ページに広告が含まれることがあります。
寝室にいろいろなものを置かず、寝るためだけのスペースにして、睡眠の質をあげる方法をお伝えします。
あなたは寝室で何をしているでしょうか?
仕事や食事、趣味の活動などに使うことが増えているかもしれません。
マルチに使うのは狭い家を有効に使う方法の一つですが、寝室でいろいろなことをやりすぎると、その分、ものも増えてしまいます。
ものが増えて散らかると、睡眠の質が落ちます。
一度、睡眠環境を見直して、夜ぐっすり眠れるようにしてください。
1. 寝室にものが増えてしまう理由
まず、何も意識していないと、寝室が散らかってしまう背景を見ていきましょう。
以下のような理由で寝室にものがたまります。
在宅ワークの増加
リモートワークが一般的になり、自宅に仕事用のスペースが必要になりました。
リビングが家族に占領されているから、寝室で仕事をする人もいるでしょう。
パソコンや書類が寝室に置かれるようになると、寝る場所と働く場所の境界があいまいになります。
狭い住まいやワンルーム
ワンルームで一人暮らしをしていれば、寝室とリビングが同じ空間にあります。
全体が狭いと、寝室でもさまざまな活動をすることになりがちです。
私の住まいもリビング、キッチン、寝室という区切りです。リビングで仕事をしているのでプライベートの活動は寝室で行っています。
利便性のため
「ベッドに横になりながらできるから楽」という理由で、寝室でいろいろなことをやってしまう人もいるかもしれません。
寝るだけでなく、寝室で本を読む、テレビを見る、お菓子を食べる。
人はラクなほうに流れるので、何もかも寝室で済ませるようになります。
特に、寝床でスマホを見ることが多いと、そこが活動の拠点になりがちです。
人は、よく使う場所にものを集めます。
・スマホを見る:目が疲れるから目薬を置く
・スマホを充電する:ケーブルや延長コードを置く
・長々と見る:飲み物やティッシュを常備する
こんなふうに寝室に「必要そうなもの」が少しずつ増えていきます。
2. 「ただ寝るだけの部屋」にするメリット
寝室にあれこれ余計なものを置かずに、ただ寝るだけのスペースにするとこんなメリットがあります。
睡眠の質が上がる
すっきりした部屋には、余計な刺激がないので、リラックスしやすくなります。
寝室で仕事や趣味の活動をしていると、脳が休まりません。
ベッドに入っても、無意識に「まだやることがある」「あれが終わっていない」と考えてしまうからです。
脳が「ここは寝る場所」と認識する
寝室を寝るだけのスペースにしておけば、脳は、「この部屋に入ったら眠る時間だ」と認識します。
脳は場所と行動をセットで学習します。
毎日、同じ場所で同じ行動を繰り返すと、脳はその場所を見るだけで、「あ、次はこの行動だな」 と自動的に準備を始めるのです。
寝室=睡眠モードに入る場所と結びつければ、入眠がスムーズです。
視覚的ノイズが減る
寝室をシンプルにすれば、目に入るものが少なくなり、心が穏やかになります。
仕事道具、趣味のもの、食べ物の容器など、寝室にさまざまなものがあると、目に入るものが多すぎて落ち着きません。
視覚的なノイズは、無意識のうちにストレスになります。
もちろん、ものが少なければ、掃除も簡単なので、寝室をきれいに保てます。
清潔な寝室は、気持ちのいい眠りにつながります。
視覚的ノイズとは?⇒視覚的ノイズ(見た目のごちゃつき)を極力なくすコツ(その1)~飾り物を減らす。
つまり、ものを見直してすっきりさせると、睡眠の質がよくなり、毎日気持ちよく過ごせるのです。
3. 寝室から出したほうがいいもの
すっきりした寝室を作るために、以下のものは別の場所に移してみましょう。
仕事道具
パソコンや書類は、リビングや別の部屋に置きます。
どうしても寝室に置かなければならない場合は、仕事が終わったら引き出しにしまうか、布で覆って視界に入らないようにしましょう。
趣味のもの(本、手芸道具、楽器など)
本は本棚に、手芸道具は押し入れに、楽器は別の部屋に置きます。
寝室は趣味を楽しむ場所ではなく、休む場所と考えましょう。
かさばる運動道具もできれば寝室から出しましょう。
