ページに広告が含まれる場合があります。
シンプルライフを心がけている読者のお便り紹介コーナーです。
今回は2019年4月~5月にいただいたメールから3通選びました。
・物を使う生活にシフトした話
・物が2割減った話
・ファッションについて
こんな内容です。
まず、しまいこんでいた物を使うことにした奈々子さんのメールです。
物をしまいこむのをやめました
件名:大切に「使う」ことの気づきについて
最近こちらのブログを読ませていただくようになりました、38歳女性です。
体調不良で3か月前に退職をした後、気分転換のつもりで部屋の断捨離を開始し、現在も断捨離継続中です。
今回は、お礼を伝えたくてメッセージをお送りしました。
「大切にすることは、しまい込むことではなくてきちんと使うこと」という筆子さんのお考えにふれ、目から鱗が落ちる思いでした。
私の中で、「大切に」「しまっておく」はぴったりセットになっていて、大事で価値のあるものほどしまい込んでいました。
結果「使う用」と「しまう用」の同じ用途の物が複数できて、どんどん物が増えていました。
こちらの記事を読んでから、使い道を定めないまま「デザインがかわいい」という理由だけでたくさん集め、戸棚にしまいっぱなしになっていたペーパーナプキンを、天ぷらの敷き紙として使うことにしました。
(それまでは100均のキッチンペーパーを使っていました。)
「大切にしまっておくこと」から「大切に使うこと」へ考えを切り替えられて、気持ちがスッキリとしました。
筆子さん、気づかせていただきありがとうございます。
部屋の整理と一緒に、気持ちの整理もして前向きに生きられるようになっていきたいです。
これからも記事を楽しみに読ませていただきます。
奈々子さん、はじめまして。メールありがとうございます。
物をちゃんと使う生活にシフトできてよかったですね。
同じ物を、「使う用」と「しまう用(観賞用)」の2セット買っていた人は、奈々子さんだけではありません。
「お金がない、節約したい」と言いながら、趣味の物を毎回2セット買っていた人からメールをいただいたことがあります。
物を大事にすること=大切にしまっておくこと、と勘違いさせてしまう何かがこの世の中にあるのでしょう。
使ってはじめて、その物の価値が発揮されるわけです。
やはりちゃんと使ったほうがいいですね。
奈々子さん、その後体調はいかがでしょうか?
これからも楽しくお元気で、お暮らしください。
物をしまいこまないほうがいい話⇒押入れの中で、きれいに整理されている不用品を捨てる:プチ断捨離(38)
次は、スイカさんのメールです。小見出しは私が入れました。
物が2割減りました
件名:ファンメールです。
去年のちょうど今頃こちらのブログを発見し、それからほぼ毎日チェックさせてもらっています。
以前から、少ないお気に入りに囲まれた生活に興味があり、面白い記事が本当に多く、日々の生活をいろんな面から助けてもらっています。
ミニマリストの本をたくさん読んでいた
筆子さんのブログに出会う前から、アマゾンでいろいろミニマリスト系の本を買って読んでいました。振り返ると、それらの関連本として、筆子さんの本を見かけることが度々あったのですが、
”1週間で8割捨てる技術”というタイトルにビビってしまい、購入に至ることはありませんでした。
(「いやぁ、8割も捨てたくないし・・・」と。実際読んでみると、とても心にしっくりくる内容で。タイトルに限って言えば、私にとっては、インパクトありすぎでした。)
ブログを読んで試したあれこれ
こちらのブログのおかげで、私の生活にいろいろな事を取り入れてきました。まずは、オーディオブックデビュー。
筆子さんの本から始まり、こんまりさんの本も初めて読んで、あとはディルカーネギーや、日本の小説。昔からラジオ好きの私にとってオーディオブック、ぴったりでした。
フライレディーの記事も楽しく読ませてもらい、一時期購読もしてみたのですが、今は、フライレディーで買ったカレンダーを愛用するにとどまっています。
他にも、木の枕を利用してみたり、シャンプー・リンスをやめて石鹸にしてみたり、化粧品も石鹸で落ちるものを利用するようにしたり。
読んでいて、興味がわくことが多く、はじから試しています。楽しいです。
今後の目標
数日前に誕生日を迎え、40歳まで1年を切りました。この1年で、私の中では、家の物が2割程度減ったのではないかと思っています。
1年後には、もっと家の中をスッキリさせて(もう2割減???)、家事の効率が格段に上がっていることが目標です。
最後に、2冊目の本はオーディオブックになる予定はないのですか。オーディオブックになったら読ませて(聴かせて)もらおうと待っているところです。
他にも書きたいと思っていたことが沢山あったのですが、書き出したら未完成のまま、このメールを送信できなくなってしまう恐れがあるので、今日はこの辺で。(ブログ発見当初から、メールを書きたいと思っていたのに、なかなか行動に移せなかったんです。)
筆子さんのブログの更新を楽しみにしています!引き続きお体を大切に!!
スイカさん、こんにちは。
1年もブログをご愛読いただき、ありがとうございます。
いろいろお試しいただいていると聞き、うれしく思います。
「それって、必要?」がオーディオブックになる、という話は聞いていません。
オーディオブックになるのを待っているより、ふつうの本を読んだほうが早いんじゃないでしょうか?
