ページに広告が含まれる場合があります。
引っ越し前、引っ越し中、引越し後、いろいろなストレスがあります。
そのストレスを少しでも軽減する方法を紹介する記事、後編です。
前編では、不安材料(ストレスに感じていること)を洗い出すことをおすすめしました。
これは、引っ越しに限らず、仕事、育児、近所付き合いなど、ストレスが多いときすべてに使える方法です。
では、それ以外にできることを4つ紹介します。
早めに取り組む
やらねばならないことを先延ばしにしていると、ストレスが増大するので、できることからどんどん片付けていきましょう。
特におすすめしたいのは、物を減らしておくことです。これは具体的な引っ越し先や日程が決まってなくてもできることですから、近い将来引っ越しをするなら、必ずやっておくべきです。
人間の心理を考えれば、捨てすぎることはまずありません。
捨てようとしても、ありとあらゆる捨てない言い訳を思いつきますからね。
私は賃貸に住んでいるので、いずれ引っ越しことはわかっており、ずっと以前から、それなりに物を捨てていました。
というか、9年半前、この家に入居したとき、かなりよけいな物も持ちこんだので、入居した翌日から捨てていました。
引っ越してすぐはミニマルじゃなかったクローゼット:ミニマリストへの道(97)
でも、実際に引っ越しを前にして、箱に物を詰めているとやはり思うんです。
「あんた、ミニマリストのはずなのに、どうしてこんなに物があるん?」と。
塗り絵本や塗り絵グッズだけで、2箱半、使いました。
私が使っている箱は、べつの記事でも紹介しましたが、このぐらいの大きさのバンカーズボックスです。
実際の大きさは、およそ幅30x奥行き38x高さ25cm. (「およそ」と書いたのは、インチで切りのいい数字になっているから)。
びっしり詰めると重くなるので、6割方詰めるようにしています。塗り絵本はもちろん、色鉛筆もけっこう重いんですよね。
荷物が何もなければ、あるいは、海外旅行のように、スーツケースとハンドバッグだけなら、どんなに楽か?
そう考えると、物は少なければ少ないほうがいいので、早めに捨て作業に着手しましょう。
やることリストを作る
引っ越しというミッションを達成するために、やるべきことをすべてリストにしておきましょう。
これからやることをリスト化してしまえば、全体像を把握でき、とてつもなく大変そうに思えたことが、「これだけやれば終わるんだ」と思えるので、ずっと気持ちが楽になります。
引っ越しに限らず、大きなプロジェクトをするときは、タスクリストの作成をおすすめします。
ネットで、「引っ越し やることリスト」とか、「引っ越し チェックリスト」という言葉で検索をすれば、いろいろなページが出てきます。
今、見たところ、検索上位にあるのは、引越し業者、不動産会社のサイトです。
1つだけリンクしておくと、大阪ガスのリストが、細かいし、自社のサービスへの誘導などがなくて、いいかもしれません⇒引越しやることチェックリスト40個|必要な手続きや荷づくりから引越し後までまとめて解説 – 大阪ガスの電気/大阪ガス
わりと細かいので、こういうリストを参考にしつつ、独自のリストを作ってください。
このリストには、引っ越し前日までにパソコンをバックアップ、とありますが、私はデータはローカルに保存しないので、その必要はありません。
私は引っ越し作業を3つのフェーズに分けて、それぞれにTo-doを作っています。
1.物件探し、2.荷造り、3.実際の引っ越し
物件探しはネットで娘としました。
荷造りは、今やっているところですが、平日はやらず、日曜日の午後数時間をあてています。
1回め:衣類やファブリックなどやわらかいもの(いつも使ってる布団はのぞく)、2回目:自室にある塗り絵グッズなど、3回目:リビングルームの本箱にある本と、デスクの中に入っているもの、21日の4回目はキッチンにあるもの、28日はその他すべてというスケジュールです。
引っ越しは5月1日なので、28日、29日、30日を使って残りのものをすべてパッキングします。
実際の引っ越しは、娘と娘の友達1人と行う予定です。
引っ越しが終わったあとは、箱から物を取り出すだけなので、特にリストは必要ないです。
でも住所変更すべきサービスは、全部リストアップして、1つずつ変更します。
リストを作ると、タスクを細分化できるし、エクセルなどで作って保存しておけば、次回の引っ越しでも使うことができます。
リサーチをして不安材料をなくす
引っ越しでストレスが増えるのは、一度にいろいろな変化が襲ってくるからだと思います。
住まい、勤め先、学校、人間関係、食料品を買うところ、病院など。
荷造りしながら、「あ~、新しい職場でうまくやれるかなあ」なんて考えているとストレスが増えます。
荷造りするときは、荷造りだけに集中しましょう。
不安は、リサーチで解決できることもあります。
新しい住まいの近所の様子を調べたり(Googleマップで見れば臨場感あり)、勤め先へのルートを確認したり、散歩してみたい場所、行って見たいカフェやレストランをチェックするのもいいでしょう。
こういうことをしていると、楽しくなると思います。
いくらリサーチしても解決できない不安は、このさい無視しましょう。
たとえば、「新しい職場でみんなと仲良くできるかな」みたいな心配はするだけ無駄です。
職場の人間関係を心配する人が多いのですが、基本、ちゃんと仕事さえすれば、問題にはなりません。
実家から離れるから、1人で子育てできるか心配だと思ったとしても、なんとかなります。
人間、ない袖はふれないし、なければないでなんとかします。
本当に起こるのかどうかわからないことに対して、やたらと心配する人は、モーニングページやブレインダンプを書いて、自分の感情や思考を客観的に見る習慣をつけましょう。
ネガティブ思考改善にモーニングページがいい~今月の30日間チャレンジ
私たちはいろいろなことを心配しますが、全部、自分が勝手に作り出している心配です。
心配の中には、心配する価値があることもありますが、そういうのは、事前に打てる手を打っておけばいいですよね?
残りは、心配してもどうにもならないことなので、引っ越し前の忙しいときに、ぐるぐる心配することにエネルギーを使うことはありません。
ストレスマネジメント
いつものルーティンをキープすると、気持ちが落ち着くので、忙しいかもしれませんが、なるべく普段通りに過ごしてください。
私も、引っ越し準備は、週末しかしません。
物件を見に行ったりというのは、平日しましたが、自分だけで完結する作業は、週末だけにして、平日は、わりといつものペースで暮らしています。
とは言え、来週は、このブログの予約投稿を、引越し当日前後、1週間分しようと考えています。
もしかしたら、できないかもしれません。
朝の散歩や、おけいこごとなど、好きでやっているルーティンは、ちゃんと続けたほうが精神衛生にいいです。
そして、引越し先でやってみたいことを、いろいろ考えてみましょう。
夜逃げするのでない限り、すべての引っ越しはポジティブな変化だと思います。
楽しいことや冒険もたくさん待っているので、そちらに目を向けて、前向きに引っ越し準備を進めてください。
■前編はこちら⇒引っ越しのストレスを軽減する具体的な方法(前編)
*****
日本の引っ越しはいろいろと手続きがあって大変ですね。
役所への届け出とか。
カナダには住民票はないので、役所に届け出ることは何もありません。
税務署や金融機関の住所を、ネットで変更すればいいです。めんどくさいけれど、自宅でできるから、暇を見てぼちぼちやるだけです。
では、引っ越し準備中の皆さん、一緒にがんばりましょう。