クリスマスプレゼント

ミニマルな日常

最終更新日: 2018.12.14

プレゼントをくれすぎる義理母にうまく断るには?

ページに広告が含まれる場合があります。

 

贈り物をたくさんくれすぎる義理の家族に、どうやったら、上手にいらないと伝えることができるでしょうか?

この質問に回答します。

まずメールをシェアしますね。もえのさんからいただきました。



使い切れないほどくれる義理母に断りたいです

件名:義理の母達からのプレゼントについて(断り方?)

はじめまして。もえのと申します。

2才の娘がいます。お腹には8ヵ月の赤ちゃん(女の子)を妊娠中です。

11月半ばぐらいから筆子さんのブログを見つけ断捨離に励んでいます。

クリスマス、2月の出産ということで義理の母達からのプレゼントが沢山くると思います。(実の母達からはクリスマスプレゼントはなく、お年玉と出産祝いのお金だと思います。)

義理の母達→夫の方の家族
実の母達→私の方の家族

義理の母は定期的に服も送ってくれてありがたいのですが、これ以上物が増えると管理しきれなくなると思います。実際にタグのついたままの服がいくつかあります。また長女にはこだわりがでてきてお気に入り以外は着ません。

筆子さんを参考にして寄付という形で自分の物をいくつか送ったりもしました。しかしあまりに大量に物を送ることも難しいです。送ってくれるおもちゃは大きいものが多いです。

そこで義理の母達からのクリスマスプレゼントは物を大量にもらうより、会いに来て(またはいっしょに出掛けて)娘と遊んでほしいと提案できたらいいと思うのです。(もうクリスマスプレゼントを用意してしまっているかもしれませんが、、、)

ただ、夫は私が勝手に(?)行動することを嫌います。特に自分の家族に関しては。義理の母とは仲良くさせてもらっていると思いますが、言いにくい気持ちもあります。

長くなってすみません。いいアドバイスよろしくお願いいたします。





もえのさん、はじめまして。お問い合わせありがとうございます。

年明けに出産なのですね。楽しみですね。

率直にコミュニケーションをとる

メールにあるように、断るのが最善策だと思います。

いま、もえのさんが思っていることを、お義母さんに率直に伝えてはどうですか?

それはべつに自分勝手な行動ではないでしょう? もらって管理しているのはもえのさんなのだから。

いますぐ、お義母さんに電話して、「いただいた物を使い切れない状況なので、物はもういいから、うちに来て一緒に遊びませんか?」と言うだけです。

べつに難しいことじゃないですよね?

今年の分をもう買ってしまった、と言われたら、その分はもらうことになっても、出産祝いからは止まるんじゃないですか?

早く連絡したほうがいいですよ。クリスマスまであと3週間ですから。

相手が義理の家族でも実の親でも、友達でも、断るときは率直に言うしかないです。

自分の気持ちを伝えない限り、現状は変わりません。

なかには、そのままもらって、すぐに処分する人もいます。

けれども、そうすることは一手間かかるし、もらって使うふりをしているわけだから、後日、「あれ、使ってる?」などと聞かれることを恐れたり、使っているふりをしたりといった「余計な行動と心配・ストレス」が発生します。

そういうストレスをかかえて、問い合わせくる方も少なくありません。

不用品は、断るのが一番シンプルでよいです。

私ならこうする、という断り方を以下に書いておきます。

まず感謝の気持ちを伝える

最初に挨拶をし、次に、いつもお祝いや贈り物をいただいてありがとうございます、と感謝の気持ちを伝えます。

実際ありがたいことですから。

かんのいい人だったら、「いつもありがとうございます。ですが…」と切り出された段階で、こちらののいいたいことはさっしがつくでしょう。

物はいらない、とはっきり伝える

次に、今回の用件、つまり、「これ以上、物を送らないでください」という要望をはっきり伝えます。

りきまずに、淡々とさらっと言ってください。

断るのはべつに悪いことではありません。罪でもないし、親不孝でもないです。

自分の気持ちの中に、「断るのは相手に悪い。人間としてすべきではない。よい嫁のすることではない。祖父母の楽しみを奪ってはいけない。そんなことをすると、親子関係が崩壊してしまう、もう一生、子供をかわいがってもらえない」といった価値観があると、うまく断れません。

ですが、この価値観や考え方、正しいでしょうか? 自分や家族の幸せに貢献する考え方でしょうか?

