ページに広告が含まれる場合があります。
掲載誌のお知らせです。
PHPくらしラク~る♪ 2021年11月号に、「思わず片付けたくなる格言10」を執筆しました。
見本誌が手元に届きましたので、私の記事の紹介と内容の感想をお伝えします。
PHPくらしラク~る♪ 2021年11月号
「PHPくらしラク~る♪」は、PHP研究所が発行している主婦向けの月刊誌です。
出版社の説明によると、「主婦が何気ない毎日をラクに楽しく過ごせるように応援する生活情報誌」で、暮らしに関する最新のノウハウがわかりやすく紹介されているとのこと。
大きさは単行本ぐらいで、ページ数は、128ページと薄いです。
カラーグラビアは巻頭に16ページ、雑誌の途中に12ページ(料理とコミックス)。その他のページは新聞紙みたいな紙なので、軽くてコンパクト。
2021年11月号は片付け特集で、私の記事もそのうちの1つです。
表紙の絵、かわいいですね。
女性と猫が、「片付けがんばるぞ!」とガッツポーズをとっています。まあ、物が多い人は、猫の手も借りたいのでしょう。
片付けの法則
特集のタイトルは、「たった1本で”いいこと”がなだれ込む片づけの法則・達人たちのとっておきアイデア」です。
長々と片付けをせずとも、短い時間にちょこちょこやれば部屋は片付くという主旨です。
私の記事が26ページから6ページです。最初のページは私のプロフィールとイラストなので、実質5ページです。
不用品の片付けを後押しする格言を10個紹介し、それぞれについて解説を加えました。
ちなみに、一番最初に紹介した格言は、「いつか使うかも」の「いつか」は来ない、です。
いつか使うかもしれない物をそこに置いておいても誰も使わないよ。
「そういうけど、でもあればいつか使うときが来るかもしれない」と思っていると、いつまでたっても不用品が片付きません。
今、使っているかどうかが重要ですから。
では、ここから、ほかの記事で、「なるほど」と思った箇所を4つ紹介します。
小さな達成感
「ドーパミンで『片付け脳』をつくる!」という記事に、「小さな達成感が脳に快感を与える」とあります。
小さな目標を立て、それを達成するとドーパミンが出て、快感を感じるから、次の目標も達成できる、つまり片付けが続くというわけです。
片付けに限らず、何か成し遂げたいことがあるときは、ゴールを作って、クリアしながら進むと楽しいですね。
To-doリストを書いて、終わったらチェックを入れるのが好きという人はたくさんいます。
私も、毎日、その日やるべきことを1日の時間割に書いていますが、その日の予定をちゃんと終えることができると、とても気分がいいです。
まあ、ビデオゲームでレベルをあげていくのと同じです。
それだけに、何をゴールにするかがとても重要です。自分のためにならないものをゴールに設定しても、どんどん達成してしまいますからね。
それと、ゴールの達成のみがゴールになることもあるので注意してください。
特に数値目標を立てているとき、この罠に、はまりやすいです。
たとえば、物を増やさないためにワンインワンアウト(何か家に1つ入れたら、1つ捨てること)をしていたとしましょう。
物を減らすのに、ワンインワンアウト(1つ買ったら1つ出す)は本当に効果があるか?
