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最近の断捨離ついて教えてくれた読者のお便りを2通紹介します。
内容:
1.捨て始めて9ヶ月。家の中がきれいになってきた
2.病気になって気づいたこと
差出人はリトルブルーレディさんです。
不用品をコツコツ捨てた9ヶ月
昨年7/8に取り上げていただいたリトルブルーレディです。
1000個捨てにチャレンジした後も、少しずつ捨てを継続しています。
筆子さんの日々のアドバイスのおかげで、家の中の不要なものを片付けていくことができています。
本当に、筆子さんのブログに出会って、途上ですが、この9カ月で家がきれいになってきました。
筆子さんのブログに出会う前は、いつも時間に追われ、家を片付けるのは不可能だ、と思っていた自分でしたが、少しずつやれば必ず成果が出る、と前向きに変われました。
筆子さんのマインド、やり方は毎日参考にしていますが、中でも、これがよかったと思う方法は2つです。
1.InとOutを書きだすようにしたこと
最初1000個捨て(5月~6月の1か月)のときには、捨てたものだけをカウントしていましたが、その後両方数えて、合計でいくつ減ったかを記録することに。
その結果、ものを安易に買わなくなりました。
今までは、外に出ると、値段が安い、使えそうだ、可愛い、などの理由で物(料理道具、文房具、手紙用品、飾り物)を買っていた気がします。
それは本当に短い自己満足でした。
WantsとNeedsの違いを全く考えていませんでした。
6月から今まで継続していますが、本当に欲しいもの(必要なもの)かどうかを考える訓練が徐々にできてきました。
料理道具はダメになったときに買えばいいし、文房具はもう十分あります。
手紙用品もだいぶ溜め込んだので、もう使えないものは処分し、必要なものを残していますが、しばらく新しいものは買わなくてよいと思います。
テーブルや棚の上にものを置かなくなったので、飾り物は買わなくなりました。
2.予定を立てて行動するようにしたこと
断捨離の時間は、筆子さんのおすすめの通り、今1日15分くらいにおさめるように。
そのため、家事などの予定をたてて、時間を作るようになりました。
すると、実は、時間つぶしのコンテンツ(スマホなど)にちょこちょこと時間をとられていたことに気が付きました!
スマホは今は極力触らず、1日の終わりに何時間触ったかをチェックしています。
1日のスケジューリングがうまくいっていないときは、スマホに触る時間が長い日で、ほとんど触らない日(といっても1時間くらいは触る)は非常にスムーズです。
それから、1日の終わりに振り返りをすると、だんだんに計画を立てるのも無謀な計画ではなくなってきました。
実際にうまくいくと、とても気持ちよく夜布団に入ることができます。
これからも、やらなければならないことは省力化してやり、本当に自分のやりたいことを毎日少しずつでも取り組めるようになりたいと思います。
年賀状について
前回、年賀状を30年分も持っていてずいぶん捨てた話をしましたが、筆子さんに驚かれましたね。
それでもまだ20㎝×60㎝くらいの大きな箱に入っていたのですが、今は、20㎝四方のお菓子箱1つにまとまりました。
大事な友達とは、今も連絡を取っているし、昔の友達で連絡が途絶えてしまった人も、心の中にいればいいと思えるようになりました。
今までは多すぎて、見ることもできなかったのに、捨てることでその人を忘れてしまうのが怖くて捨てられなかったのです。
年賀状よりも一緒に撮った写真があるので、思い出としてはそちらを大事にすることにしました(それもいつかは少なくする日が来ると思いますが)
筆子さん、どうぞお体ご自愛の上ますますのご活躍をお祈りしています。
毎日のブログを楽しみに読んでいます。
また断捨離の経過などご報告させていただきますね。
リトルブルーレディさん、こんにちは。
家の中がきれいになってよかったです。
無駄な物を買う頻度が減ったのもとてもいいことですね。
私も若い頃、よく雑貨を買っていましたが、うれしいのは買う直前、買っている最中、買った直後ぐらいで、あとの大半の時間は、存在を忘れていました。
何年かのちに、不用品を捨てている途中に発見し、「あ、こんなのあったんだ」と思い出してから捨てました。そういう物が1つや2つではなく、10個も20個もありましたから本当に無駄だったと思います。
さて、リトルブルーレディさんが、年賀状を捨てなかったのは、捨てるとその人を忘れてしまうと思っていたからなんですね。
べつに忘れてもいいんじゃないですか?