この点を考えてみてください。

こちらの記事に、断るときに採用したほうがいいマインドセットを書いています⇒義理母が余計なものをくれる問題の解決法は、きっぱりノーと言うことに尽きる。

いらない理由を伝える

次に、なぜもう物はいらないのか、その理由を具体的に伝えます。

たとえば、

●物が多すぎて、管理しきれず困っている

●家が狭くて、置き場所がない

●長女は好みがでてきて、着ない服もある

●使わない物が増えてしまいもったいない

●このままでは物を大事にする価値観を子供にうまく伝えることができない

●子供を物で甘やかしたくない

●いらない物は結局ガラクタになる。これ以上、私はゴミを増やしたくない。

●人生には物よりもっと大事なことがある

その他、もう物を送ってほしくない理由を話します。

この記事が参考になるでしょう⇒クリスマスプレゼント考:あげないことが最高の贈り物だと言いたい理由。

代替案を伝える

クリスマスや出産のお祝いとして、物はいらないが、その代わり、今後は、こういうものをプレゼントしてくれるとありがたい、と代替案を伝えます。

もえのさんは、すでに代替案をお考えですから、そちらを提案してください。

相手が贈り物をすることが大好きな人なら、「うちの子はもう充分持っているから、ユニセフに寄付するのはどうですか? 私、手続きお手伝いします」などと、提案するのもいいでしょう。

相手の意見を聞いてみる

言いたいことを伝えたら、「私は、こう考えているのですが、お義母さんは、どう思われますか?」と聞きます。

「全然物をあげないのは寂しいから、1つぐらい送らせてよ」とか、「家に行くより、◯◯で食事をするほうがいいわ」と、お義母さんのほうから、提案があったら、あらためて、考えて、両者にとって最善のやり方に決めてください。

そのさい、相手の意見を尊重することを忘れないでください。

相手を批判しない

お願いをしているのは、こちらなので、あくまで丁寧に話してください。相手を批判するような言葉は使わないように。

感情的にならないのがコツです。

自分が言われたら、頭に来ることは言わないでおけば、うまくいきます。

交渉の参考にどうぞ⇒人を説得する方法はあるか?断捨離を邪魔する家族との対話の進め方。

コミュニケーションのとり方⇒人に話を聞いてもらいたいなら必見。人を惹きつける話し方(TED)

事前にご主人に一言伝えておく

メールの文面から察するに、もえのさんのご主人は、もえのさんが、直接、義理のお義母さんに連絡することをよく思っていないのでしょうか?

