たくさんの文庫本

読者の一押し記事

思い出のある品物も適当なところで処分しないと遺品整理する人が苦労する。

思い出のある品物(遺品など)は捨てにくい物の代表格です。これを捨てる記事をイチオシしてくれた読者のコメントを紹介します。

私が特に捨てにくかった教材や本を捨てる記事も合わせて紹介します。

まず、yoshiko:kさんのメッセージです。yoshikoさんは、遺品整理で苦労した体験を教えてくれました。



遺品を整理したら気持ちの整理もできた

yoshiko:kさんのイチオシはこちら⇒思い出の品をさくっと断捨離するコツ~6つの思考で今を生きよ

毎日、楽しみに記事を読んでいます。

6年前に主人を亡くし、その後義父母を見送りました。

その時にいかに遺品整理が大変かを経験し、また年を重ねるほど物が捨てれなくなる事もわかりました。

結局自分の手に負えず、写真と少しばかりの品を残して、業者にお願いをして処分してもらいました。

正直なところ物を捨てるのはこんなに高くつくんだとビックリしました。

それで今年の2月の引越しを機に、家族も減ったので、入らないものをかなり処分しました。

もしもの地震を考えて、背の高いタンス・本箱・棚を全部処分し、テーブルより低いチェストを3つだけにして、後はクローゼットに入るだけにしようと思いました。

もちろん中に入っていた物もかなり処分したつもりでした。

でもいざ引越しして、物を入れてみると収まりきらなかったんです。

まあ捨て方が甘かったんですね。ただ自分の中では今まで所有してたものの6割くらいは捨てているので、後どう捨てていいか、わからなくなってしまいました。

そこで、いろいろな断捨離やミニマリストのブログ記事や本を読んだりしましたが、それこそときめくものになかなか出会えずでした。

でも何度も探してようやくたどり着いたのが、筆子さんのブログでした。それが今年の5月のことでした。

もう本当にこれだ〜!という感じで、本ももちろん買わせていただき、迷いが起きたら読み返し、

毎日欠かさずブログを読ませていただき、おかげさまで断捨離もスムーズに進んで、物が定位置に収まるようになりました。

特に遺品や故人の写真を整理するのが難しく、段ボール箱6つくらいあったんですが、辛すぎて中を見ることもせず封印されたままで、捨てるには申し訳なく手付かずのままでした。

でもそれもおかげさまで整理することができ、本当に残しておきたい物を引出しに入るくらいにできました。

その時思ったことは、荷物を整理する事で、気持ちの整理がついたということです。

主人は癌で2ヵ月の患いで逝ってしまいました。あっという間に逝ってしまったので、気持ちの整理がつかないままこれまで過ごして来ました。

主人の物を見るのが辛すぎて封印して、気持ちも封印したんだと思います。それもおかげさまで断捨離できました。

これからは、今を大切に生きていこうと思います。

今回は「思い出の品をサクッと〜」にしましたが、「30日間ミニマリストチャレンジのススメ〜」も大好きで、頑張ってチャレンジしてます。

これからも筆子さんの書く記事を楽しみにしていますので、どうぞお身体に気をつけて頑張ってくださいね。

yoshiko:kさん、ご参加ありがとうございます。

本も読んでいただき、重ねてお礼申し上げます。

ご主人は、病気がわかって、2ヶ月で亡くなってしまったのですね。

気持ちの整理がつかないのも無理はなかろう、と思います。

私はそのような体験がないので、そのつらさは想像することしかできません。記事が少しでもお役にたてたならうれしく思います。

愛している人がいなくなっても、自分の人生は続きます。亡くなった人は、残された家族が毎日笑顔で過ごすことを望んでいるはずですから、ストレスになっている物を断捨離するのも、供養の1つではないかと思います。

yoshikoさんも、お元気で楽しくお暮らしください。

30日間ミニマリストチャレンジの記事はこちら⇒30日間ミニマリストチャレンジのススメ。1ヶ月だけミニマル思考で暮してみよう

思い出品の断捨離は私の長年のテーマ

次は、思い出品を捨てるコツを書いた記事をイチオシしてくれた銀華さんのメッセージです。

銀華さんのイチオシはこちら⇒思い出の品を捨てるのが苦手な人は、こんなふうに考えてみては?

