シニア目前、主婦でミニマリストなブロガー筆子が、断捨離と節約をして「老い支度」に励む日々をつづっています。

不用品の処分にかかる費用がもったなくて捨てられない問題をどうするか?



当ブログにいただいた、読者の質問にお答えします。

●不用品を捨てる費用がもったいない、と悩んでいるKさん。

●小さな暮らしにして、仕事をやめたら、母親に「働かないのはおかしい」と言われて困っている子どものいない専業主婦ももさん。

お2人の質問にお答えしますね。

まずはKさんより

不用品を捨てるお金がもったいないです

件名:不用品処分費用について

初めまして。いつも筆子さんのブログを読んでます。

毎日の更新が楽しみでなりません。

今日の「お金がもったいないから不用品を捨てられない問題の解決法」を読んで、まさにその通りだと思いました。

でも、私が困ってるのは「不用品を捨てるのに発生する費用がもったいない」という意識がどうしてもこびりついてぬぐえません。

先日、思いきって市の臨時ゴミを利用してガラクタを山ほど捨てました。
その時に5,400円かかりました。

しかし、汚家の我が家はまだまだ捨てなくては人間らしい暮らしにはほど遠いです。

昭和と違い、今はゴミ1つ捨てるにもお金がかかります。

だからといって、不法投棄するのはもっての他です。できません。

人に差し上げるにしても我が家の不用品は、人様にとても差し上げられる美品ではありませんし、リフォームする腕前もありません。

筆子さんなら、幾らくらいまでならゴミ処分費用は必要経費だと思われますか?

☆Kさんのお便りに出てきた記事はこちら⇒お金がもったいないから不用品を捨てられない問題の解決法。

Kさん、お便りありがとうございます。

確かに、日本は不用品処分にお金がかかりますね。5400円は大型家具を処理した代金でしょうか?

民間の業者を使うより自治体を利用したほうが安くあがるはずですから、これはきっと最低料金ですよね?

しかし、お金がかかるから、と処分を先延ばしするのはおすすめできません。あとになればなるほど、費用が高くなります。究極に高いのは、自分が亡くなったあとに発生する遺品整理(業者に頼んだ場合)の代金でしょうか。

不用品と一緒に暮らしていると生活の質が落ちるのも問題です。

早いうちから、不用品を処分する代金は、必要経費として見積もったほうがいいでしょうね。

いくらぐらいまで、と聞かれても困るのですが、生活費の5%から始めてはどうでしょうか?仮に生活費が20万だとすると1万円です。

生活費における各費用の支出の割合は家族構成やその家族の価値観によって違います。だから、「これだけを計上せよ」とは言えないのです。「汚家」だそうなのでやや大目に見積もりました。

5%から始め、ほかの生活費と同様、様子を見ながら調節をするといいと思います。

「食費が20%なのに、不用品処理に20%使ってしまったら、ちょっと多いよね」というように。

「家の不用品は美品じゃないから、人にあげられない」というのは他の方のメールにも書かれていました。

だからと言って、捨てないでいると、自分が困るだけなので、できるだけ捨てるようにしてください。

美品じゃない、それがいったい何なのかわかりませんが、衣料品は資源ごみに出せばいいと思います。

ちょっと大きなもので、ボロくてもう市場価値がなく、燃やしてもらうしかない、というものは自分で出来るだけ解体して、燃えるゴミに出せばいいでしょう。それなら無料(というか税金を払っているのですが)です。

リサイクル業者に出すと、解体にお金を取られますから、自分で解体してしまえばいいのです。

お金を使いたくないなら、時間、手間、知恵という別のリソースを使うしかありません。

粗大ごみ

子どもがいないのに仕事をしないのはよくないですか?

次のご質問はももさんから。

この質問は、ミニマルライフ関連なのかどうかわかりませんが、そうだと仮定してお答えしました。

件名:仕事をしなくなった主婦

筆子さま、はじめまして。

ブログをおもしろく読ませていただいております。

筆子さんに質問してみたいことがあり、メッセージを送らせていただきました。

わたしは結婚後しばらく仕事をしていましたが、現在は、ほぼ専業主婦状態です。30代後半、子供はいません。

以前は、がつがつ働くことがよいことだと思っていました。しかし、働く暮らしであるゆえ出て行く出費もあり(交通費、交際費、外食代、衣服や美容代など)、働かないでこれらの出費をおさえたら、じつは家事に取り組んだり地味に好きなことをする時間ができて、ぜいたくしなければ夫の収入でそこそこ暮らせるのでは?と思い始め、実行。数年間過ごしてきました。

ストレスもなくなり生活にも困っておらず、料理や体づくりが楽しく、幸せです。ですが、仕事をしている母親がわたしの生活態度をダメだしします。その歳で子供もいなくて働いていないのはおかしいと。

たしかにそうかもしれませんので、母親に対して罪悪感があります。母親世代は多いと思いますが高度経済成長期の消費があたりまえの世代です。本人はそうだとは思っていませんが、母の家はモノが多く、いつもやることに追われています。考えをわかりあえません。

筆子さんは専業主婦とのことですがお子さんがいらっしゃいますよね。

暮らしを小さくしたことで外に向けて働く必要性を感じなくなった、子供のいない主婦について筆子さんのご意見アドバイスを頂戴できれば参考にさせていただきたいのですが。よろしくお願いいたします。


ももさん、ご質問ありがとうございます。

現在の私はどちらかというと兼業主婦です。カナダの税務署には、自営(self-employed)として、収入を申告しています。

子どもが小さいときは、ほぼ専業でしたが。

ももさんが、今、幸せで、自分は自分の理想の人生を生きている、あるいはその方向に向かっている、と思っているのなら、別に周りが何を言っても気にすることなく、自分の生き方を貫けばいいのではないでしょうか?

