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きょうは年度末の3月31日。4月から「不用品を捨てる人になるぞ!」と意気込んでいるあなたに、おすすめの片付けプロジェクトを紹介します。
シンプルライフにしたいと思って、ずっとこのブログを読んでいるのに、捨て始めることができないとしたら、どこを片付けるか、何を捨てるか、具体的にイメージできていないからです。
私が、捨てたほうがいい物をお伝えしますので、試しに捨ててください。
そこから、はずみがつき、どんどん捨てられるようになります(本当です)。
汚部屋から抜け出したいなら、物を捨てるしかないということを受け入れましょう。
その1では片付けるべきものを4つ紹介します。
1.床置きしている物を全部撤去する
よく、掃除は上から下にやるとよい、と言われます。ほこりは下に落ちるからだと思います。
しかし、不用品の撤去は、下から上に向かってやっていくことをおすすめします。
たんすなど家具の上に積み重ねてあるものは、ふだんたいてい使わない物です。
一方、床の上は、大事な物も、そうでない物も混在している可能性があります。
床の上から片付けていくと、探していたけど見つからなかったものが、見つかるかもしれません。
それに、床の上がきれいだと動きやすくなるので、その後の片付けの効率があがります。不用品を全出しする場所もできます。
こんなふうに、床の上がスッキリしていると、いきなり生活の質があがるのです。
床の全クリアのコツ
ふだん、床に物を置いていなければ、床の上の片付けなんて、どうってことはありません。
しかし、いろいろな物を放置している人にとっては、完全に床を見せるのは、かなりチャレンジングなことかもしれませんね。
その場合は、きょうは、こっちの角、明日はあっちの角というように、小さな面積を少しずつクリアしていきましょう。
掃除機をかけるとき、心の中で、小さな区画を作ってかけていると思いますが、その要領です。
なお、床の上にあったものを、床に近いけれど床ではない平面(ソファ、ベッド、テーブルの上など)に置きたい衝動にかられるかもしれません。
ですが、これをやってはいけませんよ。
いつも書いていますが、この処理は、ガラクタを移動させるだけの、間違った片付けです。
いらない物は完全に捨て切り、まだ家に置いておきたい物は、床ではない適切な場所に移動させましょう。
2.テーブルの上にのっているDMを捨てる
ダイニングテーブルや、コーヒーテーブル(リビングルームに置く低めのテーブル)のはしっこにのっているお知らせやDMのたぐいを全部撤去します。
ポイントは、「全部取り去ること」です。
いらないDMはこの機会に全捨てしましょう。
捨てられない人へのダメ押しの言葉
テーブルの上は紙置き場ではないので、ここに紙類を放置するのは、かなり不思議なことです。
読まずにそこに置いておいても全く意味ないですよね?
しかも、テーブルの上は毎日使う一等地。そんな場所にガラクタに近い紙束を放置するのは、ひじょうにもったいないスペースの使い方です。
手紙の束があると、テーブルの上が散らかる一方だし、積み重なった手紙の間に、それなりに大事な物(はさみ、爪切り、老眼鏡、小さなゲーム機など)が、入り込んで行方不明になります。
はさみも爪切りも、100円均一ショップで簡単に買うことができるため、「はさみ、どこ? どこ? ああ、見つからない。ま、いいや、きょう、仕事の帰りにダイソーで買おう」と思って、買ってきてしまいます。
こんなことしていると、はさみや爪切りがどんどん増えてしまいますよ。
細々とした雑貨が増えると、ますます部屋が片付かなくなります。
紙の間にはさまるのは、雑貨だけではありません。袋からこぼれ落ちたたスナック菓子なども入り込むので、大事な手紙が、ねとねとになることも考えられます。
つまり、テーブルの上に、DM類を積んでおいても、いいことは1つもないんです。暮らしの質が落ちるだけ。
ざっと中身を点検し、いらないDMは全捨て。大事な手紙は、テーブルの上でないところにしまってください。
3.部屋の角に積んである新聞・雑誌を捨てる
床の上はそこそこきれいで掃除が行き届いてる人も部屋のコーナーに、そこになくてもいい物を積んでいることがあります。
代表的なのは新聞紙や雑誌でしょう。
最近は、デジタルで新聞や雑誌を読む人や、新聞なんて読まない人も増えたので、若い人の部屋には新聞紙なんてないかもしれません。
しかし、年配の人(団塊ジュニア世代や、その上の世代)の部屋には、新聞紙はまだまだありそうです。
積み重ねていたら撤去しましょう。
私は新聞も雑誌も購読していませんが、もし購読していたら、最新号だけ残すと思います。
たまった購読誌は思い切って捨てる
新聞や雑誌の片付けの最大のコツは、読まずにたまったものを思い切って捨てることです。
捨てずに部屋の片隅にためる人は、「まだ読んでないから、捨てるなんてとんでもない。そのうち時間のあるときに読もう」と思っています。
この考え方はがらくたを増やす一方なので、改めてください。以下のように考えてはどうでしょうか?
