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手元にあまりお金がない人が、幸せに暮らす方法をお伝えします。
「貧乏でも幸せだ」と言うと、「そんなの嘘だ」と言う人がいます。
ですが、今現在、貧乏な人は、幸福になるか、不幸になるか2つの選択肢を持っています。これは誰にも嘘とは言い切れないでしょう。
どちらか選べるのなら、幸せになるほうを選んだほうがいいのではないでしょうか?
結局、幸せとは気持の持ち方で決まります。その気になれば幸せになれるのです。
「あ~、また明日から会社か」と、日曜の夜、暗い気持になっている人も、こんなことをしてみてください。
1.笑顔になる
にっこり笑うだけ。お金も何もかかりません。
笑顔のメリットは、人に伝染するところ。道を歩いているとき、すれちがった人に、笑顔で「こんにちは」と言われたから、思わず自分も笑顔で挨拶した、という経験は誰でもあるでしょう。
日本人はあまり見ず知らずの他人に挨拶をしませんが。
うまく笑えないときはこうする
「とても笑う気分じゃない」。そんな時は以下の方法をお試しください。
●洗面所の鏡に向かって笑う
一番素敵に見える微笑み方を研究しているうちに、自然に笑えてきます。
●顔の筋トレのつもりで笑う
口のまわりの筋肉をトレーニングするつもりで微笑みます。口元の筋力を鍛えると、以下の現象を防ぐことができる、と言われています。
– 口角がさがること
– 二重あご
– 口のまわりのシワ
美容に効く筋トレだと思って、笑ってください。力強い笑顔を作る練習をすることで、ふだん、さりげない笑顔を見せることができます。
私もこの文章を書きながら、力強い笑顔を作っています。
●楽しかったことを思い出しながら笑う
今は、「ああ、お金がなくて苦しい。来月の家賃どうしよう」「クレジットカードの支払い困ったな」と思っているかもしれません。その考えは、とりあえず横におき、以前楽しかったこと、これから楽しみにしていることを思い浮かべます。
私は、子供が小さかったころのことを思い出すと自然に笑えてきます。
娘が、たいそう憎たらしい態度をとったとき、無理やり「ああ、あんな小さな子が、ここまで大きくなって。ありがたいじゃないか」と考えると、多少心がほんわかします。
自分が子供の頃あったことを思い出してもいいでしょう。
どんよりしたときは、まずは笑顔を作ってみてください。
2.夕陽を見る(月でも可)
夕陽を見てください。夕方、太陽が沈む時、空はとても美しいです。
「星の王子さま」の趣味は夕陽を見ることです。
お金がなくて、落ち込んでいるあなたも、明日、夕陽を見るのを楽しみに、もう1日がんばってください。
仕事の帰りが遅くて夕陽を見られない方は月でもいいです。
昔、早朝ジョギングをしていたとき、私はよく月を見ていました。「ああ、日本にいるお母さんもこの同じ月を見ているのかなあ」と思うと、とてもほのぼのとした気持になったものです。
別に自分の親じゃなくても、月を見ている人は、世界中にたくさんいるはずです。「1人じゃない」と思えて、元気になれます。
1人で夕陽や月を見てもいいですが、誰かと一緒だともっと楽しいかもしれません。
3.散歩に出る
天気の良い日はそれだけで気分のいいもの。あまりに天気がいいと、返って悲しくなることもありますが、おおむねハッピーになります。
家の中でどんよりしていないで、外に出て、そのへんを散歩してください。自然がいっぱいあるところを歩くのがベストです。自然は人を癒やしてくれますから。
もう少し時間がある人は、屋外でお昼ごはんを食べてください。行楽シーズンの今、とりわけ外でお弁当を食べるのが楽しい季節です。
夏場の天気のよい日、ジョギング中に、庭でピクニックのようにしてお昼を食べている人を見かけました。
ほとんどの人は、昼間は会社なので家にいませんが、その家の人は学生なのか、若い女性が1人、ときには2人で、お昼ご飯や、スナックを食べていたのです。
外で食べると気持がいいですよね。
