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断捨離をしたいけど、どこから手をつけたらいいのかわからない。
そういう人は台所を片付けることから始めてはどうでしょうか? 台所は家族が毎日使う場所であり、雑多な物がたまりやすいです。
ここをきれいにできると、日々の作業が、多少は、快適になるでしょう。
キッチンにある不用品を洗い出すために、素材ごとに見直す方法をお伝えします。
7種類のガラクタを紹介しますね。
0.こんな物を捨てよう
最初に、どんなものを捨てるべきか書いておきます。
1)ダブっているもの
キッチンには、重複アイテムがありがちです。使う分だけを残します。繰り返します。使う分だけを残します。
2)使っていないもの
使っていないものは、家に置いておく必要はないですよね?
3)場所ふさぎ
ダイニングテーブル、カウンター、食器棚の中で、でーんと場所をふさいでいるものは、断捨離を検討してください。
取り除くとスッキリします。
4)役に立っていないもの
時々は、使うものの、実はとても使いにくく、役に立っていないものは捨てます。
便利雑貨によくあります。手や包丁を使って作業したほうが早いのに、「せっかく買ったから」という理由で無理やり使っているもの、ありませんか?
キッチンは限られたスペースに種々雑多な物を置き、調理するために人間が動き回る場所なので、よりシビアに不用品を見極め、捨てるべきです。
では、素材別にいらない物を見ていきましょう。
1.紙類
最初は紙類です。
・テーブルの上にのっている書類、新聞紙、手紙など。
・1度使っただけのデリバリーのメニュー、クーポン券。
・料理本、レシピの切り抜き
・冷蔵庫の扉や側面に貼ってある紙類⇒シンプルライフ、何から始める?~まずは冷蔵庫の表面をきれいにするとうまく行く
・なんとなくとってある空き箱。中身がほとんどないまま何年も放置されている箱。
日本の方は、キッチンに料理本を置くことはあまりないかもしれません。私の夫は、大昔のレシピの小冊子や、自分でインターネットからプリントアウトしたレシピをとじて、キッチンに常駐させています。
ですが、2014年の秋に、この家に引っ越してきてから、これらのレシピを使っているところを見たことがありません。私なら即捨てです。
300ページのレシピ本の中に、使うレシピが数ページしかないなら、該当ページをスマホで写真に撮り、本体は寄付するといいでしょう。
レシピ本の断捨離について⇒料理本を断捨離(全捨て)した。いくらレシピがあっても料理上手にはなれない
2.布もの
・ふきん、ディッシュタオル
・ふつうのタオル⇒タオルは何枚必要か? : ミニマリズムのすすめ(TED)
・ぞうきん
・エプロン
・ランチョンマット
・鍋敷き、鍋つかみ、オーブンミット
・コースター
・カバー類⇒なぜ日本人は何でも包みたがるの?今すぐ断捨離できる家の中のカバー類
・各種マット⇒その玄関マット、本当に必要? マットを捨てると手に入るもの。
注意して見てみると、キッチンには意外にたくさんのファブリックが置かれています。
もらい物も多いかもしれません。
私は、エプロンをいっさい使わないので、自分で買ったことも、どこかに収納したこともなく、人がどこにエプロンを収納しているのかよくわかりません。
もしかしたら、エプロンは茶の間や寝室にあるかもしれませんね。
エプロン好きな人は、たくさんエプロンを持っているでしょう。日本では法事に行ったときに、かっぽう着を着てお手伝いをすることが多いから、それはとっておくとして、あと1,2枚だけにすれば事足りるのではないでしょうか。
私の母は、台所の壁に釘を2本、並べて打ち付け、片方にはモップ、もう片方にはエプロンをひっかけています。「見た目がとてもうるさい」と思いますが、人の家なので、だまって見ています。
3.陶器・ガラス
・食器
食器は、たまりやすい物の1つです⇒なぜ日本人はこんなに食器を持っているの?~食器が増える理由と増やさない方法
食器戸棚には、本当に使う食器だけを置くと、かなりすっきりするでしょう。
食器を減らすポイントは、
-おまけをもらわない(食パンの点数を集めてもらうお皿とか)
-どうしてもおまけをもらわないと生きていけないなら、もらったら、その分だけ他の食器を捨てる(ワン・イン・ワン・アウト)
-毎年のように食器を買い足さない(食器は消耗品ではなく、1度買えば、長持ちします)。
-衝動買いしない
4.プラスチック
・食器
・キッチンツール
・レジ袋、エコバッグ
プラスチックは、便利な素材ですが、環境によいとはいえないものが多いです。
その理由⇒なぜ、今すぐプラスチックのごみを減らすべきなのか?
安もののプラ製品は安全性も気になります⇒フタル酸エステル(環境ホルモン)の毒性とは?プラスチック、ヘアケア製品、化粧品に入っています
使わなくてもいいプラ製品は、最初から導入しないほうがいいでしょう。
期せずして、たくさんのプラ製品を持っていたら
・使っていない物は使う人の手にわたす(寄付する、売る)
・よく使っているものは、少しずつ、環境にいい素材に切替えていく
こんな工夫をすれば、本当に使うプラ製品だけが残るんじゃないでしょうか?
5.金物
・カトラリー(スプーン、フォーク、ナイフ)
・缶
・小型調理家電
・キッチンツール
・マグネット⇒意味もなくなんとなくマグネットを集める人:ミニマリストへの道、番外編10
プラ製品の台頭により、金物の利用は減ってきていますが、カトラリーはふつう金属です。
カトラリーはそんなにたくさんはいらないので、使う分だけ残して、あとは寄付するといいでしょう。
さびた物から捨てるといいですよ。
「さびた物なんてない」と思っているかもしれませんが、しまい込んでいて気づいてないだけかもしれません。
6.木製製品
・キッチンツール
・食器(おはし)
木製製品も、プラスチックに取って代わられて減ってきていますが、北欧風インテリアの流行により、木のスプーンや、木製キャニスターなんかをたくさん持っている人もいるかもしれません。
単体で見たら、きっとかわいいでしょう。けれども、見た目がかわいかろうが、おしゃれだろうが、使っていなかったらガラクタです。
かわいい物を手放すコツ⇒いかにして私はキャラクターグッズを卒業したか~大量の「かわいい物」を断捨離して得た境地とは?
7.その他
シリコン、メラミン、ビニール、土(窓際に置いたミニプランツなど)など、1~6にあてはまらない素材のもの、何でできているのかよくわからないものをチェックします。
台所に関係のない物は、それがあるべき部屋に戻してください。
台所の断捨離に関する過去記事
まとめ記事を2つ書いています。
キッチンがテーマの記事のまとめ。台所の片付けや食器の断捨離方法など。
家事に苦しまない台所とは?:キッチンの片付け記事のまとめ(2)
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7種類あるので、1週間、日替わりで片付ける(捨てる)メニューを、3ヶ月ぐらい回せば、ごちゃごちゃのキッチンも、スッキリするんじゃないでしょうか?
素材別にゴミを出すと、分別作業も楽になります。
きょうは、食品は取り上げませんでしたが、もちろん多すぎる食品は、適当なところで、見切りをつけて、処分してください。
パントリーチャレンジをすると⇒パントリーチャレンジのススメ~ズボラ主婦だからできる究極の節約方法、冷蔵庫の中や食品を入れている場所が片付きます。
うまくいかないことがあったら(うまくいっても)メールで教えてくださいね。対策を考えますから。