服を買い物中の女性

ファッションをミニマルに

買うきっかけを見つける:本気で服の買いすぎをやめたいあなたがすべきこと(その3)

今年こそ、洋服の衝動買いをやめよう。

年末年始にそう誓った方に向けて書いているシリーズ、3回めは、買うきっかけを見つけるすすめです。

何がきっかけで買い物しているのか知ることは、服の買いすぎをやめるために、とても効果的です。



きっかけがあるから買う

服をたくさん買ってしまうことは、他の買い物も同じですが、習慣の1つです。

いろいろな心理学者が、習慣のモデルを開発していますが、皆、特定のきっかけ(キュー、トリガー)があって、習慣になっている行動をする、と言っています。

参考⇒今の自分を変えたい。3Rで新しい習慣を身につける方法

たとえば、現在、私が習慣的にしていることを考えてみると、

朝起きる⇒モーニングページ書く(目覚めることがきっかけ)

モーニングページ書きおわる⇒その他のノート(日記、家計簿、食事の記録)を書く

ノート類書き終わる⇒フランス語のアプリやる

アプリ終わる⇒スクワットする

スクワット終わる⇒デスクトップをつけて、仕事の準備をちょっとする(今は日の出が遅いので、仕事の準備をはさんでいます)

仕事の準備終わる⇒スロージョギング(最近、足元が悪いので散歩)に出る

このように、一連の行動が、前の行動の終了がきっかけとなって、続いています。

さらに、それぞれの活動を始める時間を決めてあるので、「その時間になる」というのもきっかけです。

ふだんの買い物も、絶対何らかのきっかけがありますから、それを見つけてください。

きっかけを見つけたら

1)そのきっかけを受け取らないように手配する

または

2)そのきっかけによってしている活動(買い物)を他の行動に置き変える(新しい習慣を作る)

このどちらかをすれば、必ず、服ばかり買ってしまう行動がおさまります。

以下に、考えられる買い物のきっかけを7つ書きます。ご自身のきっかけを見つける参考にしてください。





1.商品を見る

店舗で実物を見ること(視覚的刺激)が、きっかけとなり買い物することは、よくあることです。

ネット通販でも同じです。

仕事で必要な参考書を買いに行ったのに、モールを歩いているとき、ブティックの店先にある服が目に入り、急に欲しくなってしまうなら、視覚的刺激というキューを受け取ったからです。

見ていなければ、欲しいとは思いません。

視覚的刺激は、受け取らないのが一番です。

見なければいいのです。

たとえば

・何かを買いに行く時は、目的の店にまっしぐらに行き、買おうと思っていた物を買ったら、すぐに帰宅する(ネット通販も同じ)

・ブティックにはいっさい近寄らない

行動の置き換えも、できなくもありません。

・服を見たら、ファストファッションの弊害について考える

ファストファッションとは?⇒ファストファッションとは? その仕組みと問題点を2分で学ぶ

・服を見たら、深呼吸する(効果あります)。

正しい呼吸の仕方~多くの人が間違った呼吸法をしています(TED)

・服を見たら、この記事を思い出す

いつでも見られるように、プリントアウトしてポケットに入れておくか、スマホでスクリーンショットを取っておくといいでしょう。

「え~っ!? 筆子、また変なこと言ってる」と思うかもしれませんが、すっかり身についた買い物癖を別の行動に置き換えるには、新しい行動が習慣になるまで、かなりの努力を要します。

とはいえ、視覚的刺激に対しては、見ないのが一番です。「見ざる、買わざる」です。

2.収入が入った

給料、ボーナス、臨時収入など、何らかの収入が入ることがきっかけで、買い物する人もいます。

「お金入った、前から欲しかった丈の短いトップスを買おう!」。こんなふうに。

収入を止めたくはないでしょうから、行動の置き換えをするほうがいいでしょう。

お金が入ったら、

・服を買ったつもりで貯金する

・予算を立てる

・服じゃない物を買う(花1輪、豆腐一丁etc.)

