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今年はじめての片付けに関する記事は、余分な物を捨てるすすめです。
ガラクタはみな、余分な物ですが、この記事で言う余分な物は、同じ物や似たような物がすでにあるのに、さらに持っている物のことです。
家の中を6つのエリアに分けて、余分な物の例をあげていきます。
一度、見直してください。
1.台所
キッチンは、物がたくさんたまる場所なので、一番、片付けがいがあるでしょう。
こんな物、余分にたくさん持っていませんか?
食器
特に余分が多いのはマグやコップです。皿やカトラリー(ナイフ、フォーク、スプーンなど)、おはしも見直しましょう。
私の娘はマグを買うのが好きで、年末に家に遊びに行ったら、一人暮らしなのに、7つも持っていました(そのうち1つは、コーヒーか何かのスティック入れ)。
家を出るときは、2つしか持っていなかったのに。
娘には使った食器をすぐに洗わず、そのへんに放置するという悪癖があるため、7つあるマグはすべて使用中でした。
フードコンテナ
残りものを入れるジップロックなどのプラスチックのケース、ガラスのケース、ホーローやメタルのケース。
こうした、食品を入れる容器もたいてい余分があります。
丸や四角と形もサイズもさまざまなので、収納しにくいから、使うものを絞ったほうがいいですよ。
弁当箱もフードコンテナの仲間です。
私見ですが、日本人は、「物を入れるためだけの物」を買うのが好きだし、粗品やおまけでもらうことも多いですね。
こまごまとした物を、小さな入れ物に小分けして収納することが好きな話⇒なぜ死蔵品が家の中にたまるのか?:今度こそ減らす、リバウンド防止編
私も弁当箱をたくさん持っていました⇒ドーナツをたくさん食べて使わない弁当箱を集める不思議:ミニマリストへの道、番外編7
調理ツール
包丁、お玉、フライ返し、トング、しゃもじ、菜箸、缶切り、栓抜き、ピーラーなども、複数持ちしてしまいがちです。
小さいから、たくさんあってもいいと思うかもしれませんが、数があればあるほど、引き出しの中がごちゃごちゃになります。
スポンジ、ふきん
カウンターやテーブル、洗った食器を拭くふきんも、粗品でもらうことが多いから、たくさん余分の品があるかもしれません。
だぶついていたら、どんどんウエスにして消費するといいでしょう⇒ウエスの作り方と使い方~拭き掃除だけが好きな主婦のおすすめの掃除道具
スポンジは清潔に保ちにくいので、私は使っていません⇒今すぐキッチンから断捨離したい4つの古いもの
食材のストック
缶詰、調味料、カップラーメン、カップスープ、袋菓子、お茶など、食べ物のストックをたくさん持っている人がいます。
「これらは、いつかは食べるものだから、余分ではない」とあなたは言うかもしれません。
ですが、食材のストックをたくさん持っている人は、たいてい冷蔵庫やフリーザーの中も、食品でいっぱいです(私の夫がこのタイプ)。
全部食べきろうと思ったら、相当時間がかかります。
夫は、パスタを買いすぎて、箱入りパスタや袋入りスパゲッティが専用の食品入れ場を著しく圧迫していたため、去年の秋頃から、休みになると、パスタをゆでています
私も多少はつきあって食べますが、夫が買ってくるパスタは、まっしろの、もろ身体に悪い炭水化物なので、そんなには食べません。
「たまってるから仕方なしに食べる」食べ物は、そんなにおいしくないと思います。
パスタをゆでてストックを減らすことと、ためこんだ紙をシュレッダーにかけることが、最近の夫の二大プロジェクトとなっています。
私も、画材を使い切るプロジェクトをしているから、似たようなものですが、マーカーは、いくら消費しても、身体に負担はかかりません。しかし、食べすぎは内蔵によくありません。
すべて自分で食べようとせず、おいしく食べられるうちに、よそに回したほうがいいと思います。
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ほかにも鍋やザル、サランラップやアルミホイルといった余分をかかえこみそうなアイテムがあります。
オフィス・事務スペース
次にオフィスです。オフィスは、職場ではなく(べつに職場で片付けてもいいのですが)、事務的な仕事をするエリアです。
私で言えば、デスクトップを置いているパソコン机のあたりがオフィスと言えましょう。
書類やプリント
オフィスにたまるものと言えば、なんといっても紙束です。
あなたは、「それぞれの紙1枚、1枚が違って、ユニークな存在だから、余分やダブリではない」と思うかもしれません。
しかし、その書類を持つ目的を考えてみると、「この紙1枚あれば事足りる」ということに気づきます。
昔、クッキーやケーキのレシピを、ネットで見つけて、何枚もプリントアウトしましたが、結局、使いませんでした。
自分がよく作るレシピが1つあれば事足りたのです。
どんどんたまるレシピや雑誌の切り抜きの断捨離と整理の方法はこれで決まり
子供の書いた作文にしても、全部とっておく必要はないですよね? 作文の内容は、それぞれ違うでしょうが、べつに違う内容を読んで楽しみたいわけではないのですから。
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筆記具・事務用品
ボールペン、はさみ、クリップ、ポストイット、クリップ、メモ帳など、細々とした事務用品、たくさんありませんか?