ミニマリストの中には消費社会に懐疑的な人や、自給自足で暮らしている人もいます。

世の中には、貨幣社会を否定している人もいます。お金を使わないのです。信念としては、ももさんはこっちよりですよね?

山

ダニエロ・スエロさんというアメリカ人は2000年の秋、30代後半に、お金を使うことをやめました。

今世紀になった日に、公衆電話に全財産30ドルを置いて、貨幣社会から去ったのです。パスポートも自動車免許も捨てました。何も持たない暮らしを始めたのです。

彼は、ほとんどの時間、ユタ州のモアブという街から1時間のところにある山の中の洞窟のようなところに住んでいます。キャンプしているとも言えます。

食料はそのへんに野生している木の実、車にひかれたリスなど小動物、観光客(キャンパー)が捨てた食料、そういう人たちにもらったもの。ときどき、人の用事をやってあげて、食べ物や衣類をもらっています(お金は絶対もらいません)。

彼は、すでにそこにあるもの、捨てられたものを使って生きています。

一見、ただの浮浪者なのですが、お金を使わない(つまり買い物しない)ポリシーを持っているところが、浮浪者とは違います。

浮浪者はお金を拾ったりすれば、使うと思いますので。

2009年、ある雑誌にスエロさんのことがのったことがきっかけで、有名になりました。ペンギン(出版社)が、自伝を書かないかと持ちかけたのですが、「自分はお金はいらない。出版社が無料でその本を配るなら書いてもいい」と言ったそうです。

ペンギンはそんなことはしたくなかったので、代わりに、スエロさんの親しい友だちに、伝記の執筆を依頼し、The Man Who Quit Money(直訳:お金をやめた男 邦題:スエロは洞窟で暮らすことにした)という本が出版されました。

スエロさんは、たまにモアブの公立図書館のパソコンを使ってブログを書いています。

Moneyless World – Free World – Priceless World

彼は、自分がお金を持っていたときは、いつも足りないと感じていた、お金とは「足りない」ということ。お金は過去(借金)と未来(クレジットカードで払うお金)の象徴であり、現在を表してはいない、と考えています。

ももさんは、お金を否定しているわけではないでしょうが、働かないことで、実現したいことがあるのだと思います。

それをお母さんに伝えてみてはどうでしょうか?

ただし、自分の生き方を尊重してもらいたいなら、お母さんの生き方も尊重すべきだと思います。

>母親世代は多いと思いますが高度経済成長期の消費があたりまえの世代です。本人はそうだとは思っていませんが、母の家はモノが多く、いつもやることに追われています。考えをわかりあえません。

ももさんのお母さんは、私の世代でしょうか?この世代が必ずしも、「消費は当たり前」と思っているわけではありません。私は、買わない挑戦もしており、ミニマルに暮らそうと心がけています。

世代論をしたら、私の世代は「消費は美徳世代」になるのかもしれませんが。

☆買わない挑戦⇒誰でもできる『買わない挑戦』の始め方。自分ルールで楽しく実践。

「わかりあえない」と最初から切らないほうがいいと思います。お母さんが働いて、物をたくさん買って、いつも忙しくしているのは、お母さんの問題であり、ももさんの「働かない選択」とは関係ないのです。

お母さんはそうやってももさんを育ててくれたのだし。

お母さんは、ももさんの将来のことを心配しているのではないでしょうか?

私は専業主婦時代、自分で稼ぐ手立てがなくて、先がとっても心配でした。

夫が失業したら、家族で路頭に迷ってしまうし、その可能性はとても大きかったです。自分で稼げるようになりたいな、とずっと思っていました。

ももさんも、いつご主人の収入が途絶えてしまうかわからないわけです。貯金はたっぷりあるかもしれませんが。

そんなときに、スエロさんのような信念があれば、お金がないならないなりに、生きていくことができるでしょう。

そのあたりの覚悟みたいなものもお母さんに伝えるといいかもしれません。
~~~~
2つの質問は全く関係ないように見えますが、自分の価値観やお金に対する考え方を振り返るきっかけにしてくれれば幸いです。

スエロさんは、自分の人生からお金を排除し、自由な精神を大事にする生き方を選びました。たぶん、本当に自由な気分でいると思います。

物を持てば持つほど、不自由になりますから。

病気にならないのかなあ、と思ったりもしますが。

スエロさん以外にも、この世界でお金を使わない人は何人かいます。そういう人の真似をする必要はないけれど(なかなかできませんが)、その考え方にふれて、自分の人生を軌道修正するのはいいことだと思います。


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