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読者のお便り紹介、今回は買い物に関するものを3通紹介します。
内容:
・買わないほうが理想の自分に近づける
・ブラックフライデーの反省
・量より質を大事にする
まず、うずさんのお便りです。小見出しは私が入れました。
私がお金を使ってしまうポイント
件名:「買わないチャレンジ中に、ほしいものが出てきたらどうするか?」を拝読して
先日はメールを取り上げてくださり、ありがとうございました。
今日は題名に上げた記事を拝読して、感じたものがあったのでメールさせていただきました。
買わないチャレンジ中に、ほしいものが出てきたらどうするか?
私は長年やり繰りに四苦八苦しています。正社員のお仕事をいただき、派手な生活をしているわけでもないと思いますが、収支はいつもマイナス。
貯金を取り崩しての生活に危機感を覚えています。
「どうしてお金がなくなってしまうのかしら、必要なものにしか使っていないのに」という自問自答を、何回繰り返したでしょう。
でも、使っているのは他の誰でもない自分。逃げてはいけない、とお金の使い道を直視し続けて、やっとこのごろ分かってきたことがあります。
人には皆「お金を使ってしまいがちなポイント」があると思います。私の場合は「素敵な人になるもの」でした。
よけいな物を買ってしまう理由
数年前の事です。ママ友に素敵な方がいて、いつもセンスのいいアクセサリーを付けていました。
私がそれを何度もほめたらお店を教えてくれ、私は普段なら買わない値段の品物をいくつも買いました。
その時は、アクセサリーが素敵だから買うのだと思っていました。
でも今は分かります。
私はアクセサリーが欲しかったわけではなく、彼女のようになりたかったのです。彼女の仲間に、入れてほしかったのです。
おしゃれなスタイリストさんが勧めるグッズ、知識人が進める本など、みんなこの類の買い物だった、と段々わかってきました。
物を手に入れることで、違う自分になれたりランクアップしたりできる、という幻想を抱いていたのでしょう。
買わないほうが自分らしい生活になる
題記のメールを書かれたIさんは、きっと向上心が強くて真面目な方なのでしょう。
大切な投資だからしてもよい、とお思いの気持ちはよく伝わってきましたが、私は筆子さんの書かれていることがやはり正しいと思いました。
特に最後の
自己啓発はダイエットや片付けと似ています。特効薬や即効薬はなく、地道に自分と向き合い、日々の暮らしのなかで、苦労しながら、進めていくべきものではないでしょうか? 本当に成長したかったら、自分との約束をひとつひとつ守っていく、地道で、しんどくて、華も何にもないようにみえるやり方が一番確実だと思います
というお言葉には、まさしくその通りと得心いたしました。
物を買うことではなく、物を買わないことが、自分を理想に近づける。今はそう思えます。貴重な気づきをありがとうございました。
うずさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
古い記事を読んでいただき、感想まで送ってくれてうれしいです。
お金を使ってしまいがちなポイントに気づけてよかったですね。
「これを買えば、こんな人になれそう」と思って買う品は、しばしば「野望ガラクタ」となります。
なかなか捨てられない「なりたい自分になるために買った物」を断捨離する方法
どんな物もそれが実現してくれそうな生活に期待して買いますが、今の自分とのギャップが大きすぎると、使うことができず、「無駄な買い物」になってしまうのです。
そういう物を買うことがあったとしても、現在の自分とあまりかけ離れていない物を選ぶといいかもしれません。
それではうずさん、これからもお元気でお暮らしください。
次はたんぽぽさんのお便りです。
ブラックフライデーの買い物
いつも気付きのあるブログをありがとうございます。
筆子さんのブログに出会い、1年ほど経ちました。
そんな中、日本でもここ数年「ブラックフライデー」のセールが流行っており、「感謝祭もないのに」と思いつつ、Amazonの「欲しい物リスト」を開くと、過去に欲しいとマークしていたものが、セールの対象となり、値下がりしていたのです。
そして、週末の疲れと買い物の高揚感を得たいがために、まとめてポチっとしてしまったのです。
「まとめて配送」ではなく「発送できるものから順次配送」にしていたため、
翌日から続々と届く荷物と、その梱包材に辟易してしまいました。
昔の私なら、ただ、わくわくして荷物を受け取っていたと思います。
でも今は、「この買い物は充分考えた末での買い物か?」「この買い物で私はどれくらい満足したか?」と色々考えてしまい…。
いくつか有用なものはありましたが、トータルで見れば「ちょっと得した気分を味わうための買い物、そして、結局なくても良かったと気付いた買い物」となりました。
筆子さんのブログを散々読んだのになぁという気持ちと、読んだからこそ反省と気付きを得たのだという気持ちで複雑ですが、買ったものはしっかり使い倒し、家の中の新陳代謝も上げていきたいと改めて思う一件でした!