食べ物・飲み物
寝室で食事をする習慣があるなら、今年はその習慣を手放しましょう。
食べかすやにおいが残っていたら、快適な睡眠環境とは言えません。
特に、においは、自分が思っている以上に睡眠に影響があります。
においは危険察知のセンサーでもあるので、ほんの少しでも不快なにおいがあると、脳が完全には休まりません。人間は同じにおいに慣れますが、体は反応しています。
寝室は多くの場合、密閉された空間なのでにおいがこもりやすいです。
水を飲むためのコップ一つぐらいなら問題ありませんが、お菓子の袋やペットボトルが散乱しているのは避けたいところです。
デジタル機器
テレビやスマホ、タブレットを寝る前に見ると脳が興奮して眠りにくくなります。
できれば寝室から撤去しましょう。
寝る30分前は見ないようにするだけでも効果があります。
4. ワンルームや狭い家でもできる工夫
ここまで読んで、「うちはワンルームだから無理だわ」と思った人もいるかもしれません。
ですが、工夫次第で、狭い家でも寝室を寝るだけのスペースにできます。
パーテーションやカーテンで区切る
物理的に空間を分けて、「ここから先は寝る場所」という境界を作ります。
パーテーションや突っ張り棒とカーテンを使えば、簡単に空間を区切れます。
視覚的に分けるだけで、脳がそれぞれの空間を別の場所として認識するようになります。
時間で使い分ける(オン・オフの切り替え)
空間を分けるのが難しいなら、時間で使い分けましょう。
夜9時以降は仕事をしない、寝る1時間前には趣味のものをしまう。こんなルールを決めます。
時間で区切れば、「今は休む時間」と意識できます。
私の寝室にもデスクがあり、日中はこのデスクでiPadやノートパソコンを見ていますが、デジタル機器は寝る前にすべて、となりのキッチンに持っていきます。
寝る30分前に、すべての活動をやめて、リラックスする時間にするのもおすすめです。
照明を暗くする、お茶を飲む、軽いストレッチをするなど、自分なりの寝支度(ルーティン)を作りましょう。
この30分が、脳に「もうすぐ寝る時間だ」と知らせる合図になります。
せめて布団・ベッドの上では何もしない
ワンルームでも、ベッドや布団の上だけは「寝る場所」として守りましょう。
特にスマホをベッドに持ち込むのはやめたほうがいいです。
ベッドにあると、朝起きてからすぐに見てしまうかもしれません。
寝る時間は、スマホを別の場所に移動させましょう。
5. 寝室を整えるコツ
寝室をきれいにするには、そこにあるものを撤去するだけでなく、ふだんの生活習慣の見直しも必要です。
いきなりガラリと変えようとせず、まずは一つだけ、できることから始めてください。
おすすめは、「寝床でスマホを使わない」「寝る前にスマホを見ない」ルールを作ることです。
ものを撤去できないときは、目に見えないところにしまってください。
仕事道具を引き出しにしまうだけでもいいです。
私も、寝室にあるデスクの上は、寝る前に完全にリセットしています。
前述したように、文房具を引き出しに投げ入れ、パソコンやタブレットは隣のキッチンのカウンターに乗せるだけなので難しくありません。
何か一つ行動を変えて、1週間様子を見てみましょう。
1週間ぐらいでは、睡眠の質は変わらないかもしれません。
でも寝室がきれいになると、その部屋に入っただけで、リラックスできるようになります。
◆関連記事もどうぞ
睡眠の質を改善する簡単な方法。より長く、ぐっすり眠る6つのコツ。
寝室にあるごちゃごちゃした物を捨てて快眠を得る:プチ断捨離22
****
寝室を「ただ寝るだけの部屋」にすることをおすすめしました。
現代人は忙しいので、睡眠を削ってでもやりたいことがたくさんあるかもしれません。そこをぐっとこらえて、睡眠だけに集中できる環境を作ってみましょう。
いろいろなものを置かず、余計な活動もせず、寝るだけの場所にしておくと、気持ちが落ち着き、快適になります。
睡眠の質が上がれば、朝すっきり目覚められるし、日中のパフォーマンスも上がります。
ぜひ一度、試してみてください。














