物の数を増やしたくない、だけど買い物はしたい、そんな人は、ワンインワンアウトを継続させるために、まだ使える物を捨てて、新しい何か(バッグや靴など)を買ってしまいます。
こうして、見かけ上は目標を達成するのです。この場合、確かに物の数は増えていませんが、まだ使える物を捨てて、そんなに必要でもない物を買うことが起きています。
ワンインワンアウトの達成にこだわっていなかったら、物とお金をもっと大事にする生活ができていたはずです。
リズミカルに歯を磨く
「セロトニンで『金持ち脳』をつくる!」という記事に、セロトニンを出やすくする方法が4つ紹介されています。
セロトニンは、神経伝達物質の1つで、幸せホルモンとも呼ばれています。
安心感や平常心をもたらしてくれるので、適度にセロトニンが出ていると、精神が安定し、ストレスが減ります。
無駄遣いや衝動買いの理由は、ほとんどストレスですから、セロトニンの分泌をうながすことができれば、節約や貯金をしやすくなるというわけです。
確かに、そういう面はあります。
心が安定している人は、余計な買い物をする必要はありませんから。
私も、過去記事でセロトニンを増やす方法を書いていますが
セロトニンを自然に増やす5つの方法。サプリは使わず幸せになる
この記事には、リズミカルに歯を磨くのが効果的とあります。
セロトニンを出すには、一定のリズムでする運動がいいのですが、運動がおっくうなら、リズミカルに歯磨きせよ、というのです。
おすすめは5分以上。
実は、私は、1回2分で切れる電動歯ブラシ⇒真剣に歯磨き生活~ソニッケアー電動歯ブラシとともにを使っていますが、一向に歯と歯茎の状態がよくならないので、この夏から、1回4分(2分×2)歯磨きをしています。
この記事を読んで、1回6分にしようかな、と思いました。
せんべいのような歯ごたえのおるお菓子や野菜スティックを、ポリポリポリとよくかんで食べるのも、セロトニンの分泌にいいそうです。
紙はなんでも聞いてくれる親友
「小さなガマンを捨ててスッキリ浄化!」という漫画に、「捨て日記」というものが出てきます。
これは、日々の生活でついガマンしてしまったことを、紙に書き出すものです。
「日記」という名前がついていますが、書き出して、スッキリしたあとは、紙をビリビリに破いて捨てます。
こういうふうに、紙にストレスの種(たね)を書き出したあと、破って捨てたり、燃やしたりするのは、本当に効果があり、ストレスマネジメントの方法としてよくすすめられます。
私も過去記事でストレスに感じることをノートに書き出すことをおすすめしています⇒買い物はやめられる。お金を使わないシンプルなストレス解消法
ただ、私は、紙やノートを「親友」と思ったことはありません。たぶん、それは、私が子供のころから、あれやこれや書くのが好きで、ごく自然に自分の思いを書き出せるからでしょう。
しかし、思っていることを書くのが苦手という人もいますよね。そんな人は、「紙を、なんでも黙って聞いてくれる親友と思って」書いてみると、小さなガマンを書き出しやすいと思います。
一番の親孝行とは?
漫画家のわたなべぽんさんの連載のコミックエッセイ、「幸せの方程式」、この号のテーマは親孝行です。
ぽんさんは、子供の頃から、お母さんとの関係があまり良くなくて、大人になった今、お母さんと接触するのは、必要最低限であり、それでいいと思っていました。
ですが、友人から、「親と一緒に、旅行に行ったらとても喜んでもらえた」なんて話を聞くと、自分がひどい親不孝のように思えて、落ち込むことがあったとのこと。
しかし、ある時、ある人のある言葉を聞いて(ここはご自身で実際に読んでください)、一番の親孝行は、子供が自分の人生を幸せに生きることだと悟ります。
確かにそうだな、と思いました。
私も、娘は、本人が自分のことを一生懸命やってくれたら、それでいいと考えています(クリスマスに、いつも利用しているオーガニックフードストアのギフト券をもらうと、経済的に助かるのでうれしいですけど)。
娘を妊娠していたときに、よその女性が小さなお子さんの手を引いて歩いているのを見て、「あ、私も、もうすぐああいうことできるんだ。楽しみだ」と思いました。
しかし、娘は幼いときは、父親のほうになついていたし、ちょっと大きくなったら、ひじょうに独立心の強いタイプとなり、あまり一緒に行動することは、ありませんでした。
私自身が、ベタベタするタイプじゃないというのもあります。
それでも、3歳ぐらいまでは、娘も私にべったりでしたから、これがあって、その後、娘は、我が道を行けるようになったのでしょう。
つまり、ベッタリ期間はとうの昔に終わり、私も無事に役目を果たし終えたのです。
ほかにも付箋をつけた箇所が5つありますが、長くなりますので、このぐらいにしておきます。
『PHPくらしラク~る♪』は小さいし、すぐに読めますが、毎回私のアンテナにひっかかる言葉があります。
あなたも、コンビニや書店で、チェックして、ぜひ、ご自身ののひっかかりポイントを見つけください。
アマゾンでも購入できます。
*****
そういえば、図書館で『PHPくらしラク~る♪』を読んだという読者もいました。
感想などありましたら、また送ってください。お待ちしています。