何かと慌ただしい季節となりますが、お体に気をつけて。
これからもブログ楽しみにしています。
たんぽぽさん、こんにちは。メールありがとうございます。
意識的に買い物をすることを心がけるようになったからこそ、「いらないものだったかも」と反省したのだと思いますよ。
よって、それは進歩です。
アマゾンは、「まとめて配送」を指定しても、商品によって倉庫が違うことが多いので、バラバラに届きますよね。そのため、受け取るたびに、「なんだかいろいろ買いすぎてしまった」と罪悪感を感じることがあるかもしれません。
いろいろ買ってしまったそうですが、すべて自分で使うことができるなら、そこまで大きな失敗でもないですね。
たんぽぽさん、この経験をいかして、来年はより満足度の高い買い物をしてください。
ブラックフライデーとは?大勢のアメリカ人が命がけで買い物をする日の由来
最後は、ようこさんのお便りです。
量より質を重んじる
件名:たくさん捨てて、買い方の癖を考えました
その後、500以上の着ない服、飾らない雑貨、使わない化粧品など処分し、買った理由・捨てることになった理由を考えました。
片付いた部屋の真ん中で毎晩のストレッチが続けられていることと、掃除が楽なのが嬉しいです。
「こんな理想の自分になりたい」と思い、「安価な代用品をたくさん買って満足した気分になり」、理想とは違うのでまた別の物を買いたくなる、というのが私の買い方の癖でした。
例えばピアスなら安い物をなんとなく可愛いという理由でゴチャゴチャと買うのはやめ、毎日着けて長く大切に使えるプラチナとダイヤを1つずつ、という持ち方になりました。
私の場合、払う値段分の価値がこれにあるか? 来年の自分や10年後の自分にとっても有益なものか? と考えると、自然とセール品やパッと見て気に入った物、SNSで見て欲しくなっただけの物からは、遠ざかるようになりました。
ミニマリストではなく物欲自体はまだまだあるので、完全に買わない・持たない生活はまだできませんでした。
長い目で見た時に大切に使える物を丁寧に管理できる数だけ持つというのが、今の私にとって健全で整った暮らしのできる買い方でした。
今はこれで落ち着いていますが、もっと良いやり方が見つかるかもしれませんので、これから更新を楽しみにしています。
日本は少しずつ以前の生活に戻りつつありますが、筆子さんもお元気でお過ごしください。
ようこさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
こちらで紹介しているようこさんですよね? 地道にがんばっていますね。
買ってもいいものを知るために、買わない挑戦中に考えたほうがいいこと。
部屋が片付き、ストレッチができるようになってよかったです。掃除が楽なのもうれしいですよね。
掃除は一生必要しなければならないことだから。
別にミニマリストになる必要はなく、自分が満足できる生活ができているなら、それでいいですよ。
掃除と同じく、買い物も一生続くことであり、生活が変われば買うものも買い方も変わります。
これからも、量より質を大事にして、楽しく暮らしてください。どうぞお元気で。
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2回めの告知です。
エッセオンラインの最新記事です⇒⇒60代、勉強や運動を習慣化するために大事なこと。13年続けられた理由 | ESSEonline(エッセ オンライン)
よければ読んでください。
■お便りゆるく募集中■
年末年始なので、今年のまとめや2023年の豊富などがありましたら送ってください。
お待ちしています。