いつも心に響くメッセージ、ありがとうございます。

特に、今日のテーマ、思い出については、長年の私のテーマでもあります。

何度、押し入れから出しては戻したことでしょう。今日の記事を、機会に、思い出に向き合ってみたいと思います。

銀華さん、ご応募ありがとうございます。

押入れの中に、メモリアルグッズがたくさん入っているようですね。

みな、ときどき取り出して昔を懐かしむために思い出の品を持っていると思います。それは思い出すきっかけだから、そんなに数はいらないでしょう。

「何もかも覚えておきたい」と欲張ると、捨てられないんじゃないでしょうか?

いま使っている物と同じで、心にとどめておきたい思い出も厳選したほうがいいような気がします。

それに、大事なことは、脳が心の奥底にとどめておいてくれるから、必要なときに必要なぶんだけ思い出せると私は考えています。

これまで、「自分には思い出が不足している」なんて思ったこともありません。





本や学習教材を捨てられた

次は、私と同じように、本を捨てるのが苦手だった、なきーたすさんです。

ひとつに絞れなくて2つ推させていただきます。

服等は少ないタイプですが、本が捨てられないタイプでした。

この記事のおかげで⇒思い出系の本と絵手紙の断捨離をする:ミニマリストへの道(96)

学生時代の哲学の授業で使ってた本と参考資料を捨てることが出来ました。

同様に、一人暮らしをはじめたばかりのときに古本屋で買った料理本も捨てることが出来ました。

「新しいものが入ってくるように古いものを捨てる。」というのは断捨離の基本姿勢ですが、「知識や本は貯めるもの」という意識が強かったので、読み返しもしない本を何冊も
保管していたことを反省しました。

もう1つのオススメ⇒中国語の教材と本を断捨離するのに12年かかった私がとうとうたどりついた真実とは?~ミニマリストへの道(18)

同様に、英語の学習教材およびスペイン語の学習教材が山のように保管されていました。

知識を貯めた気になっていましたが、実際はスペースの無駄遣い。

3年以上も後回しにしていた「いつかやる」を捨てることができて、やらない教材が意外とプレッシャーになっていたのですっきりしました。

メッセージ:いつも楽しく記事を拝読しております。

コレクションものの断捨離や、上の学習教材などの断捨離について、心理的要因のアプローチもあり、目からウロコでした。

今後も、筆子様の知識及び経験のご教授のほど、よろしくお願いします。

なきーたすさん、ご参加ありがとうございます。

なきーたすさんの本棚がすっきりしてよかったです。

私も勉強したノートやらを捨てずに長年持っていました。

こういうものをあっさり捨てられるようになったのは、4、5年前のことです。

「本棚にためんでいても意味はない、自分のフィルターに通すことが大事だ」と気づいてからは、読まない本を捨てやすくなりました。

こちらこそ、これからもよろしくお願いします。

次は、やはり中国語の教材を捨てる記事をおしてくれた hannah さんの推薦コメントです。ちょっと長いので、途中で小見出しを入れました。

いつまでも古い情報を持っていてもしかたないと気づいた

私は30歳の専業主婦です。

仕事を辞めて専業主婦になったことをきっかけに、物を減らしてシンプルライフを目指すようになりました。

私は結婚をして関東から東北に引っ越しをしました。

この引っ越しで物を結構捨てたつもりだったのですが、まだまだ物を減らしたいと思っており、特に教材や書類、本が多いためどうやって減らしていこうか悩んでいました。

そんなとき「書類 断捨離」のキーワードで検索してたどり着いたのが筆子さんのHPです。

読みもしないテキストを長年持っていた

私はカナダへの留学経験(9年前に1年間留学しておりました)と、3年前に歯科衛生士の専門学校を卒業した経緯があります。

そのため、カナダでESLに通っていた時の教科書やハンドアウト、歯科衛生士の専門学校時代の専門書、教科書、学生時代の講義のノートと「紙ごみ」をたくさん持っていました。

私も過去の筆子さんのように、使わないし見もしない「テキストを持ったまま」だったのです。

英語関係の本類は「いつか勉強し直す」と思って、9年も所持していました。

9年間で本を開いたのは数回だったと思います。しかも勉強するために本を開いたのではなく、ただパラパラとこんなことを勉強したなーと見直しただけです。

歯科衛生士の本やノートは専門的なものなので、買うと高いしAmazonなどで手軽に手に入れられるものではないので捨てるのを躊躇していました。

現在は歯科衛生士として働いていなくても、いずれまた働くときが来たら教科書も見直すかもしれないし…と思っていました。

(働いていた時は、頻繁にではありませんが、教科書を見直すこともありました。)