私も昔、派遣社員だったころは、よく近所の公園でお昼ごはんを食べていました。虫が多いのがやや難でしたが、室内で食べるよりおいしかったです。
ただ、日本の公園は、汚いところが多いかもしれません。カナダの公園は芝生があるから、その上で食べることができます。もちろんピクニックテーブルを使ってもいいのですが。
さらに余力のある人は、リアルのハイキングに行ってください。
自然の中にいるとストレスや心配ごとが軽減されるので、幸福度がアップします。
もし近所に手頃な場所がないならガーデニングなどしてもいいと思います。とにかく、自然にふれられればOKです。
4.ストレッチや運動をする
これもお金はまったくかかりません。貧乏な人は、「ジムに行くお金なんてない」と言うかもしれません。ですが、自宅とその周辺でちょっと運動するだけで、楽しくなります。
運動すると、神経伝達物質の量が増えます。特に重要なのは、ドーパミンが分泌されること。ドーパミンは、喜びや幸せを感じるのに必要な物質です。
手足を動かすと、ストレスも軽減されるし、活力も湧いてくるし、やる気も出るし、いいことばかりです。
私、スロージョギングをするようになってから、前向きな傾向が強くなったと自覚しています。
これまでの57年の生涯で、心配ごとのために夜眠れなかったことが二晩あります。これが少ないのか多いのかわかりませんが、運動を始めたらそういうことはなくなりました。
スロージョギングについて⇒スロージョギングの5つのメリット~50代でも大丈夫
家で引きこもっている人が、だんだん暗くなってくるのは、自然にふれないし、運動不足になりがちだからではないでしょうか?
「楽しくない…」と思ったら、近所を走ってください。絶対楽しくなります。
天気が悪くて外に出られないのなら、部屋でストレッチをすればいいですね。
5.睡眠をしっかりとる
「ああ、また寝る話か」と思ったあなたは、私のブログをよく読んでくれている、ありがたい読者様です。
そうです。睡眠の話なのです。
しっかり寝ていないと、必要以上に不幸になってしまいます。
睡眠不足が、心臓病、糖尿病、がんになるリスクをあげることや、免疫低下をもたらすことを知っている人はたくさんいるでしょう。
夜しっかり寝ていないと、判断力、記憶力、集中力が損なわれるというのも有名な話です。
しかし、睡眠と「日々の幸せ度」についてはあまり話題にならないようです。睡眠はメンタルの健康にも大きな影響を及ぼしています。
疲れている人は、不機嫌なのです。
当たり前と言えば、当たり前。しかし、みんなこの点をおろそかにしています。
睡眠不足の人の脳は、そうでない人の脳に比べて、よりネガティブな写真に反応する、という研究があります。つまり、寝足りないと、ネガティブ思考になるのです。
貧乏な人は、副業したり、長時間勤務をしたり、パートをたくさんして、人一倍忙しいかもしれません。すると睡眠不足になってしまうのですが、これは悪循環です。
できるだけ、忙しくない状況を作り、夜はしっかり寝てください。こう書くと「今の私には無理」と決めつける人がいますが、無理だと思っているとずっとできないのです。
やらなくてもいいことを手放し、いらない物を断捨離すると、時間ができます。
夜、時間を取れないなら、昼寝でカバーすることもできます。
昼寝の効用について⇒疲れの取れる昼寝の方法。睡眠不足ぎみの人は試す価値あり
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ニコニコしたり、そのへんを走ったり、夜ぐっすり寝るだけで、幸せになれるなんて、とてもお得だと思いませんか?
5つの生活習慣を継続すれば、仮にお金持ちになれなかったとしても、心の平安が得られます。それはそれでとても幸せなことです。
今回は書きませんでしたが、自分のためではなく、人のために何かをすると、嬉しい気持になります。
電車でおばあさんに席をゆずるとか、荷物を持ってあげるとか、そういうことです。チャンスがあったら積極的にやってください。