・収入の何%かを寄付する

・友人を食事にさそっておごる

こんな行動をしてみましょう。

3.時間の節目

週末になった、季節が変わった、年末だ、年始だ。

こんな時間の節目がきっかけで買うこともあります。

こうした節目も、なくすことはできないので、行動の置き換えをするといいでしょう。

・週末になった⇒来週のto-doリストを書いてみる、1週間分のおかずを作り置き

・季節が変わった⇒前の季節に着なかったものを処分する

・年末だ⇒今年1年着なかった服を処分する

・年始だ⇒今年1年のテーマを考える

時間の節目は、それまでの振り返りをし、今後について考えることに向いています。

断捨離する意欲もわきやすいので、部屋の片付けもおすすめです。

4.メルマガ・広告を見た

メルマガや広告で商品の写真や説明を見ても、買うきっかけになります。

実物ではないので、威力がないと思うかもしれませんが、人間には想像力があるため、その商品について全部わからないことが、かえって購買意欲をかきたてます。

メルマガについては、いつも書いているように、購読を停止してください。

広告は、避けられるもの(民放テレビの過度の視聴など)は避けます。

ただ、現在、どこにでも広告があるので、広告に対する意識を変えてしまうほうが早道かもしれません。

自分に向けられた広告だとは思わず、誰か別の人に向けられたものだと考えるといいでしょう。

あなたはもう充分、服を持っていますから、広告を見ることも、買い物する必要もないのです。

5.メディアで見た

ソーシャルメディアや雑誌、テレビの番組内(広告ではない)、インターネットのポータルサイトやブログで見たことが、買い物のきっかけになることもあります。

これらは、広告ではありません。

限りなく広告に近いものもありますが。

こうしたきっかけを受け取らないようにするために、見なくてもいいメディアを見ないようにするといいでしょう。

ソーシャルメディアの使用を控えると、時間の余裕もできます。

節約したいならSNS(特にインスタグラム)は見ないほうがいい6つの理由。

行動を置き換えたいなら、買い物ではなく、考察がおすすめ。

以前、インスタグラムで見た物をすぐに買ってしまって、部屋は物であふれかえっているという方のメールを紹介したことがあります。

自立心を養う5つの方法。依頼心が強すぎる人はよけいな物が増える。

こういう人は、ネットで素敵な物を見る⇒すぐに買う、の「すぐに買う行動」を、「なぜ、それがほしいのか考える」という行動に置き換えてはどうでしょうか?

どこが素敵なのか、何がいいのか、誰かにプレゼンするつもりで、ノートに書いてみるのです。

その商品のどこがいいのか説明するためには、客観的になる必要があるので、たいてい「でも、似たような物、うちにあったな」とか、「素敵だと思ったけど、別にいらないかもね」と買わない方向に向います。

買うべき理由と買わないほうがいい理由をそれぞれ10個ずつ出してみる、という行動をしてもいいでしょう。

6.感情的なトリガー

イライラする、頭に来た、退屈だ、何か刺激がほしい、こんな感情が買い物のトリガーになることもあります。

感情的なきっかけは、行動の置き換えが向いています。

感情は勝手にわきあがってきますし、無理に抑えようとすると、そのうち爆発します。

おすすめの行動は、5番と同じ考察です。

「あ~、なんかイライラする」と思ったら、「私は何をイライラしているのかな?」と考えてみてください。

「退屈だな~」と思ったら、その退屈を楽しむといいでしょう。

退屈はひらめきのもと:ハンス・ウィルヘルム(TED)

特定の感情に対する解釈や反応を変えると、買い物で気持ちをなだめる必要がなくなります。

7.特定の状況

家に一人でいる(家族の目がない)、なんとなくスマホやパソコンを見ている、一仕事終わって、休憩している、ソファの上で横になっている。

こんな時に、買い物する癖がついている人もいます。

そういう状況を作らないか、行動を置き換えるかは、その状況によります。

なんとなくスマホやパソコンを見ていることが、買い物につながっているのなら、目的意識を持って使用することにより、無駄な買い物の頻度を減らせるでしょう。

休憩や気分転換として買い物しているときは、別のことをして休憩すればいいですね。水やお茶を飲んだり、ストレッチや散歩をしたり。おしゃべりや読書をしたり。

このほかにもきっかけは多数あります。「セール」という言葉が強い動機づけになる人もいれば、友人が着ているのを見ると、欲しくなる人もいます。

複数のきっかけがからみあっていることもあるでしょう。

ぜひ、自分が服を買うきっかけを探してください。

☆関連記事もどうぞ

買い物するきっかけ、考えたことありますか? 見極めて対策する方法教えます(前編)