「いつか」なんて来ないと気づいた

そんなときに筆子さんのこの記事を読んで、やっぱり「いつか」は来ないんだと確信し、ESL、歯科衛生士の本をかなり捨てることができました。

カラーボックス2段分ほどあった本やノートは、ESLの本は2冊、歯科衛生士の本は8冊ほどに減らすことができました。

英語の勉強はネットで検索すれば、いろいろと情報が出てくるし、歯科衛生士の教科書の内容は毎年改定されてどんどん新しいものに変わっていきます。

いつまでも古い情報をもっていてもしょうがないと思えるようになりました。

現在は歯科衛生士としてまた働こうという気持ちがないので、残りの教科書も捨てようと思っています。

8冊残ったのは、周りの友人や家族が歯周病や子供の歯のケアについて聞いてくるのでその詳細が書かれている本で時々確認するからなのです。

でもネットでいつでも簡単に検索できるのでいりませんね。必要なページだけ切り取って、捨てようと思います。

筆子ジャーナルで断捨離が加速した

メッセージ:筆子ジャーナルに出会って、断捨離が加速しました。

それだけでなく、TEDの動画の紹介など日々の暮らしに刺激を与えてくれて感謝しております。

筆子ジャーナルは私にとって「先生の雑談」のような存在です。

学生のころ、先生が授業の合間に話してくれた雑談はとても楽しく、また人生の役に立つ話でした。

カナダはもう寒い季節ですね。暖かくして風邪など引かれませぬようご自愛くださいませ。

hannahさん、こんにちは。ご応募ありがとうございます。

学生時代の本やハンドアウトは、「持っているといつか役立つかもしれない情報」であると同時に、「がんばった自分の勲章」「楽しかった学生時代の思い出の象徴」でもあります。

この点で、ふつうの未読本より捨てにくいのでしょうね。

ですが、おっしゃるように、情報はネットで簡単に手に入るし、思い出の品だってそんなにたくさんいりません。

この点が腑に落ちれば、使いもせず、場所ふさぎになっている本や書類は、どんどん捨てられますね。

hannahさんもお体に気をつけて、お元気でお暮らしください。

生前整理は今すぐ始めるべき

最後に、遺品整理と介護で苦労した、SKYLINEさんのメッセージを紹介します。

SKYLINEさんのおすすめ⇒生前整理のススメ~すべてを遺品整理に回すより、少しでも生前整理をしておくべき理由とは?

このテーマはとても複雑に絡んでいて奥の深い内容です。

自分自身の問題でもあり、両親の分の負担(介護から始まり遺品整理まで)を抱え込む事態とも成りえるからです。

扇の要の部分が自分で、扇の骨の部分のようにに問題が四方八方と広がると、手がつけられない状況になります。

それも自分と両親の整理が同時であることもあり得ます。

自分の生前整理は年齢に関係なく今から始めてもいいのではないでしょうか?

元気なうちに、しっかりと判断が早く決められる時に・・・。

私も両親2人の介護と遺品整理まで大変な時間と労力を使いましたから!

遠い先のテーマではなく、常に今日から意識していくべきだと思います。

是非おすすめ致します。

メッセージ:筆子さん、こんにちは。2017,07,22に投稿致しましたHです。

その節は大変あいがとうございました。

東北仙台はすっかり秋です。来月は初雪が降るでしょう。

そちらも寒さが厳しいと思いますが季節の変わり目ですからお体を大切になさってくださいませ。

筆子さんの熱いメッセージに励まされ一日が始まりそして、夜にもう一度、読み直し内容を復習して大切なフレーズを手帳に書き写して寝ます。

陰ながらずーっと応援いたします。無理をなさらずマイペースで続けていただけることをお祈り申しあげます。

Hさん、こんにちは。

介護に遺品整理、大変でしたね。本当にお疲れ様です。

そうですね。なんでもためると後が大変ですが、自分の物の片付けを後回しにすると、死なない前から地獄の苦しみにあいそうです。

若いうちはピンと来ないと思いますが。私もいつでも引っ越せるように、いまだ、本棚の中身の断捨離をがんばっています。

1日2回も読んでいただいているとは恐縮です。Hさんこそ、ご無理なさらなず、お元気でお暮らしください。

以前、Hさんにいただいたお便りはこちらで紹介しています⇒やりたいことがあるのに「できるわけない」と思ってしまうのは単なる思考のクセ。

****
今回は、遺品・本・教材の捨て方に焦点をあてました。

ためこんだ本を、そのままほっておけば、確実に遺品整理の対象になります。





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