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実家を片付ける話を読みたいから、どこにあるのか教えてほしい、というお便りをいただきました。
そこで、読者が実家を片付けた体験談が入っているお便り紹介記事を中心にまとめてみます。
ぜひ、お役立てください。
筆子が実家を片付けた話
まず最初に以前書いたまとめ記事を紹介します。
この記事は、私が2014年に80代の母親と一緒に実家を片付けた話を集めた、まとめその1に当たります。
生前整理に関する記事もいくつかリンクしています。年代としては、2015年2月から2016年の2月あたりまでにアップした記事です。
プチ断捨離、実家編です。すぐに捨てられる物、捨てたほうがいい物の紹介だけでなく、なぜ、捨てたほうがいいのかも書いています。
お母さんやお父さんに、「まだきれいだし、使える物なのに、なんで捨てんといかんのだ?」と聞かれたときの、答え方の参考にしてください。
読者のおたよりを紹介した記事
以下は実家を片付けた体験を書いてくれたメールが入っている、読者のお便り紹介記事です。どれもとても興味深いです。
お母さんが遺品整理をした体験を教えてくれた読者のメールを紹介しています。
あまりにも片付けが大変でお母さんは帯状疱疹(たいじょうほうしん)になってしまったそうです。
お父さんが物を捨てないから実家が物だらけ、という悩み相談にアドバイスしています。
実家ではないのですが、親が物をたくさん持っている方のメールを紹介。義理のお母さんが物をためこんでいるから自宅が汚家になっている、という相談に答えています。
実家に一人で住んでいるお母さん(87歳)のためこんだ物を、お姉さんと片付けている読者のメールを紹介しています。
洋服がたくさんあって、着ない服を捨てたら、45Lのゴミ袋の30個出たそうです。
ほかにも、衣装ケース、まるまる1つにもらい物のタオルが入っているそうです。
すごいですねえ。正真正銘のタメコミアンです。
自分も母親も、物を捨てるのが好きだから、家にはガラクタなんてあるはずない! と思っていた読者からのお便りを紹介。
この方の場合、きれいだったのは、ふだん目にする場所だけだったのです。隠れているところ、死角になっているところには、相当量の物が詰め込まれ、そのままになっていました。
実家のリフォームをしたいと思って、兄に相談しても、他人事みたいに聞いているし、実家の片付けにも協力してくれない、という読者の質問に回答しました。
お母さんが物持ちで、なおかつ、片付けられない人だから、実家に物があふれている、という読者の質問に答えています。
片付けられないのは、物が多すぎるからですね。物が多すぎるから収納スペースからあふれるのです(当たり前すぎることを書いてすみません)。
物が少なかったら、片付けるスキルなんて特に必要ないです。
この事実がわかれば、お母さんも、多少は捨てる気持ちになるのでは?
高齢(90代)のご両親が施設に入ったあと、実家の片付けをがんばった読者の方のお便りを紹介。
この方のご両親は、経済的な不安はなく、余裕があったせいか、大きな家に、買った物がたくさん置かれていました。
近所に大型スーパーがあり、安いとばかり、物をどんどん買い込むお母さん。退職後、ネットショッピングで物を買うのが好きなお父さん。
しかも、2人とも何も捨てない。
そのせいで実家のマンションに物があふれ、足の踏み場がない、という読者の相談に回答しました。
そんなにたくさん物をためこんで、いったい何がしたいのか、聞いてみたいものです。
物だらけだったおじいさんの家を一家総出で片付けた読者のメールを紹介しています。おじいさんの家は、「モノ、モノ、モノのオンパレードだった」という記述が真に迫っています。
70代の両親の家は物がたくさんあり、このままでは遺品整理をすることになってしまう。
わたし(40代)が、親の物を片付けるなんてまっぴらごめんだ、という方からの相談に回答しました。
タイトルどおりの内容です。田舎にある大きな実家(もちろん物が多い)に、一家総出で片付けに行く読者のお便りを紹介しました。
実家が近かったので、結婚しても、実家にたくさん自分の物を置いていた方のお便りを紹介しました。
家族のゴミ屋敷(床が見えない正真正銘のゴミ屋敷)を2度片付けた体験をもつ読者のお便りを紹介しました。
えんえんと実家の片付けが続き、すっかり疲れている読者の相談に回答しました。
最初に紹介した、「実録・親の家を片付ける」というまとめ記事を、一押ししてくれた読者の声を紹介したものです。ご自身の体験を書いていらっしゃる方もいるので、参考になると思います。
これもタイトルどおりの内容です。熊本地震で自宅が倒れたことがきっかけで、物を持たない暮らしに切り替えた読者の体験談を紹介しました。
この方は50代、同居の70代の両親とも、以前は、なかなか物が捨てられないタイプだったそうです。
最後の記事は2017年11月25日にアップしました。
これ以降にも、実家の片付けに関する体験談はたくさんいただいていますが、それはまた後日紹介しますね。
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このまとめを作るために、昔いただいた、実家の片付けがトピックのメールを再び、ざーっと読みました。
なんか、むなしいですね。
一時の欲(得をしたい、という気持ち)に負けて、物をたくさん買いこみ、使わずにしまっておく。
「捨てたほうがいいのかな」と思っても、また、別の欲(捨てるなんてもったいない、という気持ち)に負けて、捨てずにそのままにする。
その結果、毎日、暮らしにくい家で生活し、自分が死んだあとは、肉親が実家の片付けに苦労する。
人間は、人生をトータルで見たうえでの損得を、なかなか考えられません。不合理な考え方しかできないのです。
この不合理性はサルと同じです⇒私たちがお金に関して愚かな決断をしてしまう理由(TED)
この点を認識し、たとえ、その瞬間では損だと思っても、必要な物だけを必要なタイミングで買うことをおすすめします。
そうすれば、断捨離や実家の片付けに、無駄なエネルギーを使わなくてすみます。