これまで縁やゆかりがあった人すべてを記憶しようとしたら、今の生活に必要なことを覚えておくキャパシティがなくなります。
私も、学生時代、友達といろいろなことをして、楽しい時間を過ごしたはずですが、友人の顔も名前もほとんど忘れました。
今でも覚えているのは、一緒に過ごす時間が長かった人(とても仲が良かった人)やすごく印象的なできごとを共有した人、今でも日本に帰ると会う人(つまり現役の知人)だけです。
それでも、もう忘れてしまった人たちと過ごしたときの体験のエッセンスみたいなものは、自分の中に残っています。
そういうものが残っているから、日本に帰って制服姿の学生を見ると、なつかしい気持ちになったり、学園もののドラマや映画を楽しめたりできるのだと思います。
ではリトルブルーレディさん、これからもお元気で、マイペースで断捨離を続けてください。
1000個捨てとは⇒持たない暮らしに近づく1000個捨てチャレンジの楽しみ方。
ニーズとウォンツ⇒ニーズ(必要なもの)とウォンツ(欲しいもの)に敏感になる:知らないうちにお金が貯まる行動案(その6)
次は、スノードロップさんのお便りです。
病気して暮らし方が変わった
件名:身体を壊して気づけたこと
はじめてメールさせていただきます。
最初に筆子さんのブログを拝見してから、もう5〜6年は経つと思います。
特に引っ越しの際は、何度もブログを読み返し、物を減らす励みにしました。趣味が読書なので、筆子さんの書籍もほぼ全部読ませていただいています。
筆子さんのすっきりとした語り口(書体?)に、いつもモヤモヤが晴れていくような、心が軽くなる思いです。
何年も筆子さんのファンで、勝手に人生のメンターだと思っておりましたが、なかなかメールを出す勇気がありませんでした。
厳密には何度か書いてもメールボックスの下書きに入れて、そのままになっておりました。
このたびメールを出そうと思い立ったのは、人生で最大の体調不良に見舞われたからです。
幸い、回復傾向にあるのですが、どん底の時は身体が思うようにいかず、家族もいるのに、一時は人生になんの楽しみも見出せませんでした。
現在は退院し、細々とですが、片付けや整理整頓を始めています。
入院中も筆子さんのブログに励まされました。一度、この歳(40代)で「死」を意識したので、面白いように物が処分出来ています。
一番苦しかったときは、「何で自分だけがこんな目に…」と恨みがましい気持ちでしたが、今振り返ってみると、そのまま仕事、家事、育児、資格取得などと突っ走っていたら、もっと取り返しのつかない状態になっていたかもしれません。
今は神様から与えられた時間だと思って、手放せるものは手放し、自分のケアに最大限、注力しようと思います。
いつも心のこもったメッセージを伝えてくださり、本当にありがとうございます。
長々と書きましたが、これからも筆子さまのご活躍を楽しみにしております。
スノードロップさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
長く、ブログを見ていただき、とてもうれしく思います。
スノードロップさん、病気で死にそうになってしまったんですね。回復して本当によかったです。
病気になるならないは、運だから、恨んでも仕方がないですよね。恨む対象もないし。
でも、これは健康な人間の言い草で、本当に病気になってしまった人は、恨めしい気持ちになると思います。
病気になった体験から学んで前向きに生きる選択をしたスノードロップさんは、本当に素晴らしいです。
これからも、無理せず、少しずつ片付けをして、居心地のいい空間で暮らしてください。
それでは、スノードロップさん、どうぞお大事に。
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読者のお便りを紹介しました。
仕事や家事で忙しい人は、「家の中を片付ける時間なんてない」と思いがちですが、15分ぐらいの時間を見つけることは不可能ではありません。
時間の使い方を振り返ってみると、やらなくてもいいことをやっている時間がけっこうあるんです。
リトルブルーレディさんの場合はスマホですが、テレビ(とそれに類したもの)に時間を使っている人も多いと思います。しかも、毎日欠かさず。
そのような時間泥棒に費やしている時間を、ほんの少しだけ、片付けに回すことは十分可能です。
時間は命そのものなので、もっと大事にして、楽しいこと、自分のためになることに使ってください。
それでは、あなたも伝えたいことがありましたらお気軽にメールください。
お問い合わせフォームはこちら⇒お問い合わせフォーム | 筆子ジャーナル
秋に予約投稿しておく分の記事のトピックも募集中です。
あなたの読みたい記事が私の書きたい記事と合致するとは限りませんが、できるだけすり合わせるようにします。
ただし、私が全くやっていないことについては何も書けないので、リクエストしたのにブログに出て来ないときは、「ああ、筆子はやっていないんだな」と思ってください。