・新聞や雑誌はすべての記事を読むものではない(気になるものだけ、ざっと読めばそれでOK)
・読まずにたまったものをいつまでも置いておくと、心の中がどんどん重くなる
・紙類を山積みしておくとほこりが増える⇒部屋のほこりを簡単に減らす9つの方法。まずほこりの元を断て。
・明日(次の発売日)になれば、新しいものがまた届くのでそれを読めばいい
・いろいろ読んで見聞を広げたい、教養をつけたいと思っているかもしれないが、たまった新聞を読むだけでは教養は身につかない。読んだはしから、内容を忘れる
・生活雑誌は同じ内容を、時代に合わせてアレンジしているだけ。核となるコンセプトさえつかめば、毎号もれなく読む必要はない。
・本当に読みたい記事ならとっくの昔に読んでいたはずだ
・読むものがなくなる、という心配は全く不用(今は、ちまたに情報があふれています)。
・どうしても古い新聞を読みたいなら、図書館で読める
・大事な記事をスクラップしなければ、と思うなら、スクラップした記事を読み返しているか、ちゃんと自分の人生に活かしているか考えてみる。スクラップが大事なら、さっさと切り抜いて整理しているはずだ。
4.そのへんに散らばっているコードの整理
1人で何台もデジタル機器を持つ時代になったため、よくわからないコードや充電ケーブルが部屋に散乱していたり、引き出しからはみだしていたりします。
こうしたコードを全部きっちり整理します。
手順:
・家中に散っているコードや長ったらしいものを全部一箇所に集める
・それが何のコードなのか正体をあばく
・すぐに正体がわからなかったものは、たいていもういらないので捨てる(心配なら、レジ袋に全部入れて、「よくわからないコード入れ」というラベルを貼り、日付も書いて、物入れ場に置いておき、半年後あたりに捨てれば安心)
・正体がわかったら、もういらないコード類は全捨て
・同じコードで、いろいろな機器に使えるものがあるなら、1本あれば十分なので、他を捨てる
・必要なコードで、それが何用なのかまぎらわしいものには、ラベリングする(私はマスキングテープに書いて貼っています)
・からまらないように、丸めて引き出しなどに入れておく
私はベルクロ状になっているタイ(バンド)でまとめています。
類似品
4月の片付けプラン、その2はこちら⇒本箱の中にあるガラクタを片付ける~4月の片付けプラン、その2。
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想像つくと思いますが、私の夫は正体不明のコードをいっぱい持っています。残念ながら、それらが活躍することなどまずありません。
デジタル機器は、回転が早いから、新しいものを買う頻度も高いです。
新しい物を買えば、そのたびにコードもついてくるので、何も考えていないと、どんどんコードが増えます。
コードやケーブルは、積極的に捨てるべきものの代表です。
それでは、この続きをお楽しみに。
感想などありましたらお聞かせください。