 

ファッションバナー

 

フライレディバナー

 

湯シャンバナー

 

ブックレビューバナー

 

TEDバナー

 

歯の治療バナー

今日のおすすめ記事

  1. 買い物する女性
  2. 空と海
  3. 片付いた寝室
  4. トイレを掃除する人。
  5. フリーマーケット
  6. フランス人は10着しか服を持たない2
  7. 贈り物
  8. お金がない人。
  9. 歯の治療でほっぺたが腫れる
  10. 小麦畑

過去記事、たくさんあります♪

PAGE TOP