かつての私のように、文房具を買うことが好きだと、余分なストックがどんどん増殖します。
新年ですし、去年どのぐらい使用して減ったか、目視すれば、余分な物に気づきます。
ノートやペンは使い切るプロジェクトの対象にしてもかまいませんが、⇒死蔵品を作らないために、すでに家にある物を使う4つの戦略 3年ぐらいで使い切れる量にまで減らして、実際にどんどん使っていかなければなりません。
とりあえず、在庫がたくさんある人は、しまいっぱなしにしておかず、一度、引き出しから出してください。ボールペンが全部で何本あり、ノートが何冊あるか、数え上げてみるといいでしょう。
年初のボールペンの数を、たとえば、18本、と記録しておき、大晦日にまた数えれば、使用量がわかります。
古いガジェットと付属品
昔使っていた携帯電話やカメラが残っていたら、まさしくダブりなので、もう捨てます。
「今使っているものがこわれたときのために」古いほうを取っておくのですか?
しかし、古いほうを使っているとき、何か理由があって、「もうこれは使い続けられない」と思ったから、新しい物を買ったわけです。
新しい物(今使っている物)がこわれたら、たぶん、新しい物を買うんじゃないですか?
古い物に戻れるなら、今使っている物を買う必要はなかったわけだし。
交流に使うもの
便箋、封筒、切手、はがき、カード、慶弔用袋など。
先日、祝儀袋の記事を書きましたが⇒いただいた祝儀袋、我が家はこんなふうに処分・活用しています お金を入れるための袋も、そんなにいりません。
慶弔用の袋は1枚あればいいんじゃないでしょうか?
たとえ手元に1枚もなくても、封筒は手作りできます(ネットでテンプレートをダウンロードできる)。
個人的な資料・リファレンス
家計簿、日記帳、スケジュール帳、住所録、個人的な記録をしたノート、フロッピーディスク(なんて持っている人は、今どきいないでしょうか)、CDロムなど。
好みの家計簿やスケジュール帳を自分で買ったら、雑誌の付録についてきた、会社で得意先の名前の入ったものをもらってしまった、ということ、あると思います。
そのまま引き出しにしまうと、余分が増えます。
使わないならもう処分しましょう。
ついでに、古い記録も、なんとなく持っているだけのことが多いので、用が終わっているならもう捨てます。
金券類、カード、通帳
ポイントカード、プリペイドカード、優待券、商品券、図書券、何かの切符など。
金券は使えるし、小さいから捨てる必要はありませんが、使いたいときにさっと出せるように、わかりやすい場所にしまっておくといいでしょう。
問題は、ポイントカードです。
期限が切れているカードは全捨てし、使いそうにないカードも捨てます。
ポイントカードに、2、3個、スタンプが押してあるとか、パンチが入っている、だから、もったいない、と思う人もいるかもしれません。
しかし、そのポイントカードが、全部埋まるまで、まだ相当、買い物しなければならないのです。
つまり、持ち出しのほうが大きいのです。
しかも、ポイントカードが全部埋まったところで、それ1枚で、何か欲しい物を手に入れられるとも限りません。
たいてい、数パーセントの割引のみにとどまり、残りは、お金を払う必要があります。
つまり、ここでも持ち出しが生じます。
ポイントカードを持っていると、ポイントをためることや、ポイントカードを使うことが目的になってしまい、節約することや、自分が本当に欲しいと思うものにお金を使うことが、二の次になります。
優先順位が変わってしまうので、中途半端にポイントカードを持っているのはとても危険です。
メインで使っている店のポイントカード1枚あれば、ほかのポイントカードはすべて余分です。
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余分な物を発見し、捨てることをおすすめしました。
この記事は全部で3本書く予定です。
すっきりと気持ちよく暮らす、最大の秘訣は、余計な物を手放して、使うものだけを手元に置くことです。
今年もすっきり生活めざして、日々を楽しみましょう。