買い物するきっかけ、考えてみましたか? 失敗するパターンから抜け出す方法(後編)

まとめ記事⇒快適に暮らしたい人のための習慣づけに関する記事のまとめ(その1)

☆このシリーズのほかの記事

本気で服の買いすぎをやめたいあなたがすべきこと(その1:傾向調べ)。

徹底的に在庫を調べる:本気で服の買いすぎをやめたいあなたへ(その2)。

*****

服を買うきっかけを見つけることをおすすめしました。

買い物だけでなく、ほかの習慣も、きっかけから始まっています。

きっかけを意識することは、悪い習慣を手放し、よい習慣を身につけるのに、とても役立ちますよ。

ただ、新しい習慣を身につけるには、それを何度も繰り返す必要があります。

「できた、できない」と一喜一憂せず、習慣にしたい行動を淡々と続けてください。





スノードームのコレクション捨てられないのは決められないから。決断するコツ教えます(その1)前のページ

やりたいことを見つける7つの方法~やりたいことがわからない人へ。次のページいろいろ夢見ている女性

ピックアップ記事

  1. 筆子の新刊『書いて、捨てる! 』3月11日発売。著者による内容紹介。
  2. 筆子の新刊『買わない暮らし。』(6月16日発売)著者による内容紹介。現在予約受付…
  3. 新刊『本当に心地いい部屋』4月14日発売のお知らせ:現在予約受付中。

関連記事

  1. ミシンをかけている女性

    ファッションをミニマルに

    手作りの服だから:着ない服を捨てない理由と、それを乗り越えて捨てる方法(23)

    しまいっぱなしで、ふだんはほぼ忘れている服。しかし、いざ捨てよ…

  2. ボーダーのトップス

    お金を貯める

    お金をかけずにおしゃれになる10の方法、ミニマリスト流ファッションなら可能。

    あまり服に予算をかけず、おしゃれに見せる方法を10個お伝えします。…

  3. オーガニックコットン

    ファッションをミニマルに

    スローファッションとは? 非おしゃれ系おばさんミニマリストの取り組み

    少ない服でも、個性的なおしゃれを楽しめるスローファッションについてお伝…

  4. 古い服を捨てる

    ファッションをミニマルに

    着ていない服を捨てたい。でも、捨てるのはむずかしい。そんなときはこう考えてみる(その1)

    自分がたくさん服を持っているのは自覚している。たんすやクローゼットの中…

  5. ネットショッピング

    特集・まとめ記事

    買わない生活入門。買い物のし過ぎ症候群から抜け出す方法のまとめ#2

    無駄な物を買ってしまう習慣を手放す方法や、買わない暮らしに切り替えるコ…

  6. ブティック

新刊「本当に心地いい部屋」

「買わない暮らし。」売れてます(第7刷)

筆子のムック(第5刷)

筆子の本、『書いて、捨てる!』

更新をメールで受け取る

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

1,467人の購読者に加わりましょう

新しく書いた記事を読む

  1. 下駄箱
  2. サブスクを利用する女性
  3. カメラ
  4. 寝ている人
  5. 読書
  6. 履き古した上履き
  7. 湖にたたずむ女性
  8. 宅配便
  9. 海を見ている女性
  10. 春の野菜

筆子の本・10刷決定です

オーディオブック(Audible版)も出ました♪ 捨てられない人は要チェック

 

1週間で8割捨てる技術
 
⇒筆子の本が出ます!「1週間で8割捨てる技術」本日より予約開始

 

実物の写真つき紹介はこちら⇒「1週間で8割捨てる技術」筆子著、本日発売です(写真あり)

大好評・特集記事

小舟バナー

 

お金を貯める・バナー

 

実家の片付けバナー

 

ファッションバナー

 

フライレディバナー

 

湯シャンバナー

 

ブックレビューバナー

 

TEDバナー

 

歯の治療バナー

今日のおすすめ記事

  1. LDK2020年4月号表紙
  2. 雑誌
  3. To-doリストでプランニング
  4. 化粧品持ちすぎ
  5. ショッピング
  6. おしゃれなブロンドの女性
  7. 娘の汚部屋
  8. 片付いたスペース
  9. 海岸にて
  10. 汚い部屋の住人

過去記事、たくさんあります♪

PAGE TOP