読みたいのなら、の話ですが。
どうしてもオーディオで聞きたいなら、自分で朗読して録音し、それを聞くという方法があります。
「簡素な暮らしの家事手帖」で読みましたが、著者の村川協子さんは、自分で聖書の好きな部分を朗読し、毎朝目覚めたあと、寝床でそれを聞いているそうです。
確か「聖書」でカセットテープに録音していたと思いますが、記憶があやふやなので間違っているかもしれません。
起きてすぐ立ち上がると血圧が下がるかなにかして、危ないから、目を覚ましてもすぐには体を起こさないのだそうです。
この本の執筆時、村川さんは81歳です。
本についてはこちらで詳しく紹介しています⇒村川協子「簡素な暮らしの家事手帖」の感想。老いてからでは間に合わない
スマホがあれば音声は簡単に用意できると思うので、よければお試しください。
スイカさん、スイカがお好きなら、これから楽しい季節ですね。
ひきつづき、ブログをご愛読いただければ幸いです。どうぞお元気で。
フライレディについて⇒アメリカのお片づけ指南サイト、フライレディに関する記事のまとめ
木枕とは?⇒木枕でウソのように肩こり解消~健康にいいし、小さいし、床に寝るミニマリストには理想の枕です
最後はファッションに関するお便りです。すーみんさんからいただきました。
わたしの洋服との付き合い方
件名: エシカルファッションの記事に賛同!
すーみんです。以前シングルタスクの件でメールを送った者です。
エシカル・ファッションの記事で「いかに服と純粋に向き合うか」というこの言葉に大いに賛同し、メールを送りたくなりました。
ファストファッションが流行してる今、「洋服なんてメーカーが作った物の中から気に入った感じの物を適当に買えばいい」くらいの感覚で買ってしまってる人がいかに多いか。
服を買うとき気をつけていること
私は服を買う時、必ずラベルを見ます。
サイズ、素材、洗い方をチェックしたら必ず試着して、自分に合っているか確認するんです。
この「自分に合っているか、手持ちの服と合わせやすいか」を無視した買い方をすれば高い確率で失敗するといっても過言ではありません。
これで失敗してる人がたくさんいるように感じます。
自分で手直しする
ただ洋服というのは面白いもので、サイズやデザインを多少間違えたとしても「お直し」という方法があります。
私の場合 袖が長過ぎたら折り曲げて補正します。
洋服についてるリボンがジャマだと感じたらリッパーで外してリボンなしのデザインにします。
スカートが短すぎたと感じたら布を付け足して丈を延長すればいいのです。
捨てる前にもう一度 工夫してそれでもダメなら処分するという感じにしています。
着こなしについて
また洋服には流行があり、おおざっぱに分けると「タイトなライン」と「ゆるやかなライン」の二つに分かれます。
今は「ゆるやかなライン」が流行りなので、ベルトでウエストラインを作ったら服をたるませて「緩み」を持たせて楽しんでいます。
何が言いたいかというと、手持ちの服を自分で工夫する前に簡単に諦めて捨ててしまっている人がとても多く感じるということです。
完全にメーカーに依存していいなりになってるようなものです。
どこの〇〇ブランドを着たいとか、皆と同じのが欲しいとか、洋服に対する願望は様々ですが、最終的には「自分がどう着ていくか」に尽きると思います。
「服装は自分で着こなして作り上げていくモノ」という風に意識が変われば世の中も変わっていくと思います。
「買えばいい」から「工夫していけばいい」になっていくといいですね。
私も自分のやり方で上手に洋服と向き合っていく所存です。
いつもためになる記事ありがとうございます。
これからも筆子さんの記事を楽しみにしています。また何か感じたらメールしますね、返信不要です。
それでは。
すーみんさん、こんにちは。
洋服の買い方を教えていただき、ありがとうございます。いま、ゆったりラインが流行りなんですね。
すーみんさんは、メーカーのお仕着せではなく、主体的に洋服を着ていらっしゃいますね。
私はあまり主体的には着ていないです。どちらかというと、服なんかどうでもいいと思っているほうです。それに、裁縫が嫌いなので、自分で服を直すこともありません。
ボタンが取れたらつけますが、よくよく考えたら、私はボタンのついた服などありませんでした。
いま、クローゼットを見たら、すべて、かぶりの服かジッパーでした。
先日、「この1年着ていない服」として紹介した黒いパンツはウエストに1つだけボタンがついています。ほかにボタンがついているのはパジャマだけです。
先日の記事⇒もう着ない服、だけど捨てるのはもったいない、そんな時の思い切り方。
ダウンジャケットにはホックのついたものがありますが、このホックはまず取れません。
自分の着やすい服を選んでいたら、ボタンのついていない服ばかりになったようです。
裁縫が得意だと、洋服を買わなくても、自分で作ればいいし、それが一番シンプルかもしれませんね。
実際、そういう読者の方がいらっしゃるし、洋服は捨てて着物だけにした、という方もいらっしゃいます。
それぞれが、人まねでなく、自分にあった服を選び、着ていけば、ろくに着ないうちに捨ててしまう服も減ることでしょう。
すーみんさん、これからもお元気でお過ごしください。
エシカルファッションの記事⇒服を使い捨ててはいけない。着ているものがあなたの生き方を表している(TED)
******
いつもたくさんのお便りありがとうございます。
とてもありがたく拝見させていただいています。
ボタンのついた服を持っていない私ですが、裁縫道具は少しですがまだ持っています⇒裁縫道具の整理と収納の仕方、ミニマリストの場合
たまに、娘に、服の修繕を頼まれるからです。
娘のほうがずっと器用で家庭科も得意だった(ミシンで、ちゃんと使える枕カバーやパジャマのズボンを作っていた)のに、なぜか私に頼むのです。
もしかしたら、手縫いは習わなかったのかもしれません。
それでは次回のお便りコーナーをお楽しみに。