それならば、事前に、「クリスマスプレゼントはもういらないと、きょうお義母さんに電話しとくよ」と一言、言っておけばいいですね。

「は、何言っているの? そんなことしてもらっちゃ困る」と言われたら、お義母さんに言おうと思っていたことを、ご主人に言ってください。

つまり、感謝⇒要望(物はいらないと断りたい)⇒断る理由⇒代替案の提示⇒相手の意向を聞く、という一連の流れです。

お義母さんに話す前に予行演習できるので好都合かもしれません。

もし、直接言うことが難しいなら、手紙やメールなど、ほかのメディアを使ってもいいです。

一番効果的なのは、対面で会って話すことです。

断りたいときに読むといい記事

同じ主旨の過去記事をリンクしておきます。参考になるかもしれません。

いらない物を送ってくる親に上手に断る方法を教えて←質問の回答。

何度もいらないプレゼントをくれる夫に困っています←質問の回答

いらない贈り物をきっぱりと断る方法。プレゼントを受け取ってはいけない時もある。

義理の両親の贈り物で子供のおもちゃがどんどん増える問題の解決法

断るのが苦手で長年悩んでいたが、思い切って断ってみたらどうってことなかった。

断る勇気を持とう。上手にNo(ノー)と言う方法

いらない物や自分の意見を押し付ける人とうまくつきあう5つの方法。

自分の気持や意見を素直に人に伝えることができない6つの理由

このほかにもたくさんあります。

******

今回は、クリスマスプレゼントを断る方法をお伝えしました。

断らなければ、届きますから、断るしかないです。

日本の人は、クリスマスにはそこまで思い入れがないから、そんなに難しくないでしょう。

「こんなこと言ったら、こんなことが起こるかも…」と恐れをいだくかもしれませんが、それは自分が頭の中で作っているシナリオにすぎません。

断ってみなければ、相手がどんな反応をするかはわかりません。





カナダのマグカナダに移住するとき日本から持っていきたい最低限の物は?前のページ

必要な物しか買わない暮らしがもたらす5つのメリット。次のページ買い物する人

ピックアップ記事

  1. 新刊『本当に心地いい部屋』4月14日発売のお知らせ:現在予約受付中。
  2. いつか使うかもしれない、と思うものを本当に使う方法、あるいは見切りをつける方法。…
  3. 筆子の新刊『買わない暮らし。』(6月16日発売)著者による内容紹介。現在予約受付…
  4. 新刊「50歳からのミニマリスト宣言!」3月14日発売のお知らせ(現在予約受け付け…
  5. ムック・8割捨てて二度と散らからない部屋を手に入れる、発売しました。

関連記事

  1. 自分の車で引っ越す

    ミニマルな日常

    収集癖のあるオタクの私でも断捨離できた~読者の体験談。

    シンプルに暮らすことを心がけている読者のお便りを紹介します。内…

  2. クリスマスツリー

    ミニマルな日常

    クリスマスの過ごし方~節約系ミニマリストの場合

    きょうは12月24日。クリスマス・イブです。今回はよりシンプル…

  3. ひまわりとあじさい

    ミニマルな日常

    私の実家再生ストーリー。ガラクタを片付けたあと、親の残したものをディスプレイ。

    読者のお便りを紹介します。今回は、5月にいただいたメールからランダムに…

  4. 入院している人

    ミニマルな日常

    物を減らすことがゴールじゃない。入院してわかった私の一番大切なもの。

    初めてお便りします、という読者のメールを3通紹介します。いずれ…

  5. ごはん

    ミニマルな日常

    私の好きなシンプル貧乏節約料理~料理の手間もミニマムに

    食費を節約し、調理の手間を省くため、ズボラ主婦筆子がよく作っている「貧…

  6. ペンで何か書いている手元

    ミニマルな日常

    文房具を使い切る~どこまでも安上がりな自己肯定感のあげ方。

    読者のお便り紹介です。きょうはものを使い切ることを心がけている読者、2…

文庫本『それって、必要?』発売中。

「50歳からのミニマリスト宣言!」

ムック:8割り捨てて二度と散らからない

ムック・8割捨てればお金が貯まる

書店かセブンイレブンで買ってね。
8割捨てればお金が貯まる・バナー
ムック本・8割捨てればお金が貯まる、発売のお知らせ

「本当に心地いい部屋」

「買わない暮らし。」売れてます(第7刷)

筆子のムック(第5刷)

筆子の本、『書いて、捨てる!』

更新をメールで受け取る

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

1,825人の購読者に加わりましょう

新しく書いた記事を読む

  1. センチメンタル
  2. もう着ない服のチェック
  3. 4人家族
  4. 片付いた机の上
  5. 片付いたリビングルーム
  6. チャレンジする女性
  7. ベッドにスプレーする女性
  8. 目標に向かう旅をする女性
  9. 引っ越しの荷造りをしている女性
  10. 小さなアパート

筆子の本・10刷決定です

オーディオブック(Audible版)も出ました♪ 捨てられない人は要チェック
1週間で8割捨てる技術
⇒筆子の本が出ます!「1週間で8割捨てる技術」本日より予約開始

 

実物の写真つき紹介はこちら⇒「1週間で8割捨てる技術」筆子著、本日発売です(写真あり)

大好評・特集記事

小舟バナー

 

お金を貯める・バナー

 

実家の片付けバナー

 

ファッションバナー

 

フライレディバナー

 

湯シャンバナー

 

ブックレビューバナー

 

TEDバナー

 

歯の治療バナー

今日のおすすめ記事

  1. 心配するおばさん
  2. ベッドの上でモーニングページを書いている女性
  3. 笑顔の中年女性。
  4. 話し合いをしている女性
  5. 脳のイラスト
  6. 新しい服
  7. 失恋した女性
  8. 海岸
  9. クレジットカード
  10. 自然

過去記事、たくさんあります♪

PAGE TOP