シニア目前、主婦でミニマリストなブロガー筆子が、断捨離と節約をして「老い支度」に励む日々をつづっています。

物置になってしまった離れの片付け方。ガラクタ部屋の断捨離はこうやる。


ふだん使わない離れに季節用品などを収納していたら、物でいっぱいになり、収拾がつかなくなってしまいました。どうやって片付けたらいいでしょうか、という質問をいただきました。

この記事で回答します。

使っている部屋でも使っていない部屋でも、片付けの基本は同じです。

まずメールをシェアします。Iさんからいただきました。

ガラクタ部屋の片付けができません

件名:普段使わない場所の掃除について

筆子さん
はじめまして

毎日ブログを楽しく読ませていただいております。そして、いつもキレイな部屋づくりのモチベーションを上げていただいて、大変感謝しております。

さて、表題の件ですが、普段使っている部屋はほぼキレイな状態を維持できるようになりましたが、物置部屋になっている離れが全く片付けられずに悶々としております。

結婚して5年、3歳と0歳の2人の子育てをしている専業主婦です。

結婚以来、日々片付けの効率や習慣を意識して、たくさんの本や筆子さんのブログにお世話になり、日常生活は快適に過ごせるキレイなお部屋を手に入れることができて最高に嬉しいです。

しかし、シーズン以外のものやベビー用品(まだ1~2人子供を授かりたいと思っています)を置いている離れには、行く機会も少なく、月に1度くらい必要なものを取りに行く(もしくは今使わないものを置きにいく)だけです。

そのたびに、ゾッとする荒れ具合です。

はじめはキレイに整理して置いていましたが、妊娠中、主人にモノを置いてきてもらうことや取ってきてもらうことを任せきりにしていて、産後落ち着いてから見に行くと、大変な荒れようでした。

もともと、リサイクルに出したいと思っていたダブルベットなど大型家具の上にもモノを積み上げてしまっていて、リサイクルに出す前に整理整頓からしなければならない状態になってしまいました。

あまりの荒れように、何度かチャレンジするも呆然と何に手をつければいいのかわからないまま、プチパニックで右から左にものを動かしておわるという具合で、一向に片付けが進みません。

捨てたいものも沢山ありますが、捨てたいものと置いておきたいものを、区別するスペースもありません。向き合うたび、心が折れそうです。

早く片付けて、そのスペースを主人の書斎(勉強部屋)にしてあげたいのですが。

主人も週末に一緒に片付けよう!と言ってくれていますが、実際週末になると外出してリフレッシュしたりと、後回しになっています。

普段使わない場所の掃除、断捨離、整理、キレイの維持、何かアドバイスをいただければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。

捕捉:
普段生活しているスペースは、4人家族にしては狭すぎるくらいの小さな家(キッチン風呂など全部屋込みで30平米ほど)で、物置部屋は12畳ほどあります。

Iさん、お問い合わせありがとうございます。

30平方メートルは畳になおすと、だいたい19畳。これに対して離れは12畳とのこと。つまり物置部屋のスペースの割合は全体の63パーセントということですか?

それとも、全体が31畳でそのうちの12畳、およそ40パーセントが物置なのでしょうか?

40パーセントでも、相当大きな数値です。まずこの現実に直面してください。

もしかしたら、その物置部屋は人が住むにはちょっとした不都合があるのかもしれません。

ですが、現在支払っている住宅費(住宅ローンの支払いか家賃)の40パーセント(または63パーセント)をガラクタ部屋に使っていることがわかれば、もう少し片付けようという気になるんじゃないでしょうか?

しかも物置部屋は大きなストレスの元になっているのですから。

以下のように片付けを実践してはどうでしょうか。

1.片付けの基本原則の確認

現在使っている部屋だろうと、使っていない部屋だろうと、片付けの基本は同じです。

不用な物を捨て(外に出し)、本当に必要なものを、使うときに使いやすいように収納しておく。

これを目標にしてください。

ポイントは不用な物をとことん捨てることです。

「片付けようと思っても、物を移動させて終わる」と書かれていますが、そもそもガラクタってうまく片付けることができないのです。本当に使うものだったら、おのずと手近なところに置くので、自然に片付いていきます。

使わないものまでどんどん詰め込むから片付かないのだと思います。


2.なぜ片付けられないのか、その理由を自分で考えて解決する

ほかの部屋はきれいになっているそうですが、なぜ、その物置部屋だけは片付けることができないのでしょうか? その理由をご自身で考えて、1つひとつ解決していってください。

理由になりそうなものを2つあげておきます。

時間がない

育児や仕事で忙しいから片付ける時間がありません、という人は多いです。けれども時間はあるのです。

「時間がない」とは、「いまは断捨離より他のことをやりたい」「いまはもっと大事なやるべきことがある」「いまはそんなものにかまっちゃいられない」という意思表示です。

こちらの動画をごらんください⇒時間がないんじゃなくてやる気がないだけ。大事なことに時間を使う方法(TED)

「休日は遊びに行ってしまうから片付けられない」と書かれていますが、毎回、土日48時間、全部外出に費やしているんですか? 違うと思います。15分でも30分でも片付けにあてれば、少しずつきれいになっていきます。

まとまった時間がないと片付けができないと思わず、5分でも10分でも、時間があったら片付けにいそしんでください。

忙しいならこんな工夫をしてください⇒小さな子供が3人いてすごい汚部屋。どこから片付けたらいいの?

