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シンプルライフを実践している読者のお便り紹介です。
今回は読者歴の長い方のお便りを紹介しますね。
まず、きょうこさんのメールです。
ものは人を幸せにするとは限らない
件名:以前、相談にのっていただいたきょうこです
その母が立ち退きで引っ越すことになり、私が物件探しや引っ越しの手伝いなどで、東北を何度も行き来しています。
81歳ですが元気なので、荷物の梱包や処分などは母自身でできるのでよかったです。
80平米以上から半分以下のところに引っ越すので、かなり処分したようです。
私には宝石と着物、カバンを譲ると言われました。
母はお嬢様で呉服屋や宝石屋との付き合いもあり、それでこんなに持っていたのだろうと思います。
これから何を残すかじっくり考えようと思います。
着物の件で、筆子ジャーナルを何度も読みました。
モノは人を幸せにするとは限らないと痛感しています。
いくら高価なものであっても、です。
筆子ジャーナルには人生の節目で助けられています。
これからも、続くかぎりよろしくお願いします。
きょうこさん、こんにちは。ご無沙汰しています。お便りありがとうございます。
長くブログをご愛読いただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
以前、メールをいただいたときは、きょうこさんのお母さんは73歳でしたが、今は81歳なんですね。
お元気で何よりです。
その後、お母さんのものは多少は減っていたんでしょうか?
お母さんが現在の家より半分のスペースの住まいに引っ越すことになったのですね。
80平方メートルは50畳ぐらいあるので、高齢女性には管理が大変です。今回、小さな住まいに引っ越すきっかけができてよかったです。
私が今住んでいるところは、だいたい60平方メートル(32畳ぐらい)で、他の人は、「狭い、小さい」と言いますが、私には十分すぎる広さです。
これを機会に、お母さんも、本当に大事なものだけを持って暮らす生活を楽しんでくれるといいですね。
以前いただいたお便りに、「70過ぎの人にいまさら買い物以外の生きがいを見つけなさいというわけにもいかない」ときょうこさんは書いていましたが、70歳でもライフスタイルを変えることは十分可能です。
私もあと5年経てば70歳になりますが、30歳あたりのころとあまり心境が変わってない気がします。
ですから、マインドセットを変えさえすれば、持たない暮らしにシフトできます。
もちろん、お母さん自身がシンプルライフにしたいと思わなければ実現しませんが。
お母さんから、いろいろなものを譲り受けたのですね。
宝石はリフォームできると思います。ただ、昔の着物は、自分の体型にあっていたら着ることができますが、そうじゃないと宝の持ち腐れになるので、この機会に処分したほうがいいかもしれません。
それではきょうこさん、お母さんの引っ越しの手伝いで大変だと思いますが、どうぞお元気でお暮らしください。
いらない着物、どうしてる? 読者のリアルな処分体験談を紹介します。
次はひゃんさんのお便りです。
思い出はこころの中にある
件名:お礼
いつも楽しく拝見しています。
筆子さんのブログとの出会いは2015年頃、ネット上の学習コミュニティの友人に勧められたのがきっかけでした。
その頃3人の子育てと仕事に追われ、それまで溜め込んだ物の多さに辟易しながらも、エネルギーと時間がたりないと思いこみ、なかなか片付けることができず悶々としていました。
でもブログを読み進めていくうちに、どんどん筆子さんのメソッドにはまり、重い腰をあげて少しずつ片付け始めました。
そしてキッチンやリビング、物置部屋にたくさんあった山を一つずつくずし、子ども達の紙類やいらなくなった物をかなり処分して、床の上に物がなく、ある程度スッキリした状態にすることができました。
それからしばらくブログからは離れていたのですが、3年ほど前に何気なく検索してみたところ、筆子さんは変わらず毎日ブログを更新されていて、尊敬するとともに、ますます読み応えのある内容に改めてファンになり、それからずっとお世話になっています。
私はある時から、心の状態が人生を左右すると思っていますので、筆子さんの記事の中でもマインドを扱っているものが特に好きです。
気に入った記事をブックマークしたり、ノートに書いたりして読み返したり実践を心がけています。
私はストレス発散的に不要な物を買ったり、食べたり、セミナーや旅行を申し込んだりしてしまうことが多いことに気づきました。
そして今年に入って両親を病気と事故で亡くし、生まれ育った実家が燃えてなくなってしまいました。
辛い経験でしたが、このことから本当に大切なものはそんなに多くない、そして思い出は心の中にあることが身に染みてわかりました。
これからも不用なものを処分して不要な買い物を減らし、ストレスマネジメントをして、好きなことをして楽しく暮らしていこうと思っています。
先日noteの筆子マガジンを購読申し込みしました。
一番の理由はもちろん筆子さんの記事を全部読みたいからですが、いつも読者のためになる記事を提供してくださっている筆子さんを、微力ながら応援したいと思っています。
これからもよろしくお願いします。
ひゃんさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
いつもブログやnoteの記事を読んでいただき、私のシンプルライフの考え方を取り入れてくださっていること、とても嬉しく思います。
今年は大変な年だったのですね。
ご両親を亡くし、実家が燃えてしまうなんて。とてもお辛かったと思います。心よりお悔やみ申し上げます。
どちらも大きな喪失感をもたらすできごとなので、無理をしないでのんびり暮らしてください。
「平気だ」と思っていても、自分で思う以上に心が傷ついていることがありますので。
ストレスがあるとき、買い物してしまうことはよくあることですよね。
特に最近は、スマホで簡単に買い物できるので、何も考えていないと、どんどん買ってしまいます。
もし、買い物を減らしたいなら、買い物のハードルを自分で上げるといいですよ。たとえば、買い物を便利にしてくれるアプリを削除するとか。
よければ、お試しください。
『筆子マガジン』の購読、ありがとうございます。
これからもいい記事を書けるよう精進します。
では、ひゃんさんもお元気で、シンプルライフを楽しんでください。
今週のnoteの更新
今週、noteに投稿した記事をリンクします。
記事を投稿していない日は、たいてい『つぶやき』を投稿しています。
エッセオンラインにも新しい記事がアップされました。
⇒60代・ミニマリストの食品を「買いすぎない」3つのコツ。ため込みグセの解消にも | ESSEonline(エッセ オンライン)
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読者のお便りを紹介しました。
本文中にも書きましたが、65歳になっても、心理的には若い時とそんなに変わっていません。
同じことを、私の友人(中学校の同級生)も言っていました。
「自分が60代になったなんて信じられないわ」と。
鏡で顔を見ると、老けているので、時間が流れたことは確かなのですが、肉体的に年を取っても、精神的にはあまり年をとっていないんです。
死ぬまでこんな感じなのでしょうか?
それでは、あなたも、質問、感想、近況、その他、伝えたいことがありましたら、お気軽にメールください。
こちらからどうぞ⇒お問い合わせフォーム | 筆子ジャーナル
お待ちしています。