何から手をつけたらいいのかわからない

「効率的に片付けよう」「上手に片付けよう」とか思わないでください。

とにかく、目の前にあるゴミを捨てればいいだけです。私なら毎日起きたらすぐに、ゴミ袋を持って、離れに走っていき、15分タイマーをかけて、入り口近くにあるゴミからダーッと袋に入れていきます。

こう書くと、「日本は分別が細かいからできない」というメールが届くことがあります。

その場合は、以下の方法を試してください。

ステップ1)可燃ごみ(ゴミ箱に入れるしかないもの)をどんどんゴミ袋に入れていく

ステップ2)分別が必要なものを別の袋にどんどん入れていく

ステップ3)2の袋がいっぱいになったら、中身をだし、適切に分別し、ゴミ収集日に出す。

こうやって、まず不用品をどんどん離れの外に出します。

どこから断捨離していいかわからない人用の記事を書いているので参考にしてください⇒どこから断捨離したらいいの?こんな場所や物からやれば効果てきめん

上の記事がピンと来なかったらこちらを読んでください⇒何から片付けたらいいのかわからず、動き出せないときはこうしてみる(汚部屋改善)

このほかにも、Iさんが離れを片付けることができない原因があると思います。それはご自身でわかっているでしょうから、その問題の解決を試みてください。

3.具体的なアクションプランをたてる

ただなんとなく「ああ、あの部屋、物がいっぱいだから片付けなくちゃ」と思っているだけでは人は動き出せません。

具体的なアクションプランをたててください。上に書いたゴミの捨て方もその1つです。

まずスペースを取るダブルベッドの撤去を目標にしてはどうでしょうか?

リサイクルショップに出したいと思っているのですよね? それならば、業者に査定してもらう必要があります。つまり離れに来てもらうわけです。査定が終わって、話がまとまれば、業者はベッドを持っていってくれます。

これを実現するために、自分がやらなければいけないことをリストアップして順番にやってください。

たとえば、こんなことがあります。

A.業者がかかわる仕事

●業者を見つける(インターネットでリサーチ)
●業者に連絡(メールや電話)
●来てもらう日を決める。

B.自分だけでできること

●ベッドが搬出できるように通路を確保(人の通り道にあるものを優先的に片付ける)
●ベッドの上にあるものの片付け

こうやってやるべきことを具体的に書いていくと、行動に移しやすくなります。

作業の細分化をするのです。

「ベッドの上にあるものの片付け」だけだと、漠然としていますので、もう少し具体的に書いてください。その上に何がのっているのかよくわからない場合は、

「ベッドの上にのっているものが何なのか調べる」という作業が先に来ます。

自分の目標を具体的に決めて(この場合はダブルベッドの撤去)、現状を確認し、ギャップを埋めるために何をすべきか紙に書いてください。

物がうわーっとあるのを見て、「か、片付けられない……」と思考停止になるから片付けられないのです。実際は、やることやれば片付きます。

プランをたてたら、あとは実行するだけです。

4.片付けの優先順位をあげる(後回しにしない)

散らかった部屋

ふと気づくとお部屋がくしゃくしゃに。

物置部屋や誰も住んでいない実家など、ふだん使っていないスペースは、べつに片付けなくても生活に支障がありません。支障がないからどんどん後回しになります。

しかし、こうした場所の片付けをきっちり完了させないと、大きなストレスになるし、無駄な支出が増えます。

ちょっとがんばって、物置部屋を片付ける優先順位をあげてください。

あとから使いそうなものを収納してあるのでしょうが、部屋の中がぐちゃぐちゃなら、目当ての物をすぐに取り出せないため、収納する意味がありません。

ベビー服だって、第3子が生まれたとき、さっとアクセスできないので、また買うことになるかもしれません。引っ張り出すことができても、黄ばんだり、虫に食われていたりするでしょう。

そのときは子供が3人になっているのですから、現状よりもっと育児に手がかかります。1日でも早く片付けるべきなのです。

5.収納する必要のあるものだけを収納する

収納するスペースがあると、人は不用なものでどんどん埋めてしまいます。ふだんから本当に必要なものだけを収納するようにしてください。

大人2人に赤ちゃん1人、幼児1人の生活で、12畳の部屋を満たすほど、収納しなければならないものがあるのでしょうか?

収納とは、次に使うときのために一時しまっておくことです。本当にみんな、次に使うときが来るんですか?

離れに月に1度しか行かないんだったら、そんなに重要なものは入ってなさそうです。季節物といっても、こたつにストーブぐらいですよね?

今後は、「とりあえず、離れに置こう」と思わないようにしてください。

使わない部屋や実家を物置にしたうえで、ほかをきれいに保っている人は、まだまだ不用品をかかえこんでいそうです。

以下のポイントを再確認し、断捨離に努めてください。

●不用品を置くスペースの維持にお金がかかる

●ガラクタを溜め込むと大きなストレスになる

●死蔵品を整理整頓に貴重な時間が失われる

●使ってない物を死蔵するより、使ってくれる人の手に渡したほうがいい

●いつまでも使わないものを溜め込んでいると、あとで深刻な問題になる(物はいつか必ずゴミになるので、どこかで片付けることになります)

******

お子さんが小さいので、なかなか思うように時間がとれないかもしれません。ですが、一度にやる必要はないのです。

1日15分~30分ずつ、とにかく片付けてください。5年かかって溜め込んだ物が入っているのですから、すぐにはきれいにならないかもしれません。

それでも、片付けに2年も3年もかかりません。


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